日本最大のオフロードの祭典　シマノ・バイカーズフェスティバル 7月25・26日開催

夏の訪れを告げるMTBの祭典であるシマノ・バイカーズフェスティバル。今年でついに25回目を迎えることとなった、歴史あるイベントだ。競技志向のMTBレーサーからトレイル初心者まで、老若男女問わず、誰もが楽しめる充実したイベントになっている。夏の信州を舞台に開催される2日間の概要をお届けしよう。

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今年もやってきたMTBの夏の祭典ことシマノ・バイカーズ
全国のライバルと再会できる貴重な機会 ツーリング種目も魅力的なのがシマノ・バイカーズフェスティバル シマノ・バイカーズの舞台は下り系MTBライダーにはおなじみのMTBパークである富士見パノラマリゾートとその周辺一帯に広がるコース。25年目という節目となる今年は新種目として、MTB初心者限定の新種目「ビギナーXC」が実施され、より間口の広い大会として開催される予定だ。

他にも、ツーリングに新コースが追加されたり、昨年人気を博したDHエンデューロが継続開催されていたりと、25回目と時を重ねても、進化を続けているシマノ・バイカーズフェスティバル。

XCマラソンなどの登り系種目から、DHをはじめとした下り系種目まで幅広いレース系種目と、多彩なコースが魅力のツーリング、そして試乗会やライディングスクールといった多数のミニイベントから構成されるシマノ・バイカーズフェスティバル。敷居が高そうなレース種目も細かくカテゴリーが分かれているので、老若男女、MTB経験を問わず誰もが参加しやすいフレンドリーな雰囲気となっている。ツーリングも「お気軽＆エンジョイ」志向のビギナーから、「長距離」志向のベテランまで楽しめる幅広いコース設定が嬉しい。

また、会場付近には温泉施設やグルメスポットも点在しており、家族や仲間との思い出づくりにも最適だ。2日間開催となっており、泊まりがけで大会をエンジョイすることができる。会場にはオートキャンプ用のスペースも設けられているので、家族でキャンプを楽しみつつ、2日間を遊びつくせる。

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みんなで楽しめるレース系種目
競技志向の強いライダーも満足できるコースながらチームや家族の声援が飛び交うアットホームな雰囲気が人気のレース系種目。個人種目やチーム・家族種目、脚力や年齢・性別に応じて細かくクラス分けされているため、参加しやすいことが特徴だ。ここではそれぞれの種目の特徴を簡単に紹介していこう。

XC系レース
XCマラソン及びエンデューロは1周1.8kmのコースを使用する。今年は、ゲレンデのXCコースに大会初となる立体交差が登場し、選手もギャラリーも大興奮間違いなし。キッズXCは学年別にコースを変えてレースが行われる予定だ。各種目とも細かくクラス分けされているため、思い思いのペースで走ることができる。

XC系レースラインナップ
・30/60分XCマラソン：60分XCは年齢別2クラスと女性クラス、30分XCはソロとペアクラスに分類
・2時間/4時間エンデューロ：2時間エンデューロは両日開催され、土曜日の4時間エンデューロには女性クラスもある
・ビギナーXC：約1.2kmのXCコースを使ったビギナー限定の新種目。競技時間は10分で、速い人は2周走れるかも？
・キッズXC：小学校低学年と高学年の男女の計4クラス。規定時間内に何周できるかを競う

スタートを待つエンデューロの参加者達 エンデューロのスタート

森の中のシングルトラック区間 チームメイト共にフィニッシュラインを切る


DH系レース
昨年はエントリー数も増加し、人気再燃の兆しを見せるDH種目。ダウンヒルは下り系のタイムレースで富士見パノラマの常設コースをアレンジしたコースを使用。DHエンデューロは下り基調のコースながらもテクニカルな登りセクションをプラスした全長3km高低差210mの特設コースを走り抜ける。

DH系レースラインナップ
・ダウンヒル：年齢別のクラスに加え、ユニークかつライダーの腕が試されるリジットバイクのクラスも設置
・DHエンデューロ：下りだけではなく、登りもあるためXCやオールマウンテン系バイクがおすすめ
・チームDH：2-3人のチームを組み、2番手でゴールした選手のタイムを競う種目

ド迫力のDH DH系競技ではスタート地点までライダーとバイクはゴンドラで移動

これだけ多くのダウンヒルバイクが集まる機会はそうない DHエンデューロでは登り返しをこなせずに歩いてしまう参加者も


当日参加受付種目ラインナップ
以下のクラスは当日に参加受付が可能だ。気分や体調次第でエントリーして挑戦してみよう。
・激坂ゲレンデヒルクライム：平均斜度20％の急斜面を利用した上りコースで行われる超短距離ヒルクライム
・ミルキー：小学校入学前のキッズによるレース、将来のオリンピックライダーが生まれるかも？
・MTBライディングスクール：世界で戦うライダーにMTBの基礎を教えてもらえる貴重なチャンスだ
※MTBライディングスクールは申し込み方法が異なるため、オフィシャルサイトを確認してください
また、一般選手の参加はできないが、近年人気上昇中のシクロクロスのデモレースがシマノサポートライダー達によって開催される予定だ。

小さなキッズライダーが元気良く走るミルキー パパやママ達も子供の勇姿をカメラに収めるのに大奮闘だ

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＜コース良し！ 冒険、グルメ、宝探しも楽しめるツーリング系種目＞

