2016/12/06(火) - 09:07
世界最大規模の自転車総合ブランド、ジャイアントの固定ローラー台「CYCLOTRON」。2016年11月よりZWIFT対応となり、ローラー台とスピードセンサーを用意すればバーチャルサイクリングを楽しめるようになった。ラインアップより静粛性、実走感に富むFLUID STをピックアップして紹介する。
ジャイアントがリリースする定番固定ローラーシリーズ「CYCLOTRON(サイクロトロン)」が2016年11月より「ZWIFT」対応となった。ローラー台とスピード/ケイデンスセンサー付きのバイク、パソコンを用意すれば、世界中のサイクリスト達とオンライン上でバーチャルサイクリングを楽しめる。
今回紹介するCYCLOTRON FLUID STは、スピードが上昇すると同時に負荷も合わせて指数関数的に上昇するフルードタイプの負荷装置を備えたモデル。例えば、スピードメーターが25km/hを表示しているとき、CYCLOTRON FLUID STは約200Wの負荷を発生させていることになり、35km/hで走行している時は約400Wの負荷がかかっていることになる。パワーカーブはジャイアントのHPに掲載されている。
ZWIFTにもCYCLOTRON FLUID STのパワーデータ(ZWIFT社内計測)が登録されているため、そのパワー情報をもとにバーチャル世界でのスピードが計算されるという。つまり、上り勾配では大きなパワーを出力しないと、ZWIFT内での速度が上がらないため、現実世界を走行している感覚を与えてくれるはずだ。
フルード式負荷装置と大径フライホイールが実走感に富む走り心地を実現していることもポイントだ。自動的に負荷が加わるという最先端テクノロジーが用いられていなかったとしても、十分にバーチャルサイクリングやインドアトレーニングを楽しめるローラー台に仕立てられている。
また、フルードタイプの美点はマグネットや電磁式負荷装置と比較し、走行音が非常に静かであること。マンションやアパートでも十分にトレーニングを行えるはずだ。
ローラー部分は70mmと非常に大口径に設定されたTurboTronを採用することで、ローラー部に熱が蓄積することを防ぎ、タイヤへのダメージを最小限に留めている。Sunburst冷却フィンが、放熱性をさらに向上させているため、ローラー台自体の熱ダレの心配も少ない。
フレームは堅牢性に優れるスチール素材をTIG溶接し組み立てられている。展開時は52.5×54×45cmという幅広のスタンスとなるため、非常に優れた安定感を得ることが可能だ。対応するホイールサイズは24インチから29インチまで。クイック式レバーによってセットアップを行うため、トレーニングを開始するまでの準備も容易だ。
折りたたみ時は54×54.5×20.5cmというサイズとなるため収納場所にも困りにくい。重量は13kg。価格は35,000円(税抜)。現在ジャイアントでは店頭試乗キャンペーンを実施しているため、特設サイトを確認の上CYCLOTRONシリーズを試してみても良いだろう。
ジャイアント CYCLOTRON FLUID ST
素 材:スチール(フレーム素材)
サイズ:52.5×54×45cm(床置時サイズ)
重 量:13kg
適合製品:24-29インチホイールのバイク
ユニット:フルード式・RRSテクノロジー
最大出力:2000ワット
仕様:ZWIFT対応
価格:35,000円(税抜)
ジャイアントがリリースする定番固定ローラーシリーズ「CYCLOTRON(サイクロトロン)」が2016年11月より「ZWIFT」対応となった。ローラー台とスピード/ケイデンスセンサー付きのバイク、パソコンを用意すれば、世界中のサイクリスト達とオンライン上でバーチャルサイクリングを楽しめる。
今回紹介するCYCLOTRON FLUID STは、スピードが上昇すると同時に負荷も合わせて指数関数的に上昇するフルードタイプの負荷装置を備えたモデル。例えば、スピードメーターが25km/hを表示しているとき、CYCLOTRON FLUID STは約200Wの負荷を発生させていることになり、35km/hで走行している時は約400Wの負荷がかかっていることになる。パワーカーブはジャイアントのHPに掲載されている。
ZWIFTにもCYCLOTRON FLUID STのパワーデータ(ZWIFT社内計測)が登録されているため、そのパワー情報をもとにバーチャル世界でのスピードが計算されるという。つまり、上り勾配では大きなパワーを出力しないと、ZWIFT内での速度が上がらないため、現実世界を走行している感覚を与えてくれるはずだ。
フルード式負荷装置と大径フライホイールが実走感に富む走り心地を実現していることもポイントだ。自動的に負荷が加わるという最先端テクノロジーが用いられていなかったとしても、十分にバーチャルサイクリングやインドアトレーニングを楽しめるローラー台に仕立てられている。
また、フルードタイプの美点はマグネットや電磁式負荷装置と比較し、走行音が非常に静かであること。マンションやアパートでも十分にトレーニングを行えるはずだ。
ローラー部分は70mmと非常に大口径に設定されたTurboTronを採用することで、ローラー部に熱が蓄積することを防ぎ、タイヤへのダメージを最小限に留めている。Sunburst冷却フィンが、放熱性をさらに向上させているため、ローラー台自体の熱ダレの心配も少ない。
フレームは堅牢性に優れるスチール素材をTIG溶接し組み立てられている。展開時は52.5×54×45cmという幅広のスタンスとなるため、非常に優れた安定感を得ることが可能だ。対応するホイールサイズは24インチから29インチまで。クイック式レバーによってセットアップを行うため、トレーニングを開始するまでの準備も容易だ。
折りたたみ時は54×54.5×20.5cmというサイズとなるため収納場所にも困りにくい。重量は13kg。価格は35,000円(税抜)。現在ジャイアントでは店頭試乗キャンペーンを実施しているため、特設サイトを確認の上CYCLOTRONシリーズを試してみても良いだろう。
ジャイアント CYCLOTRON FLUID ST
素 材:スチール(フレーム素材)
サイズ:52.5×54×45cm(床置時サイズ)
重 量:13kg
適合製品:24-29インチホイールのバイク
ユニット:フルード式・RRSテクノロジー
最大出力:2000ワット
仕様:ZWIFT対応
価格:35,000円(税抜)
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