2018/06/26(火) - 09:05
険しい峠、名も無き裏道、そしてロードレース黎明期をオマージュした未舗装路。4〜5人一組で難関ルートを走破する「Rapha Prestige」が、7月28日(土)に北海道は十勝を舞台に開催される。非日常を味わえる人気ライドイベントは現在参加者を最終募集中だ。
7月28日(土)に開催されるRapha Prestige十勝
2012年9月に長野県で開催された初回から数えれば、日本国内では13回目。今や世界各地で人気を博しているロードライドイベント「Rapha Prestige(ラファ プレステージ)」が、7月28日(土)に北海道東部の十勝で開催される。
イギリス、ロンドン発のハイパフォーマンスウェアブランド、Raphaが手がけるRapha Prestigeは、4〜5人一組で冒険的エッセンスを加えた難関ルートに挑むグループライドイベント。ロードレースがまだアドベンチャー要素を含んでいた古き良き時代をオマージュし、趣向を凝らされた魅惑のルートをロードバイクで走り、チームの絆を深め合いながらゴールを目指していく。成績ではなく、チーム一丸となって困難を乗り越えた先にある感動や体験、新しい自分との出会いがRaphaの本願だ。
2015年に初めて北海道で開催されたRapha Prestige Nisekoのムービー
今回Rapha Prestige十勝のために用意されたルートは、糠平湖に囲まれた自然豊かな静かな温泉地「ぬかびら源泉郷」をスタート/フィニッシュとする距離170km、獲得標高2600mの難コース。距離的にはこれまでのPrestige中でも最長距離だが、その道中には苦労を忘れさせてくれる大絶景が詰め込まれているという。
コースのほとんどは国内最大規模の自然公園「大雪山国立公園」内を走るもので、そのハイライトは北海道の国道最高地点、三国峠から眺める大絶景。他にも日本一広大な牧場「ナイタイ高原牧場」のどこまでも続く牧草地、緩やかにアップダウンを続ける一直線の道路や、10kmを悠に超えるグラベル(未舗装路)など、開拓の雰囲気を残す大自然、そして野生動物の息吹を感じる魅惑のアドベンチャーがあなたの参加を待っている。
日本のグラベルムーブメントのきっかけとなったRapha Prestige
日本一広大な牧場「ナイタイ高原牧場」の横を行く。草を食む牛の姿を眺めることができるはず
忘れ去られた道もルートに組み込まれる。パンク対策は十分に
加えて今回のルートには、上士幌町役場の後援により普段一般車両が通ることのできない作業道路や林道も含まれているという。Rapha Prestige十勝でしか走れないコースと聞くだけでも、仲間と共に参加する価値は十分にあるだろう。
参加にあたっては、4人、または5人編成のチームで申し込む。男性のみ、女性のみ、男女混合でもOKで、難関コースを走破するためのメンバー構成を考えるのもRapha Prestigeならではの醍醐味だ。今回は20チームの参加枠が確保されており、チーム枠を超えた交流が自然と生まれるのもレース形式ではないRapha Prestigeだからこそ。
三国峠からの絶景。これを見るだけでも参加する価値がある?
十勝の一大観光地となったタウシュベツ川橋梁横も通過する
カレーや搾りたてミルクを使ったソフトクリームも味わえる、かも
ルールはスタートからフィニッシュまでチームで共に走ること、ただそれだけ。ルート上に数カ所用意されるチェックポイントにてスタンプを押してもらいつつ、フィニッシュを目指す。エイドステーションや緊急時を除いて車両サポートが無いため、ルートの確認から安全を優先したチーム単位での走行まで、自分たちで責任を持つことがマスト。補給食やスペアチューブ、ツール、ポンプ、パンク修理キットなど想定しうる全てのトラブルに対応する装備が必要だ。
エントリーフィーは1チームあたり25,000円。Raphaのエントリーページから申し込み、承認されると支払い用のリンクが送付されるシステムだ。
以下は、コース設定に当たった十勝バイシクルプロジェクト代表の小川宣幸さん、Rapha Japanのコメントを紹介。
小川宣幸さん(十勝バイシクルプロジェクト)
小川宣幸さん(十勝バイシクルプロジェクト) 十勝バイシクルプロジェクトとして多くのサイクリストをご案内している十勝エリアですが、今回は地元の協力を得ながらRapha Prestigeらしいコースをご用意しました。訪れる人全員が感動できる三国峠からの絶景を筆頭に、牧草地の中を縫うように走る古びた舗装路など、日本離れした魅力的なロケーションを走ります。
体力が削がれた終盤に登場する10km以上のグラベル区間はタフですが、荒れも少なく走りやすいフラットダートですので太めのロードタイヤがベストでしょう。道中にある牧場での搾りたてミルクを使ったソフトクリームなど、北海道ならではの味覚ももう一つの魅力。道外に住む方にこそ走って頂きたいコースです。
衣本始司さん(Rapha Japan)
衣本始司さん(Rapha Japan) Rapha Japanとしては、二回目の北海道(3年前にニセコ)ですが、何度走っても北海道はその雄大なロケーションに心揺さぶられます。私もコースを試走しましたが、今回のプレステージは正にアドベンチャーの名にふさわしいコースです。
タフなだけのコースは簡単に作れますが、仲間と苦しんだ道のりの先に見える景色は最高のものになるでしょう。また主催者側として上士幌町・商工観光課の方々の自転車イベントへの対応力が素晴らしく、プレステージへの後援をいただけることはとてもありがたく感じております。安全な運営はもとより、地域住民にも配慮されたコースと体制で挑めますので、自信を持ってイベントを行えます。是非、この機会にサイクリストにフレンドリーな十勝を仲間とともに走りに来てください。また、インスタグラムでハッシュタグ#raphaprestigeを検索してみてください。過去のプレステージの参加者の写真を見ることができます。
