2017/01/14(土) - 08:56
千葉県袖ヶ浦市にあるサーキット、袖ヶ浦フォレストレースウェイにて開催されたセオサイクルフェスティバル。お祭りのような一日に集まった女性たちのバイクを紹介していきます。
三谷典子さん デローザ R848
エンデューロとクリテリウム、双方で好成績を残していた三谷さん。普段からホビーレースを中心にエンデューロやヒルクライムを楽しんでいるという。なんと富士ヒルクライムを77分で登るというのだから、かなりの健脚の持ち主で、この日の成績も頷けるというもの。
愛車はデローザのR848。エントリーグレードとされている車体ですが、組み合わさられたパーツをみれば、もはや完全なレースバイクに仕上がっていることが見て取れる。ホイールはフルクラムのレーシングスピードを使用し、クランクはローター、チェーンリングも同社の楕円モデルであるQ-RINGを組み合わせている。
非常に愛着があって、2012年から乗り続けているというフレームは、一度事故でチェーンステーにクラックが入ってしまったんだとか。しかし、修理を依頼しそれからも乗り続けているというほどのお気に入りぶり。気に入っている点は「カラーリングです!青が好きなんですよ!」とのことだった。
笠茂幸恵さん(笠松企画)ルック 695
ロードレーサーにとっては、憧れのフレンチブランド、ルックのハイエンドレースバイク695を駆る笠茂さん。実はこのバイク、昨年のセオフェスに参加した際に試乗し、気に入って購入に至ったという、このイベントに縁のある一品。「乗り心地抜群で、しっかりとサポートしてくれるような安心感のあるバイクです。」と笠茂さん。
セオフェスは今年で3度目の参加となるとのこと。「年に一度のお祭りイベントとして、毎年楽しみにしているんです。このバイクにも出会えましたし、少し特別な大会ですね。」と語ってくれた。
そんな愛車のこだわりポイントは、ハンドルとペダルとサドル。いわゆる「3つのル」と呼ばれるライダーの体と直接触れる3つのパーツにはこだわっている。ペダルは膝に優しいと定評のあるタイムを使用。サドルはフィジークのアリオネヴァーサス。溝付きで乗り心地が良いんだとか。そして、ハンドル周りはチネリで統一されている。カーボンハンドルで幅が狭いモデルを探した結果、チネリのネオモルフェに行き着いたそうだ。
船橋 星来さん(スミタエイダイパールイズミラバネロ)スコット アディクト
中学二年生ながら大人顔負けのレース運びを見せていた船橋さん。名門チームであるスミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロで昨年から走るようになったという彼女が自転車競技を始めたのは小学生のころから。もともとトライアスロンをやっていた延長で自転車競技にも手を出したのだとか。
なんとデュアスロンでは全日本で優勝した経験もあるという船橋さんの愛車はスコットの軽量バイク、アディクト。こちらはチームの監督から譲ってもらったものなのだとか。そういわれると、確かにいろいろなパーツに使い込まれた形跡があることが見て取れる。
イーストンのホイールはヴェロマックスの影響が色濃くみられる時代のもの。一方、クイックリリースには旧型XTRのモデルが使われるなど、なかなか面白いアセンブル。セオフェスは初めての参加ということだが、ネットで見て楽しそうな大会だと思って参加したとのこと。
樫木祥子さん(ニールプライド南信スバル)ニールプライド ナザレ2
ニールプライド南信スバルで走る樫木選手がセオフェスに出場。4時間ソロエンデューロとクリテリウムのダブルヘッダーで、ダブル優勝を果たし、格の違いを見せつけていた樫木さん。しかし、意外とクリテリウムは接戦だったという。「3位に入った古田さんには、スプリントで勝てたことがないんですよ。だからどうにかして抜け出す必要があったんですけど、エンデューロを走り終わった時点ですでに脚がスカスカで(笑)かなり厳しかったです」と樫木選手。
愛車は供給を受けるニールプライドのエアロロード、ナザレ2。今シーズンから、新型のナザレ2へと乗り換えることになったという。前後でホイールが違うのは「直前にリアホイールのスポークが飛んじゃって。私物のレーシングゼロで参戦しました」とのこと。
