2011/06/12(日) - 18:14
2006年以来、自身2度目のナショナルTTチャンピオンジャージに袖を通した別府史之(レディオシャック)。しかし「まだこれで終わりじゃないんで」と、フミはすでに2週間後の全日本ロードレースに目を向けている。女子は萩原麻由子(サイクルベースあさひ)が4連覇。男子U23は吉田隼人(鹿屋体育大学)が新チャンピオンに輝いた。
37分39秒のコースレコードを叩き出した別府史之
折り返し地点の通過時点でフミはすでにトップに躍り出ていた。見渡す限り干拓地が広がる秋田県大潟村のソーラースポーツライン。海抜0m以下の平坦コースを、フミは47.79km/hで駆け抜けた。
直線路で構成されたコースは変化に乏しく、15kmのコースを行って戻るというシンプルなもの。しかし「風」という大きな要因が選手の走りに大きく影響する。
日本海側(西)から絶えず吹いた風は、往路を追い風基調、復路を向かい風基調にした。言うならば、行きはよいよい帰りは怖い。折り返し後の向かい風区間でどれだけスピードを落とさずに走れるかが結果に大きく響く。
折り返し地点でのフミのタイムは、スタッフによる手元の計測で17分40秒。単純計算で往路の平均スピードは51km/h。フミは折り返し地点の数キロ手前で勘違いしてUターンを切りかけたが、伴走車による指示でコースに復帰するというハプニングも。その減速によってタイムを失ったことは想像に容易い。
「前半の追い風区間では最高スピードが59km/h近く出ていました。折り返し地点でトップに立っていることを無線を通して聞かされていたので、後半は自分のペースを保って、スピードが落ちないように心がけた」。
フミは37分39秒というコースレコードでゴール。ジロの疲れや移動の疲れ、時差ボケなどを危惧する声を払拭する走りで優勝を飾った。
「スタート前には、勝たなければならないというプレッシャーがあった」と語るフミは、2006年大会に続く2度目のナショナルチャンピオンジャージを笑顔で受け取る。
フミはコースレコード更新に関しては特に意識してなかったという。「確かにコースレコードで、2006年に出した自己ベストよりも良いタイムを残すことができた。でもそれよりも勝てたことが重要です。結果には満足しています」。
今回フミの全日本TTには、トレックジャパンの衣本始司さんが専属メカニックとして帯同。ジロで酷使されたバイクをメンテするとともに、会場でのテント設営など、フミの走る環境を全面的にバックアップした。
レース後、フミはすぐに岩手県の八幡平に向かった。理由はもちろん、2週間後に開催される全日本ロードの下見だ。「コースを試走した上で、そのイメージをもとにトレーニングを続けたい。ベストコンディションでレースに挑めるように」。
「(全日本ロードが残っているので)これで終わりじゃないですよ」。フミは2006年の再現、全日本ダブルタイトルを目指す。
初タイトル目指して気を吐いた佐野 直線コースで目立った西薗の強さ
今大会最大のサプライズと言ってははなはだ失礼だが、最も観客を驚かせたのは西薗良太(シマノレーシング)の3位入賞だろう。テクニカルコースが苦手だと自負する西薗は「コーナーが6カ所しかないこのコースは完璧に自分向き」だと語っていた。
「往路は追い風の影響でかなりスピードが出たので、コーナーでブレーキを多用してしまった」と語る。しかし実際は西薗はフミから僅か2秒遅れの2番手のタイムで折り返し地点を通過している。向かい風の復路で地脚の差が現れ、最終的にフミから53秒遅れに。
「コーナーでの走りを除けば(直線路で)最低限の力は出せたかなと思います。コーナーでの走りを改善しないと、ある程度力があっても通用しない。これまでずっと技術的な面で失敗してきたので、少なくとも先週の西日本クラシックとこの全日本TTで走れることをチームに示すことができて良かったですね。結果が出てホッとしています」。
脚にはシマノレーシング欧州遠征で付けた多くの落車痕。西薗はロードレーサーとしての逞しさを身につけてきている。
逆に、向かい風の復路でフミより好タイムを出したのが、佐野淳哉(ダンジェロ&アンティヌッチィ・株式会社NIPPO)だ。「後半にキツくなるのは分かっていたので、前半はスピードを乗せつつも、変に踏みすぎないように心がけていました」。抑えめのペースで前半を終えた佐野は、折り返し地点からゴールまで19分57秒で走り切った。これはフミを2秒上回る数字だ。
