2009/12/01(火) - 13:11
高級スポーツバイクに試乗が出来るサイクルショーとして人気の「サイクルモードインターナショナル2009」が11月28・29日にインテックス大阪で開催された。今年も様々な趣向をこらしたイベントも併催され、盛況だった。シーンの一部を紹介していこう。
サイクルモード魅力は、各人気ブランドの最新のモデルのスポーツバイクに試乗できること。来場者は、各ブースに用意されたバイクの試乗をお目当てに列をなして並び、試乗コースへと飛び出していく。
出展数は大阪で94社・団体+海外2社で、ブランド数は373を数えた。ちなみに東京モードは167社・団体、海外は9社、ブランド数は550が予定されている。うち展示される自転車本体(フレームのみ含む)は大阪が1320台、東京が約2000台、試乗できる自転車は大阪が497台、東京は約750台が予定されている。
それではショーの模様をピックアップしてお楽しみください。
ビギナー向け 試乗前レッスンコーナー&スポーツバイクメカニック講座
まだ本格的なスポーツ自転車に乗ったことがない人のために、乗り方、ヘルメットの被り方、ギアチェンジなどの基本を教えてくれるのがビギナー向け 試乗前レッスンコーナーだ。
また、公認メカニックによる整備や自分でできるメンテナンスの基本もレクチャーされ、初心者の多いモードのイベントのなかでも非常に盛況だった。試乗の準備と日常のバイクへの接し方の参考にもなるこの2つの講座はとてもためになると大好評だ。
試せるのは自転車本体だけじゃない
トレックによるカラーオーダーシステム「プロジェクトワン」の実演ブースではパソコンが用意され、実際にオーダーの疑似体験が出来た。また、カワシマサイクルサプライが扱うFizik(フィジーク)のサドルのブースでは、異なるタイプのサドルに実際に座って試せた。悩みの多いサドル選びも、サドルドクターのアドバイスを聞きながら選べば間違いなしだ。
サイクルウェア・ファッションショー
サイクルウェアによるファッションショーはサイクルショーの定番イベント。各社自慢のアパレルに身を包んだモデルさんたちが音楽にあわせて踊る姿はなかなか楽しめる。ちなみに主役は240名の応募から選ばれた6名の女性モデルさんとのこと。
チーム・キープ・レフトによるオリジナル・チャリティーTシャツ
「自転車は左側通行!」を合い言葉に各界の著名人が結成したのがチーム・キープ・レフトだ。左側通行の啓蒙と同時に、サイクルモードでは著名人たちによるオリジナルTシャツが販売された。収益は自転車が欲しくても手に入らない国の子どもたちの支援に充てられるという。
女性のための自転車伝道師・チャリジェンヌが大活躍
それぞれが自転車乗りで、それぞれに専門職をもつ6人の美しい女性サイクリストからなるユニット「チャリジェンヌ」が登場。女性のサイクリストの増加のために、また女性サイクリストへの多彩な提案など、6人がトークショーに情報発信にとサイクルモードを駆け回った。
ブースでは女性にオススメなサイクルグッズの紹介や、トークショー「イケメンサイクリストを探せ」など、女性の視点による面白い企画が目白押しだった。
ツール・ド・フランス出場三人衆 ドリームトークショー
今年ツール・ド・フランスに出場し、日本のファンを大いに沸かせた別府史之(スキル・シマノ)と新城幸也(Bboxブイグテレコム)。土曜は新城のトークショー「ツール凱旋!“ちばりよー”新城トークライブ」が、そして日曜は日本人で初めて近代ツールを走った今中大介さんを加えての3人による夢のトークショー「ツール・ド・フランス出場三人衆 ドリームトークショー」が開催された。どのイベントよりも人気を博したこの企画、それだけのためにモードに足を運ぶ価値がありました!
常識破りの軽量バイクにスペシャルペイント。ショ-モデルを堪能!
ショーならではのスペシャルモデルに注目だ。東商会が用意したスペシャル軽量モデル、サーベロR-3SLはTokenの軽量パーツなども採用し、なんと総重量5.27kgで、価格は123万6,714円!
