2012/07/30(月) - 14:44
第99回ツール・ド・フランスで使用された全22チームのバイクをスタートリスト順に紹介していく。初回はBMCレーシングチーム、レディオシャック・ニッサン、ユーロップカー、エウスカルテル・エウスカディ、ランプレ・ISDの5チームのチームバイクを紹介。
BMCレーシングチーム
BMC timemachine TMR01
BMCレーシングチーム BMC timemachine TMR01 photo:Makoto.Ayano
スイスのバイクブランドであるBMCがスポンサードを行うBMCレーシングチームは、今ツールへエアロロードであるTMR01を持ち込んだ。timemachineTM01のコンセプトを受け継いだフォルムやインテグレーテッドブレーキが特徴の次世代バイクだ。ホイールやハンドルはBMCと関係の深いイーストン。シマノ・デュラエースDi2にSRMを組み合わせる。タイヤはコンチネンタル、サドルはフィジーク。カデル・エヴァンス(オーストラリア)はSLR01を愛用していた。また、ツール17回出場で引退するジョージ・ヒンカピーのためにスペシャルバイクを用意した。
ジョージ・ヒンカピーのために用意されたスペシャルカラーのteammachine SLR01 photo:Makoto.Ayano
カデル・エヴァンス(オーストラリア)が駆るteammachine SLR01 photo:Makoto.Ayano
レディオシャック・ニッサン
トレック Madone 7
レディオシャック・ニッサン トレック Madone7 photo:Kei.Tsuji
レディオシャックのメンバーは、今ツールに併せて発表された新型マドン7で戦った。BB下に移されたリアブレーキ、KVF形状のチューブなど意欲的な構造を採用し、軽量性、空力、剛性、快適性を高次元で達成した新世代のマドンだ。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2。ホイールやその他パーツはボントレガー製でコーディネイトされる。ファビアン・カンチェラーラ(スイス)のみ自身が開発に深く関わったドマーネに機械式のデュラエースを組み合わせる。
レディオシャック・ニッサン ファビアン・カンチェラーラのトレック Domane photo:Makoto.Ayano
イエンス・フォイクト(ドイツ)のマシンは彼の選手生活を表す特別ペイントが photo:Makoto.Ayano
ユーロップカー
コルナゴ C59
ユーロップカー コルナゴ C59 photo:Makoto.Ayano
ユーロップカーは、今季もコルナゴを継続する。写真のジョヴァンニ・ベルノドー(フランス)はじめトマ・ヴォクレール(フランス)、新城幸也などはトップモデルのC59を駆るが、ピエール・ロラン(フランス)は昨年同様にモノコックフレームのM10に乗る。コンポーネントやホイールはカンパニョーロ。ステム&ハンドルはデダとイタリアンカラーの濃いマシンとなっている。
エウスカルテル・エウスカディ
オルベア ORCA ゴールド
エウスカルテル・エウスカディ オルベア ORCA ゴールド photo:Makoto.Ayano
オレンジ色が目立つエウスカルテル・エウスカディは、チームとの結びつきが強い同郷のオルベア社の旗艦、オルカゴールドに乗る。剛性と空力を考慮したフレームワークが特徴だ。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2、ホイールは同プロトタイプ。C35をメインにステージによって組み替えていた。写真は途中リタイアを喫したサミュエル・サンチェス(スペイン)のマシン。北京オリンピック覇者のバイクは各所にゴールドカラーのパーツを使用し、ノコン製アウターケーブルなどマニアックな仕上りを見せる。タイヤはヴィットリア・コルサEVO-SC。
エウスカルテル・エウスカディ オルベア ORCA ゴールド ゴールドパーツが組み合わされるS.サンチェスのマシン photo:Makoto.Ayano
エウスカルテル・エウスカディ オルベア ORCA ゴールド タイヤはヴィットリア・コルサEVO-SC photo:Makoto.Ayano
ランプレ・ISD
ウィリエール Cento1 SR
ランプレ・ISD ウィリエール Cento1 SR photo:Makoto.Ayano
ランプレ・ISDが駆るイタリアンブランド、ウィリエールは新型マシン Cento1 SRをエーススプリンターのアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)へと供給した。太いフロントフォークや直線的なリア三角が採用されたオールラウンドに向くマシンとのこと。ロゴからしてBBはBB386EVOのようだ。山岳を得意とするミケーレ・スカルポーニ(イタリア)はZERO.7を愛用していた。コンポーネントはカンパニョーロで、スカルポーニはEPS。ホイールはフルクラムを採用し、ハンドル周りはFSA製品で固められる。
ランプレ・ISD ウィリエール Cento1 SR シートステーは扁平なモノステーを廃した photo:Makoto.Ayano