あまりパーツにこだわりはないと語る樫木さんだが、一つ挙げるとすればハンドル幅だという。「狭いハンドルが苦手で、女子としては広めの400mm幅を使ってるんです。」と語るコックピット周りはシックススコンポーネントで固められていた。
時永さん リドレー フェニックスAL
ポッツァートのイタリアンチャンピオンカラーをまとったリドレーのフェニックスALを駆る時永さん。「セオフェスは2度目の参加なのですが、初めての自転車レースだった前回に比べるとリラックスして楽しめてとてもよかったです!」と語ってくれた。
自転車を始めたのは人気自転車漫画、弱虫ペダルを読んで。千葉競輪場で行われていた弱虫ペダルカップというイベントへと訪れた時、試乗することができたリドレーのフェニックスALに一目惚れしたんだとか。そして、型落ちであったそのテストバイクをそのまま購入し、自転車生活を始めたという。
「普段は千葉がメインなのですが、箱根付近に里帰りしたときにはよく箱根を登ってるんです」とのことで、かなりロードバイクにどっぷりとはまっているよう。昨年は乗鞍ヒルクライムや千葉シクロにも出場し、どんどんと自転車漬けになってきているとのことでした。
横山幸子さん(ORCA CO.,LTD.) メリダ スクルトゥーラEVO905 ジュリエット
鮮やかなピンク色が目を引く、メリダの女性用モデル「ジュリエット」シリーズのスクルトゥーラEVO905を駆る横山さん。今回のセオフェスではご自身は走らずチームメンバーの応援に来ていたとのことだったが、パーツアッセンブルからも伝わるようにバリバリのレース志向をお持ちで、例年様々なレースやイベントに参加していると言う。
運動不足解消のためにクロスバイクから自転車を始めたという横山さん。このスクルトゥーラが3台目だと言い、今ではパワーメーターを活用したローラーメニューをこなしたり、チームメンバーとともにZwiftで高めあったりと、どっぷり自転車にハマっているご様子。
注目すべきは電動シフト。Di2非対応フレームのためケーブル類はテープにて外装化される玄人仕様だ。「シフトチェンジが下手なので、タッチが軽い電動シフトにすることで上達していければ」と語ってくれた。他にもカーボン製のシートポストやハンドル、デュラエースのホイールやガーミンのサイコンなど、可愛げのあるフレームながらレース機材として申し分ない仕上がりになっていた。
三谷典子さん デローザ R848
エンデューロとクリテリウム、双方で好成績を残していた三谷さん。普段からホビーレースを中心にエンデューロやヒルクライムを楽しんでいるという。なんと富士ヒルクライムを77分で登るというのだから、かなりの健脚の持ち主で、この日の成績も頷けるというもの。
愛車はデローザのR848。エントリーグレードとされている車体ですが、組み合わさられたパーツをみれば、もはや完全なレースバイクに仕上がっていることが見て取れる。ホイールはフルクラムのレーシングスピードを使用し、クランクはローター、チェーンリングも同社の楕円モデルであるQ-RINGを組み合わせている。
非常に愛着があって、2012年から乗り続けているというフレームは、一度事故でチェーンステーにクラックが入ってしまったんだとか。しかし、修理を依頼しそれからも乗り続けているというほどのお気に入りぶり。気に入っている点は「カラーリングです!青が好きなんですよ!」とのことだった。
笠茂幸恵さん(笠松企画)ルック 695
ロードレーサーにとっては、憧れのフレンチブランド、ルックのハイエンドレースバイク695を駆る笠茂さん。実はこのバイク、昨年のセオフェスに参加した際に試乗し、気に入って購入に至ったという、このイベントに縁のある一品。「乗り心地抜群で、しっかりとサポートしてくれるような安心感のあるバイクです。」と笠茂さん。
セオフェスは今年で3度目の参加となるとのこと。「年に一度のお祭りイベントとして、毎年楽しみにしているんです。このバイクにも出会えましたし、少し特別な大会ですね。」と語ってくれた。
そんな愛車のこだわりポイントは、ハンドルとペダルとサドル。いわゆる「3つのル」と呼ばれるライダーの体と直接触れる3つのパーツにはこだわっている。ペダルは膝に優しいと定評のあるタイムを使用。サドルはフィジークのアリオネヴァーサス。溝付きで乗り心地が良いんだとか。そして、ハンドル周りはチネリで統一されている。カーボンハンドルで幅が狭いモデルを探した結果、チネリのネオモルフェに行き着いたそうだ。
