シクロクロスの熱い戦いはどのクラスも同じ。強豪が揃ったC2、一番大人げない?と言われるCM(マスターズ)、女性たちのホットな戦いのCL、ユース世代が活躍したC3などを写真とともにダイジェストレポートでお届けします。
ピットから青空と冠雪のコントラストが美しい八ヶ岳連峰を望む photo:Hideaki.TAKAGI
11月18日(日)、野辺山シクロクロスの2日目は快晴の中、日なたは暖かいほど。朝から各クラスの熱戦が繰り広げられた。前日から数時間前まで降っていた雨のため、泥区間は担ぎを強いられ、ディレイラーを壊す人も続出した。力いっぱい闘って、充実感と笑顔にあふれた各クラスの模様をフォトレポートでお届けしよう。
C2を圧倒したオースティン・ホース(KING KOG/ROSKO)
C2 スタート photo:Hideaki.TAKAGI
UCIレースの野辺山ではC1がエリート男子クラス相当になったため、C2にはUCIライセンスを持たないなどC1クラスレベルの選手も参加してレベルが上がった。優勝したオースティン・ホース(KING KOG/ROSKO)もその一人だ。ニューヨークのメッセンジャーでもあるホースは、なんとシングルスピードバイクで参戦。それでも2位以下に1分以上の大差をつけて優勝をさらった。美味しいコーヒーを提供するべくブース出店していた筧太一(イナーメ信濃山形)、吉田秀夫(TEAM BONSAI ASTN)らカフェ界の強豪も参戦、喝采を浴びた。
C2 優勝のオースティン・ホース(KING KOG/ROSKO) photo:Hideaki.TAKAGI
C2 2位の木下大輝(千葉経済大付属高) photo:Hideaki.TAKAGI
C2(5周回)
1位 オースティン・ホース(KING KOG/ROSKO)44'31"
2位 木下大輝(千葉経済大学附属高等学校)+1'11"
3位 村田隆(快レーシング)+1'29"
CMは羽鳥和重(cycleclub3UP)が制す
「一番大人げないクラス」とMCのがらぱさんから紹介されて歓声の上がるのがこのマスターズクラス。大会によっては数クラスに分けられるが、野辺山ではこの1クラスのみ。なんと73人が参戦した。
上位3人の熾烈な戦いを制したのは羽鳥和重(cycleclub3UP)。レース後に倒れこむ選手の数が一番多かったのがこのクラスだ。
CM スタート photo:Hideaki.TAKAGI
CM 戦い終わって、笑顔? photo:Hideaki.TAKAGI
CM(3周回)
1位 羽鳥和重(cycleclub3UP)29'27"
2位 中谷聡(Bridler)+07"
3位 小田島貴弘(Club SY-Nak)+11"
C3Aは渡辺将大が優勝
C3A 渡辺将大が単独先頭 photo:Hideaki.TAKAGI
C3A 表彰 photo:Hideaki.TAKAGI
このC3Aクラスが当日のオープニングレース。夜半まで降り続いた雨のため泥区間は重く、ほとんどの選手が担いでクリア。序盤から先頭に立った渡辺将大が逃げ切って優勝した。
C3A(3周回)
1位 渡辺将大 28'09"
2位 平井啓資 +1'04"
3位 斎藤朋寛(GJ EMP)+1'13"
C3Bはユース世代の山田将輝(Limited846)が優勝
C3B スタート photo:Hideaki.TAKAGI
スタートからトップを独走した山田将輝(Limited846)がそのまま優勝。MTBでの好敵手の竹内遼(Team ProRide)は2番手のままゴール。山田のタイムは3周回クラスではトップだ。上位2人はこれからが楽しみなユース世代だ。
C3B 優勝の山田将輝(Limited846) photo:Hideaki.TAKAGI
C3B 表彰 photo:Hideaki.TAKAGI
C3B(3周回)
1位 山田将輝(Limited846)27'10"
2位 竹内遼(Team ProRide) +37"
3位 栗原旭 +2'09"
C3Cはジェームス・マシャン(Champion System)が圧倒
序盤からトップに立ったジェームス・マシャン(Champion System)が独走。2位3位とも中盤以降は順位が崩れずマシャンが優勝した。
C3C 独走するジェームス・マシャン(Champion System) photo:Hideaki.TAKAGI
C3C 表彰 photo:Hideaki.TAKAGI
C3C(3周回)
1位 ジェームス・マシャン(Champion System)28'25"
2位 織田聖(Mistral) +1'15"
3位 チャールズ・ウィーズナー(equipe azumino)+1'55"
CL2はハイディ・カーティス(Twin Six)が魅せる
CL2 スタート photo:Hideaki.TAKAGI
序盤からトップに立ったハイディ・カーティス(Twin Six)が逃げ切って圧倒。表彰後にはカーティスが2位3位の選手へTシャツをプレゼントする場面も。
CL2 圧倒したハイディ・カーティス(Twin Six) photo:Hideaki.TAKAGI
CL2 ハイディ・カーティス(Twin Six)からTシャツのプレゼント photo:Hideaki.TAKAGI
CL2(2周回)
1位 ハイディ・カーティス(Twin Six)21'24"
2位 橋口陽子(TEAM轍屋)+2'42"
3位 清水朱実(bridler moon)+2'44"
CL3は今井美穂(CycleClub CX)が制す
序盤から独走した今井美穂(CycleClub CX)が圧倒して優勝。女子の入門者クラスだが、タイムはCL2と大差ないレベルの高いものに。
CL3 今井美穂(CycleClub CX)が優勝 photo:Hideaki.TAKAGI
CL3 表彰 photo:Hideaki.TAKAGI
CL3(2周回)
1位 今井美穂(CycleClub CX)21'57"
2位 清水沙羅(Champion System)+2'12"
3位 菱田恵美子(ストラーダR)+2'35"
text:Hideaki TAKAGI
photo:Kei TSUJI,Hideaki TAKAGI

