2011/07/13(水) - 10:49
ツール第10ステージは、最後の4級山岳での激しい攻防を経て集団スプリントに。カヴェンディッシュと真っ向勝負を挑んだアンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)が気落ちするチームの士気を上げる勝利を挙げた。
落車続きの第一週を終え、休息日を挟んだ第10ステージ。オリアック〜カルモー間の158kmには4つのカテゴリー山岳がレイアウトされ、逃げを狙う選手と集団スプリントを狙うチームとの争いが焦点となった。
この日のスタート地点には大粒の雹が降り、ステージの先行きを心配させたが、スタートしてほどなくすると太陽が顔を覗かせる。ほっとしたのも束の間、集団では落車が発生。リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック)、ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レオパード・トレック)、ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)らが巻き込まれるも大事には至らず。
11km地点の今日の逃げが決まる。メンバーは、セバスティアン・ミナール(フランス、アージェードゥーゼル)、レミ・ディグレゴリオ(フランス、アスタナ)、アルテュール・ヴィショ(フランス、FDJ)、ジュリアン・エルファレ(フランス、コフィディス)、アントニー・ドゥラプラス(フランス、ソール・ソジャサン)、マルコ・マルカート(イタリア、ヴァカンソレイユ・DCM)の6人。
逃げを容認した集団は、37km地点の中間スプリントポイントにフォーカスする。集団の先頭、全体の7番手通過を果たしたのはマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)。少しずつであるが、マイヨ・ヴェール獲得に向けてポイントを積み上げていく。
逃げグループは3分半ほどの差を維持して行程をこなしていく。途中の山岳ポイントは逃げグループ唯一のイタリア人、マルカートが獲得する。チームメイトで一昨日に車の衝突に伴う落車で有刺鉄線に飛び込んだジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)の山岳賞ジャージの危険の芽を摘む。
メイン集団はHTC・ハイロード、リーダーチームのユーロップカー、ランプレ・ISD、チームスカイが交代に引く。カヴェンディッシュの3勝目を狙うHTC・ハイロードが最も積極的に集団の前方でペースをコントロールする。残り33kmでその差を1分まで詰めると、さらに吸収しようとペースを上げる。
残り25kmで集団の脅威を感じた逃げグループもペースアップ。しかし残り17km地点、この日最後の山岳で逃げグループは集団に吸収。最後まで粘ったマルカートが吸収されると、オメガファーマ・ロットが集団のペースを一気に上げる。2番手にはマイヨ・ヴェールを着るフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)がつける。
山頂が近づくと、集団からトニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)がアタック。これを追ったのはジルベール、トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)、ドリス・デヴェナインス(ベルギー、クイックステップ)、そして遅れてトニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)。
マイヨ・ジョーヌとマイヨ・ヴェールを含むこの逃げは、この2人を中心にペースを作り、集団を突き放しにかかる。しかしマルティンはカヴェンディッシュのために先頭交代を拒否。利害の一致しないこのグループからデヴェナインスがアタックで揺さぶりをかけると、残り7kmでジルベールが単独でアタック。これには誰もつくことができない。
単独先頭となったジルベールは粘りの走りを見せるが、集団に対しては分が悪い。2kmを独走したところで集団につかまる。不安定になった集団からは、アラン・ペレス(スペイン、エウスカルテル)、ビエル・カドリ(フランス、アージェードゥーゼル)、ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)といった選手のアタックがかかるがどれも成功せず。
残り2.8kmではデーヴィット・ミラー(イギリス、ガーミン・サーヴェロ)がアタック。しかしこれも伸びない。山岳で人数を減らしたHTC・ハイロードはマルティン以外の牽引役を失い、最終局面で前へ出たのはオメガファーマ・ロットのユルゲン・ルーランズ(ベルギー)。
最終コーナーを先頭で抜けたダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール)がロングスプリントを仕掛けると、その後ろにつけていたカヴェンディッシュがスプリントを開始。その後ろをマークしていたアンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)もほぼ同時にスプリントで合わせる。
低い姿勢のカヴと全身を大きく使うグライペルのスプリントは横並びのまま競り合う。共にハンドルを投げたスプリントの軍配は力強いガッツポーズを見せたグライペルに上がった。グライペルはこれがツール初勝利。グランツールのすべてでステージ優勝を成し遂げた。
これまで同じチームに絶対のエーススプリンター、カヴェンディッシュがいたため、ツールのメンバーに選ばれなかったグライペル。今期からは自らがエースとして走れる環境を求めてオメガファーマ・ロットに移籍。エーススプリンターの座は確約された、はずがこのツールではジルベールの思わぬ活躍に自らのチャンスが減少。チーム内の確執も伝えられたが、この日はジルベールの単独アタックが何よりものグライペルへのアシストとなった。
アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)
「ゴールラインを越えた時、本当に幸せだった。選手のキャリアで最高の瞬間だった。僕をツールに出場させてくれたチームを持って本当に嬉しい。僕の野望はステージ優勝をすること、そしてそれを成し遂げた。このレースで戦えるということをずっと証明したかったんだ。僕の昔のチームの首脳陣はツールのメンバー選出の時はいつだって難しい判断を強いられた。その結果のカヴェンディッシュの成功は信じられないよ。この偉大な記録をみてみれば、その選択の是非も理解できる。それが僕がツールに出られなかった理由だ。だがオメガファーマ・ロットには感謝している。僕にチャンスをくれたのだから。そしてチームに勝利をもたらすことができて嬉しく思うよ。」
この日6年ぶりのマイヨ・ジョーヌを着てツールを走ったヴォクレールは、それを守るための走りではなく、それを着ながら攻める走りをしてみせた。最後には集団内でゴールしたが、マイヨ・ジョーヌに値する高潔な走りで総合リーダーの座に留まっている。
トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)
「今日の心情について話すと、マイヨ・ジョーヌはとても緊張を強いるものだった。特にスタートではね。でもその後、観衆やその応援を一日中感じていたんだ。まったくこの喜びといったらないね。自分の流儀で走ったので、レース終盤は前に位置していた。ジルベールと僕が前にいたことは驚くことじゃないよ。だって僕ら2人とも、攻撃的な気質の持ち主だからね。
この先のステージについては、僕はできないことは企てたくない。明日もし今日と同じシナリオであれば、それが理想的だね。それからのことは、今にわかるさ」
※選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・フランス2011第10ステージ結果
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット) 3h31'21"
2位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)
4位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)
5位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ・DCM)
6位 ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・ドイモ)
7位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ・DCM)
9位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
10位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) 42h06'32"
2位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク) +1'49"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング) +2'26"
4位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +2'29"
5位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +2'37"
6位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード) +2'38"
7位 ピーター・ヴェリトス(スロヴェニア、HTC・ハイロード)
8位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック) +2'43"
9位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +2'55"
10位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、レオパード・トレック) +3'08"
11位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +3'36"
12位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +3'37"
15位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +4'01"
16位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) +4'07"
20位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) +5'01"
36位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック) +7'16"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 226pts
2位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) 209pts
3位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) 197pts
山岳賞 マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
1位 ジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM) 22pts
2位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) 17pts
