2021/07/11(日) - 09:11
奈良県東南部の魅力を自転車を通して体感できるサイクリングイベント「ツアー・オブ・奈良・まほろば」が8月21~22日(土・日)に開催される。今年は土曜日に1コース、日曜日に2コースという構成となり、2日間通して楽しむことが出来るように。エントリー期限は7月20日(火)まで。
(※コロナ変異株感染拡大の影響で、8月2日に大会中止が決定しました。)
今年で8回目を数える「ツアー・オブ・奈良・まほろば」が8月21~22日に開催 (c)TONM
2013年に第1回が開催され、今年で8回目を数える「ツアー・オブ・奈良・まほろば」が8月21~22日に開催される。風光明媚な大和高原の自然と万葉の里の歴史を楽しめるこのイベントは、2~4人1チームで協力しながらエイドステーションやチェックポイントを自由にめぐる形式のスタンプラリーのようなイベントだ。
今年は感染症対策として参加者数を各コース100名へと変更。さらに2日間開催とすることで、1日目100人、2日目200人と各日の参加人数も大幅に削減している。スタートを分散させることにより、エイドに滞留する人数も抑えることでボランティアへの感染対策も徹底。また、スタート式典の廃止や受付システムの導入など、出来るだけ密な状態を避ける取り組みがなされているため、安心して参加することができるだろう。
3つのコースそれぞれにモデルとなるコースが設定されているが、全てのチェックポイントを回る必要もなく、気になるスポットだけ楽しめるのが最大の魅力。もちろんタイムを競うようなものではなく、ゆったりと大和高原の自然を楽しむ時間となっている。まほろばの風を感じるロケーションに加え、地元の特産品を中心とした美味しいグルメも大きな魅力だ。
なお、今年の大会のエイド食は、それぞれの自治体や地元の事業者が協力して、メニューを検討しているとのことだ。調理方法や個別包装による提供方法など、感染症対策を施した上で、満足度を高められるようなふるまいを企画中だという。それでは各コースを紹介していこう。
●バリエーションに富んだ「山添・満天コース」
1日目のスタート地点でもある満天ひろば (c)TONM
サイクリストにも人気のカフェ「満天ひろば」をスタート地点として、かつてツアー・オブ・ジャパンのステージにもなった布目ダム湖畔や神野山をめぐるコース。基本コースとなるのは距離59㎞、最大標高差976mというちょっとした山岳コースだ。
今大会では三重県との境を流れる名張川沿いのエリアにまで範囲を拡大。これまで走ったことがある方でも、新たな魅力を楽しめるだろう。前回大会では鹿肉バーガーやジンギスカン丼、しそジュースなどが各チェックポイントで楽しめたグルメなコースでも。今年は唯一の土曜日開催とあって、より一層人気が高まりそうだ。
TOJにも登場した布目ダム (c)TONM
●風光明媚な自然を楽しむ「曽爾・御杖コース」
雄大な御杖高原牧場 (c)TONM
雄大な曽爾高原や解放感たっぷりのみつえ高原牧場、伊勢本街道など大自然を満喫できる人気の曽爾・御杖コース。基本コースは距離77㎞、最大標高差1,307mとなかなか走りごたえのあるコースとなっており、健脚ライダーも満足できるはず。例年、時計回りだったコースを反時計回りに変更することで、新たな一面を味わえるはず。
スタート・フィニッシュとなるのは宇陀市の心の森総合福祉公園。前回の大会では地元の曽爾米とお味噌を使ったおにぎりや、大和当帰という古くから人々の健康を支えてきた薬草を使った「大和当帰ソーセージ」などが振舞われたとのことだ。こちらは日曜日の開催となる。
絶景広がる曽爾高原 (c)TONM
●歴史と自然を楽しめる「宇陀・東吉野コース」
重要文化財でもある丹生川上神社 (c)TONM
同じく日曜日開催となる「宇陀・東吉野コース」は比較的の坂の少ない初心者向きのコースから、上級者でも満足の坂道など多様なコースレイアウトを楽しめるバリエーションに富んだエリアが舞台。
宇陀市の心の森総合福祉公園をスタートし、「宇多川」から「八咫烏神社」「墨坂神社」を経て、東吉野村の「丹生川上神社」、澄んだ水が美しい「高見川」「四郷川」沿いを走る基本コースは距離58㎞、最大標高差1,040mとほどほどの難易度となっている。
宇陀八咫烏神社 (c)TONM
前回大会では黒龍涼輪麺(こくりゅうりゃんりんめん)や鮎など、地元ならではのふるまいが。歴史を感じられる万葉の里や、涼やかな水辺に置かれたチェックポイントをめぐり古都に思いを馳せてみては。
エントリー受付中 申込は7月20日まで
さて、そんなツアー・オブ・奈良・まほろばは現在エントリーを受付中。7月20日まで受け付けており、申込みはスポーツエントリーから受付中だ。夏の大和高原を味わうイベントへぜひ訪れてみては。
(※コロナ変異株感染拡大の影響で、8月2日に大会中止が決定しました。)
