2017/04/05(水) - 09:20
サイクリングやランニング用のグローブやアクセサリーを手がけるデンマーク発のグリップグラブ（GripGrab）をジェイピースポーツグループが取り扱い開始。UCIワールドチームも採用した実績を持つグローブを紹介しよう。
手の甲部分は薄手のメッシュとされているため、通気性に優れている
デンマークのグリップグラブはサイクリングやランニング用のスポーツウェアやアクセサリーの専業ブランドだ。2000年に創業したばかりであるが、2014年から2016年シーズンにかけてUCIワールドチームのロット・ソウダルをサポートし、選手たちが使うほどの信頼性を持つブランドである。
グリップグラブのプロダクトは、手足と頭部を快適な状態に保つことで、寒さや雨、風などいかなるシチュエーションにおいてもスポーツを楽しいものにするという想いの下設計されている。ロット・ソウダルの選手や、アマチュア選手からのフィードバックをもとに製品をブラッシュアップし続けていることが特徴だ。
ドクターゲルに加えた通常のパッドも装備されている 
ゲルパッドの位置はグリップを握るときにちょうどいい場所に配置されている
キャップやシューズカバーなど多彩なラインアップの中からジェイピースポーツグループが第1弾として取り扱いを開始するのは、ROADSTERとEASYRIDERという2種類のグローブだ。いずれもこれからの季節にピッタリのハーフフィンガー仕様であり、DoctorGelシステムを採用したことが共通点。2つのモデルでDoctorGelの厚みを変更することにより、様々な層のサイクリストにマッチするグローブに仕上げている。
DoctorGelシステムとはアスリートや医師と協力しながら開発を進めたというゲルパッド。手の小指球部分に配置することで、痒みやしびれといった神経疲労を引き起こすハンドルバーによる手の圧迫を和らげるものだ。サイクリストのレベルにかかわらず、パッド搭載のグローブはライド中の快適性を維持してくれる。
ROADSTERは舗装路でのスピードやダイレクトな握り心地を目指したモデル。DoctorGelの厚みは2mmと薄めとすることで、ロードインフォメーションを把握できるうえ、不快な振動をカットしてくれる振動吸収性を実現。また手のひらにはしなやかで丈夫なAXスエードという生地を使用している。
グリップグラブ EASYRIDER
手の甲はスウェットパッドを廃し、全面にメッシュ生地を用いることで通気性に特化させている。指股部もメッシュとなっており、酷暑のライドでもグローブ内が湿気で蒸れる心配も少ないはずだ。クロージャーを利用しないスリップオンタイプのグローブに仕上げられているため、軽量に仕上がっていることもまた特徴だ。価格は5,000円（税抜）。
EASYRIDERは厚み4mmのDoctorGelを配し、快適性をROADSTERよりも向上させたモデル。ハンドルに体重をかけてしまいがちなビギナーライダーや、常に衝撃を受けつづけるMTBライダーにぴったりなグローブだろう。メッシュ生地をあしらった手の甲にはスウェットパッドが装備されている。また、スリップオンカフを採用しているため、着脱が容易になっている。価格は4,200円（税抜）。
手の甲はメッシュ生地としているため通気性が優れている 
クロージャーを使用しないスリップオンタイプを採用する
プラーが設けられているため、グローブを容易に外すことができる 
厚手のゲルを配すことで振動吸収性を高めている
EASYRIDERに手を通してみると、手の甲のメッシュ生地がしなやかに伸びることに、まず気がつく。厚さ4mmのパッドは存在を感じさせるが、レバーブラケットとハンドルのフラット部を握った時に体重がかかりやすい部分に配置されており、乗車中はその存在感が安心をもたらしてくれる。ロングライドで強い味方となってくれそうだ。
サイズ展開はいずれもS、Mという2種類。今回は手の周長21cmの編集部員がMサイズを試用したところ、ややゆとりがあるフィット感であった。欧米仕様とされているのか、フィンガーホールも大きめの作りとなっているため、タイトフィットが好みの方は小さめを選ぶほうが良いだろう。
「ロングライドが好みの方や初級者の方にピッタリな、振動吸収性に優れるグローブ」
サイクルショップ フリーダム 恒次店長
グリップグラブ ROADSTER 手の甲側が滑らかな生地となっているため、手の握り開きがスムーズに行いやすいことが印象的なグローブでした。ベルクロを使用しないフィッティングシステムは、脱着をワンアクションで行えるので気楽ですね。中指と薬指の間に水かきのようにプラーが装備されているので、引っ張りやすくなっています。
ゲルは腰砕け感がなく、しっかりと衝撃を受け止めてくれますね。配置もハンドルのフラット部を握った時にピタリとはまりますし、レバーブラケットを握った時も邪魔になることはありませんでした。
MTBユースでは物足りなさを感じてしまうと思うので、ロード用という位置づけにあるグローブでしょう。また、ダイレクトな操作感が好みの中上級者の方よりも、初級者でロングライドを行う方に向いているグローブです。
グリップグラブ ROADSTER
素 材：エアフローメッシュ（手の甲）、AXスエード（手のひら）
パッド：2mmドクターゲルパッディング
サイズ：S、M
価 格：5,000円（税抜）
グリップグラブ EASYRIDER
素 材：ラグドメッシュ+スウェットワイパー（手の甲）、スエード（手のひら）
