2011/10/06(木) - 09:28
スペシャライズドが純トライアスロンモデルの新型Shiv（シヴ）を発表した。従来UCIの車両レギュレーションにのっとって設計され、かつ規制を受けながら形状変更を余儀なくされてきたタイムトライアルバイクだが、新型ShivはUCI車両レギュレーションを無視して設計された。
新型ShivはUCI規定にのっとって開催されるロードレースでのタイムトライアルには使用できないが、トライアスロン専用として空力、給水、フィットに的を絞り、設計された。
スペシャライズド Shiv (c)スペシャライズド・ジャパン
新型Shivの大きな特徴は、インテグレーテッドハイドレーション（内蔵型給水）システムを採用していること。ハイドレーション（給水）ボトルがフレーム内部に組み込まれ、そこから伸びるホースからライダーは給水することができる。これによりさらなる空気抵抗の軽減が図られている。
詳しくはスペシャライズド・ジャパンよりのリリースおよびプレゼンテーション動画で紹介する。
純粋なトライアスロン専用モデル
UCI 規定を無視、新型Shiv
ハワイ州コナ（2011年10月4日 現地時間）--まず初めに、ロードレースのレギュレーションはすべて放棄しました。
世界最高のトライアスロンバイクを誕生させるために、真のレースバイクはトライアスロンとTTという2つの目的を持たねばならない、というコンセプトを一掃しました。そしてトライアスロンバイクはロードサイクリングに関するUCIレギュレーションを順守すべきだ、という考えも捨て去りました。
代わりに純粋なトライアスロンバイクをいちから作り上げました。その結果、かつて世界になかったバイクが完成したのです。
新型Shivは、比類ない空気力学、完全なインテグレーテッドハイドレーション（内蔵型給水）システム、そして広範なフィットオプションを備えたトライアスリートの夢を実現しているバイクなのです。
インテグレーテッドハイドレーション（内蔵型給水）システムの内部構造図 (c)スペシャライズド・ジャパン
「新型Shivは、スーパーバイクの空気力学技術が駆使され、フィットとインテグレーテッドハイドレーションが完全にトライアスリートの目的に合うように設計されたバイクなのです。」とMIT出身のSPECIALIZEDエアロダイナミシストであるマーク・コーテは述べています。
「新型Shivは、その卓越したエアロフォルムにより、横風の中でも極めて速く安定して走ることができます。またFuelselageにより給水中にも空気抵抗が増すようなことはありません。さらにこのバイクは長時間優れた空力特性を維持できるポジションを簡単に調節することができるので、レースでタイムを稼ぐことが可能になります。
SPECIALIZEDのエンジニアは、Shivの初期バージョンの制作で培ったすべての技術 － 世界選手権TTで4回優勝を獲得 ― を投入し、ロードレースでは今まで認可されなかったバイクを完成させました。ヘッドチューブ裏側の大きな断面により、非常に安定した空気力学が確保され、またハイドレーションボトルを格納することができます。
「アイアンマンで使用されている大半のバイクは、サイクリストのために設計されたTT用バイクです。」とクリスマ・マコーマック（“マッカ”）が述べています。「そのようなTTバイクでは、栄養補給や給水のためのボトルは必要ないものとして除外されていました。アスリートがそのようなボトルを取り付けると、バイクのエンジニアリングや空気力学のあらゆる長所が失われてしまいます。」
「昨シーズンのShivの成功を受けて、コナの前に我々のグループはSPECIALIZEDのマーク・コーテやエンジニアリングチームと打ち合わせ、アイアンマンアスリートとしてバイクに必要なものを、空気力学や機能、あるいは外観への妥協をすることなく前面に押し出しました。」とマッカは話しています。
「この新型Shivは、努力と時間の結晶です。今日の市場で最高の空気力学を備えたトライアスロン専用バイクで、トライアスリートのためにトライアスリートによって開発されました。この種のバイクでは初めての試みです。トライアスロンという複雑なスポーツへのSPECIALIZEDの理解が具現化された、かつアスリートの活躍を少しでも援助したいという意志が込められたバイクだと思います。」
SPECIALIZEDのアスリートは、新型Shivでコナに参戦します。SPECIALIZEDファミリーは、アイアンマン70.3からITUまですでに18個の世界タイトルを獲得しており、SPECIALIZEDのトライアスリートはさらに上を目指します。そして今まさに完璧な武器を手に入れたのです。
