2012/10/05(金) - 01:00
岐阜国体2日目、団体追い抜き決定戦は4分24秒の大会新記録を出した奈良県が4連覇達成、同じく和歌山県は3位に。チームスプリントは福井県が優勝。1kmTTで大会新記録も。
10月3日(水)から行われている第67回国民体育大会ぎふ清流国体。日程は岐阜市の岐阜競輪場(400m)でのトラックが4日間と、7日(日)の美濃市でのロードレースだ。
今年のトラックレースの日程は昨年までと大幅に変わった。今までは最終日に団体種目(団抜とチームスプリント)の決勝があったが、今年は2日目に。そのため初日にその予選が行われることに。
以下、10月4日の2日目決勝種目を中心にフォトレポートでお届けしよう。
チームスプリント
予選トップタイムの岐阜(1分17秒687)と2位の福井(1分17秒694)の2チームが決勝へ。その差わずか1000分の7秒。
決勝はスタートからリードした福井がさらにタイムを縮めて1分17秒433で優勝。福井がこの種目で優勝したのは初めてのこと。
なお、この種目と4km団体追抜競走の2種目は、成年・少年の混成からなる。
1位 福井県(小林、寺崎、末本)1分17秒433
2位 岐阜県(佐野、堀、相馬)1分17秒687 以下予選時タイム
3位 東京都(野口、今井、橋本)1分18秒326
4位 石川県(吉川勇、栗田、吉川希)1分18秒424
5位 三重県(神田、廣田、堀田)1分18秒470
6位 奈良県(野口、宮地、長谷部)1分18秒797
7位 宮城県(上遠野、尾形、會澤)1分18秒982
8位 山梨県(末木、飯塚、貝本)1分19秒064
4km団体追抜競走
国体の華ともいえる種目がこの団体追抜。各県の競技力の指標にもなり、強化合宿などでは最も時間を割かれるのが通常だ。そして合わせの練習を高度に行いそれが本番で出されれば、4人合計以上の結果が出る。いっぽうでわずかのことでバラバラになることもあり、強いから絶対勝てるという種目でもない。
予選では奈良が4分24秒の大会記録で1位通過。期待された和歌山は3位タイム、さらには地元岐阜は5位決定。
決勝は奈良がさらにタイムを縮めて4分24秒366の大会新記録で優勝。和歌山も4分24秒522の大会新記録を出して3位に。
奈良はこれで4連覇を達成。4年連続のメンバーは吉田隼人(榛生昇陽高→鹿屋体育大→ブリヂストンアンカー)と入部正太朗(榛生昇陽高→早稲田大→シマノレーシング)の2名だ。
1位 奈良県(吉田、入部、山本、安原)4分24秒366 大会新
2位 大分県(黒枝、池部、六峰、一丸)4分26秒385(予選時)
3位 和歌山県(北村、窪木、和田、岡本)4分24秒522 大会新
4位 岡山県(原田、黒瀬、景山、滝本)4分27秒343 以下予選時タイム
5位 岐阜県(高橋、橋本、矢野、渡邊翔)4分27秒452
6位 京都府(浜地、大中、西沢、徳田)4分28秒684
7位 福井県(碇、中島、井上、廣瀬)4分31秒293
8位 福島県(久保田、我妻、緑川、吉田)4分31秒519
成年1kmタイムトライアル
じつに26人が1分10秒を切るレベルに。その中でも2位に0秒6以上の差をつけたのが山内厚二(埼玉 日体大)。1分06秒425の好タイムで優勝。
1位 山内厚二 埼玉 日体大 1分 6秒425
2位 神田龍 三重 三重県連盟 1分 7秒087
3位 碇優太 福井 日大 1分 7秒407
4位 深瀬泰我 静岡 法大 1分 7秒434
5位 原田裕成 岡山 鹿屋体大 1分 7秒927
6位 上遠野拓馬 宮城 朝日大 1分 7秒941
7位 高橋翔太 岐阜 日大 1分 8秒162
8位 門脇翼 秋田 東北学院大 1分 8秒168
少年1kmタイムトライアル
8月のインターハイ2位の佐伯亮輔(鳥取 倉吉西高)がタイムを1秒以上短縮して大会新記録で優勝。2位の堀兼壽(岐阜 岐阜一高)は地元。トップタイムを更新して暫定1位になったときには会場の中学生らから大歓声を浴び、それに深々と会釈する堀の姿も。国体ならではの光景だ。
1位 佐伯亮輔 鳥取 倉吉西高 1分 5秒997 大会新
2位 堀兼壽 岐阜 岐阜一高 1分 6秒654 大会新
3位 堀田海人 三重 朝明高 1分 7秒254
4位 伊早坂駿一 茨城 取手一高 1分 7秒481
5位 末本周平 福井 春江工高 1分 7秒495
6位 宮本隼輔 山口 防府商工高 1分 7秒741
7位 堀航輝 香川 石田高 1分 7秒991
8位 瓜生崇智 熊本 九州学院高 1分 8秒007
