2014/05/09(金) - 08:53
日本初の本格的自転車タイムトライアルシリーズ戦「タイムトライアルジャパン」(Time Trial Japan、略称
TTJ)が6 月14 日(土)の「ステージ1 渡良瀬」を皮切りに開幕する。全3戦となる同シリーズの特徴は「ノーマル」と「アルティメット」の2 クラスを用意し、ビギナーからベテランまで広く間口を広げていることだ。
スタート台でスタートを待つ
まだまだ、一般のサイクリストには縁の遠い競技であるタイムトライアル。イベント自体の開催数の少なさや、ストイックなイメージが付きまとう競技であること、専用の高価な機材が必要という先入観などもあり、初心者にはハードルの高い競技だろう。
そんなタイムトライアルをより身近な存在にしてくれるのが、自転車雑誌「ファンライド」が企画・協力するタイムトライアルジャパンシリーズだ。そのために、同シリーズはTT専用車やDHハンドルといった専用機材の使用が禁止となる「ノーマル」カテゴリを用意する。
TTバイクじゃなくてもOK
12歳以上のキッズも参加できます
「ノーマル」カテゴリでは、高価で扱いに習熟が必要となるタイムトライアル専用機材の使用が禁止されるため、普段使用しているロードバイクでの出走となる。そのため、機材による大きな優劣の差がつきづらく、ビギナーサイクリストでも気負わず楽しむことができる。
上りは苦手だが、平坦は得意というサイクリストにとって新たな活躍の場となるであろうタイムトライアルレース。集団走行も禁止されているため、安全であるためイベント未経験のサイクリストのレースデビューとしてもうってつけのカテゴリだろう。
TT機材で固めるアルティメットの部はハイレベルな争いが予想される
目一杯踏み込むTTスタート
アルティメット個人の部からはシリーズチャンピオンが選ばれる
一方で、それらの機材が無制限に使用できる「アルティメット」カテゴリも用意されている。すでにタイムトライアルの魅力にどっぷりはまっているサイクリストにとっては、自慢のタイムトライアルバイクや機材を思う存分に駆ることができるカテゴリだ。
ヒルクライムやエンデューロといったイベントが数多く開催されている中、いまだにタイムトライアルの大会は少ない現状において、普段、なかなか使う機会のないTTバイクを思う存分走らせることのできる貴重な機会となるだろう。
アルティメット個人の部では、Stage1、Stage2、Stage3 の結果により出走権が獲得できるシリーズチャンピオン決定戦をStage3の同日に実施する。決定戦での勝者がタイムトライアルジャパンシリーズチャンピオンとしての栄誉を称えられることとなる。
チームTTはまとまって走るのがコツ
チームTTにもノーマルの部が用意される
個人TTのみならず、チームTTも行われるのがタイムトライアルジャパン。チームTTにおいても「ノーマル」と「アルティメット」のカテゴリ分けはあるため、初心者チームも安心して参加できる。1チームは4名にて構成され、3人目のフィニッシュラインの通過時タイムが成績となる。
ヒルクライムでは、チームで出場しても脚力の差によってバラバラになってしまい、エンデューロではリレー形式のため、走行時には一人づつ走ることになってしまう。だが、チームTTは各チームメンバーが協調して走りぬくことこそが最速タイムへの近道となる。普段から一緒に練習し、信頼できるチームメンバーと共に走ることができるチームTTは参加チームの連携と絆が問われる場。ぜひチーム力を試してみてはいかがだろうか。
Stage1の舞台となる渡良瀬遊水地 (c)So.Isobe
Stage2の舞台となる利根川上流河川敷がコースとなる
6月14日(土)に開催されるStage1は群馬県の渡良瀬遊水地にて開催される。1周7.3kmのコースをいかに早く駆け抜けられるかが競われる。続くStage2は7月27日(日)に埼玉県利根川上流河川敷においてStage1と同距離の特設コースが設定される。最終戦となるStage3は8月30日(土)に千葉県袖ケ浦市の袖ヶ浦フォレストレースウェイにて、2.4kmのコースで行われる。前2戦と比べると距離は短いものの、コーナーが多く高低差もあるためテクニカルなコースとなっている。
1度目の走行でミスを犯しても、もう1度チャレンジができる2トライ制を導入していることも同大会の特徴だ。もちろん、1トライだけのエントリーも可能となっている。現在全3戦ともにエントリーを受付中。申込みは大会HPから行うことができる。※RUNNETの会員登録が必要となる。各Stage毎に定員は個人450名/チーム50組と少なめになっているため、早めの申込みがおすすめだ。
コースマップ
FUNRiDE presents タイムトライアルジャパン
種目:個人・アルティメット
個人・ノーマル
チーム・アルティメット(4名)
チーム・ノーマル(4名)
※「ノーマル」はエアロパーツ等の使用制限あり
参加費:個人 22歳以下 1トライ 3,000円 / 2トライ 5,000円
個人 23歳以上 1トライ 5,000円 / 2トライ 8,000円
チーム 15,000円(全年齢共通)
定員:450名/チーム50組
Stage1渡良瀬
開催日:6月14日(土)
会 場:群馬県渡良瀬遊水地内特設周回コース
募集期間:3月24日(月)12:00〜5月24日(土)23:59
Stage2利根川
開催日:7月27日(日)
会 場:埼玉県利根川上流河川敷内特設コース
募集期間:4月24日(木)12:00〜6月29日(日)23:59
Stage3袖ヶ浦
開催日:8月30日(土)
会 場:千葉県袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ
募集期間:4月24日(木)12:00〜7月31日(木)23:59
TTJ)が6 月14 日(土)の「ステージ1 渡良瀬」を皮切りに開幕する。全3戦となる同シリーズの特徴は「ノーマル」と「アルティメット」の2 クラスを用意し、ビギナーからベテランまで広く間口を広げていることだ。

