2009/05/30(土) - 09:21
ジロ・デ・イタリア第19ステージは、ラストの上りで集団から飛び出したカルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)が見事に逃げ切ってステージ2勝目を飾った。デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)はタイム差を詰められながらもマリアローザを守り切った。
この日は今年のジロ・デ・イタリア5度目にして最後の山頂ゴール。ゴールのヴェスヴィオ山は、平均勾配7.4%(最大12%)で、ラスト2kmを切ってから9~10%の上りが続く。ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス)、イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)、フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス)ら、マリアローザを虎視眈々と狙う選手にとっては、デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)とのタイム差を詰める、あるいは取り返す大きなチャンスと目されていた。
ラボバンクが集団をコントロールする中、14km地点でマウロ・ファッチ(イタリア、クイックステップ)とユリー・クリフトソフ(ウクライナ、アージェードゥーゼル)の2名の逃げが決まる。
2名は後続に対して最大7分のタイム差を付けたが、ラストの上りまでに2名を捕まえたいLPRブレークスがラボバンクに代わって先頭に立ち、メイン集団のペースをコントロールし始めた。2名のリードは徐々に削られ始めた。
80km地点でメイン集団内で落車が発生。落車したのはランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)。3月に鎖骨を骨折し、いまだボルトが入っている状態のアームストロング。怪我への影響が懸念されたが、咄嗟に受け身を取ったことが幸いしたか、大事には至らず、チームメイトに引かれて間もなくメイン集団に復帰している。
補給所を過ぎ、3級の山岳ポイントに向かって上り始めたところでメイン集団からアンドレー・グリブコ(ウクライナ、ISD)が飛び出した。
グリブコは先頭2名に追い付き逃げるというよりは、山岳ポイントと下りきった地点に設定されている中間スプリントポイントを3位通過しようという意図を持って、先頭2名とメイン集団の間を走行していた。
中間スプリントポイントでの獲得ポイントを争うTVスプリントポイント賞争いではグリブコのチームメイトのジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)が現在トップだ。逃げているファッチが2位に付けているので、可能ならファッチに追い付き、そのポイントをも獲得したかったところだろう。しかし、それは叶わず、グリブコが単独で3位通過することとなった。
なお、後続のメイン集団ではヴィスコンティがパルンボと争い、5位で通過して1ポイントを獲得している。
この後グリブコは脚を止めて集団を待ち、再び先頭2名とメイン集団という状態に戻った。
ヴェスヴィオ山の上り口が近づくにつれ、先頭2名とメイン集団のタイム差がますます詰まっていく。メイン集団先頭では上りに向けての位置取り争いが展開され始めた。
ラストの上りに入り、2名は集団に吸収。レースは振り出しに戻った。
そしてここからが本当の戦いになる。
まず集団から飛び出したのがヴァレリオ・アニョリ(イタリア、リクイガス)だ。続いて集団からパオロ・ティラロンゴ(イタリア、ランプレ)がアタックし、残り10km地点でアニョリに追い付き、やがてアニョリを置き去りにして単独で先頭に立った。
個人総合上位陣で最初に動いたのがイヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)。カルロスホセ・オチョア(ベネズエラ、ディキジョヴァンニ)とともに集団から抜け出し、ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)が反応した。
バッソとガルゼッリはティラロンゴを抜き去り、オチョアも引き離して先頭に立つ。
その後ガルゼッリはペースの上がった集団に吸収され、バッソのみが残る形となった。
背後のメイン集団は20名ほどに絞られていた。
その集団からカルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)がアタック。軽い走りで一気にバッソに追い付き、メイン集団との差を開いていった。
先頭2名とメイン集団の間にはジルベルト・シモーニ(イタリア、ディキジョヴァンニ)、ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)、再びアタックしたガルゼッリらが残っていたが、ディルーカ、メンショフは意に介さず。
ディルーカは果敢にアタックをすること、そしてメンショフはそのディルーカをぴったりとマークすることにのみ心を砕いていた。
残り5kmを切り、サストレがバッソを振り切って単独で先頭に立った。
サストレは第17ステージの不調が嘘のように、軽いぺダリングで快調に飛ばしていく。
メイン集団ではディルーカがペースを上げ、メンショフ、ペッリツォッティが反応。個人総合3位までが揃い踏みとなった。
3名はペッリツォッティがペースを上げては2名が追い付き、ディルーカがペースを上げては2名が追い付くといった状況が幾度となく繰り返された。3名に戻るたびにペースが一旦落ち、時には後続も追い付き、ひたすら踏んで先頭のサストレを追うという展開にはならなかった。
残り2km。ペッリツォッティが仕掛けた。ディルーカはこれを追わず、ペッリツォッティは脚を止めて待っていたバッソと合流。
