2009/06/16(火) - 21:07
自転車の楽しさ、自然の美しさを思う存分に味わえるイベント、カクタスカップ in 峰の原が、6月13、14日に長野県須坂市の峰の原高原で行われた。MTBの各種目はもちろん、ロードヒルクライムやキッズレースそしてツーリングまである自転車遊びの熱い2日間だ。
標高1400mの峰の原高原は長野県須坂市にあり、となりは菅平という冬はスキー、夏はスポーツのメッカだ。主催はコラテックやフォーカスでおなじみのダイワ精工で、MTBやロードで活躍する選手もスタッフで参加。須坂市や地元の全面協力のもと、とてもステキなイベントになっている。
イベントは2日間で9種目。初日はロード&MTBヒルクライム、ツーリング、ツークロス、キッズダウンヒル、親子レースそしてキッズクロスカントリーが。2日目は3時間と5時間の耐久レースで、両日ともに大じゃんけん大会が用意されている。ここでは初日の様子をレポートしよう。
ロードヒルクライム
距離13.5km、標高差1000mの全舗装区間を上る。選手と自転車はいったん須坂市街の「湯っ蔵んど」まで下りて、そこからスタート。緑の木立の中を上るヒルクライムコースは全国的に見ても一級品。次の日は栂池ヒルクライムという猛者も何人か。もちろんロードのチームマッサのメンバーがペースを作ってくれるので、楽に安全に上れる。トップのタイムは49分という記録。(コースレコードはチームコラテック・トライアスリートの松丸真幸が出した43分だとか)
MTBヒルクライム
ロードヒルクライムコースの中ほどがダートになったもの。スタートとゴールは一緒。途中はシングルトラックもあり、緑の大自然を感じながら上る気分は最高。もちろんチームコラテックのMTBメンバーが一緒に走ってくれるので安全で楽しい。参加者のほとんどが、舗装路のロードメンバーと同じくらいのタイムでゴール、健脚振りを披露した。
2X(ツークロス)
2人同時にスタート、同じダウンヒルコースを走る迫力満点の種目。全員が総当たり戦で走って、勝ち上がりを決めていく。狭いコースでの位置取り、ジャンプ台など見どころたくさん。飯塚朋子らチームコラテックメンバーの模範演技にはただただびっくり。
ダイワの森ツーリング
誰にでもおススメなのがこのMTBツーリング。会場がスタート・ゴールで脚力別にコースを選べるのがうれしい。会場周辺の緑豊かな森の中を走る。ダイワの森や、普段は走れない大笹街道(旧道)も、この日は特別に走れる。もちろん小笠原崇裕や御子柴寄頼信、堂城賢ら人気ライダーがエスコート役なので安心して楽しめる。ヒルクライムと同時間帯なので出場に迷うところだが、ぜひぜひ参加して欲しい。自転車の楽しさと自然の美しさを存分に味わえるイチ押しのイベントだ。
キッズダウンヒル
ツークロスと同じコースで行われる。子どもたちが学年別に走る。高学年の子ども達は自転車も走りもさすが大人たちと変わりない。大人より速い子ども達も。これに先立ってプロライダー達のデモンストレーションがあり、20人ほどが途切れることなく一列でコースを下りてくるシーンは圧巻だ。
親子レース
親と子どもがリレーで走る種目。子どもの年代に応じてクラス分けされる。子ども達の走りの差よりも、親の走りに大きな差があって、子どもが速く走っても親が抜かされるシーンも。「お父さんまだかなあ」とスタートラインで待つ子ども達の表情がいい。親子連れでぜひぜひ出てみたいイベントだ。
キッズクロスカントリー
年代別にクラス分けしてショートコースを走る。心配そうなパパ、ママたちとは対照的に子ども達はうれしさ満開。みんなが一生懸命ペダルを漕いでゴールへ。転んでもプロライダーがすぐ助けてくれるから、すぐ笑顔に。そして高学年は大人顔負けのデッドヒート。将来はプロライダーかな?
大じゃんけん大会
チームマッサの三船雅彦監督が相手のじゃんけん大会。参加者全員が三船監督とじゃんけん勝負。バッグや自転車グッズなどたくさんの賞品が。そして大トリはコラテックのMTB。一度は全員三船監督に負けたので、もう一度というハプニングも。勝ったのは小学生の男の子。大きくなるまでお父さんが乗る?
