2018/09/04(火) - 13:34
香港政府観光局が、10月14日(日)に、第4回目を迎えるサイクルイベント「Sun Hung Kai Properties 香港サイクロソン」を開催。プロからアマチュアまでが、香港の街中を走る5つのライドアクティビティと、ハンマーシリーズを筆頭に3つのレースが行われる。
今年で4度目を迎える香港サイクロソン photo:香港政府観光局
今年で4度目を迎える香港サイクロソンが開催される。数多くのライドイベントが催され、香港の街が自転車一色になる1日として、アジア中の注目を集めるサイクリングフェスティバルだ。
香港サイクロソンは大まかに分けると2つのカテゴリ―のイベントから成り立っている。一つは一般サイクリストたちが参加できるサイクリングアクティビティ。いわゆる日本でいうところのロングライドイベントとなる。
香港らしい摩天楼が見下ろすコースを走っていく photo:Kinuyo
最も長距離となるのは50kmライド。九龍半島の中心部の尖沙咀(チムサアチョイ)を出発して、3つの橋やトンネルを通るコースに。30kmライドは、同じく九龍半島の中心部の尖沙咀東(チムサアチョイ・イースト)を出発し、ストーンカッターズ橋などを通るコースに。
その他にも子供や家族向けのサイクリングアクティビティなどが開催され、幅広い層のサイクリストたちが世界中から集まり、自転車を楽しむ様子が見れるだろう。
また、香港-珠海-マカオ大橋の完成が予定されていることを記念して、今年の50kmライドでは、香港・珠海・マカオ地区から11のチームを招待したグレートベイエリア杯が合わせて行われるという。
公道サーキットを大声援を受けながら走っていくプロトン photo:Kinuyo
香港サイクロソンを構成するもう一つの要素がプロレース。昨年はUCIアジアツアー1.1クラスのロードレースが初開催され、アジアのプロチームが集結し、ハイレベルな争いを繰り広げたが、今年はさらにパワーアップを果たした。
今年の香港で開催されるのは、5月にヨーロッパで開催されたハンマーシリーズの最終戦。チーム単位で成績を競う、新たなロードレースの形式を提案する注目のシリーズが、ついにアジアに初登場となる。
昨年もチームTTが行われ観客は大盛り上がり。今年はより一層の熱狂が予想される。 photo:Kinuyo
ハンマーシリーズの総合首位に立つミッチェルトン・スコット photo:CorVos
ノルウェーのスタヴァンゲル、オランダのリンブルフと転戦してきたハンマーシリーズを締めくくる香港。クイックステップフロアーズやミッチェルトン・スコット、BMCレーシングなど、10を越えるワールドチームが参加し、ビクトリア・ハーバーを背景に熱い戦いを繰り広げる予定だ。
ハンマーシリーズの首位に立つミッチェルトン・スコットのキャメロン・マイヤーは「ここまでの2戦で強力なパフォーマンスを示してこれた。この流れで最終戦に臨むことができるのは最高だ。このチームにぴったりのレーススタイルで、シリーズタイトルを獲るために全力で挑戦する。
香港が最終戦の舞台となるのも最高だね。去年のトラック世界選手権で2度優勝したことを思い出すよ。欧州を飛び出してワールドワイドな規模でレースが広がっていくことは素晴らしい。サイクリングファン、そして香港の人々に楽しんでもらえるレースができると確信しているよ」とコメント。
リンブルフのハンマーチェイスで後続を寄せ付けずにフィニッシュするクイックステップフロアーズ photo:CorVos
また、リンブルフを制し、逆転総合優勝を狙うクイックステップフロアーズのイーリョ・ケイセは「このハンマーシリーズはファンたちにとって、素晴らしく情熱的なレース。最終戦は香港の摩天楼の下を駆け抜けるスペクタクルな光景になるけれど、レースの本質は変わらない。素晴らしい戦いをお見せできるだろう。
リンブルフでは素晴らしいチームの力を発揮でき、勝利を収めることができた。前戦を制した総合次点のチームとして香港入りすることとなる。逆転勝利を狙ってアグレッシブに攻めていきたい。まだ、レースまで時間はあるが、香港のリーダーボードのトップにクイックステップフロアーズの名を刻むため、コンディションを調整していくよ」と意気込みを見せている。
計5,800名のサイクリストたちが集まる香港サイクロソン。サイクリングイベントへの参加は既に締め切られているものの、日本からもほど近い香港に憧れのトップチームが訪れる貴重な機会。ロードレースファンならば、香港を訪れてみては?