しばらくともに走った後、ペッリツォッティはペースを上げ、単独で後続を引き離しにかかった。
背後では相変わらずディルーカ、メンショフの争いが繰り広げられていた。
残り1km。ディルーカがペースを上げるも、メンショフを突き放す動きにはならない。
先頭のサストレ、2番手のペッリツォッティ、そしてメンショフを引き連れたディルーカという陣容でゴールを目指すこととなった。
先頭のサストレがゴール前に入ってきた。背後を確認し、両手を大きく広げてゴールした。サストレは今大会2勝目。いずれも逃げ切りによるものだ。
2位のペッリツォッティは21秒遅れでゴール。
そして注目の3位争いは、なりふり構わぬスプリントの上、ディルーカが先着。タイム差こそ付かなかったが、3位のボーナスタイム8秒を得て、26秒あったタイム差を18秒にまで詰めてきた。
もう1つの注目ポイント、新人賞争いでは、一度は遅れる様子を見せたケヴィン・シールドライヤース(ベルギー、クイックステップ)が、上りでは有利といわれたフランチェスコ・マシャレッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)を押さえてゴール。マリアビアンカを守りきった。
ステージ優勝を飾ったサストレは「ブロックハウス(第17ステージのゴール)でディルーカがアタックしたときに着いていけないというミスを犯した。もう僕はローマの表彰台に上れない。だから今日は『チームの3勝目だ』という思いで走っていた。チームは2人の重要な仲間を失っていた。落車したフィリップ・ダイグナン(アイルランド)と、ヴォロディミール・グストフ(ウクライナ)だ。でもチームにとっての3勝目を挙げられたのはハッピーだ」と語った。
マリアローザのメンショフは、この日のレースについて「ディルーカからタイムを失いたくなかった。ボーナスタイムは重要じゃなかった。ディルーカはリズムを狂わせるのがうまかった。でも幸いなことに僕の身体は彼のアタックに反応することができた」と語った。
これに対しディルーカは「メンショフは良くやった。とにかく僕は勝つために彼を引き離そうと闘った。彼を苦しめた。でも彼が苦しんだとき、僕も苦しんでいた。メンショフと同じく僕も限界だったんだ。僕らはイコールだった。引き分けだ」とコメント。
互いに死力を尽くしての闘いであったことがうかがえる。
さらにディルーカは「明日のゴールは上り坂で僕向きだ。明日は勝つ、もしくは前でスプリントできるようにしたいね」と語る。
その第20ステージは、ナポリからアナーニまでの203kmで争われる。一見スプリンター向けのステージに見えるが、ラストは高低差180mを駆け上がってのゴールとなる。
短い距離の上りスプリントを得意とするディルーカにとって、さらにタイム差を詰めるチャンスだ。ここで何か動きがあるのか、それともマリアローザを巡る争いは最終日の個人タイムトライアルに持ち越されるのか、注目に値するステージだ。
ジロ・デ・イタリア2009第19ステージ結果
1位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) 4h33'23"
2位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス) +21"
3位 ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス )+30"
4位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) +30"
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス) +35"
6位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ) +53"
7位 タディ・ヴァリャベッチ(スロベニア、アージェードゥーゼル) +1'14"
8位 セルジュ・パウエルス(ベルギー、サーヴェロ・テストチーム) +1'15"
9位 ホセ・セルパ(コロンビア、ディキジョヴァンニ) +1'15"
10位 ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ) +1'15"
個人総合成績
1位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) 81h13'55"
2位 ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス) +18"
3位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス) +1'39"
4位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +2'40"
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス) +3'33"
6位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ) +4'55"
7位 ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ) +8'48"
8位 マイケル・ロジャース(オーストラリア、チームコロンビア) +9'32"
9位 タディ・ヴァリャベッチ(スロベニア、アージェードゥーゼル) +10'42"
10位 マルツィオ・ブルセギン(イタリア、ランプレ) +11'32"
ポイント賞 マリアチクラミーノ
ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス)
山岳賞 マリアヴェルデ
ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)
新人賞 マリアビアンカ
ケヴィン・シールドライヤース(ベルギー、クイックステップ)
チーム総合成績
アスタナ
text:Reiko Tsuru
photo:Kei Tsuji, Cor Vos
この日は今年のジロ・デ・イタリア5度目にして最後の山頂ゴール。ゴールのヴェスヴィオ山は、平均勾配7.4%(最大12%)で、ラスト2kmを切ってから9~10%の上りが続く。ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス)、イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)、フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス)ら、マリアローザを虎視眈々と狙う選手にとっては、デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク)とのタイム差を詰める、あるいは取り返す大きなチャンスと目されていた。
ラボバンクが集団をコントロールする中、14km地点でマウロ・ファッチ(イタリア、クイックステップ)とユリー・クリフトソフ(ウクライナ、アージェードゥーゼル)の2名の逃げが決まる。
2名は後続に対して最大7分のタイム差を付けたが、ラストの上りまでに2名を捕まえたいLPRブレークスがラボバンクに代わって先頭に立ち、メイン集団のペースをコントロールし始めた。2名のリードは徐々に削られ始めた。
80km地点でメイン集団内で落車が発生。落車したのはランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)。3月に鎖骨を骨折し、いまだボルトが入っている状態のアームストロング。怪我への影響が懸念されたが、咄嗟に受け身を取ったことが幸いしたか、大事には至らず、チームメイトに引かれて間もなくメイン集団に復帰している。
補給所を過ぎ、3級の山岳ポイントに向かって上り始めたところでメイン集団からアンドレー・グリブコ(ウクライナ、ISD)が飛び出した。
グリブコは先頭2名に追い付き逃げるというよりは、山岳ポイントと下りきった地点に設定されている中間スプリントポイントを3位通過しようという意図を持って、先頭2名とメイン集団の間を走行していた。
中間スプリントポイントでの獲得ポイントを争うTVスプリントポイント賞争いではグリブコのチームメイトのジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア、ISD)が現在トップだ。逃げているファッチが2位に付けているので、可能ならファッチに追い付き、そのポイントをも獲得したかったところだろう。しかし、それは叶わず、グリブコが単独で3位通過することとなった。
なお、後続のメイン集団ではヴィスコンティがパルンボと争い、5位で通過して1ポイントを獲得している。
この後グリブコは脚を止めて集団を待ち、再び先頭2名とメイン集団という状態に戻った。
ヴェスヴィオ山の上り口が近づくにつれ、先頭2名とメイン集団のタイム差がますます詰まっていく。メイン集団先頭では上りに向けての位置取り争いが展開され始めた。
ラストの上りに入り、2名は集団に吸収。レースは振り出しに戻った。
そしてここからが本当の戦いになる。
まず集団から飛び出したのがヴァレリオ・アニョリ(イタリア、リクイガス)だ。続いて集団からパオロ・ティラロンゴ(イタリア、ランプレ)がアタックし、残り10km地点でアニョリに追い付き、やがてアニョリを置き去りにして単独で先頭に立った。
個人総合上位陣で最初に動いたのがイヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス)。カルロスホセ・オチョア(ベネズエラ、ディキジョヴァンニ)とともに集団から抜け出し、ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)が反応した。
バッソとガルゼッリはティラロンゴを抜き去り、オチョアも引き離して先頭に立つ。
その後ガルゼッリはペースの上がった集団に吸収され、バッソのみが残る形となった。
背後のメイン集団は20名ほどに絞られていた。
その集団からカルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム)がアタック。軽い走りで一気にバッソに追い付き、メイン集団との差を開いていった。
先頭2名とメイン集団の間にはジルベルト・シモーニ(イタリア、ディキジョヴァンニ)、ダビ・アローヨ(スペイン、ケースデパーニュ)、再びアタックしたガルゼッリらが残っていたが、ディルーカ、メンショフは意に介さず。
ディルーカは果敢にアタックをすること、そしてメンショフはそのディルーカをぴったりとマークすることにのみ心を砕いていた。
残り5kmを切り、サストレがバッソを振り切って単独で先頭に立った。
サストレは第17ステージの不調が嘘のように、軽いぺダリングで快調に飛ばしていく。
メイン集団ではディルーカがペースを上げ、メンショフ、ペッリツォッティが反応。個人総合3位までが揃い踏みとなった。
3名はペッリツォッティがペースを上げては2名が追い付き、ディルーカがペースを上げては2名が追い付くといった状況が幾度となく繰り返された。3名に戻るたびにペースが一旦落ち、時には後続も追い付き、ひたすら踏んで先頭のサストレを追うという展開にはならなかった。
残り2km。ペッリツォッティが仕掛けた。ディルーカはこれを追わず、ペッリツォッティは脚を止めて待っていたバッソと合流。
しばらくともに走った後、ペッリツォッティはペースを上げ、単独で後続を引き離しにかかった。
背後では相変わらずディルーカ、メンショフの争いが繰り広げられていた。