パッド：4mmドクターゲルパッディング
サイズ：S、M
価 格：4,200円（税抜）
手の甲部分は薄手のメッシュとされているため、通気性に優れている デンマークのグリップグラブはサイクリングやランニング用のスポーツウェアやアクセサリーの専業ブランドだ。2000年に創業したばかりであるが、2014年から2016年シーズンにかけてUCIワールドチームのロット・ソウダルをサポートし、選手たちが使うほどの信頼性を持つブランドである。
グリップグラブのプロダクトは、手足と頭部を快適な状態に保つことで、寒さや雨、風などいかなるシチュエーションにおいてもスポーツを楽しいものにするという想いの下設計されている。ロット・ソウダルの選手や、アマチュア選手からのフィードバックをもとに製品をブラッシュアップし続けていることが特徴だ。
ドクターゲルに加えた通常のパッドも装備されている ゲルパッドの位置はグリップを握るときにちょうどいい場所に配置されている キャップやシューズカバーなど多彩なラインアップの中からジェイピースポーツグループが第1弾として取り扱いを開始するのは、ROADSTERとEASYRIDERという2種類のグローブだ。いずれもこれからの季節にピッタリのハーフフィンガー仕様であり、DoctorGelシステムを採用したことが共通点。2つのモデルでDoctorGelの厚みを変更することにより、様々な層のサイクリストにマッチするグローブに仕上げている。
DoctorGelシステムとはアスリートや医師と協力しながら開発を進めたというゲルパッド。手の小指球部分に配置することで、痒みやしびれといった神経疲労を引き起こすハンドルバーによる手の圧迫を和らげるものだ。サイクリストのレベルにかかわらず、パッド搭載のグローブはライド中の快適性を維持してくれる。
ROADSTERは舗装路でのスピードやダイレクトな握り心地を目指したモデル。DoctorGelの厚みは2mmと薄めとすることで、ロードインフォメーションを把握できるうえ、不快な振動をカットしてくれる振動吸収性を実現。また手のひらにはしなやかで丈夫なAXスエードという生地を使用している。
グリップグラブ EASYRIDER 手の甲はスウェットパッドを廃し、全面にメッシュ生地を用いることで通気性に特化させている。指股部もメッシュとなっており、酷暑のライドでもグローブ内が湿気で蒸れる心配も少ないはずだ。クロージャーを利用しないスリップオンタイプのグローブに仕上げられているため、軽量に仕上がっていることもまた特徴だ。価格は5,000円（税抜）。
EASYRIDERは厚み4mmのDoctorGelを配し、快適性をROADSTERよりも向上させたモデル。ハンドルに体重をかけてしまいがちなビギナーライダーや、常に衝撃を受けつづけるMTBライダーにぴったりなグローブだろう。メッシュ生地をあしらった手の甲にはスウェットパッドが装備されている。また、スリップオンカフを採用しているため、着脱が容易になっている。価格は4,200円（税抜）。
手の甲はメッシュ生地としているため通気性が優れている クロージャーを使用しないスリップオンタイプを採用する プラーが設けられているため、グローブを容易に外すことができる 厚手のゲルを配すことで振動吸収性を高めている EASYRIDERに手を通してみると、手の甲のメッシュ生地がしなやかに伸びることに、まず気がつく。厚さ4mmのパッドは存在を感じさせるが、レバーブラケットとハンドルのフラット部を握った時に体重がかかりやすい部分に配置されており、乗車中はその存在感が安心をもたらしてくれる。ロングライドで強い味方となってくれそうだ。
サイズ展開はいずれもS、Mという2種類。今回は手の周長21cmの編集部員がMサイズを試用したところ、ややゆとりがあるフィット感であった。欧米仕様とされているのか、フィンガーホールも大きめの作りとなっているため、タイトフィットが好みの方は小さめを選ぶほうが良いだろう。
「ロングライドが好みの方や初級者の方にピッタリな、振動吸収性に優れるグローブ」
サイクルショップ フリーダム 恒次店長
グリップグラブ ROADSTER 手の甲側が滑らかな生地となっているため、手の握り開きがスムーズに行いやすいことが印象的なグローブでした。ベルクロを使用しないフィッティングシステムは、脱着をワンアクションで行えるので気楽ですね。中指と薬指の間に水かきのようにプラーが装備されているので、引っ張りやすくなっています。ゲルは腰砕け感がなく、しっかりと衝撃を受け止めてくれますね。配置もハンドルのフラット部を握った時にピタリとはまりますし、レバーブラケットを握った時も邪魔になることはありませんでした。
MTBユースでは物足りなさを感じてしまうと思うので、ロード用という位置づけにあるグローブでしょう。また、ダイレクトな操作感が好みの中上級者の方よりも、初級者でロングライドを行う方に向いているグローブです。
グリップグラブ ROADSTER
素 材：エアフローメッシュ（手の甲）、AXスエード（手のひら）
パッド：2mmドクターゲルパッディング
サイズ：S、M
価 格：5,000円（税抜）
グリップグラブ EASYRIDER
素 材：ラグドメッシュ+スウェットワイパー（手の甲）、スエード（手のひら）
パッド：4mmドクターゲルパッディング
サイズ：S、M
価 格：4,200円（税抜）
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