2012/07/31(火) - 18:44
ツール・ド・フランス2012を走った各チームのバイクをゼッケン順に紹介していくこのコーナー。今回はリクイガス・キャノンデール、ガーミン・シャープ、アージェードゥーゼル、コフィディス、ソール・ソジャサンの5チームのロードバイクを紹介。
リクイガス・キャノンデール
キャノンデール SUPERSIX EVO
リクイガス・キャノンデール キャノンデール SUPER X EVO photo:Makoto.Ayano
リクイガス・キャノンデールが駆るのはフラッグシップモデルであるSUPERSIX EVO。コンポーネントはSRAMの新型RED。SRM搭載のキャノンデールのホログラムSLクランクに、スラムのチェーンリングを組み合わせる。サドルはフィジークで、フェデリーコ・カヌーティ(イタリア)はクーヴァを使用していた。ホイールはマヴィック。パーツ類はFSA製品がアッセンブルされる。
リクイガス・キャノンデール キャノンデール SUPERSIX EVO サガンのために用意されたスペシャルバイク photo:Makoto.Ayano
リクイガス・キャノンデール キャノンデール SUPERSIX EVO TOURMINATOR photo:Makoto.Ayano
ペーター・サガン(スロバキア)にはターミネーターとTOUR(ツール)をもじった「TOURMINATOR」ペイントのバイク、そしてマイヨヴェールカラーのSUPERSIX EVO Hi-Modが供給された。最終日に乗ったマイヨ・ヴェールカラーのバイクの中身はSUPERSIX EVOの素材を高弾性化させた2013新型ハイエンドバイクだ。
ペーター・サガンのキャノンデール SUPER X EVO マイヨヴェール仕様 photo:Makoto.Ayano
サガンの勝った3つのゴール地点の街の名前が記される (c)Makoto.AYANO
ガーミン・シャープ
サーヴェロ R5ca
ガーミン・シャープ サーヴェロ R5ca photo:Makoto.Ayano
ガーミン・シャープはチームパートナーであるサーヴェロのマシンを使用する。コースプロフィールや選手の好みでエアロマシンであるS5と、超軽量マシンのR5caを使い分けていた。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2で、ROTOR製クランク。デーヴィッド・ミラー(イギリス)はオーシンメトリック製のギア板を愛用。ペダルはガーミンのヴェクターだが、センサーは無くSRMでパワー計測を行う選手も。ホイールはマヴィック。ステム・ハンドルなどは3Tで、ボトルケージはアランデル。写真はカナダ国旗がデザインされたライダー・ヘジダルのバイク。
デーヴィッド・ミラー(イギリス、ガーミン・シャープ)の駆るサーヴェロ S5 photo:Makoto.Ayano
ガーミン・シャープ サーヴェロ R5ca 3Tのガーミンマウント一体式ステムINTEGRAを装備 photo:Makoto.Ayano
アージェードゥーゼル
クオータ KON EVO
アージェードゥーゼル クオータ KON EVO photo:Makoto.Ayano
アージェードゥーゼルが駆るのはカーボン専業ブランドであるクオータのハイエンドマシン、KOM EVO。角型断面のチューブが特徴的なヒルクライムを得意とするバイクだ。コンポーネントはSRAM REDを使い、SRMでパワー計測を行う。ホイールはレイノルズの超軽量モデル、RZR 46をほとんどのステージで使用し、ミシュランのプロトタイヤをアッセンブル。ハンドル周りはデダ製で固められる。
アージェードゥーゼル クオータ KON EVO ハンドル周りはデダ、メーターはシグマ photo:Makoto.Ayano
アージェードゥーゼル クオータ KON EVO タイヤはミシュランのプロトタイプ photo:Makoto.Ayano
コフィディス
ルック 695 SR
コフィディス ルック 695 SR photo:Makoto.Ayano
フランスチームであるコフィディスは自国ブランドのルックを継続して採用。今ツールから、流行の蛍光イエローをあしらった695 SRを投入した。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2で、ルックオリジナルのZED2クランクを組み合わせる。ホイールは今季よりアメリカンクラシックを採用。エースのレイン・ターラマエは好んでマグネシウムホイールを使用していた。タイヤはヴィットリアのプロトタイプだ。
コフィディス ルック 695 SR ルックオリジナルのZED2クランク photo:Makoto.Ayano
アメリカンクラシックのマグネシウム製ホイールを使用する選手も photo:Makoto.Ayano
ソール・ソジャサン
タイム ZXRS
ソール・ソジャサン タイム ZXRS photo:Makoto.Ayano
タイムは今ツールより、ソール・ソジャサンへ新型マシン「ZXRS」を供給した。RXRSの流れを汲むエアロロードで、モノコックとラグ構造を組み合わせ剛性強化を達成しているという。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2ながら、チェーンリング+クランクはROTOR&SRM、ブレーキはTRPとマニアックな仕上りを見せる。タイヤはパナレーサーのプロトタイプ「RACE C」。ホイールはコリマのデュープリムモデルを中心に各モデルを使い分けていた。
ソール・ソジャサン タイム ZXRS ROTOR製クランク&ギア板+SRM photo:Makoto.Ayano
ソール・ソジャサン タイム ZXRS タイヤはパナレーサーのRACE C photo:Makoto.Ayano
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano
リクイガス・キャノンデール
キャノンデール SUPERSIX EVO

