2018/01/22(月) - 13:05
一瞬でエントリー枠が埋まってしまうほどの人気ロングライドイベント「アルプスあづみのセンチュリーライド」が、今年は4月22日と5月20日にそれぞれ開催される。10周年を迎える今年はほぼすべてのコースで雄大な北アルプスの山塊を目の当たりできるルートとなっている。
突き刺すような寒さが和らぎ、サイクリングを気持ちよく楽しめるようになる信州の春先と初夏に開催されるロングライドイベントが「アルプスあづみのセンチュリーライド(以下、AACR)」だ。北アルプスの雄大な景色を楽しむことができる長野県安曇野エリアを舞台とし、様々な脚力の方が楽しめるカテゴリーやルート設定、豊かな自然が育んだ素材を活かした食、地域の方々の温かな心遣いとおもてなしを堪能できる超人気イベントである。
ロケーション、グルメ、コミュニティの三方良しのAACRは、先行と一般どちらもエントリー開始とともに参加枠が瞬く間に埋まるほど人気が沸騰していた。より多くのサイクリストに信州を楽しんでもらうためにAACRは、2017年大会から4月の「桜のAACR」と5月の「緑のAACR」という2大会開催へと成長を遂げる。2018年大会も同様に4月21~22日の”桜”と5月19~20日”緑”の2回イベントが行われる。
今大会のテーマは「みんなのAACR」。参加するサイクリストはもちろん、1500名の参加者を迎え入れてくれる地域の方々を含めての"みんな"がAACRを気持ちよく楽しめる大会を目指す。その一環として2018年大会では、医療教育、地元道路整備、世界と3つの分野への寄付を行うチャリティーエントリーが設けられた。10周年を迎える同大会は、感謝の意味を込め地域に寄付を通じて貢献する。既に満員御礼だ。
メイン会場となるのは梓川のほとりにある公共の宿「梓水苑」(しすいえん)。松本ICからのアクセスも良好で、温浴施設も併設される梓水苑はロングライドイベントのメイン会場としてはまさにうってつけと言える施設である。今年から「緑のAACR」の一部ルートはスタート地点が変更されているため、注意が必要だ。詳しくは下記で紹介する。
AACRのルート設計および監修を務めるのは、かつての日本を代表するMTB選手であり、松本市に自身のショップ「BIKE RANCH」を運営する鈴木雷太氏だ。選手時代から信州に拠点を置き、松本・安曇野の地をこよなく愛する雷太氏がプロデュースするルートの走りやすさには定評がある。それでは2つの大会それぞれに用意されたルートを見ていこう。
シーズンインを告げるロングライド「桜のAACR」
桜のAACRの昨大会は「梓水苑~白馬折り返し~梓水苑(150km)」を1日で走りきる「1day」クラスと2日間に分けて走破する「2days」クラスの2種類の開催であったが、今年はサイクルトレイン、100kmという2ルートが追加され、計4ルートでの大会となる。
基本は梓水苑をスタートし穂高や大町エリアを北上。仁科三湖を通り白馬へと至るルートだ。150kmではマウンテンバイクの聖地として有名な白馬岩岳に設置されたエイドで折り返し、梓水苑へと戻ることに。獲得標高は1135mと山岳地域としては比較的少なめで、山が苦手のサイクリストでも大丈夫だろう。
2daysの場合は白馬岩岳で1泊。2daysの一日目はエイドこそ用意されないが、専用のサポートカーが同行し荷物などを宿泊先へと運搬してくれるという万全のサポート体制が築かれているので安心だ。1dayが開催される23日にはエイドステーションが開設され、地元のグルメを味わうことができる。
サイクルトレインは上記の基本ルートを走行後、白馬駅から専用電車に自転車とともに乗り込み、約1時間の列車旅行を堪能する。一日市場で再びバイクの跨り梓水苑を目指す。体力に自身は無いけれどと尻込みしてしまう方でも、安心して白馬連峰まで到達でき、梓水苑まで戻ってこれる安心のルートだ。
長距離サイクリングを楽しみたいと考えるサイクリストの最初のハードルである100kmも登場。「あづみの公園穂高」「あづみの公園大町」で地元グルメを楽しみつつ、安曇野エリアを北上した後、木崎湖にタッチして折り返すルート設定だ。100kmという距離は桜のAACRにのみしか用意されていないので、3桁kmという大台距離に挑戦したい方はこちらをチェックしてみては。
新緑の季節を堪能する「緑のAACR」
