2014/10/26(日) - 09:22
さて、充実の一日をすごしたホノルルセンチュリーライド。100マイル走り終わって、ホテルに戻った後は、毎年恒例のアフターパーティーが開催された。リゾートホテルでのビュッフェ形式で行われたパーティーの様子と、参加者アンケートからチョイスしたおもしろエピソードをお届けします。
それぞれの目標とする距離を走り終えて、達成感に満ち溢れた表情でカピオラニ公園へと帰ってきた参加者たち。疲れ切った身体を癒したあとには、お楽しみの後夜祭が待っている。午後7時から行われる後夜祭は毎年人気のイベントで、多くの参加者が集まるのだ。
ゲストである今中さんや絹代さん、鶴見さんご夫妻、また湘南ベルマーレの内山GMや橘田選手らとともに、参加者の方々が和気あいあいと大会の思い出を語りあうことのできるまたとない機会となるのがこの後夜祭パーティーなのだ。会場となった「ワイキキ ビーチ マリオット リゾート & スパ」のパーティールームに用意された席はどんどんと埋まっていく。
後夜祭の冒頭はもちろん乾杯から。今年乾杯の音頭をとったのは、湘南ベルマーレの橘田選手。大学院を卒業し、就職が決まった橘田選手。みなさんの完走と、橘田選手の内定を祝っての乾杯で始まったパーティーは和やかな雰囲気で進んでいく。
まずは、我々シクロワイアード取材班によるスライドショーを上映。到着から、講習会やプラクティスライド、そして本大会で撮影したばかりの、とれたてほやほやのフォトストリームが流れていく。たった1日前の講習会やプラクティスライドの写真がすでに遠い思い出のようで、この数時間がいかに密度の濃い体験であったのか、伺い知れようというもの。
そんなスライドショーを肴に、思い出を語り合うみなさんに程良くお酒が回ってきたころ、お楽しみの抽選会が始まった。毎年、インターマックス代表の今中さんをはじめ、ヘルメットやジャージといった豪華なプレゼントが用意された抽選会。
今年は絹代さんから、各地のイベントでゲットしたおみやげアイテムや、ツアー主催のトップツアーからは来年のホノルルセンチュリーライドまで使えるマリオットのペア宿泊券(!!)が送られたりと豪華景品が目白押し。ささやかながら、私たちシクロワイアードもツールドフランスをはじめとした各地の取材でゲットした戦利品を提供させていただきました。
そんなこともあり、実は賞品もかなり多いため当選率もかなり高め。体感的には3人に1人ぐらいは何かゲットしておられたような印象を受けるほどの当選率だったのだ。そして、参加者のかたが登壇するたびに、軽妙なトークで場を盛り上げていく絹代さんと今中さん。普段はクールな今中さんが、「いじられキャラ」になってしまうようななんとも、アットホームな空気に満ちた会場。
さて、そしてパーティーはこちらも毎年恒例の、参加者さんのエピソード発表へ。これは皆さんが後夜祭スタート前にアンケートに書いてくれた感想や思いを、今中さんと絹代さんが勝手にピックアップして発表しちゃうというもの。毎年おもしろ・感動話が飛び出す人気コーナーなのです。それではこの記事上でも、会場で披露された数々のエピソードの中からいくつかご紹介。
昨年15kgのダイエットに成功した中居章さん
ホノルルセンチュリーライドへと3回目の参加という中井さん。じつは、昨年‐15kgの大幅減量に成功した中居さんは、今年同様壇上でそのエピソードを披露してくれていたのだ。そしてその時、今中さんが一言「来年はもっとスマートになってるはずですね!」とまさかのコメントを頂いたとのこと。
そして、今年。どれだけ減量ができたのかというと、「昨年と同じウェアで参加します。(笑)」とのことで、さすがに2年連続大幅減量は難しかった様子。ちなみに容赦のなさを暴露されてしまった今中さんはちょっと焦った様子でした。
橋本マサアキさんと橋本キヨミさん 結婚30周年記念に参加しました!
2009年に参加して2度目のホノルルセンチュリーライドとなる橋本さん夫妻。5年前にマサアキさんに「ハワイで走ろう!」と誘われてロードバイクとウエアやアクセサリーを一式揃えて渡されたキヨミさん。退職後、毎日走るようになって、結婚30周年の節目にホノルルセンチュリーライドへと再び参加したとのこと。
前回はお二人で参加したとのことでしたが、今回はアラ古希、アラ還の仲間を集めた「流れ橋サイクリングクラブ」の5人で参加されたとのこと。合計年齢267歳ということでしたが、全員100マイルを完走するほど元気なみなさんでした。
辻マサミツさん 鎮痛剤を服用しながらも100マイルを完走しました!