リクイガス・キャノンデールが駆るのはフラッグシップモデルであるSUPERSIX EVO。コンポーネントはSRAMの新型RED。SRM搭載のキャノンデールのホログラムSLクランクに、スラムのチェーンリングを組み合わせる。サドルはフィジークで、フェデリーコ・カヌーティ(イタリア)はクーヴァを使用していた。ホイールはマヴィック。パーツ類はFSA製品がアッセンブルされる。
ペーター・サガン(スロバキア)にはターミネーターとTOUR(ツール)をもじった「TOURMINATOR」ペイントのバイク、そしてマイヨヴェールカラーのSUPERSIX EVO Hi-Modが供給された。最終日に乗ったマイヨ・ヴェールカラーのバイクの中身はSUPERSIX EVOの素材を高弾性化させた2013新型ハイエンドバイクだ。

ガーミン・シャープ
サーヴェロ R5ca

ガーミン・シャープはチームパートナーであるサーヴェロのマシンを使用する。コースプロフィールや選手の好みでエアロマシンであるS5と、超軽量マシンのR5caを使い分けていた。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2で、ROTOR製クランク。デーヴィッド・ミラー(イギリス)はオーシンメトリック製のギア板を愛用。ペダルはガーミンのヴェクターだが、センサーは無くSRMでパワー計測を行う選手も。ホイールはマヴィック。ステム・ハンドルなどは3Tで、ボトルケージはアランデル。写真はカナダ国旗がデザインされたライダー・ヘジダルのバイク。


アージェードゥーゼル
クオータ KON EVO

アージェードゥーゼルが駆るのはカーボン専業ブランドであるクオータのハイエンドマシン、KOM EVO。角型断面のチューブが特徴的なヒルクライムを得意とするバイクだ。コンポーネントはSRAM REDを使い、SRMでパワー計測を行う。ホイールはレイノルズの超軽量モデル、RZR 46をほとんどのステージで使用し、ミシュランのプロトタイヤをアッセンブル。ハンドル周りはデダ製で固められる。


コフィディス
ルック 695 SR
フランスチームであるコフィディスは自国ブランドのルックを継続して採用。今ツールから、流行の蛍光イエローをあしらった695 SRを投入した。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2で、ルックオリジナルのZED2クランクを組み合わせる。ホイールは今季よりアメリカンクラシックを採用。エースのレイン・ターラマエは好んでマグネシウムホイールを使用していた。タイヤはヴィットリアのプロトタイプだ。
ソール・ソジャサン
タイム ZXRS

タイムは今ツールより、ソール・ソジャサンへ新型マシン「ZXRS」を供給した。RXRSの流れを汲むエアロロードで、モノコックとラグ構造を組み合わせ剛性強化を達成しているという。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2ながら、チェーンリング+クランクはROTOR&SRM、ブレーキはTRPとマニアックな仕上りを見せる。タイヤはパナレーサーのプロトタイプ「RACE C」。ホイールはコリマのデュープリムモデルを中心に各モデルを使い分けていた。


text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano
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