伴走車に乗る大門監督から檄を受けながら、苦しい表情を全面に出しながらゴールに向かって突き進んだ佐野。これまで誰も到達していない38分の壁を破る37分59秒の暫定トップタイム。しかしフミに更新され、結果2位に終わった。
本人は勝利を逃した悔しさに苛まれている。「自分的には追い込めたと思います。でも結果が全ての世界では“追い込んだ”は自己満足に過ぎないので、満足はしていません。やはり勝ちたかった」。
「日本には(今回の30kmのような)距離の長いタイムトライアルがない。もっと長いタイムトライアルが増えたら競技レベルも上がって、結果的にロードレースのレベルアップにも繋がると思う。もうちょっと数があってもいいと思いますね」とは佐野の言葉。敗れはしたものの、調子の良さを見せた佐野は全日本ロードでも注目の存在だ。
「今回は全体的に重かった。昨年踏めたギアが踏めなかった」。そう語るのはディフェンディングチャンピオンで最終走者の福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)。結果は4位。今年40歳の誕生日を迎える福島は「やっぱり(毎年)進化しないと勝てない」と呟く。
「きっと(優勝できるのは)ロードとTTのどちらか一つなんですよ。昨年そうだったように。だから(全日本ロードで)頑張りますよ」。福島は全日本ロードでリベンジを誓う。
5位に入った阿部嵩之(シマノレーシング)は「歯の治療のためにオランダと日本を往復し、レースを離れていたからか(U23だった)3年前のほうが速いんじゃないかと思ってしまうほど踏めなかった。全日本ロードでは何かしら走りで魅せたいですね」と、納得のいかない表情を見せる。シマノレーシングは村上純平を含めて3名をトップ10に送り込んだ。
吉田隼人がU23初優勝 萩原は連勝記録を4に伸ばす
U23は郡司昌紀(中央大学)を2秒差で敗った吉田隼人(鹿屋体育大学)が優勝。4連覇が懸かっていた嶌田義明(チームブリヂストン・エスポワール)は5位に終わった。
「今はホッとしています」と、吉田は安堵の表情を見せる。「コースに立つ後輩たちから、無線を通して他の選手のタイムを聞いて走っていました。勝っていると思って走っていたら、終盤になって(郡司昌紀から)10秒遅れていると聞かされたので焦った。すでに限界に近いところで走っていたのに、そこでサドルから腰を上げて、最後まで追い込みました」。
「エリート男子を含めると、全体で8位という成績。得意ではないTTで走れたので、自信になりました。全日本ロードはエリートレースに出場するので、今回の成績はその参考になります」。本人は自分の走りに納得している様子だ。
エリート女子は萩原麻由子(サイクルベースあさひ)が4連覇。今シーズンは低迷していたが、下位を1分近く引き離す力走で復調をアピールした。
萩原は「目標としていた平均スピードを下回ってしまった。43〜44km/hを目指していて、最低でも42km/hだろうと思っていたのですが、実際は41km/h台(41.46km/h)だった。後半の向かい風で一気に進まなくなったんです。風に押し戻されるんじゃないかと思った。もっとモリモリ走りたかったのに、自分の力量が足りなかった」と、相変わらず自分に厳しい。
「でも確実に調子は戻ってきています。2週間後のロードに向けて更に頑張っていきたい」。萩原が目指すのは2年連続全日本ダブルタイトルだ。
今回の全日本TTで際立ったのが、やはりプロチーム・レディオシャックに所属するフミの存在感だ。決してアクセスが良いとは言えないレース会場に、今年は例年より多くの観客が訪れた。
直前までジロを走り、“テレビの中の存在だった”フミは、年下選手にも効果を与えている。エリート3位の西薗は「プロツアーの選手はこれほどまで強いのかと思い知らされました。1分近い差はあまりにも大きい。一歩一歩ステップを踏んで改善していきたい」と上を見る。U23で優勝した吉田も「やはりトップの選手は違いますね。ジロのTTでも速さを見せていた別府選手の走りを見ることができていい刺激になりました」と目を輝かせ、エリート全日本チャンピオンと記念写真におさまっていた。
レースの模様はフォトギャラリーにて!
