クラウドファンディングを活用して2013年に創業されたスペインのヘルメットメーカー「Closca(クロスカ)」が日本に上陸する。サイクリストであるスタッフが開発した、お洒落かつ安全なヘルメットを紹介しよう。



クロスカ 着用イメージクロスカ 着用イメージ (c)NicoRide
クロスカのヘルメット最大の特徴は本体を容易に畳む(潰す)ことができる点にあり、畳んだ際の厚さは約1/3となるため鞄などに収納しやすい。この機能は自転車に乗っていない時の持ち運びを便利にすることを目的としているため、工具や難しい操作の必要が一切ない。

ヘルメットは本体が、外周部と中央部、頭頂部という3セクションに分割されていることにあり、上から押すことでヘルメットをコンパクトに収めることが可能となっている。エアベンチレーションホールも24つ備えているため、ヘルメット内部が蒸れることは少ないだろう。

クロスカ ダックビル・タイプ レッドクロスカ ダックビル・タイプ レッド (c)NicoRideクロスカ ダックビル・タイプ グレークロスカ ダックビル・タイプ グレー (c)NicoRide


クロスカ キャップ・タイプ デニムクロスカ キャップ・タイプ デニム (c)NicoRideクロスカ キャップ・タイプ マスタードクロスカ キャップ・タイプ マスタード (c)NicoRide


クロスカ ダックビル・タイプ レッドチェッククロスカ ダックビル・タイプ レッドチェック (c)NicoRide衝撃吸収体は一般的なEPSではなく、加工しやすいEPPを採用することで、折りたたみ機構と高い安全性の両立を実現した。また、自転車先進地域でもあるEUの基準であるCEを取得しており、安全性は確かなものと言える。

ハチ周りと頭頂部にはスポンジ製のパッドが配されているため、汗を吸収し顔に垂れてくる心配を減少させる。

クロスカ ヘルメットの構造クロスカ ヘルメットの構造 (c)NicoRideアジャスタブルベルトやあご紐のリテンションシステムは操作が容易にでき、気軽にフィッティングを変更することができる。

縦に押し潰すことで畳むことが可能縦に押し潰すことで畳むことが可能 (c)NicoRideヘルメットのサイジングは額から後頭部(縦)と両側頭部の幅(横)の寸法によって行う。スペイン製ということもあり、基本はヨーロピアンフィットで横幅が狭い設計となっているため、慎重に選ぶ必要がある。ラインナップされているサイズはS、M、Lという3種類。

ヘルメットの開発にあたり携帯性と安全性とともに重視されたデザインは、普段着に溶けこむようにシンプルでお洒落なものとなっている。

本体にデザインするのではなく、着せ替え可能なカバーにデザインがされているため、気分や服のコーディネイトにあわせてデザインを変えることが可能だ。

着せ替えカバーはダックビル・タイプとキャップ・タイプの2種類が用意されている。ダックビル・タイプにはレッドと、レッドチェック、グレーという3カラーで、キャップ・タイプはデニムとマスタード、ブラックという3カラーがラインナップ。ヘルメット本体とカバーのセット価格は11,500円(税抜)で、カバー単体で4500円(税抜)だ。

クロスカ ヘルメット
本体素材:EPP
カラー:レッド、レッドチェック、グレー、デニム、マスタード、ブラック
価格:11,500円(税抜、本体+カバー)、4500円(税抜、カバー単体)

CLOSCA | Street style foldable bike helmet from Closca Helmets on Vimeo.


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