10年という歴史のなかで開催回数を重ねる度に進化し続けるのが5月の「緑のAACR」だ。種目は引き続き「160km」「120km」「80km」「サイクルトイレイン」という健脚派から家族連れまで楽しめる4種類が設定されている。
あづみのエリアから北上し、仁科三湖、白馬へと至った後折り返してくるという大まかなルート設計は、桜のAACRや例年と同様。しかし、今大会から120kmと80kmの2つのルートは、国営公園アルプスあづみの公園【堀金・穂高】がスタート/フィニッシュへと変更される。
スタート地点が移動したことで、120kmでは白馬村松川河川敷から迫力のある白馬三山、80kmでは雄大な北アルプスの山塊などこれまでは見ることができなかった景色を楽しめるようになった。自分の脚力に合わせ無理のないカテゴリーを選んでも、壮観な風景に囲まれながらの信州サイクリングを満喫できるのは嬉しい変更だ。前日受付ならびに160kmとサイクルトレインのスタートは引き続き梓水苑。
エイドももちろん充実しており、160kmは6つ、120kmは5つ、80kmとサイクルトレインは4つのステーションが設置される予定だ。例年、みそおにぎりや漬物バイキングに季節のフルーツ、おざんざなど、AACRならではのグルメが好評を博している。今年のエイドにも期待大だ。
2大会同時エントリー開始 申込みは1月20日(土)10:00~
さて、アルプスあづみのセンチュリーライドの一般エントリーは間もなく開始される。今年の受付方法も先着順が採用されている。例年、開始と同時に定員に達する人気ぶりなので、参加を考えている人は注意しよう。エントリーはランネット内申し込みページより行うことができる。
今年は2大会開催であることに加え、スタート地点などの変更が行われているため、事前に要項をチェックを行い、どの種目に参加するのかをよく考えた上でエントリーしたほうが良いだろう。
また、AACR開催10周年を記念したオリジナルグッズが販売される予定だ。桜と緑の両大会それぞれをイメージしたアパレルは既にデザインが決定しており、桜のAACRバージョンはピンクを基調とし、空の「白」と山々の「青」をグラデーションで描く。緑のAACRバージョンは初夏の雰囲気を感じさせる緑をベースに青へと移り変わるグラデーションのデザイン。販売情報やデザインなどはホームページ上で確認することができる。
突き刺すような寒さが和らぎ、サイクリングを気持ちよく楽しめるようになる信州の春先と初夏に開催されるロングライドイベントが「アルプスあづみのセンチュリーライド(以下、AACR)」だ。北アルプスの雄大な景色を楽しむことができる長野県安曇野エリアを舞台とし、様々な脚力の方が楽しめるカテゴリーやルート設定、豊かな自然が育んだ素材を活かした食、地域の方々の温かな心遣いとおもてなしを堪能できる超人気イベントである。
ロケーション、グルメ、コミュニティの三方良しのAACRは、先行と一般どちらもエントリー開始とともに参加枠が瞬く間に埋まるほど人気が沸騰していた。より多くのサイクリストに信州を楽しんでもらうためにAACRは、2017年大会から4月の「桜のAACR」と5月の「緑のAACR」という2大会開催へと成長を遂げる。2018年大会も同様に4月21~22日の”桜”と5月19~20日”緑”の2回イベントが行われる。
今大会のテーマは「みんなのAACR」。参加するサイクリストはもちろん、1500名の参加者を迎え入れてくれる地域の方々を含めての"みんな"がAACRを気持ちよく楽しめる大会を目指す。その一環として2018年大会では、医療教育、地元道路整備、世界と3つの分野への寄付を行うチャリティーエントリーが設けられた。10周年を迎える同大会は、感謝の意味を込め地域に寄付を通じて貢献する。既に満員御礼だ。
メイン会場となるのは梓川のほとりにある公共の宿「梓水苑」(しすいえん)。松本ICからのアクセスも良好で、温浴施設も併設される梓水苑はロングライドイベントのメイン会場としてはまさにうってつけと言える施設である。今年から「緑のAACR」の一部ルートはスタート地点が変更されているため、注意が必要だ。詳しくは下記で紹介する。
AACRのルート設計および監修を務めるのは、かつての日本を代表するMTB選手であり、松本市に自身のショップ「BIKE RANCH」を運営する鈴木雷太氏だ。選手時代から信州に拠点を置き、松本・安曇野の地をこよなく愛する雷太氏がプロデュースするルートの走りやすさには定評がある。それでは2つの大会それぞれに用意されたルートを見ていこう。
