2015/10/03(土) - 09:58
ホイールやハンドルといったバイクパーツから、アパレルやバイクアクセサリーまで幅広く展開するアメリカンブランド、ボントレガー。同社のハイエンドライト「Ion700」と「Flare R」にリモート操作対応可能モデルが登場した。
ボントレガーのリモートコントロールセット photo:Yuya.Yamamoto
ボントレガーのハイエンドレンジに位置づけられるフロントライト「Ion700」とテールライト「Flare R」それぞれに、兄弟モデルが登場した。新モデル「Ion700RT」と「Flare RT Tail Light」は、リモートコントロール機能が新しく搭載され、より使いやすくグレードアップしていることが特徴だ。
Ion700 RTの基本スペックは従来通りの仕様を踏襲した、最大出力700ルーメンを誇るフロントライトだ。配光はワイドな照射範囲をフラット照らし出すパターン。高い光量とあわせて、街灯の少ない郊外でも高い視認性を得られることが特徴だ。また、側面のクリアプレートから出る光も明るく、被視認性を向上させている。不用意な飛び出しなども防げるだろう。
最大出力である700ルーメン時のランタイムは1.75時間。加えて、街灯の多い場所から郊外まで様々なシチュエーションに対応するためにモードも豊富に用意されている。450ルーメン時は3時間、200ルーメン時は6.75時間、50ルーメンのフラッシュ時は22時間、ストロボでは40時間だ。フラッシュやストロボはデイライトとして毎日使用してもよいだろう。Ion700のインプレッションはこちらから。
ボントレガー Ion 700 RT
ボントレガー Transmitr Wireless Remote
マウントブラケットは、シリコンバンドで固定するSyncV2ブラケット
ボントレガー Flare RT Tail Light
前モデルからの変更点は、ボディの長さが増したこと。新モデルの大きな特徴であるリモート機能のために、ANT+受信機を入れているためだろう。ボディサイズは大きくなっているが、細長いコンパクトなデザインとなっているため、どんなバイクにも溶けこむだろう。カラーもブラックへと変更されているため、カラーコーディネートも行いやすくなっている。
Flare RTの基本スペックも、Ion700 RTと同様に従来モデルを踏襲した。日中の被視認性を向上させて事故を防ぐという目的のデイライトとして開発されたFlareシリーズ。日が強い時間帯でも存在のアピールを十分にするために、Flare RTは最大で65ルーメンの出力を備えている。昼は2km以上、夜は5km以上の後方からでも視認できる明るさに加えて、270°というワイドな配光によって、非常に優れた被視認性を確保したテールライトである。
日中用のフラッシュで5.75時間、点灯は4.25時間というランタイムを備えている。夜用のモードではより長い駆動時間となっており、点滅は23時間、点灯は21時間の連続使用が可能だ。万が一、ライド中に充電残量が5%を下回った時に備えて、バッテリーセーブモードが用意されている。日帰りのライドであれば、1日通して点灯させておくことができるはずだ。
700ルーメンという大出力を備えており、ワイドでフラットな配光だ
サイドのクリアスクリーンから光によって被視認性を高めている
フラットな配光で白飛びすることもない
前モデルからの変更点は、レッドのクリアボディーがブラックのクリアに変更されたこと。サイズなどは大幅に変更されておらず、どのようなバイクにも溶けこむスタイリッシュなライトに仕上がっている。
そして、今回新しく搭載された機能はリモートコントロールだ。新しくラインアップに追加されたTransmitr Wireless Remoteの操作によって、電源のオン/オフ、モードの切替などが可能となっている。テールライトなど手が届きにくい場所に取り付けたライトを乗車したまま操作できるのは非常に便利だ。
センターボタンと前後左右のトグルスイッチという計5つのボタンが備えられている。センタースイッチは複数の役割を持っており、クリックひとつでペアリングしているライト全て点灯させることが可能だ。日中のライドでトンネルに差し掛かった際も安心してライトを点灯できるのは嬉しい機能だろう。
ボントレガー Flare RT Tail Light
65ルーメンの光は遠方からの被視認性が高い
サイドにまで光が届く
また、点灯中にクリックすることで、フロントライトを最大出力に切り替えることができる。加えて、各ライトのバッテリーインジケーター、ライトのモード確認など多彩な機能が備えられている。トグルスイッチでは各ライトの操作が可能だ。
Transmitr Wireless Remoteには最大7つのライトをペアリングすることができる。「Ion700RT」と「Flare RT」ならば複数のバイクに装着しても、1つのリモートコントローラーで全てをまかなえるはずだ。また、複数のFlare RTを1台に搭載して方向指示器(ウインカー)として設定できるのもTransmitr Wireless Remoteならでは。手信号が見づらくなる夜間において、自分がどちらの方向へ動くのか明確に意思表示できるため、安全性も向上するだろう。
いずれも通信規格はサイクリストにとっては馴染み深いANT+が採用されている。ペアリングはTransmitr Wireless Remoteのクリック操作のみで気軽にできるため、購入後すぐにでもリモート操作が可能となる。また、信頼性の高い通信規格を使用しているため、走行途中に途切れる心配も無い。
ボントレガー Ion 700 RT
ライト出力:700ルーメン
点灯モード:5パターン(700ルーメン、450ルーメン、200ルーメン、50ルーメンフラッシュ、ストロボ)
バッテリー:リチウムイオン
連続使用時間:1時間45分(700ルーメン)~45時間(ストロボ)
充 電:USB
対応ハンドル径:22.2~31.8mm
カラー:ホワイト
価 格:12,900円(税込)
ボントレガー Flare RT Tail Light
モード(ルーメン数):ナイトフラッシュ、デイフラッシュ(いずれも65lms)、デイステディ(25lms)、無いとステディ(5lms)、ターンシグナル(25lms)
ランタイム:23時間(ナイトフラッシュ)、21時間(ナイトステディ)、17時間(ターンシグナル)、6.5時間(デイフラッシュ)、5.5時間(デイステディ)
