GPS搭載デバイスのリーディングブランドであるガーミンより、昨今話題となっているスマートウォッチが登場。「vivoactiveJ」はスポーツシーンと日常生活の両方に対応し、アクティビティトラッカーとしての機能に長けることが特徴だ。



ガーミン vivoactive J(ブラック、ホワイト)ガーミン vivoactive J(ブラック、ホワイト) (c)いいよねっと
スマートフォンの普及と技術の進歩によって、登場してから最新ガジェットに敏感な層から注目を集め続ける「スマートウォッチ」。連携しているスマホに着信した電話やメッセージの通知したり、スマホを遠隔操作することが可能な腕時計型コンピューターだ。また、アプリを追加でインストールすることができ、ウォッチを好みに合わせてカスタマイズできることが特徴のデバイスである。

スマートウォッチといえどもスポーツやフィットネスに適したものから、通知機能や遠隔操作機能などでスマホのお供に適したものなど様々なタイプが存在している。今回紹介するガーミン初のスマートウォッチ「vivoactiveJ」は、スポーツとフィットネスでの使用に特化したタイプに位置づけられる。

特にガーミンはサイクルコンピューターEDGEシリーズやマルチスポーツウォッチForeAthleteシリーズ、アクティビティトラッカーvivoシリーズなどで、バイクとラン、スイム、ランニングなど様々なスポーツに関するデバイスをリリースしてきた実績を持つ。そして、それらで得たノウハウを一つの腕時計にまとめたのがvivoactiveJである。

スマホと連携させることで天気予報なども腕時計で確認できるスマホと連携させることで天気予報なども腕時計で確認できる (c)いいよねっと距離やタイム、スピードを計測・表示してくれる(画面はバイク用アプリ)距離やタイム、スピードを計測・表示してくれる(画面はバイク用アプリ) (c)いいよねっと日常生活においてもステップ数などを常に記録し続けるため、健康管理に役立てることが可能だ日常生活においてもステップ数などを常に記録し続けるため、健康管理に役立てることが可能だ (c)いいよねっと


vivoactiveJが対応するスポーツはバイクとラン、スイム、ゴルフ、ウォークという5種目。各スポーツごとに専用アプリがプリインストールされており、標準状態でタイムや距離、スピード、ラップ、消費カロリーといった項目が計測できる。衛星測位システムのチップはGPSとみちびき、GLONASSという3種類に対応しており、より高精度な測位が可能だ。

様々なウィジェットやウォッチフェイスで使いやすいようにカスタマイズできる様々なウィジェットやウォッチフェイスで使いやすいようにカスタマイズできる (c)いいよねっとConnect IQにてアプリをダウンロードし、ウォッチをカスタマイズできるConnect IQにてアプリをダウンロードし、ウォッチをカスタマイズできる さらに、GarminANTセンサーアクセサリーの心拍センサーとスピード/ケイデンスセンサー(自転車用)、フットポッド、Temp(温度)にも対応しており、サイクルコンピューターと同等のデータを計測及び記録することができる。加えて、自分の走っている位置をリアルタイムで配信するライブトラック機能にも対応した。

vivoactiveJは身につけている間は常にライフログを記録し続け、歩数や移動距離を記録し、それをもとに割り出した消費カロリーを表示・記録。また、一定時間動きがない場合は通知で、運動を促してくれるなど、常に運動を意識づけてくれるムーブバー機能も持っている。就寝前にスリープモードに切り替えると、睡眠時間と睡眠中の動きが記録可能と24時間体制の健康管理も行えるスペックだ。

記録したデータは他のデバイスと同様にGarmin Connectにアップロードすることで、インターネット上で詳細なデータとして閲覧・管理が行える。また、目標やゴールの設定などを行うことで、ゴールの達成状況などに応じてバッジが獲得できたりとゲーム性が高く、楽しみながら健康管理が行えるはずだ。

スマホをサポートするスマートウォッチとしても機能も忘れられていない。電話着信やメッセージ受信の通知はもちろんのこと、スマホのカレンダーと同期するとウォッチ側でスケジュールの確認がとれたり、音楽の再生・停止などの操作も行える。現在地周辺の予想天気、予想気温などの天気情報も表示される。

また、万が一スマホをどこかに置き忘れてしまっても便利な、Bluetoothの届く範囲まで近づくと液晶の表示とバイブレーションでスマホに近づいていることを知らせてくれる機能も備えられている。

さらに、Connect IQストアからアプリをダウンロードすることによって、vivoactiveJのウォッチフェイスの変更やアプリ、ウィジェット、データ項目を追加することが可能だ。もちろんvivoactiveJでもアプリの削除なども行えたり、並び替えなどカスタマイズできるようになっている。

ハードは4.4×3.9×0.8cmというボディと2.9×2.1cmというタッチパネルのディスプレイの組み合わせ。重量はバンドを含み38gと軽量だ。50m防水機能を備えているため、安心してスイムでも使用することが可能。バッテリー稼働時間は時計モードの場合は約3週間、GPSモードで約9時間となっている。本体に記録可能なアクティビティ数は10までだ。

スマートウォッチの中でもスポーツ用途に適したvivoactiveJ。カラーはブラックとホワイトという2色の用意。価格は34,074円(税抜)。5月22日(金)より予約受付開始だ。




ガーミン vivoactiveJ
サイズ:4.4×3.9×0.8 cm
ディスプレイ:2.9×2.1cm(205×148 ピクセル)、タッチスクリーン
重量:38.0g(バンド含む)
バッテリー:充電式リチウム電池
稼働時間:約3週間(時計モード)、約9時間(GPSモード)
防水性能:50m完全防水
GPS機能:高感度チップ(GPS/GLONASS/みちびき対応)
アクティビティ機能:ラン、バイク、スイム、ウォーク、ゴルフなど
ライフログ機能:達成率、ゴール、ステップ数、Moveバー、距離、消費カロリー
スリープモード:睡眠時間と睡眠中の動きを記録
保存データ数:アクティビティデータを最大10件
付属品:チャージングクレードル、操作マニュアル
価格:34,074円(税抜)
販売開始時期:5月29日(5月22日予約開始)

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