photo&text:高木秀彰
10月3日(水)から行われている第67回国民体育大会ぎふ清流国体。日程は岐阜市の岐阜競輪場(400m)でのトラックが4日間と、7日(日)の美濃市でのロードレースだ。
今年のトラックレースの日程は昨年までと大幅に変わった。今までは最終日に団体種目(団抜とチームスプリント)の決勝があったが、今年は2日目に。そのため初日にその予選が行われることに。
以下、10月4日の2日目決勝種目を中心にフォトレポートでお届けしよう。
チームスプリント
予選トップタイムの岐阜(1分17秒687)と2位の福井(1分17秒694)の2チームが決勝へ。その差わずか1000分の7秒。
決勝はスタートからリードした福井がさらにタイムを縮めて1分17秒433で優勝。福井がこの種目で優勝したのは初めてのこと。
なお、この種目と4km団体追抜競走の2種目は、成年・少年の混成からなる。
1位 福井県(小林、寺崎、末本)1分17秒433
2位 岐阜県(佐野、堀、相馬)1分17秒687 以下予選時タイム
3位 東京都(野口、今井、橋本)1分18秒326
4位 石川県(吉川勇、栗田、吉川希)1分18秒424
5位 三重県(神田、廣田、堀田)1分18秒470
6位 奈良県(野口、宮地、長谷部)1分18秒797
7位 宮城県(上遠野、尾形、會澤)1分18秒982
8位 山梨県(末木、飯塚、貝本)1分19秒064
4km団体追抜競走
国体の華ともいえる種目がこの団体追抜。各県の競技力の指標にもなり、強化合宿などでは最も時間を割かれるのが通常だ。そして合わせの練習を高度に行いそれが本番で出されれば、4人合計以上の結果が出る。いっぽうでわずかのことでバラバラになることもあり、強いから絶対勝てるという種目でもない。
予選では奈良が4分24秒の大会記録で1位通過。期待された和歌山は3位タイム、さらには地元岐阜は5位決定。
決勝は奈良がさらにタイムを縮めて4分24秒366の大会新記録で優勝。和歌山も4分24秒522の大会新記録を出して3位に。
奈良はこれで4連覇を達成。4年連続のメンバーは吉田隼人(榛生昇陽高→鹿屋体育大→ブリヂストンアンカー)と入部正太朗(榛生昇陽高→早稲田大→シマノレーシング)の2名だ。
1位 奈良県(吉田、入部、山本、安原)4分24秒366 大会新
2位 大分県(黒枝、池部、六峰、一丸)4分26秒385(予選時)
3位 和歌山県(北村、窪木、和田、岡本)4分24秒522 大会新
4位 岡山県(原田、黒瀬、景山、滝本)4分27秒343 以下予選時タイム
5位 岐阜県(高橋、橋本、矢野、渡邊翔)4分27秒452
6位 京都府(浜地、大中、西沢、徳田)4分28秒684
7位 福井県(碇、中島、井上、廣瀬)4分31秒293
8位 福島県(久保田、我妻、緑川、吉田)4分31秒519
成年1kmタイムトライアル
じつに26人が1分10秒を切るレベルに。その中でも2位に0秒6以上の差をつけたのが山内厚二(埼玉 日体大)。1分06秒425の好タイムで優勝。
1位 山内厚二 埼玉 日体大 1分 6秒425
2位 神田龍 三重 三重県連盟 1分 7秒087
3位 碇優太 福井 日大 1分 7秒407
4位 深瀬泰我 静岡 法大 1分 7秒434
5位 原田裕成 岡山 鹿屋体大 1分 7秒927
6位 上遠野拓馬 宮城 朝日大 1分 7秒941
7位 高橋翔太 岐阜 日大 1分 8秒162
8位 門脇翼 秋田 東北学院大 1分 8秒168
少年1kmタイムトライアル
8月のインターハイ2位の佐伯亮輔(鳥取 倉吉西高)がタイムを1秒以上短縮して大会新記録で優勝。2位の堀兼壽(岐阜 岐阜一高)は地元。トップタイムを更新して暫定1位になったときには会場の中学生らから大歓声を浴び、それに深々と会釈する堀の姿も。国体ならではの光景だ。
1位 佐伯亮輔 鳥取 倉吉西高 1分 5秒997 大会新
2位 堀兼壽 岐阜 岐阜一高 1分 6秒654 大会新
3位 堀田海人 三重 朝明高 1分 7秒254
4位 伊早坂駿一 茨城 取手一高 1分 7秒481
5位 末本周平 福井 春江工高 1分 7秒495
6位 宮本隼輔 山口 防府商工高 1分 7秒741
7位 堀航輝 香川 石田高 1分 7秒991
8位 瓜生崇智 熊本 九州学院高 1分 8秒007
photo&text:高木秀彰
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