残り1km。ディルーカがペースを上げるも、メンショフを突き放す動きにはならない。
先頭のサストレ、2番手のペッリツォッティ、そしてメンショフを引き連れたディルーカという陣容でゴールを目指すこととなった。
先頭のサストレがゴール前に入ってきた。背後を確認し、両手を大きく広げてゴールした。サストレは今大会2勝目。いずれも逃げ切りによるものだ。
2位のペッリツォッティは21秒遅れでゴール。
そして注目の3位争いは、なりふり構わぬスプリントの上、ディルーカが先着。タイム差こそ付かなかったが、3位のボーナスタイム8秒を得て、26秒あったタイム差を18秒にまで詰めてきた。
もう1つの注目ポイント、新人賞争いでは、一度は遅れる様子を見せたケヴィン・シールドライヤース(ベルギー、クイックステップ)が、上りでは有利といわれたフランチェスコ・マシャレッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)を押さえてゴール。マリアビアンカを守りきった。
ステージ優勝を飾ったサストレは「ブロックハウス(第17ステージのゴール)でディルーカがアタックしたときに着いていけないというミスを犯した。もう僕はローマの表彰台に上れない。だから今日は『チームの3勝目だ』という思いで走っていた。チームは2人の重要な仲間を失っていた。落車したフィリップ・ダイグナン(アイルランド)と、ヴォロディミール・グストフ(ウクライナ)だ。でもチームにとっての3勝目を挙げられたのはハッピーだ」と語った。
マリアローザのメンショフは、この日のレースについて「ディルーカからタイムを失いたくなかった。ボーナスタイムは重要じゃなかった。ディルーカはリズムを狂わせるのがうまかった。でも幸いなことに僕の身体は彼のアタックに反応することができた」と語った。
これに対しディルーカは「メンショフは良くやった。とにかく僕は勝つために彼を引き離そうと闘った。彼を苦しめた。でも彼が苦しんだとき、僕も苦しんでいた。メンショフと同じく僕も限界だったんだ。僕らはイコールだった。引き分けだ」とコメント。
互いに死力を尽くしての闘いであったことがうかがえる。
さらにディルーカは「明日のゴールは上り坂で僕向きだ。明日は勝つ、もしくは前でスプリントできるようにしたいね」と語る。
その第20ステージは、ナポリからアナーニまでの203kmで争われる。一見スプリンター向けのステージに見えるが、ラストは高低差180mを駆け上がってのゴールとなる。
短い距離の上りスプリントを得意とするディルーカにとって、さらにタイム差を詰めるチャンスだ。ここで何か動きがあるのか、それともマリアローザを巡る争いは最終日の個人タイムトライアルに持ち越されるのか、注目に値するステージだ。
ジロ・デ・イタリア2009第19ステージ結果
1位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) 4h33'23"
2位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス) +21"
3位 ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス )+30"
4位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) +30"
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス) +35"
6位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ) +53"
7位 タディ・ヴァリャベッチ(スロベニア、アージェードゥーゼル) +1'14"
8位 セルジュ・パウエルス(ベルギー、サーヴェロ・テストチーム) +1'15"
9位 ホセ・セルパ(コロンビア、ディキジョヴァンニ) +1'15"
10位 ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ) +1'15"
個人総合成績
1位 デニス・メンショフ(ロシア、ラボバンク) 81h13'55"
2位 ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス) +18"
3位 フランコ・ペッリツォッティ(イタリア、リクイガス) +1'39"
4位 カルロス・サストレ(スペイン、サーヴェロ・テストチーム) +2'40"
5位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス) +3'33"
6位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、アスタナ) +4'55"
7位 ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ) +8'48"
8位 マイケル・ロジャース(オーストラリア、チームコロンビア) +9'32"
9位 タディ・ヴァリャベッチ(スロベニア、アージェードゥーゼル) +10'42"
10位 マルツィオ・ブルセギン(イタリア、ランプレ) +11'32"
ポイント賞 マリアチクラミーノ
ダニーロ・ディルーカ(イタリア、LPRブレークス)
山岳賞 マリアヴェルデ
ステファノ・ガルゼッリ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)
新人賞 マリアビアンカ
ケヴィン・シールドライヤース(ベルギー、クイックステップ)
チーム総合成績
アスタナ
text:Reiko Tsuru
photo:Kei Tsuji, Cor Vos
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