3月24日に開催され、海浜公園を舞台に熱いレースが繰り広げられたJBCF幕張クリテリウム。総勢350名のエントリーの中から、6つのクラブチームをピックアップした。

Champion System Japan JET Team
オーダーサイクルジャージのブランドとして人気の高い、チャンピオンシステムがスポンサードを行う「Champion System Japan JET Team」は、2011年から活動を開始したクラブチーム。メッセンジャー会社であるサイクルQ便との関係が深く、メッセンジャー出身のメンバーが多いことも特徴だ。

今回はE2で根本了慈選手が3位、シクロクロスでもお馴染みのジェームス・メイチン選手が11位に食い込んだ。チャンピオンシステムのコーポレートカラーにコーディネイトされたバイクを含め、さながらプロチームのような完成度だ。

Champion System Japan JET Teamの皆さんChampion System Japan JET Teamの皆さん (c)Yosuke.Suga

チームスキップ
神奈川県本厚木に居を構えるショップ、「スポーツバイシクル・スキップ」に集う仲間で結成されたレーシングチームが「チームスキップ」。最近JBCFを中心に大きく活躍しているクラブチームだ。ショップとクラブの代表は、かつてBR2クラスで優勝するなど、走れる店長として定評のある山添悟志さん。

山添さん:「ロードレーサーに乗ること、ロードレースに参加することが好きな人達の集まりです。レーシング志向は強いのですが、決して目を三角にして走るだけではありません。ロードレーサーを使った様々な楽しみを見つけていくのがクラブのモットーです」。

チームスキップの皆さんチームスキップの皆さん (c)Yosuke.SugaチームスキップHP


湘南ベルマーレ
2013年シーズンよりジャージを一新し、イメージの大きく変わった湘南ベルマーレサイクルロードチーム。今回の幕張クリテリウムにはエリートツアーカテゴリーに所属する若手選手を中心に参加していた。今回の最高位はE1で加藤司馬選手の13位。ジェネラルマネージャーを務める内山靖樹さん(左)は、トップカテゴリーでの選手復帰を図るべく現在猛練習中とのことで、スリムに絞り込んでいた。

湘南ベルマーレの皆さん湘南ベルマーレの皆さん (c)Yosuke.Suga湘南ベルマーレHP


メイドさん学科自転車部
大きくあしらわれたメイドさんのイラストでお馴染みの「Maidservant Subject メイドさん学科自転車部」。いわゆるアキバ・萌系のチームで、チームのスタートは2003年秋頃にパソコン通信のNiftyフォーラム(Patio)を通じて知り合った有志数名が意気投合したことがきっかけ。

現在のメンバー数は250名以上。クラブにはロングライダーからレーサーまで在籍するが、今回参加したのはその中でも本格的に走りこむレーサーたち。それでも「ショボーン」の顔文字人形や萌えディスクホイールを持ち込んだりと、遊びゴコロは忘れない(笑)。

メイドさん学科自転車部の皆さんメイドさん学科自転車部の皆さん (c)Yosuke.Sugaメイドさん学科自転車部HP


team DOKYU
北海道は札幌に拠点を置く、道内唯一の実業団自転車チーム、サイクルロードレースチーム、team DOKYU(どうきゅう)のみなさん。北海道をベースにしつつ。全国各地のロードレースへと積極的に出場しているのは、レーサーならご存知の通り。

team DOKYUの皆さんteam DOKYUの皆さん (c)Yosuke.Suga


Ready Go Japan
ロードレースからシクロクロスまで、唯一の本格的女子自転車チームとして活動するReady Go Japan。今回は米田和美選手が優勝を挙げる流石の活躍ぶり。

最近サポート会員プログラムのファンクリング・クラブ(Funcling Club)を立ち上げ、現在会員を募集中だ。会員になるにはオリジナルのファンクリングクラブ・ジャージを購入するだけ。あとはそのジャージを着て走るだけで、Ready Go JAPANチームの応援ができるというもの。「皆さんの入会待ってま~す!」。

Ready Go Japanの皆さんReady Go Japanの皆さん (c)Yosuke.SugaReady Go Japan HP


photo:Yosuke.Suga
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