2014/11/16(日) - 10:19
さて、11月8日~9日にかけて開催されたサイクルモード。3日間を通して31,149人が幕張メッセを訪れ、前年比104%と増加に転じた今回は、自転車イベントでは珍しいほどに多くの女性の姿が目立っていました。いかにも自転車に乗っています!という風ではない彼女たちは、なぜサイクルモードに、自転車に興味をいだいたのか、そのあたりをインタビューしてみました。
リドレーブースでお見かけしたマリコさんとカナコさん
リドレーブース前で試乗から帰ってこられたところをインタビューに応じていただいたお二人。半年前にロードを始められたマリコさんは、すでに2台もバイクを持っていて、来週にはボーラウルトラ35が納品されるというはまりっぷり。身近にやっつけたい相手がいるそうで、そのための設備投資とのこと。
カナコさんのほうは、全く未経験で試乗前講習にでてから、リドレーを試乗してこようとしたという。してこようとした、というのも、実は試乗コースが怖くて実際は乗れなかったということでした。言われてみればちょっと狭くて、初めての人にはハードルが高いのは確か。「初心者レーンを作ってくれると嬉しいです。」とのことでした。
お二人とも弱虫ペダルは大好きとのことで、マリコさんの最初のビアンキはかなり影響されていたという。カナコさんも東堂尽八がお気に入りでぜひリドレーに乗ってみたかったとのことでした。
普段は、あまり大勢で走ることはないというマリコさん。「どこまでいっても自転車はひとり乗りじゃないですか。」と、いきなり深いセリフを放っておられました。「大人数で走ってもあんまりしゃべらないし、峠なんかにいくと結局バラバラになっちゃいますし、一人黙って走ってます。」と言われていましたが、カナコさんが乗りだしたら「それはもう一緒に走りますよ!」と力強い一言でした。
「デローザのIDOLのピンクのサイズがピッタリだったので、もう発注します!」カオルさんとミユキさん
今年の春からロードバイクに乗り始めたカオルさんとミユキさん。非常にノリがよく、声をおかけしたら「じゃあ、車輪まわしますよ!」となぜかホイールを回してくれた。普段はサイクリングロードメインでグルメライドを楽しんでいる二人は、まだレースには出たことは無いということですが、カオルさんはワイズカップに出場予定とのこと。
他にも最近は夜景を見るライドにはまっているということで、川崎の工場と自転車の組み合わせはかなりお気に入りとのこと。夜景ライドときいて、ナイトヒルクライムでもしてるのかと思いましたよ、と言うとそれもいいですね、と応えられるほど、かなり重症(褒め言葉)みたいです。
愛車はそれぞれカオルさんがデローザのR848、ミユキさんがビアンキのニローネに乗られているということ。今回来られたのは、なんと2台目を考えておられているということで、カオルさんはデローザのIDOLのピンクがサイズがピッタリ合うことを確認されて、もう発注します!ということでした。
お二人は弱虫ペダルも好きということで、自転車を選んだ理由も好きなキャラクターなのかと伺ってみると、意外にそんなことは無い様子。「漫画とロードは結構別ですねー、最初は理想があるけど、サイズとかもあるので。」とはミユキさん。カオルさんは「買っちゃうと、もう家族みたいなもので、乗りに行くときも散歩に連れ出しているような感じです!」と自転車への愛情たっぷりなコメントでした。
サーベロとデローザに興味があり、試乗もされてきたモリ姉妹
お名前を伺った時に、「モリです。」「モリさんと?」「モリです。。」と名乗られ、一瞬「??」となったのが、こちらのお二人。姉妹でサイクルモードに来られるという仲良しっぷりで、一人っ子の私は少し羨ましい。お二人ともスポーツバイク経験はゼロとのこと。
サイクルモードにきた理由は、ズバリ弱虫ペダルを読んでロードバイクに興味が出てきたから。あまり、ロードバイクを乗ってれるところがないので、良い機会だということで来場されたとのこと。サーベロとデローザに興味があり、試乗もされてきたお二人。ビアンキにも興味があったけれども、出展していなかったのでまたの機会に乗ってみたいな、ということでした。
仲のいいお友達が自転車ショップで店員さんをやっているので、自転車を買ったらいろいろ教えてもらいながら、どこかに乗りに行くのが目標と教えていただきました。
「三本ローラーに興味があったけど、乗れなかったんです。だから来年もぜひ来たいです!」マユさんとシロさん
1日目終了間際にインタビューさせていただいたマユさんとシロさんはサイクルモードは2回目。マユさんはリドレーに、シロさんはトレックに乗られているということ。自転車を初めたキッカケがユニークで、自転車が好きでママチャリで秋葉原まで行ったりしていたということで、リアル坂道君がここにいたか、という感じ。
普段は、シロさんはロングライドが好きで銚子やら江の島やら群馬やら自走で200kmほどは走っているということでびっくり。一方でマユさんはけっこう近場を走っておられるということですが、しまなみ海道のブースではかなり興味を引かれたとのことでした。
今年のサイクルモードは口をそろえて「「すっごい楽しかったです!」」とのことで、たくさんのバイクブランドに試乗されたとのこと。去年は雨で試乗できなかったこともあり、今年は特別に楽しかった様子。いまは二人ともアルミバイクに乗っておられて、カーボンバイクに興味がでてきてしまったということでした。
「三本ローラーに興味があって、乗ってみたかったんですけど、乗れなかったんです。だから来年もぜひ来たいです!」と勢いよく話していただいたお二人。また、来年もぜひサイクルモードを盛り上げてください!