シーズンインを告げるロングライド「桜のAACR」
桜のAACRの昨大会は「梓水苑~白馬折り返し~梓水苑(150km)」を1日で走りきる「1day」クラスと2日間に分けて走破する「2days」クラスの2種類の開催であったが、今年はサイクルトレイン、100kmという2ルートが追加され、計4ルートでの大会となる。
基本は梓水苑をスタートし穂高や大町エリアを北上。仁科三湖を通り白馬へと至るルートだ。150kmではマウンテンバイクの聖地として有名な白馬岩岳に設置されたエイドで折り返し、梓水苑へと戻ることに。獲得標高は1135mと山岳地域としては比較的少なめで、山が苦手のサイクリストでも大丈夫だろう。
2daysの場合は白馬岩岳で1泊。2daysの一日目はエイドこそ用意されないが、専用のサポートカーが同行し荷物などを宿泊先へと運搬してくれるという万全のサポート体制が築かれているので安心だ。1dayが開催される23日にはエイドステーションが開設され、地元のグルメを味わうことができる。
サイクルトレインは上記の基本ルートを走行後、白馬駅から専用電車に自転車とともに乗り込み、約1時間の列車旅行を堪能する。一日市場で再びバイクの跨り梓水苑を目指す。体力に自身は無いけれどと尻込みしてしまう方でも、安心して白馬連峰まで到達でき、梓水苑まで戻ってこれる安心のルートだ。
長距離サイクリングを楽しみたいと考えるサイクリストの最初のハードルである100kmも登場。「あづみの公園穂高」「あづみの公園大町」で地元グルメを楽しみつつ、安曇野エリアを北上した後、木崎湖にタッチして折り返すルート設定だ。100kmという距離は桜のAACRにのみしか用意されていないので、3桁kmという大台距離に挑戦したい方はこちらをチェックしてみては。
新緑の季節を堪能する「緑のAACR」
10年という歴史のなかで開催回数を重ねる度に進化し続けるのが5月の「緑のAACR」だ。種目は引き続き「160km」「120km」「80km」「サイクルトイレイン」という健脚派から家族連れまで楽しめる4種類が設定されている。
あづみのエリアから北上し、仁科三湖、白馬へと至った後折り返してくるという大まかなルート設計は、桜のAACRや例年と同様。しかし、今大会から120kmと80kmの2つのルートは、国営公園アルプスあづみの公園【堀金・穂高】がスタート/フィニッシュへと変更される。
スタート地点が移動したことで、120kmでは白馬村松川河川敷から迫力のある白馬三山、80kmでは雄大な北アルプスの山塊などこれまでは見ることができなかった景色を楽しめるようになった。自分の脚力に合わせ無理のないカテゴリーを選んでも、壮観な風景に囲まれながらの信州サイクリングを満喫できるのは嬉しい変更だ。前日受付ならびに160kmとサイクルトレインのスタートは引き続き梓水苑。
エイドももちろん充実しており、160kmは6つ、120kmは5つ、80kmとサイクルトレインは4つのステーションが設置される予定だ。例年、みそおにぎりや漬物バイキングに季節のフルーツ、おざんざなど、AACRならではのグルメが好評を博している。今年のエイドにも期待大だ。
2大会同時エントリー開始 申込みは1月20日(土)10:00~
さて、アルプスあづみのセンチュリーライドの一般エントリーは間もなく開始される。今年の受付方法も先着順が採用されている。例年、開始と同時に定員に達する人気ぶりなので、参加を考えている人は注意しよう。エントリーはランネット内申し込みページより行うことができる。
今年は2大会開催であることに加え、スタート地点などの変更が行われているため、事前に要項をチェックを行い、どの種目に参加するのかをよく考えた上でエントリーしたほうが良いだろう。
また、AACR開催10周年を記念したオリジナルグッズが販売される予定だ。桜と緑の両大会それぞれをイメージしたアパレルは既にデザインが決定しており、桜のAACRバージョンはピンクを基調とし、空の「白」と山々の「青」をグラデーションで描く。緑のAACRバージョンは初夏の雰囲気を感じさせる緑をベースに青へと移り変わるグラデーションのデザイン。販売情報やデザインなどはホームページ上で確認することができる。
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