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今年で4度目を迎える香港サイクロソンが開催される。数多くのライドイベントが催され、香港の街が自転車一色になる1日として、アジア中の注目を集めるサイクリングフェスティバルだ。
香港サイクロソンは大まかに分けると2つのカテゴリ―のイベントから成り立っている。一つは一般サイクリストたちが参加できるサイクリングアクティビティ。いわゆる日本でいうところのロングライドイベントとなる。
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最も長距離となるのは50kmライド。九龍半島の中心部の尖沙咀(チムサアチョイ)を出発して、3つの橋やトンネルを通るコースに。30kmライドは、同じく九龍半島の中心部の尖沙咀東(チムサアチョイ・イースト)を出発し、ストーンカッターズ橋などを通るコースに。
その他にも子供や家族向けのサイクリングアクティビティなどが開催され、幅広い層のサイクリストたちが世界中から集まり、自転車を楽しむ様子が見れるだろう。
また、香港-珠海-マカオ大橋の完成が予定されていることを記念して、今年の50kmライドでは、香港・珠海・マカオ地区から11のチームを招待したグレートベイエリア杯が合わせて行われるという。
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香港サイクロソンを構成するもう一つの要素がプロレース。昨年はUCIアジアツアー1.1クラスのロードレースが初開催され、アジアのプロチームが集結し、ハイレベルな争いを繰り広げたが、今年はさらにパワーアップを果たした。
今年の香港で開催されるのは、5月にヨーロッパで開催されたハンマーシリーズの最終戦。チーム単位で成績を競う、新たなロードレースの形式を提案する注目のシリーズが、ついにアジアに初登場となる。
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ノルウェーのスタヴァンゲル、オランダのリンブルフと転戦してきたハンマーシリーズを締めくくる香港。クイックステップフロアーズやミッチェルトン・スコット、BMCレーシングなど、10を越えるワールドチームが参加し、ビクトリア・ハーバーを背景に熱い戦いを繰り広げる予定だ。
ハンマーシリーズの首位に立つミッチェルトン・スコットのキャメロン・マイヤーは「ここまでの2戦で強力なパフォーマンスを示してこれた。この流れで最終戦に臨むことができるのは最高だ。このチームにぴったりのレーススタイルで、シリーズタイトルを獲るために全力で挑戦する。
香港が最終戦の舞台となるのも最高だね。去年のトラック世界選手権で2度優勝したことを思い出すよ。欧州を飛び出してワールドワイドな規模でレースが広がっていくことは素晴らしい。サイクリングファン、そして香港の人々に楽しんでもらえるレースができると確信しているよ」とコメント。
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また、リンブルフを制し、逆転総合優勝を狙うクイックステップフロアーズのイーリョ・ケイセは「このハンマーシリーズはファンたちにとって、素晴らしく情熱的なレース。最終戦は香港の摩天楼の下を駆け抜けるスペクタクルな光景になるけれど、レースの本質は変わらない。素晴らしい戦いをお見せできるだろう。
リンブルフでは素晴らしいチームの力を発揮でき、勝利を収めることができた。前戦を制した総合次点のチームとして香港入りすることとなる。逆転勝利を狙ってアグレッシブに攻めていきたい。まだ、レースまで時間はあるが、香港のリーダーボードのトップにクイックステップフロアーズの名を刻むため、コンディションを調整していくよ」と意気込みを見せている。
計5,800名のサイクリストたちが集まる香港サイクロソン。サイクリングイベントへの参加は既に締め切られているものの、日本からもほど近い香港に憧れのトップチームが訪れる貴重な機会。ロードレースファンならば、香港を訪れてみては?
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