「サーベロに乗りたいんですけどお値段が高すぎて。。」イチカワさんとテルイさん
こちらは試乗前レッスン講座に並んでおられたお二人。イチカワさんはまだスポーツサイクル未経験ですが、テルイさんは昔ロードバイクに乗っていて、今はクロスバイクに乗っておられるとのこと。イチカワさんの自転車を選びながら、テルイさんも再びロードを購入しようかと色々探していた。
一通り会場を回ってみた感想は、「たくさんの自転車があって、色だったり、機能だったり、解説してもらって勉強になりました!」とはサイクルモード初めてのイチカワさん。一方、4回目のテルイさんは、「ちょっと出展社が減っているのが気にかかるけれど、女性向けモデルが充実していて良かったです。」と語ってくれた。
これから講習を受けて、弱虫ペダルでも推しキャラが乗っている憧れのサーベロに乗ってみるということでした。購入予定バイクなんですか?とお尋ねすると、「乗りたいんですけどお値段が高すぎて、購入候補からは真っ先に外れちゃいました。」としっかりした経済感覚をお持ちのイチカワさんでした。
さて、とりあえず1日目はここで終了。やはりというか、なんというか弱虫ペダルの影響はかなり大きいみたいです。でも、実際に自転車に興味を持つと作品と自転車は分けて考えている人が多いのだな、という印象でした。初心者にとっては、試乗コースも結構怖いというのも、新鮮で貴重なコメント。いかに自分が自転車乗りの目線しか持っていないかということを痛感させられます。さて、次回は女性限定500円となった土曜日に訪れられた来場者を紹介します!
text&photo:Naoki,YASUOKA
リドレーブースでお見かけしたマリコさんとカナコさん
リドレーブース前で試乗から帰ってこられたところをインタビューに応じていただいたお二人。半年前にロードを始められたマリコさんは、すでに2台もバイクを持っていて、来週にはボーラウルトラ35が納品されるというはまりっぷり。身近にやっつけたい相手がいるそうで、そのための設備投資とのこと。
カナコさんのほうは、全く未経験で試乗前講習にでてから、リドレーを試乗してこようとしたという。してこようとした、というのも、実は試乗コースが怖くて実際は乗れなかったということでした。言われてみればちょっと狭くて、初めての人にはハードルが高いのは確か。「初心者レーンを作ってくれると嬉しいです。」とのことでした。
お二人とも弱虫ペダルは大好きとのことで、マリコさんの最初のビアンキはかなり影響されていたという。カナコさんも東堂尽八がお気に入りでぜひリドレーに乗ってみたかったとのことでした。
普段は、あまり大勢で走ることはないというマリコさん。「どこまでいっても自転車はひとり乗りじゃないですか。」と、いきなり深いセリフを放っておられました。「大人数で走ってもあんまりしゃべらないし、峠なんかにいくと結局バラバラになっちゃいますし、一人黙って走ってます。」と言われていましたが、カナコさんが乗りだしたら「それはもう一緒に走りますよ!」と力強い一言でした。
「デローザのIDOLのピンクのサイズがピッタリだったので、もう発注します!」カオルさんとミユキさん
今年の春からロードバイクに乗り始めたカオルさんとミユキさん。非常にノリがよく、声をおかけしたら「じゃあ、車輪まわしますよ!」となぜかホイールを回してくれた。普段はサイクリングロードメインでグルメライドを楽しんでいる二人は、まだレースには出たことは無いということですが、カオルさんはワイズカップに出場予定とのこと。
他にも最近は夜景を見るライドにはまっているということで、川崎の工場と自転車の組み合わせはかなりお気に入りとのこと。夜景ライドときいて、ナイトヒルクライムでもしてるのかと思いましたよ、と言うとそれもいいですね、と応えられるほど、かなり重症(褒め言葉)みたいです。
愛車はそれぞれカオルさんがデローザのR848、ミユキさんがビアンキのニローネに乗られているということ。今回来られたのは、なんと2台目を考えておられているということで、カオルさんはデローザのIDOLのピンクがサイズがピッタリ合うことを確認されて、もう発注します!ということでした。
