2018/06/30(土) - 09:17
アメリカやヨーロッパを中心に盛り上がりを見せているアドベンチャーライド。バイクパッキングやパニアスタイルにマッチするマルチパーパスバイク「JARI」の2019年モデルが早くも登場した。来季モデルはクロモリバイクが追加され、4種類の展開となる。
普遍的なアウトドアアクティビティのひとつである自転車ツーリング。近年は軽量なバイクパッキング装備が充実しはじめたことにより、キャンプツーリングなどが身近な存在となり注目しているサイクリストも増えてきた。もちろん伝統的なラック+パニアバッグスタイルは、堅実に多くの荷物を積載することができ定番のツーリング装備として忘れられない存在だ。
バイクパッキングの隆盛と同時にグラベルロードというジャンルも盛り上がっており、未舗装路を楽しみながらキャンプ地へと向かうことが一つのスタイルとなっている。そんなアドベンチャーに誘い出してくれる自転車がフジのJARIだ。
未舗装路で優れた走行性能を発揮し、ストレージの拡張性を持たせたバイクとして開発された1台だ。ゼロから設計を行い、複雑な曲線を描くシートステーやロングホイールベースを採用することで、長時間のライドやオフロードでも安定したバイクコントロールを実現している。
加えて、ヘッドチューブとシートチューブアングル、低めに設定されたBBハイトを採用し、ロングホイールジオメトリーと合わせてスピードを維持する巡航が行いやすいような味付けが行われた。435mmと長めのチェーンステーは直進安定性を確保すると同時に、45mm幅のタイヤも装着可能としている。ワイヤーが外に出ていないことで、バイクパッキングのバッグ類を装着しやすくしていることもポイントだ。
JARIを説明する上で欠かせないのが、多くのダボ穴が設けられていることだろう。一般的なボトルケージ用として2箇所、リアラック/フェンダー用、ダウンチューブ裏、トップチューブ上面、フォーク左右にダボ穴が用意されている。ラックやバイクパッキングだけではなく、カーゴケージのようなものも装着できるため、持ち運べる荷物の種類が多くなるはずだ。
また、JARIは実用上の配慮が行き届いており、オフロード走行時に担ぎ区間があったとしても金属フレームが直接体に当たらないよう、トップチューブ下に2mm厚のパッドが設けられている。基本的に12mmスルーアクスル仕様だが、リアのみクイックリリースとのコンパーチブル仕様とされている。
2019年モデルでは、クロモリフレーム&フォークの「2.3」グレードがラインアップに追加された。耐久性と振動吸収性に優れているクロモリ素材は、ダート走行でその性能を発揮してくれそうだ。使用されるチューブはレイノルズ520だ。
JARIではヘッドチューブをスチールフレームながらもテーパード仕様とすることで剛性を確保。コーナリングやブレーキング時に必要な剛性を備えているため、安心して走行することができるはずだ。価格もアルミモデルと比較すると手頃に設定されているため、デイリーユースやアドベンチャーライドを始めてみたい方にピッタリな1台だ。
その他のラインアップは上位グレードより「1.1」「1.3」「1.5」という3車種で、2019モデルは計4モデル展開となっている。「1」グレードはアルミフレーム+カーボンフォークを基本セットとし、アセンブルされるコンポーネントが異なっている。
2グレードも含め4車種共通するパーツは、このバイクのために開発されたドロップハンドルとパナレーサーのグラベルキングというタイヤだ。ハンドルは125mmドロップ、4度バックスウィープ、25度アウトスウィープ仕様とされており、オフロードやハンドルに荷物を積載したシチュエーションでも安定して操作できることが特徴だ。各モデルの詳細スペックは記事下部で紹介する。
昨年CWが行ったJARI1.1のインプレッション記事はこちら
フジのJARI2019モデル発表ブログはこちら
普遍的なアウトドアアクティビティのひとつである自転車ツーリング。近年は軽量なバイクパッキング装備が充実しはじめたことにより、キャンプツーリングなどが身近な存在となり注目しているサイクリストも増えてきた。もちろん伝統的なラック+パニアバッグスタイルは、堅実に多くの荷物を積載することができ定番のツーリング装備として忘れられない存在だ。
バイクパッキングの隆盛と同時にグラベルロードというジャンルも盛り上がっており、未舗装路を楽しみながらキャンプ地へと向かうことが一つのスタイルとなっている。そんなアドベンチャーに誘い出してくれる自転車がフジのJARIだ。
未舗装路で優れた走行性能を発揮し、ストレージの拡張性を持たせたバイクとして開発された1台だ。ゼロから設計を行い、複雑な曲線を描くシートステーやロングホイールベースを採用することで、長時間のライドやオフロードでも安定したバイクコントロールを実現している。
加えて、ヘッドチューブとシートチューブアングル、低めに設定されたBBハイトを採用し、ロングホイールジオメトリーと合わせてスピードを維持する巡航が行いやすいような味付けが行われた。435mmと長めのチェーンステーは直進安定性を確保すると同時に、45mm幅のタイヤも装着可能としている。ワイヤーが外に出ていないことで、バイクパッキングのバッグ類を装着しやすくしていることもポイントだ。
JARIを説明する上で欠かせないのが、多くのダボ穴が設けられていることだろう。一般的なボトルケージ用として2箇所、リアラック/フェンダー用、ダウンチューブ裏、トップチューブ上面、フォーク左右にダボ穴が用意されている。ラックやバイクパッキングだけではなく、カーゴケージのようなものも装着できるため、持ち運べる荷物の種類が多くなるはずだ。
また、JARIは実用上の配慮が行き届いており、オフロード走行時に担ぎ区間があったとしても金属フレームが直接体に当たらないよう、トップチューブ下に2mm厚のパッドが設けられている。基本的に12mmスルーアクスル仕様だが、リアのみクイックリリースとのコンパーチブル仕様とされている。
2019年モデルでは、クロモリフレーム&フォークの「2.3」グレードがラインアップに追加された。耐久性と振動吸収性に優れているクロモリ素材は、ダート走行でその性能を発揮してくれそうだ。使用されるチューブはレイノルズ520だ。
JARIではヘッドチューブをスチールフレームながらもテーパード仕様とすることで剛性を確保。コーナリングやブレーキング時に必要な剛性を備えているため、安心して走行することができるはずだ。価格もアルミモデルと比較すると手頃に設定されているため、デイリーユースやアドベンチャーライドを始めてみたい方にピッタリな1台だ。
その他のラインアップは上位グレードより「1.1」「1.3」「1.5」という3車種で、2019モデルは計4モデル展開となっている。「1」グレードはアルミフレーム+カーボンフォークを基本セットとし、アセンブルされるコンポーネントが異なっている。
2グレードも含め4車種共通するパーツは、このバイクのために開発されたドロップハンドルとパナレーサーのグラベルキングというタイヤだ。ハンドルは125mmドロップ、4度バックスウィープ、25度アウトスウィープ仕様とされており、オフロードやハンドルに荷物を積載したシチュエーションでも安定して操作できることが特徴だ。各モデルの詳細スペックは記事下部で紹介する。
昨年CWが行ったJARI1.1のインプレッション記事はこちら
フジのJARI2019モデル発表ブログはこちら
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