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、HTC・ハイロード) 5pts
新人賞 マイヨ・ブラン
1位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) 42h10'33"
2位 レイン・ターラマエ(エストニア、コフィディス) +51"
3位 アルノー・ジャネソン(フランス、FDJ) +1'20"
チーム総合成績
1位 ユーロップカー 125h37'34"
2位 レオパード・トレック +32"
3位 レディオシャック +1'02"
敢闘賞
マルコ・マルカート(イタリア、ヴァカンソレイユ・DCM)
text:Yufta Omata
photo: Cor Vos
落車続きの第一週を終え、休息日を挟んだ第10ステージ。オリアック〜カルモー間の158kmには4つのカテゴリー山岳がレイアウトされ、逃げを狙う選手と集団スプリントを狙うチームとの争いが焦点となった。
この日のスタート地点には大粒の雹が降り、ステージの先行きを心配させたが、スタートしてほどなくすると太陽が顔を覗かせる。ほっとしたのも束の間、集団では落車が発生。リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック)、ファビアン・カンチェラーラ(スイス、レオパード・トレック)、ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク)らが巻き込まれるも大事には至らず。
11km地点の今日の逃げが決まる。メンバーは、セバスティアン・ミナール(フランス、アージェードゥーゼル)、レミ・ディグレゴリオ(フランス、アスタナ)、アルテュール・ヴィショ(フランス、FDJ)、ジュリアン・エルファレ(フランス、コフィディス)、アントニー・ドゥラプラス(フランス、ソール・ソジャサン)、マルコ・マルカート(イタリア、ヴァカンソレイユ・DCM)の6人。
逃げを容認した集団は、37km地点の中間スプリントポイントにフォーカスする。集団の先頭、全体の7番手通過を果たしたのはマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)。少しずつであるが、マイヨ・ヴェール獲得に向けてポイントを積み上げていく。
逃げグループは3分半ほどの差を維持して行程をこなしていく。途中の山岳ポイントは逃げグループ唯一のイタリア人、マルカートが獲得する。チームメイトで一昨日に車の衝突に伴う落車で有刺鉄線に飛び込んだジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)の山岳賞ジャージの危険の芽を摘む。
メイン集団はHTC・ハイロード、リーダーチームのユーロップカー、ランプレ・ISD、チームスカイが交代に引く。カヴェンディッシュの3勝目を狙うHTC・ハイロードが最も積極的に集団の前方でペースをコントロールする。残り33kmでその差を1分まで詰めると、さらに吸収しようとペースを上げる。
残り25kmで集団の脅威を感じた逃げグループもペースアップ。しかし残り17km地点、この日最後の山岳で逃げグループは集団に吸収。最後まで粘ったマルカートが吸収されると、オメガファーマ・ロットが集団のペースを一気に上げる。2番手にはマイヨ・ヴェールを着るフィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット)がつける。
山頂が近づくと、集団からトニー・ギャロパン(フランス、コフィディス)がアタック。これを追ったのはジルベール、トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)、ドリス・デヴェナインス(ベルギー、クイックステップ)、そして遅れてトニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード)。
マイヨ・ジョーヌとマイヨ・ヴェールを含むこの逃げは、この2人を中心にペースを作り、集団を突き放しにかかる。しかしマルティンはカヴェンディッシュのために先頭交代を拒否。利害の一致しないこのグループからデヴェナインスがアタックで揺さぶりをかけると、残り7kmでジルベールが単独でアタック。これには誰もつくことができない。
単独先頭となったジルベールは粘りの走りを見せるが、集団に対しては分が悪い。2kmを独走したところで集団につかまる。不安定になった集団からは、アラン・ペレス(スペイン、エウスカルテル)、ビエル・カドリ(フランス、アージェードゥーゼル)、ロブ・ルーグ(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM)といった選手のアタックがかかるがどれも成功せず。
残り2.8kmではデーヴィット・ミラー(イギリス、ガーミン・サーヴェロ)がアタック。しかしこれも伸びない。山岳で人数を減らしたHTC・ハイロードはマルティン以外の牽引役を失い、最終局面で前へ出たのはオメガファーマ・ロットのユルゲン・ルーランズ(ベルギー)。
最終コーナーを先頭で抜けたダニエル・オス(イタリア、リクイガス・キャノンデール)がロングスプリントを仕掛けると、その後ろにつけていたカヴェンディッシュがスプリントを開始。その後ろをマークしていたアンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)もほぼ同時にスプリントで合わせる。
低い姿勢のカヴと全身を大きく使うグライペルのスプリントは横並びのまま競り合う。共にハンドルを投げたスプリントの軍配は力強いガッツポーズを見せたグライペルに上がった。グライペルはこれがツール初勝利。グランツールのすべてでステージ優勝を成し遂げた。
これまで同じチームに絶対のエーススプリンター、カヴェンディッシュがいたため、ツールのメンバーに選ばれなかったグライペル。今期からは自らがエースとして走れる環境を求めてオメガファーマ・ロットに移籍。エーススプリンターの座は確約された、はずがこのツールではジルベールの思わぬ活躍に自らのチャンスが減少。チーム内の確執も伝えられたが、この日はジルベールの単独アタックが何よりものグライペルへのアシストとなった。
アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット)
「ゴールラインを越えた時、本当に幸せだった。選手のキャリアで最高の瞬間だった。僕をツールに出場させてくれたチームを持って本当に嬉しい。僕の野望はステージ優勝をすること、そしてそれを成し遂げた。このレースで戦えるということをずっと証明したかったんだ。僕の昔のチームの首脳陣はツールのメンバー選出の時はいつだって難しい判断を強いられた。その結果のカヴェンディッシュの成功は信じられないよ。この偉大な記録をみてみれば、その選択の是非も理解できる。それが僕がツールに出られなかった理由だ。だがオメガファーマ・ロットには感謝している。僕にチャンスをくれたのだから。そしてチームに勝利をもたらすことができて嬉しく思うよ。」
この日6年ぶりのマイヨ・ジョーヌを着てツールを走ったヴォクレールは、それを守るための走りではなく、それを着ながら攻める走りをしてみせた。最後には集団内でゴールしたが、マイヨ・ジョーヌに値する高潔な走りで総合リーダーの座に留まっている。
トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー)
「今日の心情について話すと、マイヨ・ジョーヌはとても緊張を強いるものだった。特にスタートではね。でもその後、観衆やその応援を一日中感じていたんだ。まったくこの喜びといったらないね。自分の流儀で走ったので、レース終盤は前に位置していた。ジルベールと僕が前にいたことは驚くことじゃないよ。だって僕ら2人とも、攻撃的な気質の持ち主だからね。
この先のステージについては、僕はできないことは企てたくない。明日もし今日と同じシナリオであれば、それが理想的だね。それからのことは、今にわかるさ」
※選手コメントはレース公式サイトより。
ツール・ド・フランス2011第10ステージ結果
1位 アンドレ・グライペル(ドイツ、オメガファーマ・ロット) 3h31'21"
2位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)
3位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター)
4位 トル・フースホフト(ノルウェー、ガーミン・サーヴェロ)
5位 ロメン・フェイユ(フランス、ヴァカンソレイユ・DCM)
6位 ダニエル・オス(イタリア、リクイガス・ドイモ)
7位 セバスティアン・イノー(フランス、アージェードゥーゼル)
8位 ボルト・ボジッチ(スロベニア、ヴァカンソレイユ・DCM)
9位 ジェレイント・トーマス(イギリス、チームスカイ)
10位 サミュエル・ドゥムラン(フランス、コフィディス)
個人総合成績 マイヨ・ジョーヌ
1位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) 42h06'32"
2位 ルイスレオン・サンチェス(スペイン、ラボバンク) +1'49"
3位 カデル・エヴァンス(オーストラリア、BMCレーシング) +2'26"
4位 フランク・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +2'29"
5位 アンディ・シュレク(ルクセンブルク、レオパード・トレック) +2'37"
6位 トニ・マルティン(ドイツ、HTC・ハイロード) +2'38"
7位 ピーター・ヴェリトス(スロヴェニア、HTC・ハイロード)
8位 アンドレアス・クレーデン(ドイツ、レディオシャック) +2'43"
9位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) +2'55"
10位 ヤコブ・フグルサング(デンマーク、レオパード・トレック) +3'08"
11位 イヴァン・バッソ(イタリア、リクイガス・キャノンデール) +3'36"
12位 ダミアーノ・クネゴ(イタリア、ランプレ・ISD) +3'37"
15位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) +4'01"
16位 アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) +4'07"
20位 サムエル・サンチェス(スペイン、エウスカルテル) +5'01"
36位 リーヴァイ・ライプハイマー(アメリカ、レディオシャック) +7'16"
ポイント賞 マイヨ・ヴェール
1位 フィリップ・ジルベール(ベルギー、オメガファーマ・ロット) 226pts
2位 ホセホアキン・ロハス(スペイン、モビスター) 209pts
3位 マーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) 197pts
山岳賞 マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ
1位 ジョニー・フーガーランド(オランダ、ヴァカンソレイユ・DCM) 22pts
2位 トマ・ヴォクレール(フランス、ユーロップカー) 17pts
3位 ティージェイ・ヴァンガーデレン(アメリカ、HTC・ハイロード) 5pts
新人賞 マイヨ・ブラン
1位 ロバート・ヘーシンク(オランダ、ラボバンク) 42h10'33"
2位 レイン・ターラマエ(エストニア、コフィディス) +51"
3位 アルノー・ジャネソン(フランス、FDJ) +1'20"
チーム総合成績
1位 ユーロップカー 125h37'34"
2位 レオパード・トレック +32"
3位 レディオシャック +1'02"
敢闘賞
マルコ・マルカート(イタリア、ヴァカンソレイユ・DCM)
text:Yufta Omata
photo: Cor Vos
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