2年連続で参加された辻マサミツさん。昨年はサドルが当たる部分におできができてしまい、エクステンションバーにしがみつきながらなんとか完走した辻さん。帰国後すぐに、手術をしたところビー玉台の腫瘍が出てきたという壮絶なライドとなっていたようで、今年は体調万全で臨むべく準備をされていたとのこと。
しかし、大会2週間前に突然足の甲が痛み出してしまい、靴ひもで絞めつけるだけでも激痛のため歩き出せないほどの痛みに見舞われてしまう様な状況に。それでも、25マイルでも走ろうと思ってスタートしたとのこと。しかし、服用した鎮痛剤が思いのほか効いたのか、ハワイのリゾート効果か、気づけば100マイルを完走できたとのことで、大感激されていました。来年こそ、最高の体調でリベンジしたいとのことで、3度目の正直になることを祈っております!
野長瀬ノリコさんとタカシさん みなさんのサポートで無事完走できました!
昨年はスタート直後に隣の人の落車に巻き込まれそうになってしまい、テンションダウンしてしまった、なんて話で壇上に登られた野長瀬ノリコさん。今年は旦那さんが50kmを過ぎたあたりで落車してしまい、それに奥さんのノリコさんも巻き込まれてしまったとのこと。
実はこの時、取材班も近くにおり今中さんをはじめ、応急手当てをさせていただいたのですが、その後落車の影響もなく、無事に100マイルを夫婦そろって完走できたとのことでした。「傷は記念に治さないでおきます!」と皆さんの笑いを誘っていました。
バンジョウエリカさんとシンさん ホノルルセンチュリーライドが縁で結婚されたお二人
先日結婚式を挙げたばかりの新婚ほやほやカップルのエリカさんとシンさん。疲れてしまって75マイルで折り返そうと考えていたエリカさん。「そう思ったトコロをダンナに励ましてもらって、なんとか100マイル完走できました。」と語っていただいた。
ちなみにお二人は数年前のホノルルセンチュリーライドで出会ったとのこと。ツアー最終日、空港までのバスの待ち時間を持てあましていたエリカさんに、シンさんが声をかけたのが始まりということ。そして、ホノルルの町を二人で遊んだのがきっかけとなり交際を開始、結婚にいたるとのこと。
なんだかドラマみたいな話に参加者も大盛り上がり。もしかしたら、ホノルルセンチュリーライドにくれば出会いがあるかも知れませんよ?
さて、次回はホノルルセンチュリーライドレポート最終回。大会翌日のモーニングライドやノースショアライドの様子をお届けします。
後夜祭フォトギャラリー(Facebookウェブアルバム)
text:Naoki.Yasuoka
photo:Makoto.AYANO Naoki.Yasuoka
それぞれの目標とする距離を走り終えて、達成感に満ち溢れた表情でカピオラニ公園へと帰ってきた参加者たち。疲れ切った身体を癒したあとには、お楽しみの後夜祭が待っている。午後7時から行われる後夜祭は毎年人気のイベントで、多くの参加者が集まるのだ。
ゲストである今中さんや絹代さん、鶴見さんご夫妻、また湘南ベルマーレの内山GMや橘田選手らとともに、参加者の方々が和気あいあいと大会の思い出を語りあうことのできるまたとない機会となるのがこの後夜祭パーティーなのだ。会場となった「ワイキキ ビーチ マリオット リゾート & スパ」のパーティールームに用意された席はどんどんと埋まっていく。
後夜祭の冒頭はもちろん乾杯から。今年乾杯の音頭をとったのは、湘南ベルマーレの橘田選手。大学院を卒業し、就職が決まった橘田選手。みなさんの完走と、橘田選手の内定を祝っての乾杯で始まったパーティーは和やかな雰囲気で進んでいく。
まずは、我々シクロワイアード取材班によるスライドショーを上映。到着から、講習会やプラクティスライド、そして本大会で撮影したばかりの、とれたてほやほやのフォトストリームが流れていく。たった1日前の講習会やプラクティスライドの写真がすでに遠い思い出のようで、この数時間がいかに密度の濃い体験であったのか、伺い知れようというもの。
そんなスライドショーを肴に、思い出を語り合うみなさんに程良くお酒が回ってきたころ、お楽しみの抽選会が始まった。毎年、インターマックス代表の今中さんをはじめ、ヘルメットやジャージといった豪華なプレゼントが用意された抽選会。
今年は絹代さんから、各地のイベントでゲットしたおみやげアイテムや、ツアー主催のトップツアーからは来年のホノルルセンチュリーライドまで使えるマリオットのペア宿泊券(!!)が送られたりと豪華景品が目白押し。ささやかながら、私たちシクロワイアードもツールドフランスをはじめとした各地の取材でゲットした戦利品を提供させていただきました。
そんなこともあり、実は賞品もかなり多いため当選率もかなり高め。体感的には3人に1人ぐらいは何かゲットしておられたような印象を受けるほどの当選率だったのだ。そして、参加者のかたが登壇するたびに、軽妙なトークで場を盛り上げていく絹代さんと今中さん。普段はクールな今中さんが、「いじられキャラ」になってしまうようななんとも、アットホームな空気に満ちた会場。
さて、そしてパーティーはこちらも毎年恒例の、参加者さんのエピソード発表へ。これは皆さんが後夜祭スタート前にアンケートに書いてくれた感想や思いを、今中さんと絹代さんが勝手にピックアップして発表しちゃうというもの。毎年おもしろ・感動話が飛び出す人気コーナーなのです。それではこの記事上でも、会場で披露された数々のエピソードの中からいくつかご紹介。
昨年15kgのダイエットに成功した中居章さん
ホノルルセンチュリーライドへと3回目の参加という中井さん。じつは、昨年‐15kgの大幅減量に成功した中居さんは、今年同様壇上でそのエピソードを披露してくれていたのだ。そしてその時、今中さんが一言「来年はもっとスマートになってるはずですね!」とまさかのコメントを頂いたとのこと。
そして、今年。どれだけ減量ができたのかというと、「昨年と同じウェアで参加します。(笑)」とのことで、さすがに2年連続大幅減量は難しかった様子。ちなみに容赦のなさを暴露されてしまった今中さんはちょっと焦った様子でした。
橋本マサアキさんと橋本キヨミさん 結婚30周年記念に参加しました!