全日本選手権タイムトライアル2011結果
エリート男子(30km)
1位 別府史之(レディオシャック) 37'39"
2位 佐野淳哉(ダンジェロ&アンティヌッチィ・株式会社NIPPO) +19"
3位 西薗良太(シマノレーシング) +53"
4位 福島晋一(トレンガヌ・プロアジア) +1'22"
5位 阿部嵩之(シマノレーシング) +1'38"
6位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム) +1'42"
7位 盛一大(愛三工業レーシングチーム) +1'51"
8位 村上純平(シマノレーシング) +2'28"
9位 清水良行(チームブリヂストン・アンカー) +2'29"
10位 田中桂太(synerzy) +2'45"
エリート女子(20km)
1位 萩原麻由子(サイクルベースあさひ) 28'56"
2位 上野みなみ(鹿屋体育大学) +59"
3位 井上玲美(スーパーKアスリートラボ) +1'16"
4位 豊岡英子(パナソニックレディース) +1'50"
5位 木村亜美(鹿屋体育大学) +2'00"
6位 智野真央(MUUR ZERO) +2'07"
男子U23(30km)
1位 吉田隼人(鹿屋体育大学) 39'43"
2位 郡司昌紀(中央大学) +02"
3位 澤田賢匠(CIERVO NARA PRO CYCLING TEAM) +44"
4位 椿大志(チームブリヂストン・エスポワール) +1'31"
5位 嶌田義明(チームブリヂストン・エスポワール) +2'09"
6位 一丸尚伍(EQADS) +2'09"
男子ジュニア(20km)
1位 内野直也(湘南ベルマーレ) 27'33"
2位 小石祐馬(京都MASSA FOCUS SUPER-B) +52"
3位 市川貴大(川越工業高校) +1'45"
4位 加賀谷慶治(能代西高校) +1'53"
5位 荒木貴大(川越工業高校) +1'55"
6位 春木道洋(川越工業高校) +1'57"
男子U17(20km)
1位 橋詰丈(EQADS) 29'24"
2位 伊藤舜紀(DOKYU Racing Club) +08"
3位 塩田航平(栄北高校) +33"
4位 猿田匠(栄北高校) +1'12"
5位 小山貴大(EQADS) +1'50"
6位 佐藤智紀(栄北高校) +2'42"
女子U17(15km)
1位 浅田愛理(豊田北高校) 25'00"
2位 細田愛未(川越工業高校) +16"
3位 中村千鶴(アライアンスACポーラー) +20"
text&photo:Kei Tsuji
37分39秒のコースレコードを叩き出した別府史之
折り返し地点の通過時点でフミはすでにトップに躍り出ていた。見渡す限り干拓地が広がる秋田県大潟村のソーラースポーツライン。海抜0m以下の平坦コースを、フミは47.79km/hで駆け抜けた。
直線路で構成されたコースは変化に乏しく、15kmのコースを行って戻るというシンプルなもの。しかし「風」という大きな要因が選手の走りに大きく影響する。
日本海側(西)から絶えず吹いた風は、往路を追い風基調、復路を向かい風基調にした。言うならば、行きはよいよい帰りは怖い。折り返し後の向かい風区間でどれだけスピードを落とさずに走れるかが結果に大きく響く。
折り返し地点でのフミのタイムは、スタッフによる手元の計測で17分40秒。単純計算で往路の平均スピードは51km/h。フミは折り返し地点の数キロ手前で勘違いしてUターンを切りかけたが、伴走車による指示でコースに復帰するというハプニングも。その減速によってタイムを失ったことは想像に容易い。
「前半の追い風区間では最高スピードが59km/h近く出ていました。折り返し地点でトップに立っていることを無線を通して聞かされていたので、後半は自分のペースを保って、スピードが落ちないように心がけた」。
フミは37分39秒というコースレコードでゴール。ジロの疲れや移動の疲れ、時差ボケなどを危惧する声を払拭する走りで優勝を飾った。
「スタート前には、勝たなければならないというプレッシャーがあった」と語るフミは、2006年大会に続く2度目のナショナルチャンピオンジャージを笑顔で受け取る。