スペシャライズドジャパンが用意したスペシャライズド・ターマックSLは特別な軽量パーツを用いずに、総重量5.6kgを達成! どちらもファンを驚かせた。
1300万円のプロバイク
スコットのブースに展示されていたチームコロンビアが使用したタイムトライアルバイクはシマノとの共同開発で、その価格実に1300万円!! さすがツール・ド・フランスなどプロレースで使用されるバイクはスペシャルです。
日本の美の極致 エヴァディオのスペシャルペイント
ジャパニーズブランドのカーボンバイクとして人気上昇中のAVEDIO(エヴァディオ)は、ペイントを担当するワタナベ塗装によるスペシャルモデルを展示。国宝級のその仕上がりのバイクに、通りすがる人の多くが釘付け。なんとそのペイントの市販モデルもモード後に限定販売されるとあって、大注目だ。
輪島塗りヘルメット
オージーケーカブトのブースには漆塗りのヘルメットが展示されていた。レースファンは野寺秀徳選手(シマノレーシング)が被ってレースを走っているのを目にしたことがあるはず。輪島塗の御椀そのものの美しさだ。
シティバイクやランドナーも元気!
レースブランドのインターマックスがリリースするシティバイクがim(アイム)。シンプルデザインでとってもオシャレなモデルが勢ぞろい。
そして懐かしのランドナーが展示されていた。Grand Bois(グランボア)は京都のランドナーとビンテージ自転車の専門店アイズバイシクルののブランドで、昔ながらのスタイルにこだわり続ける。こういったモデルが継続しているのは嬉しい限りだ。
ブランドレポートを続々予定!
サイクルモード大阪の各ブースの詳細ブランドレポートは追って掲載していきます。お楽しみに!
※お詫びと訂正
参加者数についての記述において12月7日までの掲載で「この数は前年に比較してやや減少したものの、大阪の来場者は2日間合計で約2万4千人。昨年の125%増だったということだ。」という一文がありましたが、125%増は2日目の来場者数を昨年の2日目と比較した際の数値となります。(該当箇所修正済み)
以上お詫びして訂正します。
サイクルモード魅力は、各人気ブランドの最新のモデルのスポーツバイクに試乗できること。来場者は、各ブースに用意されたバイクの試乗をお目当てに列をなして並び、試乗コースへと飛び出していく。
出展数は大阪で94社・団体+海外2社で、ブランド数は373を数えた。ちなみに東京モードは167社・団体、海外は9社、ブランド数は550が予定されている。うち展示される自転車本体(フレームのみ含む)は大阪が1320台、東京が約2000台、試乗できる自転車は大阪が497台、東京は約750台が予定されている。
それではショーの模様をピックアップしてお楽しみください。
ビギナー向け 試乗前レッスンコーナー&スポーツバイクメカニック講座
まだ本格的なスポーツ自転車に乗ったことがない人のために、乗り方、ヘルメットの被り方、ギアチェンジなどの基本を教えてくれるのがビギナー向け 試乗前レッスンコーナーだ。
また、公認メカニックによる整備や自分でできるメンテナンスの基本もレクチャーされ、初心者の多いモードのイベントのなかでも非常に盛況だった。試乗の準備と日常のバイクへの接し方の参考にもなるこの2つの講座はとてもためになると大好評だ。
試せるのは自転車本体だけじゃない
トレックによるカラーオーダーシステム「プロジェクトワン」の実演ブースではパソコンが用意され、実際にオーダーの疑似体験が出来た。また、カワシマサイクルサプライが扱うFizik(フィジーク)のサドルのブースでは、異なるタイプのサドルに実際に座って試せた。悩みの多いサドル選びも、サドルドクターのアドバイスを聞きながら選べば間違いなしだ。
サイクルウェア・ファッションショー
サイクルウェアによるファッションショーはサイクルショーの定番イベント。各社自慢のアパレルに身を包んだモデルさんたちが音楽にあわせて踊る姿はなかなか楽しめる。ちなみに主役は240名の応募から選ばれた6名の女性モデルさんとのこと。
