2014/09/16(火) - 10:27
9月3日、東京・浅草でスイスブランドのスコットの展示会が開催された。ソレイスに待望のディスクロードが追加。TT/トライアスロン用の新型エアロバイクPLASMA5、DHバイクのギャンブラーなどの新車を発表。ブランド全体で統一されたカラーリングなど話題が多い。
オリカ・グリーンエッジ、IAMサイクリング、国内では愛三工業レーシングといったプロロードレースチームをサポートするバイクブランド、スコット。9月3日に江戸情緒あふれる浅草を対岸に臨む東京の下町で行われた展示発表会で、2015年モデルがお披露目された。
バルーンゲートやレッドブルのキャンペーンガールがお出迎えしてくれるのは、ショー・イベントの要素も持つMTBにも力を入れているスコットならでは。広大なホールで、ロードバイクから始まりMTB、サブブランドのシンクロスへと足が向かうように並べられたバイクやアクセサリーたち。一度グルっと回ってみるとカラーリングに注目せざるを得なかった。
バルーンゲートともに来場者を迎えてくれたエアロロード・FOILを筆頭に、軽量ロードのADDICTのハイエンドモデルPREMIUM、SOLACE、CR1…。ハイエンドMTBのSPARKからSCALEにGENIUS…。展示されていたほぼ全てのトップモデルは、シックなマットブラックにビビッドな蛍光オレンジのアクセントカラーが入ったカラーリングとなっていた。SCOTTロゴもベースカラーと同色のブラックで、スッキリかつクールだ。今年も蛍光カラーのトレンドは続くのか。「今年のスコットはカラーとデザインがイケている」とは多くのディーラーさんたちの声だ。
この他にも目立ったカラーリングがある。IAMサイクリングが駆るバイクにペイントされているダークブルー、レッド、ホワイトのトリコロールカラーだ。見る人の世代によってはガンダムが思い出される方もいるはずのこのカラーリングは、FOILやADDICTのチームイシューをはじめ、キッズバイクまでの数多くのバイクに採用されていた。
ちなみにこのカラーはシマノ鈴鹿ロードレースで先行展示され、大人から子どもまで幅広い人達に好評だったそうだ。プロチームレプリカカラーに見えないところもまた良いと感じる。愛三工業レーシングチームも来季はこのカラーリングのスコットバイクを駆るとのこと。気になる方はチェックしてみて欲しい。
新製品としてはエンデュランスロードレーサーのSOLACEにディスクブレーキ仕様が登場したことがトピックスだ。快適性と剛性の両立を図ったコンフォートバイクに制動力が高いブレーキをつけることで、よりストレスフリーなライドを可能としたバイク。雨でも制動力が落ちないためグラベル好きやブルベライダーなどにはうってつけかもしれない。SOLACEのバイク特性にこそディスクはふさわしい。
フルモデルチェンジを果たしたエアロバイク「PLASMA5」もすさまじい迫力だ。フューエルストレージとハイドレーションボトルを搭載できるヘッド周りは、契約プロトライアスリートの酒井絵美さんからも高評価を受けていた。ストレージがついてなかったバイクではトップチューブにエナジージェルなどをテープで固定していたというから、大変便利な装備だろう。しかもスタイリッシュさを微塵も失っていないデザインだ。
欧米で人気のダウンヒル用のバイク「GAMBLER(ギャンブラー)」にも新モデルが登場。DHライダー、グスタッド・スコットのレプリカモデルで、26インチと27.5インチホイールの両方に対応。ホイール経に合わせてヘッドアングルを変化させられたり、エンド部にハブシャフト取り付け位置の調整機構を備えるなど、ジオメトリーがそれぞれのホイールに最適化するよう変化させられる。2つのホイールサイズを1台で実現するというプロスペックバイクらしい調整幅を持っていることが特徴だ。
ラインナップされているカラーリングもオレンジやイエロー、グリーンといった流行りのビビッドカラーで人目を引くこと間違いなし。
アクセサリー類にも数多くの人が足を止めていた。プロ選手も使うヘルメットVANISH EVOはもちろんだが、シューズにも注目したい。なぜならば、ソールが幅広に作られていて、幅広、甲高が多い日本人の足型にマッチしやすいのだ。ティボー・ピノ(FDJ.fr)などもブランドを越えて愛用するスコットのシューズはこれからシェアを伸ばしそうで、要注目だ。
スコットのランニングシューズやグローブ、ハイドレーションパックなどアクセサリー類なども充実。サブブランドのシンクロスのホイール、ハンドル&ステムなどのパーツも数多い。バイク&マルチスポーツの総合ブランドとしての地位を確立している。
ホットな分野のバイクをローンチして、充実度を増したスコットのラインナップ。それぞれの製品のデザインはステイリッシュで、他のアウトドアスポーツも手がけトレンドに敏感なブランドならでは。性能はもちろん重要だが、クールなバイクやグッズに「見た目から入ってもいいかな」と思わされた展示会だった。
