2015/08/21(金) - 09:07
市民レーサーの甲子園とも言われる国内最高峰の市民レース「ツール・ド・おきなわ」最長210kmで競われる公道ロードレースの申し込みが始まっている。また、同時に開催されるサイクリング部門についても併せて紹介しよう。
数々のドラマを生み出してきたツール・ド・おきなわ photo:Hideaki.Takagi
平成元年に初開催され数々のドラマを生み出してきたツール・ド・おきなわは、今年でついに27回を数える老舗イベントへと成長した。回を重ねる毎に年々参加者が増加してきており、全国から脚自慢のサイクリストが集まることとなる。昨年は過去最多の4,558名が参加し、やんばるを駆け抜けた。今年はさらに規模を拡大し、5,000人を目標に開催される予定だ。
それだけ多くの人がレースに参加するために、さまざまなカテゴリーが用意される。その中でも最もレベルが高いのが「男子チャンピオンレース」だ。UCIアジアツアー1.2クラスにカテゴライズされる国際レースであり、今年は海外8カ国(インドネシア、オランダ、韓国、タイ、台湾、中国、ニュージーランド、香港)から招待チームが参加予定。また、今年はチームおきなわを結成し、沖縄県出身選手達が男子チャンピオンレースに挑戦する予定だ。
同時に、女子とジュニアの国際レースも行われることとなる。これらはUCIレースではないものの、国内外から有力な選手が集まり、日本勢と海外勢の激しい戦いを見ることが出来る国内では貴重なレースとなるだろう。
朝陽を浴びながら本部半島を走る市民210kmのメイン集団 photo:Hideaki.Takagi
ホビーレーサーにとって最高の舞台と言われる市民210km 普久川ダムを終え補給所に差し掛かるメイン集団 photo:Hideaki.Takagi
市民140km 国頭村道の駅でスタートを待つ photo:Hideaki.Takagi
市民210km表彰台 市民レーサー最高の栄誉を勝ち取るのは誰だ? photo:Hideaki.Takagi
しかし、ツール・ド・おきなわと言えば市民レース。登録無しに参加できる市民レースの中では国内最高峰の大会であり、「おきなわ」で勝つことは、アマチュアレーサーにとって最高の栄誉ともされる。年間のトレーニングをこの大会のために積むサイクリストも多い、特別な存在だ。
国内最長のコースとなる市民レース210Km は「ホビーレーサーの甲子園」と言われ、国内においての市民ロードレースでは最高峰となる。市民レーサーにとっては完走するだけでステイタスがある過酷なレース。このレースを制した者は市民レーサーの日本チャンピオンと言っても過言ではなく、頂点を目指す熱い戦いが展開される。
また、市民レース部門は個々の力に合わせ参加できるよう、210㎞、140km、100km、50kmと参加者自身の成長と共に参加クラスをレベルアップできるよう設定されている。一つ一つステップアップしていくもよし、一つのカテゴリーで勝利を目指すのもよし、楽しみ方はそれぞれだ。
景色が魅力のサイクリング部門
青い海が魅力のツール・ド・おきなわサイクリング部門
本島1周サイクリングに新たに登場することとなった海中道路
エイドでは沖縄のお菓子「サーターアンダーギー」などのおもてなし とかく華やかなレースばかりが注目されがちなツール・ド・おきなわだが、タイムを競わないサイクリング部門が充実しているのも見逃せないポイントだ。特に上級者向けの沖縄本島1周サイクリングは新コースとなり、更に長くなった充実のコースへと進化した。新たにワルミ大橋と海中道路という2大スポットが追加され、346kmを2日間で走り切るWセンチュリーコースへと生まれ変わった。
上・中級者向けとなるやんばるセンチュリーライドは、沖縄の北東部であるやんばるの市町村(名護市、本部町、今帰仁村、大宜味村、国頭村、東村)を一日で走りきるというもの。アップダウンが続くこのコースはレースでも使われるコースの多くを通る、まさに沖縄で最も過酷で、大自然を満喫できる素晴らしいサイクリングコース。
中級者向けとなるチャレンジサイクリング100kmコースも、これまでより起伏に富んだコースへと変更を加えられ、より挑戦しがいのあるカテゴリーへと進化している。
そこまで走り切る自信のない初心者や、家族連れなどにオススメなのが沖縄随一の西海岸を誇る恩納村の海岸線を走る恩納村ファミリーサイクリング。コース全体がフラットになっており、走りやすさが特徴。脚力を問わず自転車で沖縄を満喫できる種目となっている。他にも、本島を離れ、日帰りで伊江島を走る伊江島ファミリーサイクリングや、1泊2日で島を満喫出来る伊平屋島サイクリングなども用意される。
可愛い「キジムナー」の仮装をした子供たちが応援してくれる
本島一周サイクリングを走る参加者たち。台湾からの参加者も多い
やんばる地方のアップダウンはなかなか手ごわい!
仲間で一緒に走るオキナワサイクリングは最高!
一部種目はすでに受付終了に。早めの申し込みが吉!