船橋 星来さん(スミタエイダイパールイズミラバネロ)スコット アディクト
中学二年生ながら大人顔負けのレース運びを見せていた船橋さん。名門チームであるスミタ・エイダイ・パールイズミ・ラバネロで昨年から走るようになったという彼女が自転車競技を始めたのは小学生のころから。もともとトライアスロンをやっていた延長で自転車競技にも手を出したのだとか。
なんとデュアスロンでは全日本で優勝した経験もあるという船橋さんの愛車はスコットの軽量バイク、アディクト。こちらはチームの監督から譲ってもらったものなのだとか。そういわれると、確かにいろいろなパーツに使い込まれた形跡があることが見て取れる。
イーストンのホイールはヴェロマックスの影響が色濃くみられる時代のもの。一方、クイックリリースには旧型XTRのモデルが使われるなど、なかなか面白いアセンブル。セオフェスは初めての参加ということだが、ネットで見て楽しそうな大会だと思って参加したとのこと。
樫木祥子さん(ニールプライド南信スバル)ニールプライド ナザレ2
ニールプライド南信スバルで走る樫木選手がセオフェスに出場。4時間ソロエンデューロとクリテリウムのダブルヘッダーで、ダブル優勝を果たし、格の違いを見せつけていた樫木さん。しかし、意外とクリテリウムは接戦だったという。「3位に入った古田さんには、スプリントで勝てたことがないんですよ。だからどうにかして抜け出す必要があったんですけど、エンデューロを走り終わった時点ですでに脚がスカスカで(笑)かなり厳しかったです」と樫木選手。
愛車は供給を受けるニールプライドのエアロロード、ナザレ2。今シーズンから、新型のナザレ2へと乗り換えることになったという。前後でホイールが違うのは「直前にリアホイールのスポークが飛んじゃって。私物のレーシングゼロで参戦しました」とのこと。
あまりパーツにこだわりはないと語る樫木さんだが、一つ挙げるとすればハンドル幅だという。「狭いハンドルが苦手で、女子としては広めの400mm幅を使ってるんです。」と語るコックピット周りはシックススコンポーネントで固められていた。
時永さん リドレー フェニックスAL
ポッツァートのイタリアンチャンピオンカラーをまとったリドレーのフェニックスALを駆る時永さん。「セオフェスは2度目の参加なのですが、初めての自転車レースだった前回に比べるとリラックスして楽しめてとてもよかったです!」と語ってくれた。
自転車を始めたのは人気自転車漫画、弱虫ペダルを読んで。千葉競輪場で行われていた弱虫ペダルカップというイベントへと訪れた時、試乗することができたリドレーのフェニックスALに一目惚れしたんだとか。そして、型落ちであったそのテストバイクをそのまま購入し、自転車生活を始めたという。
「普段は千葉がメインなのですが、箱根付近に里帰りしたときにはよく箱根を登ってるんです」とのことで、かなりロードバイクにどっぷりとはまっているよう。昨年は乗鞍ヒルクライムや千葉シクロにも出場し、どんどんと自転車漬けになってきているとのことでした。
横山幸子さん(ORCA CO.,LTD.) メリダ スクルトゥーラEVO905 ジュリエット
鮮やかなピンク色が目を引く、メリダの女性用モデル「ジュリエット」シリーズのスクルトゥーラEVO905を駆る横山さん。今回のセオフェスではご自身は走らずチームメンバーの応援に来ていたとのことだったが、パーツアッセンブルからも伝わるようにバリバリのレース志向をお持ちで、例年様々なレースやイベントに参加していると言う。
運動不足解消のためにクロスバイクから自転車を始めたという横山さん。このスクルトゥーラが3台目だと言い、今ではパワーメーターを活用したローラーメニューをこなしたり、チームメンバーとともにZwiftで高めあったりと、どっぷり自転車にハマっているご様子。
注目すべきは電動シフト。Di2非対応フレームのためケーブル類はテープにて外装化される玄人仕様だ。「シフトチェンジが下手なので、タッチが軽い電動シフトにすることで上達していければ」と語ってくれた。他にもカーボン製のシートポストやハンドル、デュラエースのホイールやガーミンのサイコンなど、可愛げのあるフレームながらレース機材として申し分ない仕上がりになっていた。
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