Aero（空力）。Fuel（給水）。Fit（フィット）。新型Shivは純粋なトライアスロンバイクです。
スペシャライズドShiv プレゼンテーション
新型ShivはUCI規定にのっとって開催されるロードレースでのタイムトライアルには使用できないが、トライアスロン専用として空力、給水、フィットに的を絞り、設計された。
スペシャライズド Shiv (c)スペシャライズド・ジャパン新型Shivの大きな特徴は、インテグレーテッドハイドレーション（内蔵型給水）システムを採用していること。ハイドレーション（給水）ボトルがフレーム内部に組み込まれ、そこから伸びるホースからライダーは給水することができる。これによりさらなる空気抵抗の軽減が図られている。
詳しくはスペシャライズド・ジャパンよりのリリースおよびプレゼンテーション動画で紹介する。
純粋なトライアスロン専用モデル
UCI 規定を無視、新型Shiv
ハワイ州コナ（2011年10月4日 現地時間）--まず初めに、ロードレースのレギュレーションはすべて放棄しました。
世界最高のトライアスロンバイクを誕生させるために、真のレースバイクはトライアスロンとTTという2つの目的を持たねばならない、というコンセプトを一掃しました。そしてトライアスロンバイクはロードサイクリングに関するUCIレギュレーションを順守すべきだ、という考えも捨て去りました。
代わりに純粋なトライアスロンバイクをいちから作り上げました。その結果、かつて世界になかったバイクが完成したのです。
新型Shivは、比類ない空気力学、完全なインテグレーテッドハイドレーション（内蔵型給水）システム、そして広範なフィットオプションを備えたトライアスリートの夢を実現しているバイクなのです。
インテグレーテッドハイドレーション（内蔵型給水）システムの内部構造図 (c)スペシャライズド・ジャパン「新型Shivは、スーパーバイクの空気力学技術が駆使され、フィットとインテグレーテッドハイドレーションが完全にトライアスリートの目的に合うように設計されたバイクなのです。」とMIT出身のSPECIALIZEDエアロダイナミシストであるマーク・コーテは述べています。
「新型Shivは、その卓越したエアロフォルムにより、横風の中でも極めて速く安定して走ることができます。またFuelselageにより給水中にも空気抵抗が増すようなことはありません。さらにこのバイクは長時間優れた空力特性を維持できるポジションを簡単に調節することができるので、レースでタイムを稼ぐことが可能になります。
SPECIALIZEDのエンジニアは、Shivの初期バージョンの制作で培ったすべての技術 － 世界選手権TTで4回優勝を獲得 ― を投入し、ロードレースでは今まで認可されなかったバイクを完成させました。ヘッドチューブ裏側の大きな断面により、非常に安定した空気力学が確保され、またハイドレーションボトルを格納することができます。
「アイアンマンで使用されている大半のバイクは、サイクリストのために設計されたTT用バイクです。」とクリスマ・マコーマック（“マッカ”）が述べています。「そのようなTTバイクでは、栄養補給や給水のためのボトルは必要ないものとして除外されていました。アスリートがそのようなボトルを取り付けると、バイクのエンジニアリングや空気力学のあらゆる長所が失われてしまいます。」
「昨シーズンのShivの成功を受けて、コナの前に我々のグループはSPECIALIZEDのマーク・コーテやエンジニアリングチームと打ち合わせ、アイアンマンアスリートとしてバイクに必要なものを、空気力学や機能、あるいは外観への妥協をすることなく前面に押し出しました。」とマッカは話しています。
「この新型Shivは、努力と時間の結晶です。今日の市場で最高の空気力学を備えたトライアスロン専用バイクで、トライアスリートのためにトライアスリートによって開発されました。この種のバイクでは初めての試みです。トライアスロンという複雑なスポーツへのSPECIALIZEDの理解が具現化された、かつアスリートの活躍を少しでも援助したいという意志が込められたバイクだと思います。」
SPECIALIZEDのアスリートは、新型Shivでコナに参戦します。SPECIALIZEDファミリーは、アイアンマン70.3からITUまですでに18個の世界タイトルを獲得しており、SPECIALIZEDのトライアスリートはさらに上を目指します。そして今まさに完璧な武器を手に入れたのです。
Aero（空力）。Fuel（給水）。Fit（フィット）。新型Shivは純粋なトライアスロンバイクです。
スペシャライズドShiv プレゼンテーション
