大磯クリテリウムをはじめとして様々なイベントを開催するウォークライド。今年も有料道路である「MAZDAターンパイク箱根」で箱根ヒルクライム大会を開催する。年に1度しか走ることのできないプレミアムなヒルクライムを紹介しよう。



2年目を迎える箱根ヒルクライム2年目を迎える箱根ヒルクライム (c)ウォークライド
茫漠とした太平洋が眼下に広がる茫漠とした太平洋が眼下に広がる (c)ウォークライド標高を上げるにつれて眺望を楽しむことができる標高を上げるにつれて眺望を楽しむことができる (c)ウォークライド日本中の人にとって、箱根といえば今も昔も「坂」の代名詞である。坂好きなサイクリストであれば、一度は訪れたことがあるのではないだろうか?そんなエリアで開催されるヒルクライムイベントが「箱根ヒルクライム」である。

コースとなるのは、いくつもある箱根の登りのなかでももっとも新しいルートである「MAZDAターンパイク箱根」。普段は自動車専用有料道路として自転車で走ることはできない、まさに夢のようなコースが年に1度、自転車のためだけに開放されるスペシャルイベントである。

日本を代表する峠である箱根だが、実はこのエリアでのヒルクライムイベントはしばらく開催が途絶えていた。そこに昨年の5月に初回大会が開催されることで、ひさびさの自転車イベントのカムバックを果たしたことになる。

レースを運営するのは、冬場のトレーニングレースとして人気を博する大磯クリテリウムなどを運営するウォークライド。より箱根という地域の魅力を発信するため、自転車レースのなんたるかを知り尽くしたウォークライドと地元の人々とが実行委員会を立ち上げ、第2回大会を開催することとなったという。

5月のターンパイクは、季節的に新緑が濃く、夏を予感させながらも快適な気温の季節。初夏の緑と風を感じて登った先には青々とした太平洋が眼前に広がり、挑戦者たちに元気を与えてくれる。そして頂上では芦ノ湖と富士山がまるで一枚の浮世絵のような調和を湛えた姿を見せてくれるだろう。

東海道新幹線小田原駅が最寄にあり、関東首都圏であるにもかかわらず、いざコースを走れば、車の騒音や町の喧騒の全くない静寂を得られるのも魅力だ。

MAZDAスカイラウンジがフィニッシュ地点だMAZDAスカイラウンジがフィニッシュ地点だ (c)ウォークライド箱根を登り切った達成感は他の何にも代えがたいだろう箱根を登り切った達成感は他の何にも代えがたいだろう (c)ウォークライド

会場には十分な広さが確保されている会場には十分な広さが確保されている (c)ウォークライド昨年の表彰式の様子昨年の表彰式の様子 (c)ウォークライド


坂はややきつめだが斜度が一定なため、必要なギヤを用意すればリズムを刻みやすい。路面もきれいで下山時も安心感がある。また、下山はパックごとに下り、必ず2回の休憩を途中に挟むので、下りに不安のあるビギナーや女性も安心だ。

参加クラスは男子女子それぞれのチャンピオンクラス、そして男子高校生・中学生のチャンピオンクラスで頂上を競う。そして男子年代別、女子市民クラスといった基本的なクラス分けのほか、体重のある人でも坂を楽しむことができる体重80㎏超級クラスというちょっと変わり種のクラスも用意される。どんなレベルのライダーでもこの坂を楽しんでもらいたいという想いが伺えるクラス分けとなっている。

エントリーを現在募集中 申し込みは5月15日まで

標高を上げるにつれて、続々と開けてくる美しい景色を堪能するもよし、景色には目もくれずライバルと競うもよし。そして、ただただ寡黙に自己記録に挑むもよし。そんな箱根ヒルクライムは現在参加者を募集中だ。エントリーはRUNNETから申し込むことができる。ターンパイクを登る貴重な機会、ぜひ申し込んでみては。

5月は箱根に登りましょう!5月は箱根に登りましょう! (c)ウォークライド


ネッツトヨタ湘南プレゼンツ 箱根ヒルクライム2016

主催:箱根ヒルクライム実行委員会
主管:株式会社ウォークライド
協賛:ネッツトヨタ湘南株式会社 ほか
開催日:2016年5月28日(土)・29日(日)
場 所:ターンパイク箱根小田原本線
距 離:13.8km
平均勾配:7.2%
参加資格:中学生以上の健康な男女
種 目:チャンピオンクラス、男子年代別クラス、女子市民クラス、体重80㎏超級ほか
参加規模:約2000名程度まで
参加費:4860円(中学生)、5400円(高校生)、10260円(大人)
申込締切:5月15日(日)
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