まだまだ、一般のサイクリストには縁の遠い競技であるタイムトライアル。イベント自体の開催数の少なさや、ストイックなイメージが付きまとう競技であること、専用の高価な機材が必要という先入観などもあり、初心者にはハードルの高い競技だろう。
そんなタイムトライアルをより身近な存在にしてくれるのが、自転車雑誌「ファンライド」が企画・協力するタイムトライアルジャパンシリーズだ。そのために、同シリーズはTT専用車やDHハンドルといった専用機材の使用が禁止となる「ノーマル」カテゴリを用意する。


「ノーマル」カテゴリでは、高価で扱いに習熟が必要となるタイムトライアル専用機材の使用が禁止されるため、普段使用しているロードバイクでの出走となる。そのため、機材による大きな優劣の差がつきづらく、ビギナーサイクリストでも気負わず楽しむことができる。
上りは苦手だが、平坦は得意というサイクリストにとって新たな活躍の場となるであろうタイムトライアルレース。集団走行も禁止されているため、安全であるためイベント未経験のサイクリストのレースデビューとしてもうってつけのカテゴリだろう。



一方で、それらの機材が無制限に使用できる「アルティメット」カテゴリも用意されている。すでにタイムトライアルの魅力にどっぷりはまっているサイクリストにとっては、自慢のタイムトライアルバイクや機材を思う存分に駆ることができるカテゴリだ。
ヒルクライムやエンデューロといったイベントが数多く開催されている中、いまだにタイムトライアルの大会は少ない現状において、普段、なかなか使う機会のないTTバイクを思う存分走らせることのできる貴重な機会となるだろう。
アルティメット個人の部では、Stage1、Stage2、Stage3 の結果により出走権が獲得できるシリーズチャンピオン決定戦をStage3の同日に実施する。決定戦での勝者がタイムトライアルジャパンシリーズチャンピオンとしての栄誉を称えられることとなる。


個人TTのみならず、チームTTも行われるのがタイムトライアルジャパン。チームTTにおいても「ノーマル」と「アルティメット」のカテゴリ分けはあるため、初心者チームも安心して参加できる。1チームは4名にて構成され、3人目のフィニッシュラインの通過時タイムが成績となる。
ヒルクライムでは、チームで出場しても脚力の差によってバラバラになってしまい、エンデューロではリレー形式のため、走行時には一人づつ走ることになってしまう。だが、チームTTは各チームメンバーが協調して走りぬくことこそが最速タイムへの近道となる。普段から一緒に練習し、信頼できるチームメンバーと共に走ることができるチームTTは参加チームの連携と絆が問われる場。ぜひチーム力を試してみてはいかがだろうか。


6月14日(土)に開催されるStage1は群馬県の渡良瀬遊水地にて開催される。1周7.3kmのコースをいかに早く駆け抜けられるかが競われる。続くStage2は7月27日(日)に埼玉県利根川上流河川敷においてStage1と同距離の特設コースが設定される。最終戦となるStage3は8月30日(土)に千葉県袖ケ浦市の袖ヶ浦フォレストレースウェイにて、2.4kmのコースで行われる。前2戦と比べると距離は短いものの、コーナーが多く高低差もあるためテクニカルなコースとなっている。
1度目の走行でミスを犯しても、もう1度チャレンジができる2トライ制を導入していることも同大会の特徴だ。もちろん、1トライだけのエントリーも可能となっている。現在全3戦ともにエントリーを受付中。申込みは大会HPから行うことができる。※RUNNETの会員登録が必要となる。各Stage毎に定員は個人450名/チーム50組と少なめになっているため、早めの申込みがおすすめだ。
コースマップ
FUNRiDE presents タイムトライアルジャパン
種目:個人・アルティメット
個人・ノーマル
チーム・アルティメット(4名)
チーム・ノーマル(4名)
※「ノーマル」はエアロパーツ等の使用制限あり
参加費:個人 22歳以下 1トライ 3,000円 / 2トライ 5,000円
個人 23歳以上 1トライ 5,000円 / 2トライ 8,000円
チーム 15,000円(全年齢共通)
定員:450名/チーム50組
Stage1渡良瀬
開催日:6月14日(土)
会 場:群馬県渡良瀬遊水地内特設周回コース
募集期間:3月24日(月)12:00〜5月24日(土)23:59
Stage2利根川
開催日:7月27日(日)
会 場:埼玉県利根川上流河川敷内特設コース
募集期間:4月24日(木)12:00〜6月29日(日)23:59
Stage3袖ヶ浦
開催日:8月30日(土)
会 場:千葉県袖ヶ浦フォレスト・レースウェイ
募集期間:4月24日(木)12:00〜7月31日(木)23:59
リンク
Amazon.co.jp