お二人は弱虫ペダルも好きということで、自転車を選んだ理由も好きなキャラクターなのかと伺ってみると、意外にそんなことは無い様子。「漫画とロードは結構別ですねー、最初は理想があるけど、サイズとかもあるので。」とはミユキさん。カオルさんは「買っちゃうと、もう家族みたいなもので、乗りに行くときも散歩に連れ出しているような感じです!」と自転車への愛情たっぷりなコメントでした。
サーベロとデローザに興味があり、試乗もされてきたモリ姉妹
お名前を伺った時に、「モリです。」「モリさんと?」「モリです。。」と名乗られ、一瞬「??」となったのが、こちらのお二人。姉妹でサイクルモードに来られるという仲良しっぷりで、一人っ子の私は少し羨ましい。お二人ともスポーツバイク経験はゼロとのこと。
サイクルモードにきた理由は、ズバリ弱虫ペダルを読んでロードバイクに興味が出てきたから。あまり、ロードバイクを乗ってれるところがないので、良い機会だということで来場されたとのこと。サーベロとデローザに興味があり、試乗もされてきたお二人。ビアンキにも興味があったけれども、出展していなかったのでまたの機会に乗ってみたいな、ということでした。
仲のいいお友達が自転車ショップで店員さんをやっているので、自転車を買ったらいろいろ教えてもらいながら、どこかに乗りに行くのが目標と教えていただきました。
「三本ローラーに興味があったけど、乗れなかったんです。だから来年もぜひ来たいです!」マユさんとシロさん
1日目終了間際にインタビューさせていただいたマユさんとシロさんはサイクルモードは2回目。マユさんはリドレーに、シロさんはトレックに乗られているということ。自転車を初めたキッカケがユニークで、自転車が好きでママチャリで秋葉原まで行ったりしていたということで、リアル坂道君がここにいたか、という感じ。
普段は、シロさんはロングライドが好きで銚子やら江の島やら群馬やら自走で200kmほどは走っているということでびっくり。一方でマユさんはけっこう近場を走っておられるということですが、しまなみ海道のブースではかなり興味を引かれたとのことでした。
今年のサイクルモードは口をそろえて「「すっごい楽しかったです!」」とのことで、たくさんのバイクブランドに試乗されたとのこと。去年は雨で試乗できなかったこともあり、今年は特別に楽しかった様子。いまは二人ともアルミバイクに乗っておられて、カーボンバイクに興味がでてきてしまったということでした。
「三本ローラーに興味があって、乗ってみたかったんですけど、乗れなかったんです。だから来年もぜひ来たいです!」と勢いよく話していただいたお二人。また、来年もぜひサイクルモードを盛り上げてください!
「サーベロに乗りたいんですけどお値段が高すぎて。。」イチカワさんとテルイさん
こちらは試乗前レッスン講座に並んでおられたお二人。イチカワさんはまだスポーツサイクル未経験ですが、テルイさんは昔ロードバイクに乗っていて、今はクロスバイクに乗っておられるとのこと。イチカワさんの自転車を選びながら、テルイさんも再びロードを購入しようかと色々探していた。
一通り会場を回ってみた感想は、「たくさんの自転車があって、色だったり、機能だったり、解説してもらって勉強になりました!」とはサイクルモード初めてのイチカワさん。一方、4回目のテルイさんは、「ちょっと出展社が減っているのが気にかかるけれど、女性向けモデルが充実していて良かったです。」と語ってくれた。
これから講習を受けて、弱虫ペダルでも推しキャラが乗っている憧れのサーベロに乗ってみるということでした。購入予定バイクなんですか?とお尋ねすると、「乗りたいんですけどお値段が高すぎて、購入候補からは真っ先に外れちゃいました。」としっかりした経済感覚をお持ちのイチカワさんでした。
さて、とりあえず1日目はここで終了。やはりというか、なんというか弱虫ペダルの影響はかなり大きいみたいです。でも、実際に自転車に興味を持つと作品と自転車は分けて考えている人が多いのだな、という印象でした。初心者にとっては、試乗コースも結構怖いというのも、新鮮で貴重なコメント。いかに自分が自転車乗りの目線しか持っていないかということを痛感させられます。さて、次回は女性限定500円となった土曜日に訪れられた来場者を紹介します!
text&photo:Naoki,YASUOKA
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