photo:MakotoAYANO
オリカ・グリーンエッジ、IAMサイクリング、国内では愛三工業レーシングといったプロロードレースチームをサポートするバイクブランド、スコット。9月3日に江戸情緒あふれる浅草を対岸に臨む東京の下町で行われた展示発表会で、2015年モデルがお披露目された。
バルーンゲートやレッドブルのキャンペーンガールがお出迎えしてくれるのは、ショー・イベントの要素も持つMTBにも力を入れているスコットならでは。広大なホールで、ロードバイクから始まりMTB、サブブランドのシンクロスへと足が向かうように並べられたバイクやアクセサリーたち。一度グルっと回ってみるとカラーリングに注目せざるを得なかった。
バルーンゲートともに来場者を迎えてくれたエアロロード・FOILを筆頭に、軽量ロードのADDICTのハイエンドモデルPREMIUM、SOLACE、CR1…。ハイエンドMTBのSPARKからSCALEにGENIUS…。展示されていたほぼ全てのトップモデルは、シックなマットブラックにビビッドな蛍光オレンジのアクセントカラーが入ったカラーリングとなっていた。SCOTTロゴもベースカラーと同色のブラックで、スッキリかつクールだ。今年も蛍光カラーのトレンドは続くのか。「今年のスコットはカラーとデザインがイケている」とは多くのディーラーさんたちの声だ。
この他にも目立ったカラーリングがある。IAMサイクリングが駆るバイクにペイントされているダークブルー、レッド、ホワイトのトリコロールカラーだ。見る人の世代によってはガンダムが思い出される方もいるはずのこのカラーリングは、FOILやADDICTのチームイシューをはじめ、キッズバイクまでの数多くのバイクに採用されていた。
ちなみにこのカラーはシマノ鈴鹿ロードレースで先行展示され、大人から子どもまで幅広い人達に好評だったそうだ。プロチームレプリカカラーに見えないところもまた良いと感じる。愛三工業レーシングチームも来季はこのカラーリングのスコットバイクを駆るとのこと。気になる方はチェックしてみて欲しい。
新製品としてはエンデュランスロードレーサーのSOLACEにディスクブレーキ仕様が登場したことがトピックスだ。快適性と剛性の両立を図ったコンフォートバイクに制動力が高いブレーキをつけることで、よりストレスフリーなライドを可能としたバイク。雨でも制動力が落ちないためグラベル好きやブルベライダーなどにはうってつけかもしれない。SOLACEのバイク特性にこそディスクはふさわしい。
フルモデルチェンジを果たしたエアロバイク「PLASMA5」もすさまじい迫力だ。フューエルストレージとハイドレーションボトルを搭載できるヘッド周りは、契約プロトライアスリートの酒井絵美さんからも高評価を受けていた。ストレージがついてなかったバイクではトップチューブにエナジージェルなどをテープで固定していたというから、大変便利な装備だろう。しかもスタイリッシュさを微塵も失っていないデザインだ。
欧米で人気のダウンヒル用のバイク「GAMBLER(ギャンブラー)」にも新モデルが登場。DHライダー、グスタッド・スコットのレプリカモデルで、26インチと27.5インチホイールの両方に対応。ホイール経に合わせてヘッドアングルを変化させられたり、エンド部にハブシャフト取り付け位置の調整機構を備えるなど、ジオメトリーがそれぞれのホイールに最適化するよう変化させられる。2つのホイールサイズを1台で実現するというプロスペックバイクらしい調整幅を持っていることが特徴だ。
ラインナップされているカラーリングもオレンジやイエロー、グリーンといった流行りのビビッドカラーで人目を引くこと間違いなし。
アクセサリー類にも数多くの人が足を止めていた。プロ選手も使うヘルメットVANISH EVOはもちろんだが、シューズにも注目したい。なぜならば、ソールが幅広に作られていて、幅広、甲高が多い日本人の足型にマッチしやすいのだ。ティボー・ピノ(FDJ.fr)などもブランドを越えて愛用するスコットのシューズはこれからシェアを伸ばしそうで、要注目だ。
スコットのランニングシューズやグローブ、ハイドレーションパックなどアクセサリー類なども充実。サブブランドのシンクロスのホイール、ハンドル&ステムなどのパーツも数多い。バイク&マルチスポーツの総合ブランドとしての地位を確立している。
ホットな分野のバイクをローンチして、充実度を増したスコットのラインナップ。それぞれの製品のデザインはステイリッシュで、他のアウトドアスポーツも手がけトレンドに敏感なブランドならでは。性能はもちろん重要だが、クールなバイクやグッズに「見た目から入ってもいいかな」と思わされた展示会だった。
photo:MakotoAYANO
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