11月18日(日)、野辺山シクロクロスの2日目は快晴の中、日なたは暖かいほど。朝から各クラスの熱戦が繰り広げられた。前日から数時間前まで降っていた雨のため、泥区間は担ぎを強いられ、ディレイラーを壊す人も続出した。力いっぱい闘って、充実感と笑顔にあふれた各クラスの模様をフォトレポートでお届けしよう。
C2を圧倒したオースティン・ホース(KING KOG/ROSKO)

UCIレースの野辺山ではC1がエリート男子クラス相当になったため、C2にはUCIライセンスを持たないなどC1クラスレベルの選手も参加してレベルが上がった。優勝したオースティン・ホース(KING KOG/ROSKO)もその一人だ。ニューヨークのメッセンジャーでもあるホースは、なんとシングルスピードバイクで参戦。それでも2位以下に1分以上の大差をつけて優勝をさらった。美味しいコーヒーを提供するべくブース出店していた筧太一(イナーメ信濃山形)、吉田秀夫(TEAM BONSAI ASTN)らカフェ界の強豪も参戦、喝采を浴びた。


C2(5周回)
1位 オースティン・ホース(KING KOG/ROSKO)44'31"
2位 木下大輝(千葉経済大学附属高等学校)+1'11"
3位 村田隆(快レーシング)+1'29"
CMは羽鳥和重(cycleclub3UP)が制す
「一番大人げないクラス」とMCのがらぱさんから紹介されて歓声の上がるのがこのマスターズクラス。大会によっては数クラスに分けられるが、野辺山ではこの1クラスのみ。なんと73人が参戦した。
上位3人の熾烈な戦いを制したのは羽鳥和重(cycleclub3UP)。レース後に倒れこむ選手の数が一番多かったのがこのクラスだ。


CM(3周回)
1位 羽鳥和重(cycleclub3UP)29'27"
2位 中谷聡(Bridler)+07"
3位 小田島貴弘(Club SY-Nak)+11"
C3Aは渡辺将大が優勝


このC3Aクラスが当日のオープニングレース。夜半まで降り続いた雨のため泥区間は重く、ほとんどの選手が担いでクリア。序盤から先頭に立った渡辺将大が逃げ切って優勝した。
C3A(3周回)
1位 渡辺将大 28'09"
2位 平井啓資 +1'04"
3位 斎藤朋寛(GJ EMP)+1'13"
C3Bはユース世代の山田将輝(Limited846)が優勝

スタートからトップを独走した山田将輝(Limited846)がそのまま優勝。MTBでの好敵手の竹内遼(Team ProRide)は2番手のままゴール。山田のタイムは3周回クラスではトップだ。上位2人はこれからが楽しみなユース世代だ。


C3B(3周回)
1位 山田将輝(Limited846)27'10"
2位 竹内遼(Team ProRide) +37"
3位 栗原旭 +2'09"
C3Cはジェームス・マシャン(Champion System)が圧倒
序盤からトップに立ったジェームス・マシャン(Champion System)が独走。2位3位とも中盤以降は順位が崩れずマシャンが優勝した。


C3C(3周回)
1位 ジェームス・マシャン(Champion System)28'25"
2位 織田聖(Mistral) +1'15"
3位 チャールズ・ウィーズナー(equipe azumino)+1'55"
CL2はハイディ・カーティス(Twin Six)が魅せる

序盤からトップに立ったハイディ・カーティス(Twin Six)が逃げ切って圧倒。表彰後にはカーティスが2位3位の選手へTシャツをプレゼントする場面も。


CL2(2周回)
1位 ハイディ・カーティス(Twin Six)21'24"
2位 橋口陽子(TEAM轍屋)+2'42"
3位 清水朱実(bridler moon)+2'44"
CL3は今井美穂(CycleClub CX)が制す
序盤から独走した今井美穂(CycleClub CX)が圧倒して優勝。女子の入門者クラスだが、タイムはCL2と大差ないレベルの高いものに。


CL3(2周回)
1位 今井美穂(CycleClub CX)21'57"
2位 清水沙羅(Champion System)+2'12"
3位 菱田恵美子(ストラーダR)+2'35"
text:Hideaki TAKAGI
photo:Kei TSUJI,Hideaki TAKAGI
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