押しも押されぬ人気大会であるツール・ド・おきなわ。今年もすでに申し込みが始まっている。8月20日時点で既に100kmオーバー40の部は受付終了しているほどの人気ぶり。他の種目も早々に埋まることが予想されるため、早めに申し込みを済ませておいた方が良いだろう。エントリーはインターネット(スポーツエントリー)や電話(0570-550-846)およびFAX(0120-37-8434)、Famiポート、沖縄県内のサイクルショップ、事務局窓口で受け付けている。詳しくは大会サイト内エントリーページを参照のこと。
第27回ツール・ド・おきなわ
開催日:2015年11月7日(土)・8日(日)
エントリー期間:2015年8月1日(土)12:00(正午)~9月30日(水)17:00
種目:国際ロードレース(男子、女子、ジュニア)、市民ロードレース(210㎞、140km、100km、50km)、サイクリング部門(沖縄本島1周サイクリング、チャレンジサイクリング、恩納村ファミリーサイクリング、伊江島ファミリーサイクリング、伊平屋島サイクリング)
主催:特定非営利活動法人 ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、公益財団法人 日本自転車競技連盟
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平成元年に初開催され数々のドラマを生み出してきたツール・ド・おきなわは、今年でついに27回を数える老舗イベントへと成長した。回を重ねる毎に年々参加者が増加してきており、全国から脚自慢のサイクリストが集まることとなる。昨年は過去最多の4,558名が参加し、やんばるを駆け抜けた。今年はさらに規模を拡大し、5,000人を目標に開催される予定だ。
それだけ多くの人がレースに参加するために、さまざまなカテゴリーが用意される。その中でも最もレベルが高いのが「男子チャンピオンレース」だ。UCIアジアツアー1.2クラスにカテゴライズされる国際レースであり、今年は海外8カ国(インドネシア、オランダ、韓国、タイ、台湾、中国、ニュージーランド、香港)から招待チームが参加予定。また、今年はチームおきなわを結成し、沖縄県出身選手達が男子チャンピオンレースに挑戦する予定だ。
同時に、女子とジュニアの国際レースも行われることとなる。これらはUCIレースではないものの、国内外から有力な選手が集まり、日本勢と海外勢の激しい戦いを見ることが出来る国内では貴重なレースとなるだろう。
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しかし、ツール・ド・おきなわと言えば市民レース。登録無しに参加できる市民レースの中では国内最高峰の大会であり、「おきなわ」で勝つことは、アマチュアレーサーにとって最高の栄誉ともされる。年間のトレーニングをこの大会のために積むサイクリストも多い、特別な存在だ。
国内最長のコースとなる市民レース210Km は「ホビーレーサーの甲子園」と言われ、国内においての市民ロードレースでは最高峰となる。市民レーサーにとっては完走するだけでステイタスがある過酷なレース。このレースを制した者は市民レーサーの日本チャンピオンと言っても過言ではなく、頂点を目指す熱い戦いが展開される。
また、市民レース部門は個々の力に合わせ参加できるよう、210㎞、140km、100km、50kmと参加者自身の成長と共に参加クラスをレベルアップできるよう設定されている。一つ一つステップアップしていくもよし、一つのカテゴリーで勝利を目指すのもよし、楽しみ方はそれぞれだ。
景色が魅力のサイクリング部門
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上・中級者向けとなるやんばるセンチュリーライドは、沖縄の北東部であるやんばるの市町村(名護市、本部町、今帰仁村、大宜味村、国頭村、東村)を一日で走りきるというもの。アップダウンが続くこのコースはレースでも使われるコースの多くを通る、まさに沖縄で最も過酷で、大自然を満喫できる素晴らしいサイクリングコース。
中級者向けとなるチャレンジサイクリング100kmコースも、これまでより起伏に富んだコースへと変更を加えられ、より挑戦しがいのあるカテゴリーへと進化している。
そこまで走り切る自信のない初心者や、家族連れなどにオススメなのが沖縄随一の西海岸を誇る恩納村の海岸線を走る恩納村ファミリーサイクリング。コース全体がフラットになっており、走りやすさが特徴。脚力を問わず自転車で沖縄を満喫できる種目となっている。他にも、本島を離れ、日帰りで伊江島を走る伊江島ファミリーサイクリングや、1泊2日で島を満喫出来る伊平屋島サイクリングなども用意される。
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一部種目はすでに受付終了に。早めの申し込みが吉!
押しも押されぬ人気大会であるツール・ド・おきなわ。今年もすでに申し込みが始まっている。8月20日時点で既に100kmオーバー40の部は受付終了しているほどの人気ぶり。他の種目も早々に埋まることが予想されるため、早めに申し込みを済ませておいた方が良いだろう。エントリーはインターネット(スポーツエントリー)や電話(0570-550-846)およびFAX(0120-37-8434)、Famiポート、沖縄県内のサイクルショップ、事務局窓口で受け付けている。詳しくは大会サイト内エントリーページを参照のこと。
ツール・ド・おきなわ紹介動画ツール・ド・おきなわ紹介動画!!ツール・ド・おきなわ大会の開催地及びコースなどを紹介しています。映像は主に2014大会の映像です!やんばるの風をぜひ感じて下さい。
Posted by ツール・ド・おきなわ on 2015年9月17日
第27回ツール・ド・おきなわ
開催日:2015年11月7日(土)・8日(日)
エントリー期間:2015年8月1日(土)12:00(正午)~9月30日(水)17:00
種目:国際ロードレース(男子、女子、ジュニア)、市民ロードレース(210㎞、140km、100km、50km)、サイクリング部門(沖縄本島1周サイクリング、チャレンジサイクリング、恩納村ファミリーサイクリング、伊江島ファミリーサイクリング、伊平屋島サイクリング)
主催:特定非営利活動法人 ツール・ド・おきなわ協会、北部広域市町村圏事務組合、公益財団法人 日本自転車競技連盟
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