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2013年に第1回が開催され、今年で8回目を数える「ツアー・オブ・奈良・まほろば」が8月21~22日に開催される。風光明媚な大和高原の自然と万葉の里の歴史を楽しめるこのイベントは、2~4人1チームで協力しながらエイドステーションやチェックポイントを自由にめぐる形式のスタンプラリーのようなイベントだ。
今年は感染症対策として参加者数を各コース100名へと変更。さらに2日間開催とすることで、1日目100人、2日目200人と各日の参加人数も大幅に削減している。スタートを分散させることにより、エイドに滞留する人数も抑えることでボランティアへの感染対策も徹底。また、スタート式典の廃止や受付システムの導入など、出来るだけ密な状態を避ける取り組みがなされているため、安心して参加することができるだろう。
3つのコースそれぞれにモデルとなるコースが設定されているが、全てのチェックポイントを回る必要もなく、気になるスポットだけ楽しめるのが最大の魅力。もちろんタイムを競うようなものではなく、ゆったりと大和高原の自然を楽しむ時間となっている。まほろばの風を感じるロケーションに加え、地元の特産品を中心とした美味しいグルメも大きな魅力だ。
なお、今年の大会のエイド食は、それぞれの自治体や地元の事業者が協力して、メニューを検討しているとのことだ。調理方法や個別包装による提供方法など、感染症対策を施した上で、満足度を高められるようなふるまいを企画中だという。それでは各コースを紹介していこう。
●バリエーションに富んだ「山添・満天コース」
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サイクリストにも人気のカフェ「満天ひろば」をスタート地点として、かつてツアー・オブ・ジャパンのステージにもなった布目ダム湖畔や神野山をめぐるコース。基本コースとなるのは距離59㎞、最大標高差976mというちょっとした山岳コースだ。
今大会では三重県との境を流れる名張川沿いのエリアにまで範囲を拡大。これまで走ったことがある方でも、新たな魅力を楽しめるだろう。前回大会では鹿肉バーガーやジンギスカン丼、しそジュースなどが各チェックポイントで楽しめたグルメなコースでも。今年は唯一の土曜日開催とあって、より一層人気が高まりそうだ。
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●風光明媚な自然を楽しむ「曽爾・御杖コース」
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雄大な曽爾高原や解放感たっぷりのみつえ高原牧場、伊勢本街道など大自然を満喫できる人気の曽爾・御杖コース。基本コースは距離77㎞、最大標高差1,307mとなかなか走りごたえのあるコースとなっており、健脚ライダーも満足できるはず。例年、時計回りだったコースを反時計回りに変更することで、新たな一面を味わえるはず。
スタート・フィニッシュとなるのは宇陀市の心の森総合福祉公園。前回の大会では地元の曽爾米とお味噌を使ったおにぎりや、大和当帰という古くから人々の健康を支えてきた薬草を使った「大和当帰ソーセージ」などが振舞われたとのことだ。こちらは日曜日の開催となる。
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●歴史と自然を楽しめる「宇陀・東吉野コース」
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同じく日曜日開催となる「宇陀・東吉野コース」は比較的の坂の少ない初心者向きのコースから、上級者でも満足の坂道など多様なコースレイアウトを楽しめるバリエーションに富んだエリアが舞台。
宇陀市の心の森総合福祉公園をスタートし、「宇多川」から「八咫烏神社」「墨坂神社」を経て、東吉野村の「丹生川上神社」、澄んだ水が美しい「高見川」「四郷川」沿いを走る基本コースは距離58㎞、最大標高差1,040mとほどほどの難易度となっている。
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前回大会では黒龍涼輪麺(こくりゅうりゃんりんめん)や鮎など、地元ならではのふるまいが。歴史を感じられる万葉の里や、涼やかな水辺に置かれたチェックポイントをめぐり古都に思いを馳せてみては。
エントリー受付中 申込は7月20日まで
さて、そんなツアー・オブ・奈良・まほろばは現在エントリーを受付中。7月20日まで受け付けており、申込みはスポーツエントリーから受付中だ。夏の大和高原を味わうイベントへぜひ訪れてみては。
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