最大500カンデラの反射性能を備えるリフレクターベスト　レリック Armatura

2015/06/30(火) - 09:22

「スタイリングと機能性との両立」をコンセプトとする日本発のサイクルアパレルブランド、レリックより、最大で500カンデラの反射光を発するリフレクターベスト「Armatura」が登場。ブルベや通勤通学、ナイトライドで安全性を大きく高めてくれる一着だ。

レリック Armatura リフレクターベスト photo:Makoto.AYANO
Armaturaは、ウインドブレーカーとしての優れた機能と高い被視認性を兼ね備えるリフレクターベスト。一般的なリフレクターベストは、防風防水生地に反射シールを貼るという製法が取られているが、Armaturaは「リフレクティブ･スパン･2WAY」という、生地自体が反射性能を備えているレリック独自の新素材を採用。これを肩周りと腰部分に配し、暗所走行時の安全性を高めるという新しい試みの反射ベストである。

その反射性素材は最大500カンデラという明るさで光を反射するという。ちなみに、40Wの白熱球が40カンデラ、蛍光灯が330カンデラというから、その性能が優れていることがわかるだろう。また、光源の方向に向かって光が反射し、周囲に光が散乱しないため、歩道を歩く人などが眩惑してしまうこともない。

前身頃の反射素材は肩周りに備えられている

背中のパネルは肩周りと脇、腰部分にリフレクターを配した

また、優れた反射性能以外にも「リフレクティブ･スパン･2WAY」は多くの利点を持つ。従来品は反射シールを貼った部分の通気性が低減したり、シール自体がひび割れるなどの弱点であった。しかし、リフレクティブ･スパン･2WAYはそのような心配がなく、汗をウェア内から放出してくれるとともに、デイリーユースにも耐えられるほど耐久性を備えているという。

2WAYという名の通り、生地には2方向への伸縮性があるため、乗車姿勢をとった際も生地が突っ張ることなく体にフィットする。また、生地の余りを最小限とするカッティングがされているため、ウェアは風でバタつきづらく、空気抵抗が発生しづらくなっている。

前面のパネルには高い防風性を備えるRIPSTOP素材を採用している

熱がこもりやすい背中には通気用のメッシュ素材が配された

Reflective 2Wayは伸縮性に富むため、ライディンポジションにおいても生地の突っ張りが少ない

バックポケットも備えられているため、使い勝手も良い

前面のメインパネルには防風性と撥水性を兼ね備えるRIPSTOP素材を採用。最も熱がこもりやすい背中と脇部分にはメッシュを用いることで、季節や天候問わず幅広いシチュエーションに対応。ブルベや通勤通学、そしてこれからの季節のナイトライドにも最適だ。

ジッパー付きのポケットが備えられており、ベストを着用しても困らない仕様だ。サイズは身長155～161cmと小柄な方に対応するSサイズから、身長177～185cmと大柄な方まで対応するXXLサイズまでの5種類が揃えられている。カラーはブラックとホワイトという2色で、価格は14,040円（税込）。