ボントレガー Transmitr Wireless Remote
通信規格:ANT+
対応機器:Ion700RT、Flare RT
電源:CR2032コイン電池
価格:9,500円(税込)
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ボントレガーのハイエンドレンジに位置づけられるフロントライト「Ion700」とテールライト「Flare R」それぞれに、兄弟モデルが登場した。新モデル「Ion700RT」と「Flare RT Tail Light」は、リモートコントロール機能が新しく搭載され、より使いやすくグレードアップしていることが特徴だ。
Ion700 RTの基本スペックは従来通りの仕様を踏襲した、最大出力700ルーメンを誇るフロントライトだ。配光はワイドな照射範囲をフラット照らし出すパターン。高い光量とあわせて、街灯の少ない郊外でも高い視認性を得られることが特徴だ。また、側面のクリアプレートから出る光も明るく、被視認性を向上させている。不用意な飛び出しなども防げるだろう。
最大出力である700ルーメン時のランタイムは1.75時間。加えて、街灯の多い場所から郊外まで様々なシチュエーションに対応するためにモードも豊富に用意されている。450ルーメン時は3時間、200ルーメン時は6.75時間、50ルーメンのフラッシュ時は22時間、ストロボでは40時間だ。フラッシュやストロボはデイライトとして毎日使用してもよいだろう。Ion700のインプレッションはこちらから。
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前モデルからの変更点は、ボディの長さが増したこと。新モデルの大きな特徴であるリモート機能のために、ANT+受信機を入れているためだろう。ボディサイズは大きくなっているが、細長いコンパクトなデザインとなっているため、どんなバイクにも溶けこむだろう。カラーもブラックへと変更されているため、カラーコーディネートも行いやすくなっている。
Flare RTの基本スペックも、Ion700 RTと同様に従来モデルを踏襲した。日中の被視認性を向上させて事故を防ぐという目的のデイライトとして開発されたFlareシリーズ。日が強い時間帯でも存在のアピールを十分にするために、Flare RTは最大で65ルーメンの出力を備えている。昼は2km以上、夜は5km以上の後方からでも視認できる明るさに加えて、270°というワイドな配光によって、非常に優れた被視認性を確保したテールライトである。
日中用のフラッシュで5.75時間、点灯は4.25時間というランタイムを備えている。夜用のモードではより長い駆動時間となっており、点滅は23時間、点灯は21時間の連続使用が可能だ。万が一、ライド中に充電残量が5%を下回った時に備えて、バッテリーセーブモードが用意されている。日帰りのライドであれば、1日通して点灯させておくことができるはずだ。
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前モデルからの変更点は、レッドのクリアボディーがブラックのクリアに変更されたこと。サイズなどは大幅に変更されておらず、どのようなバイクにも溶けこむスタイリッシュなライトに仕上がっている。
そして、今回新しく搭載された機能はリモートコントロールだ。新しくラインアップに追加されたTransmitr Wireless Remoteの操作によって、電源のオン/オフ、モードの切替などが可能となっている。テールライトなど手が届きにくい場所に取り付けたライトを乗車したまま操作できるのは非常に便利だ。
センターボタンと前後左右のトグルスイッチという計5つのボタンが備えられている。センタースイッチは複数の役割を持っており、クリックひとつでペアリングしているライト全て点灯させることが可能だ。日中のライドでトンネルに差し掛かった際も安心してライトを点灯できるのは嬉しい機能だろう。
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また、点灯中にクリックすることで、フロントライトを最大出力に切り替えることができる。加えて、各ライトのバッテリーインジケーター、ライトのモード確認など多彩な機能が備えられている。トグルスイッチでは各ライトの操作が可能だ。
Transmitr Wireless Remoteには最大7つのライトをペアリングすることができる。「Ion700RT」と「Flare RT」ならば複数のバイクに装着しても、1つのリモートコントローラーで全てをまかなえるはずだ。また、複数のFlare RTを1台に搭載して方向指示器(ウインカー)として設定できるのもTransmitr Wireless Remoteならでは。手信号が見づらくなる夜間において、自分がどちらの方向へ動くのか明確に意思表示できるため、安全性も向上するだろう。
いずれも通信規格はサイクリストにとっては馴染み深いANT+が採用されている。ペアリングはTransmitr Wireless Remoteのクリック操作のみで気軽にできるため、購入後すぐにでもリモート操作が可能となる。また、信頼性の高い通信規格を使用しているため、走行途中に途切れる心配も無い。
ボントレガー Ion 700 RT
ライト出力:700ルーメン
点灯モード:5パターン(700ルーメン、450ルーメン、200ルーメン、50ルーメンフラッシュ、ストロボ)
バッテリー:リチウムイオン
連続使用時間:1時間45分(700ルーメン)~45時間(ストロボ)
充 電:USB
対応ハンドル径:22.2~31.8mm
カラー:ホワイト
価 格:12,900円(税込)
ボントレガー Flare RT Tail Light
モード(ルーメン数):ナイトフラッシュ、デイフラッシュ(いずれも65lms)、デイステディ(25lms)、無いとステディ(5lms)、ターンシグナル(25lms)
ランタイム:23時間(ナイトフラッシュ)、21時間(ナイトステディ)、17時間(ターンシグナル)、6.5時間(デイフラッシュ)、5.5時間(デイステディ)
ボントレガー Transmitr Wireless Remote
通信規格:ANT+
対応機器:Ion700RT、Flare RT
電源:CR2032コイン電池
価格:9,500円(税込)
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