ランプレ・ISD ウィリエール Cento1 SR 角のあるチュービングを採用 photo:Makoto.Ayano
ミケーレ・スカルポーニ(イタリア)のウィリエール ZERO.7 photo:Makoto.Ayano
ミケーレ・スカルポーニ(イタリア)はネーム入りのステム一体型ハンドルを採用 photo:Makoto.Ayano
バイクの部分詳細はフォトギャラリーで確認して欲しい。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano,Kei.Tsuji
BMCレーシングチーム
BMC timemachine TMR01
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スイスのバイクブランドであるBMCがスポンサードを行うBMCレーシングチームは、今ツールへエアロロードであるTMR01を持ち込んだ。timemachineTM01のコンセプトを受け継いだフォルムやインテグレーテッドブレーキが特徴の次世代バイクだ。ホイールやハンドルはBMCと関係の深いイーストン。シマノ・デュラエースDi2にSRMを組み合わせる。タイヤはコンチネンタル、サドルはフィジーク。カデル・エヴァンス(オーストラリア)はSLR01を愛用していた。また、ツール17回出場で引退するジョージ・ヒンカピーのためにスペシャルバイクを用意した。
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レディオシャック・ニッサン
トレック Madone 7
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レディオシャックのメンバーは、今ツールに併せて発表された新型マドン7で戦った。BB下に移されたリアブレーキ、KVF形状のチューブなど意欲的な構造を採用し、軽量性、空力、剛性、快適性を高次元で達成した新世代のマドンだ。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2。ホイールやその他パーツはボントレガー製でコーディネイトされる。ファビアン・カンチェラーラ(スイス)のみ自身が開発に深く関わったドマーネに機械式のデュラエースを組み合わせる。
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ユーロップカー
コルナゴ C59
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ユーロップカーは、今季もコルナゴを継続する。写真のジョヴァンニ・ベルノドー(フランス)はじめトマ・ヴォクレール(フランス)、新城幸也などはトップモデルのC59を駆るが、ピエール・ロラン(フランス)は昨年同様にモノコックフレームのM10に乗る。コンポーネントやホイールはカンパニョーロ。ステム&ハンドルはデダとイタリアンカラーの濃いマシンとなっている。
エウスカルテル・エウスカディ
オルベア ORCA ゴールド
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オレンジ色が目立つエウスカルテル・エウスカディは、チームとの結びつきが強い同郷のオルベア社の旗艦、オルカゴールドに乗る。剛性と空力を考慮したフレームワークが特徴だ。コンポーネントはシマノ・デュラエースDi2、ホイールは同プロトタイプ。C35をメインにステージによって組み替えていた。写真は途中リタイアを喫したサミュエル・サンチェス(スペイン)のマシン。北京オリンピック覇者のバイクは各所にゴールドカラーのパーツを使用し、ノコン製アウターケーブルなどマニアックな仕上りを見せる。タイヤはヴィットリア・コルサEVO-SC。
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ランプレ・ISD
ウィリエール Cento1 SR
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ランプレ・ISDが駆るイタリアンブランド、ウィリエールは新型マシン Cento1 SRをエーススプリンターのアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア)へと供給した。太いフロントフォークや直線的なリア三角が採用されたオールラウンドに向くマシンとのこと。ロゴからしてBBはBB386EVOのようだ。山岳を得意とするミケーレ・スカルポーニ(イタリア)はZERO.7を愛用していた。コンポーネントはカンパニョーロで、スカルポーニはEPS。ホイールはフルクラムを採用し、ハンドル周りはFSA製品で固められる。
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バイクの部分詳細はフォトギャラリーで確認して欲しい。
text:So.Isobe
photo:Makoto.Ayano,Kei.Tsuji
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