イベントの詳細はRaphaのイベントページをチェック。もう間も無くで締め切りとなる見込みなので、気になる方は仲間と相談の上、早めにエントリーを済ませるのがベストだろう。
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2012年9月に長野県で開催された初回から数えれば、日本国内では13回目。今や世界各地で人気を博しているロードライドイベント「Rapha Prestige(ラファ プレステージ)」が、7月28日(土)に北海道東部の十勝で開催される。
イギリス、ロンドン発のハイパフォーマンスウェアブランド、Raphaが手がけるRapha Prestigeは、4〜5人一組で冒険的エッセンスを加えた難関ルートに挑むグループライドイベント。ロードレースがまだアドベンチャー要素を含んでいた古き良き時代をオマージュし、趣向を凝らされた魅惑のルートをロードバイクで走り、チームの絆を深め合いながらゴールを目指していく。成績ではなく、チーム一丸となって困難を乗り越えた先にある感動や体験、新しい自分との出会いがRaphaの本願だ。
2015年に初めて北海道で開催されたRapha Prestige Nisekoのムービー
今回Rapha Prestige十勝のために用意されたルートは、糠平湖に囲まれた自然豊かな静かな温泉地「ぬかびら源泉郷」をスタート/フィニッシュとする距離170km、獲得標高2600mの難コース。距離的にはこれまでのPrestige中でも最長距離だが、その道中には苦労を忘れさせてくれる大絶景が詰め込まれているという。
コースのほとんどは国内最大規模の自然公園「大雪山国立公園」内を走るもので、そのハイライトは北海道の国道最高地点、三国峠から眺める大絶景。他にも日本一広大な牧場「ナイタイ高原牧場」のどこまでも続く牧草地、緩やかにアップダウンを続ける一直線の道路や、10kmを悠に超えるグラベル(未舗装路)など、開拓の雰囲気を残す大自然、そして野生動物の息吹を感じる魅惑のアドベンチャーがあなたの参加を待っている。
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加えて今回のルートには、上士幌町役場の後援により普段一般車両が通ることのできない作業道路や林道も含まれているという。Rapha Prestige十勝でしか走れないコースと聞くだけでも、仲間と共に参加する価値は十分にあるだろう。
参加にあたっては、4人、または5人編成のチームで申し込む。男性のみ、女性のみ、男女混合でもOKで、難関コースを走破するためのメンバー構成を考えるのもRapha Prestigeならではの醍醐味だ。今回は20チームの参加枠が確保されており、チーム枠を超えた交流が自然と生まれるのもレース形式ではないRapha Prestigeだからこそ。
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ルールはスタートからフィニッシュまでチームで共に走ること、ただそれだけ。ルート上に数カ所用意されるチェックポイントにてスタンプを押してもらいつつ、フィニッシュを目指す。エイドステーションや緊急時を除いて車両サポートが無いため、ルートの確認から安全を優先したチーム単位での走行まで、自分たちで責任を持つことがマスト。補給食やスペアチューブ、ツール、ポンプ、パンク修理キットなど想定しうる全てのトラブルに対応する装備が必要だ。
エントリーフィーは1チームあたり25,000円。Raphaのエントリーページから申し込み、承認されると支払い用のリンクが送付されるシステムだ。
以下は、コース設定に当たった十勝バイシクルプロジェクト代表の小川宣幸さん、Rapha Japanのコメントを紹介。
小川宣幸さん(十勝バイシクルプロジェクト)
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体力が削がれた終盤に登場する10km以上のグラベル区間はタフですが、荒れも少なく走りやすいフラットダートですので太めのロードタイヤがベストでしょう。道中にある牧場での搾りたてミルクを使ったソフトクリームなど、北海道ならではの味覚ももう一つの魅力。道外に住む方にこそ走って頂きたいコースです。
衣本始司さん(Rapha Japan)
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タフなだけのコースは簡単に作れますが、仲間と苦しんだ道のりの先に見える景色は最高のものになるでしょう。また主催者側として上士幌町・商工観光課の方々の自転車イベントへの対応力が素晴らしく、プレステージへの後援をいただけることはとてもありがたく感じております。安全な運営はもとより、地域住民にも配慮されたコースと体制で挑めますので、自信を持ってイベントを行えます。是非、この機会にサイクリストにフレンドリーな十勝を仲間とともに走りに来てください。また、インスタグラムでハッシュタグ#raphaprestigeを検索してみてください。過去のプレステージの参加者の写真を見ることができます。
イベントの詳細はRaphaのイベントページをチェック。もう間も無くで締め切りとなる見込みなので、気になる方は仲間と相談の上、早めにエントリーを済ませるのがベストだろう。
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