大きな地元のバックアップ
豚汁のサービスから大会スタッフ、コース設営など、地元の全面的な協力で、カクタスカップは気持ちよく楽しいイベントだ。普段自転車が走れない旧街道が走れたり、ペンションに楽しく泊まれたり。ペンションのマスターが大会スタッフもやっていたりと何かとアットホーム。とにかく親子で、仲間を誘って行ってみよう。自転車が、峰の原がぜったいに大好きになれる。
ダイワ精工では秋にもイベントを予定している。9月12、13日に行われるダイワプレゼンツ カクタスカップ in ジャムリゾートで、福井県勝山市で行われる、峰の原と同様のMTB&ロードのイベントだ。
なお、下記リンク先の峰の原高原観光協会HPには、2日目の耐久レースも含めたフォトアルバムが公開されている。こちらもどうぞ。
photo&text:高木秀彰
標高1400mの峰の原高原は長野県須坂市にあり、となりは菅平という冬はスキー、夏はスポーツのメッカだ。主催はコラテックやフォーカスでおなじみのダイワ精工で、MTBやロードで活躍する選手もスタッフで参加。須坂市や地元の全面協力のもと、とてもステキなイベントになっている。
イベントは2日間で9種目。初日はロード&MTBヒルクライム、ツーリング、ツークロス、キッズダウンヒル、親子レースそしてキッズクロスカントリーが。2日目は3時間と5時間の耐久レースで、両日ともに大じゃんけん大会が用意されている。ここでは初日の様子をレポートしよう。
ロードヒルクライム
距離13.5km、標高差1000mの全舗装区間を上る。選手と自転車はいったん須坂市街の「湯っ蔵んど」まで下りて、そこからスタート。緑の木立の中を上るヒルクライムコースは全国的に見ても一級品。次の日は栂池ヒルクライムという猛者も何人か。もちろんロードのチームマッサのメンバーがペースを作ってくれるので、楽に安全に上れる。トップのタイムは49分という記録。(コースレコードはチームコラテック・トライアスリートの松丸真幸が出した43分だとか)
MTBヒルクライム
ロードヒルクライムコースの中ほどがダートになったもの。スタートとゴールは一緒。途中はシングルトラックもあり、緑の大自然を感じながら上る気分は最高。もちろんチームコラテックのMTBメンバーが一緒に走ってくれるので安全で楽しい。参加者のほとんどが、舗装路のロードメンバーと同じくらいのタイムでゴール、健脚振りを披露した。
2X(ツークロス)
2人同時にスタート、同じダウンヒルコースを走る迫力満点の種目。全員が総当たり戦で走って、勝ち上がりを決めていく。狭いコースでの位置取り、ジャンプ台など見どころたくさん。飯塚朋子らチームコラテックメンバーの模範演技にはただただびっくり。
ダイワの森ツーリング
誰にでもおススメなのがこのMTBツーリング。会場がスタート・ゴールで脚力別にコースを選べるのがうれしい。会場周辺の緑豊かな森の中を走る。ダイワの森や、普段は走れない大笹街道(旧道)も、この日は特別に走れる。もちろん小笠原崇裕や御子柴寄頼信、堂城賢ら人気ライダーがエスコート役なので安心して楽しめる。ヒルクライムと同時間帯なので出場に迷うところだが、ぜひぜひ参加して欲しい。自転車の楽しさと自然の美しさを存分に味わえるイチ押しのイベントだ。
キッズダウンヒル
ツークロスと同じコースで行われる。子どもたちが学年別に走る。高学年の子ども達は自転車も走りもさすが大人たちと変わりない。大人より速い子ども達も。これに先立ってプロライダー達のデモンストレーションがあり、20人ほどが途切れることなく一列でコースを下りてくるシーンは圧巻だ。
親子レース
親と子どもがリレーで走る種目。子どもの年代に応じてクラス分けされる。子ども達の走りの差よりも、親の走りに大きな差があって、子どもが速く走っても親が抜かされるシーンも。「お父さんまだかなあ」とスタートラインで待つ子ども達の表情がいい。親子連れでぜひぜひ出てみたいイベントだ。
キッズクロスカントリー
年代別にクラス分けしてショートコースを走る。心配そうなパパ、ママたちとは対照的に子ども達はうれしさ満開。みんなが一生懸命ペダルを漕いでゴールへ。転んでもプロライダーがすぐ助けてくれるから、すぐ笑顔に。そして高学年は大人顔負けのデッドヒート。将来はプロライダーかな?
大じゃんけん大会
チームマッサの三船雅彦監督が相手のじゃんけん大会。参加者全員が三船監督とじゃんけん勝負。バッグや自転車グッズなどたくさんの賞品が。そして大トリはコラテックのMTB。一度は全員三船監督に負けたので、もう一度というハプニングも。勝ったのは小学生の男の子。大きくなるまでお父さんが乗る?
大きな地元のバックアップ
豚汁のサービスから大会スタッフ、コース設営など、地元の全面的な協力で、カクタスカップは気持ちよく楽しいイベントだ。普段自転車が走れない旧街道が走れたり、ペンションに楽しく泊まれたり。ペンションのマスターが大会スタッフもやっていたりと何かとアットホーム。とにかく親子で、仲間を誘って行ってみよう。自転車が、峰の原がぜったいに大好きになれる。
ダイワ精工では秋にもイベントを予定している。9月12、13日に行われるダイワプレゼンツ カクタスカップ in ジャムリゾートで、福井県勝山市で行われる、峰の原と同様のMTB&ロードのイベントだ。
なお、下記リンク先の峰の原高原観光協会HPには、2日目の耐久レースも含めたフォトアルバムが公開されている。こちらもどうぞ。
photo&text:高木秀彰