サイクリングの楽しみ方を広げるパニアバッグが標準装備　ライトウェイ SHEPHERD キットモデル

2017/12/18(月) - 09:17

フェルトなどを取り扱う輸入代理店ライトウェイプロダクツジャパンのオリジナルバイクブランド「ライトウェイ」。日本人が乗りやすい設計とデザインを採用したクロスバイクSHEPHERDに、パニアバッグが標準装備されたパッケージが登場した。

クラシカルなパニアバッグが装備されているため、街中でも雰囲気にマッチしやすい (c)ライトウェイプロダクツジャパン
2018年モデルにフルモデルチェンジを果たしたライトウェイのスタンダードクロスバイク「SHEPHERD（シェファード）」。日常生活に自転車が溶け込めるように「普段着とマッチするデザイン」と「日本人が乗りやすい設計」という2つのコンセプトを軸として開発が行われた1台だ。

人々の生活に自転車が馴染めるようにバイクカラーはモノトーンとし、ブランドロゴは控えめに配置されている。加えて、バイク自体が存在を主張しすぎず、どの様な洋服とも合わせても似合う色を選定していることもデザインへのこだわりだ。アッセンブルされるパーツも車体の雰囲気にマッチしたものを製作するなど徹底したモデルがSHEPHERDである。

ルックスと同時に日本人の体型に合わせたジオメトリーとすることで、快適な乗り心地を実現していることが特徴だ。従来のクロスバイクのようにアップライトなポジションではなく、ロードバイクよりも上体を起こしたポジションとなるように設計。51°という角度設定とすることで、お尻への負担を10％軽減することに成功している。

バジルというブランドのボエムが装備されている (c)ライトウェイプロダクツジャパン
加えて、どんな身長の方でも前傾姿勢が51°となるように、フレームサイズごとに車輪径を変更していることもSHEPHERDのポイント。Sサイズならば24インチのホイール、Mサイズならば26インチ、Lサイズでは700Cとなる。身長に適した車輪径のバイクを選ぶことで、スポーツバイクがライフスタイルに馴染みやすいはずだ。

そんなSHEPHERDにリアラックとパニアバックを標準装備したキットモデルが登場する。完成車の状態からどのようにカスタマイズできるか分からないスポーツバイク初心者でも、予めバッグが装着されていることでパニアバッグを利用したサイクリングの遊び方を体感できるはずだ。

ヘッドチューブからフォークにかけてのラインがスマート

フレームに描かれるのはトップチューブとヘッドチューブのロゴのみ

新ロゴがペイントされたヘッドチューブ

フェンダーやキャリア用のアイレットは美観性のために内側に設けられた

パニアバッグはオランダの老舗自転車用バッグ、アクセサリー専業メーカー「バジル」のボエムというモデル。クラシカルな旅行かばん風のストラップやグラフィックが特徴だ。撥水性の高いポリエステルを素材としているため、浸水するする心配なく通勤やアーバンライドで使用することができる。容量は35リットルと大きく、仕事の荷物やショッピングしたものなどを十分に詰め込むことが可能だろう。

SHEPHERDのキットモデルは、車体とリアキャリア、パニアバッグの合計金額から2,000円引きで販売される。販売は全国のライトウェイバイク取扱店にて。