25年間のノウハウが詰まった多彩なツーリングコースもシマノバイカーズの魅力
MTBの醍醐味の一つである"冒険"にフィーチャーした多彩なツーリングコースが揃う。100kmのロングツーリングからトレイル系、グルメ・お宝探しを楽しむメニューまでさまざまなコースが用意されている。今年は気軽に参加できる「西山塩沢川トレイルネイチャーツアー」「八ヶ岳6時間バイクロゲイニング」という2つの新コースが追加された。その中からカテゴリー別に注目のコースを紹介しよう。レースとツーリングを両方楽しみたいライダーのために両日もしくは1日複数回開催するコースもある。


フリー走行を楽しむロングツーリング:八ヶ岳グランツーリング (ロング・100km/ミドル・80km)

オンロードツーリングも用意される (c)シマノ走りやすいダブルトラックも多いので安心だ 地元のパン屋さんに立ち寄ってもいいかも (c)シマノバスでスタート地点まで移動するコースも (c)シマノ子どもたちも楽しめるコースも用意される たっぷり走りたいロングライドマニア向けの八ヶ岳グランツーリング。復活した尖石遺跡や清里・野辺山の主要な観光地を巡る充実のルート設定。エイドを食べつくすならロングコース、もう少し短い方がいいという方は80kmのミドルコースもある。一緒に走るライダーと励ましあいながらゴールを目指そう！

フリー走行系コースラインナップ
・八ヶ岳グランツーリング (100km)
・富士見KOMツーリングエンデューロ（50km)
　※競技区間と移動区間を設けたコンペ形式のツーリング
・入笠釜無林道ビューツーリング（約40km）
・富士見町里山ランチツーリング（約20km）

バス移動とガイドを組み合わせたワンウェイコース:八ヶ岳山麓ガイドツアー（約45km）
最初にバス移動で八ヶ岳中央農業実践大学校へ。牧場や自然公園の小径を抜け、山麓に広がる森林地帯の迷路のようなトレイルを辿っていく。山麓のトレイルの路面は一様ではないため体力やテクニック以外に道を選ぶ判断力も必要となる。レベルに合わせてルートがいくつか用意されているのもうれしいところ。

ワンウェイツーリング系コースラインナップ
・八ヶ岳山麓ガイドツアー（約45km）
・高遠城址ガイドツアー（約35km）
・諏訪大社ガイドツアー （約28km）

シークレットコースを走るガイドツーリング:西山塩沢川ネイチャーツアー（約35km）
今年新たに実施予定のガイドツアー、会場を出発して、西山の不思議な丘に延びるトレイルを走り、歴史の道・甲州街道を抜けて山梨県側にあるメインの林道入り口へ。ここも南アルプスと八ヶ岳がせめぎ合うエリアに位置しており、きっと不思議な道があなたを待っているハズ。

ガイド付きトレイルネイチャーツーリング系コースラインナップ
・西山塩沢川トレイルネイチャーツアー（約35km）
・入笠丸金トレイルネイチャーツアー（約30km）
・富士見入笠トレイルネイチャーツアー（シークレットツアー）

グルメ・宝探し系:八ヶ岳6時間バイクロゲイニング（約60km）
ロングライド愛好者にむけた新種目がこちら。6時間たっぷり走れるとびきりのツーリングコンペティションがこのコースだ。エリア内に点在するチェックポイント（CP/ 配点あり）を時間内により多く集めた人が上位になるという競技ツーリング。オンロード上のCP、オフロード上のCP、タスクに設定されたCP をどう選択するか、作戦が大切になってくるだろう。

グルメ・宝探し系コースラインナップ
・八ヶ岳6時間バイクロゲイニング（約60km）
・入笠山天上トレッキング（約15km）
・富士見町グルメハントツーリング　　（25km）
・富士見町トレジャーハントツーリング（15km）
・富士見3Aトレジャーハント26（3コースから選択）

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パーティーの目玉である豚の丸焼き 長野を代表する銘酒である真澄も楽しめるかも


試乗車もたくさん用意される出展ブース 完成車をはじめとした豪華賞品があたる！ (c)シマノ

マウンテンバイクを主体とした様々な種目が用意されるシマノ・バイカーズフェスティバルだが、ライドするだけがメインではない。協賛企業による最新モデルの展示や本格オフロードコースでの試乗、足湯コーナー、新鮮な高原野菜が食べられるコーナーなどライド以外の楽しみも満点だ。

そして、大会のラストを締めくくるのは、完成車をはじめとする超豪華景品が数多く当たる大抽選会。今年は土日の両日開催される予定だ。マニア大注目のお宝アイテム他、地元特産品などが準備され、最後まで目が離せない。

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参加申し込みは4月10日から！
シマノバイカーズフェスティバルで最高の夏休みを始めよう (c)シマノ
シマノサイクルスポーツイベントのホームページでは現在大会の概要が掲載中だ。まもなく公開されるであろう大会HPは競技規則など各種ルールからコース紹介や観戦ポイント、プログラム＆タイムスケジュール、アクセス情報、昨年までの様子がわかる大会レポートなど、様々なコンテンツ満載でシマノバイカーズのすべてが分かるサイトとして準備中。またfacebookページもオープンしている。

会場の駐車場にはキャンプ用施設が設けられ、周辺には温泉施設やグルメスポットが点在。シマノ・バイカーズフェスティバルは、夏休みの思い出作りや家族サービスにもピッタリなイベントだ。家族や、仲間と一緒に夏の楽しい2日間を富士見パノラマリゾートで過ごしてみてはいかがだろうか。

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第25回シマノ・バイカーズフェスティバル
開催日：2015年7月25日(土)・26日(日)
募集期間：4月10日（金）から6月5日(金)まで
会 場：長野県 富士見パノラマリゾート