チーム・キープ・レフトによるオリジナル・チャリティーTシャツ
「自転車は左側通行!」を合い言葉に各界の著名人が結成したのがチーム・キープ・レフトだ。左側通行の啓蒙と同時に、サイクルモードでは著名人たちによるオリジナルTシャツが販売された。収益は自転車が欲しくても手に入らない国の子どもたちの支援に充てられるという。
女性のための自転車伝道師・チャリジェンヌが大活躍
それぞれが自転車乗りで、それぞれに専門職をもつ6人の美しい女性サイクリストからなるユニット「チャリジェンヌ」が登場。女性のサイクリストの増加のために、また女性サイクリストへの多彩な提案など、6人がトークショーに情報発信にとサイクルモードを駆け回った。
ブースでは女性にオススメなサイクルグッズの紹介や、トークショー「イケメンサイクリストを探せ」など、女性の視点による面白い企画が目白押しだった。
ツール・ド・フランス出場三人衆 ドリームトークショー
今年ツール・ド・フランスに出場し、日本のファンを大いに沸かせた別府史之(スキル・シマノ)と新城幸也(Bboxブイグテレコム)。土曜は新城のトークショー「ツール凱旋!“ちばりよー”新城トークライブ」が、そして日曜は日本人で初めて近代ツールを走った今中大介さんを加えての3人による夢のトークショー「ツール・ド・フランス出場三人衆 ドリームトークショー」が開催された。どのイベントよりも人気を博したこの企画、それだけのためにモードに足を運ぶ価値がありました!
常識破りの軽量バイクにスペシャルペイント。ショ-モデルを堪能!
ショーならではのスペシャルモデルに注目だ。東商会が用意したスペシャル軽量モデル、サーベロR-3SLはTokenの軽量パーツなども採用し、なんと総重量5.27kgで、価格は123万6,714円!
スペシャライズドジャパンが用意したスペシャライズド・ターマックSLは特別な軽量パーツを用いずに、総重量5.6kgを達成! どちらもファンを驚かせた。
1300万円のプロバイク
スコットのブースに展示されていたチームコロンビアが使用したタイムトライアルバイクはシマノとの共同開発で、その価格実に1300万円!! さすがツール・ド・フランスなどプロレースで使用されるバイクはスペシャルです。
日本の美の極致 エヴァディオのスペシャルペイント
ジャパニーズブランドのカーボンバイクとして人気上昇中のAVEDIO(エヴァディオ)は、ペイントを担当するワタナベ塗装によるスペシャルモデルを展示。国宝級のその仕上がりのバイクに、通りすがる人の多くが釘付け。なんとそのペイントの市販モデルもモード後に限定販売されるとあって、大注目だ。
輪島塗りヘルメット
オージーケーカブトのブースには漆塗りのヘルメットが展示されていた。レースファンは野寺秀徳選手(シマノレーシング)が被ってレースを走っているのを目にしたことがあるはず。輪島塗の御椀そのものの美しさだ。
シティバイクやランドナーも元気!
レースブランドのインターマックスがリリースするシティバイクがim(アイム)。シンプルデザインでとってもオシャレなモデルが勢ぞろい。
そして懐かしのランドナーが展示されていた。Grand Bois(グランボア)は京都のランドナーとビンテージ自転車の専門店アイズバイシクルののブランドで、昔ながらのスタイルにこだわり続ける。こういったモデルが継続しているのは嬉しい限りだ。
ブランドレポートを続々予定!
サイクルモード大阪の各ブースの詳細ブランドレポートは追って掲載していきます。お楽しみに!
※お詫びと訂正
参加者数についての記述において12月7日までの掲載で「この数は前年に比較してやや減少したものの、大阪の来場者は2日間合計で約2万4千人。昨年の125%増だったということだ。」という一文がありましたが、125%増は2日目の来場者数を昨年の2日目と比較した際の数値となります。(該当箇所修正済み)
以上お詫びして訂正します。
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