2009年に参加して2度目のホノルルセンチュリーライドとなる橋本さん夫妻。5年前にマサアキさんに「ハワイで走ろう!」と誘われてロードバイクとウエアやアクセサリーを一式揃えて渡されたキヨミさん。退職後、毎日走るようになって、結婚30周年の節目にホノルルセンチュリーライドへと再び参加したとのこと。
前回はお二人で参加したとのことでしたが、今回はアラ古希、アラ還の仲間を集めた「流れ橋サイクリングクラブ」の5人で参加されたとのこと。合計年齢267歳ということでしたが、全員100マイルを完走するほど元気なみなさんでした。
辻マサミツさん 鎮痛剤を服用しながらも100マイルを完走しました!
2年連続で参加された辻マサミツさん。昨年はサドルが当たる部分におできができてしまい、エクステンションバーにしがみつきながらなんとか完走した辻さん。帰国後すぐに、手術をしたところビー玉台の腫瘍が出てきたという壮絶なライドとなっていたようで、今年は体調万全で臨むべく準備をされていたとのこと。
しかし、大会2週間前に突然足の甲が痛み出してしまい、靴ひもで絞めつけるだけでも激痛のため歩き出せないほどの痛みに見舞われてしまう様な状況に。それでも、25マイルでも走ろうと思ってスタートしたとのこと。しかし、服用した鎮痛剤が思いのほか効いたのか、ハワイのリゾート効果か、気づけば100マイルを完走できたとのことで、大感激されていました。来年こそ、最高の体調でリベンジしたいとのことで、3度目の正直になることを祈っております!
野長瀬ノリコさんとタカシさん みなさんのサポートで無事完走できました!
昨年はスタート直後に隣の人の落車に巻き込まれそうになってしまい、テンションダウンしてしまった、なんて話で壇上に登られた野長瀬ノリコさん。今年は旦那さんが50kmを過ぎたあたりで落車してしまい、それに奥さんのノリコさんも巻き込まれてしまったとのこと。
実はこの時、取材班も近くにおり今中さんをはじめ、応急手当てをさせていただいたのですが、その後落車の影響もなく、無事に100マイルを夫婦そろって完走できたとのことでした。「傷は記念に治さないでおきます!」と皆さんの笑いを誘っていました。
バンジョウエリカさんとシンさん ホノルルセンチュリーライドが縁で結婚されたお二人
先日結婚式を挙げたばかりの新婚ほやほやカップルのエリカさんとシンさん。疲れてしまって75マイルで折り返そうと考えていたエリカさん。「そう思ったトコロをダンナに励ましてもらって、なんとか100マイル完走できました。」と語っていただいた。
ちなみにお二人は数年前のホノルルセンチュリーライドで出会ったとのこと。ツアー最終日、空港までのバスの待ち時間を持てあましていたエリカさんに、シンさんが声をかけたのが始まりということ。そして、ホノルルの町を二人で遊んだのがきっかけとなり交際を開始、結婚にいたるとのこと。
なんだかドラマみたいな話に参加者も大盛り上がり。もしかしたら、ホノルルセンチュリーライドにくれば出会いがあるかも知れませんよ?
さて、次回はホノルルセンチュリーライドレポート最終回。大会翌日のモーニングライドやノースショアライドの様子をお届けします。
後夜祭フォトギャラリー(Facebookウェブアルバム)
text:Naoki.Yasuoka
photo:Makoto.AYANO Naoki.Yasuoka
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