フミはコースレコード更新に関しては特に意識してなかったという。「確かにコースレコードで、2006年に出した自己ベストよりも良いタイムを残すことができた。でもそれよりも勝てたことが重要です。結果には満足しています」。
今回フミの全日本TTには、トレックジャパンの衣本始司さんが専属メカニックとして帯同。ジロで酷使されたバイクをメンテするとともに、会場でのテント設営など、フミの走る環境を全面的にバックアップした。
レース後、フミはすぐに岩手県の八幡平に向かった。理由はもちろん、2週間後に開催される全日本ロードの下見だ。「コースを試走した上で、そのイメージをもとにトレーニングを続けたい。ベストコンディションでレースに挑めるように」。
「(全日本ロードが残っているので)これで終わりじゃないですよ」。フミは2006年の再現、全日本ダブルタイトルを目指す。
初タイトル目指して気を吐いた佐野 直線コースで目立った西薗の強さ
今大会最大のサプライズと言ってははなはだ失礼だが、最も観客を驚かせたのは西薗良太(シマノレーシング)の3位入賞だろう。テクニカルコースが苦手だと自負する西薗は「コーナーが6カ所しかないこのコースは完璧に自分向き」だと語っていた。
「往路は追い風の影響でかなりスピードが出たので、コーナーでブレーキを多用してしまった」と語る。しかし実際は西薗はフミから僅か2秒遅れの2番手のタイムで折り返し地点を通過している。向かい風の復路で地脚の差が現れ、最終的にフミから53秒遅れに。
「コーナーでの走りを除けば(直線路で)最低限の力は出せたかなと思います。コーナーでの走りを改善しないと、ある程度力があっても通用しない。これまでずっと技術的な面で失敗してきたので、少なくとも先週の西日本クラシックとこの全日本TTで走れることをチームに示すことができて良かったですね。結果が出てホッとしています」。
脚にはシマノレーシング欧州遠征で付けた多くの落車痕。西薗はロードレーサーとしての逞しさを身につけてきている。
逆に、向かい風の復路でフミより好タイムを出したのが、佐野淳哉(ダンジェロ&アンティヌッチィ・株式会社NIPPO)だ。「後半にキツくなるのは分かっていたので、前半はスピードを乗せつつも、変に踏みすぎないように心がけていました」。抑えめのペースで前半を終えた佐野は、折り返し地点からゴールまで19分57秒で走り切った。これはフミを2秒上回る数字だ。
伴走車に乗る大門監督から檄を受けながら、苦しい表情を全面に出しながらゴールに向かって突き進んだ佐野。これまで誰も到達していない38分の壁を破る37分59秒の暫定トップタイム。しかしフミに更新され、結果2位に終わった。
本人は勝利を逃した悔しさに苛まれている。「自分的には追い込めたと思います。でも結果が全ての世界では“追い込んだ”は自己満足に過ぎないので、満足はしていません。やはり勝ちたかった」。
「日本には(今回の30kmのような)距離の長いタイムトライアルがない。もっと長いタイムトライアルが増えたら競技レベルも上がって、結果的にロードレースのレベルアップにも繋がると思う。もうちょっと数があってもいいと思いますね」とは佐野の言葉。敗れはしたものの、調子の良さを見せた佐野は全日本ロードでも注目の存在だ。
「今回は全体的に重かった。昨年踏めたギアが踏めなかった」。そう語るのはディフェンディングチャンピオンで最終走者の福島晋一(トレンガヌ・プロアジア)。結果は4位。今年40歳の誕生日を迎える福島は「やっぱり(毎年)進化しないと勝てない」と呟く。
「きっと(優勝できるのは)ロードとTTのどちらか一つなんですよ。昨年そうだったように。だから(全日本ロードで)頑張りますよ」。福島は全日本ロードでリベンジを誓う。
5位に入った阿部嵩之(シマノレーシング)は「歯の治療のためにオランダと日本を往復し、レースを離れていたからか(U23だった)3年前のほうが速いんじゃないかと思ってしまうほど踏めなかった。全日本ロードでは何かしら走りで魅せたいですね」と、納得のいかない表情を見せる。シマノレーシングは村上純平を含めて3名をトップ10に送り込んだ。
吉田隼人がU23初優勝 萩原は連勝記録を4に伸ばす
U23は郡司昌紀(中央大学)を2秒差で敗った吉田隼人(鹿屋体育大学)が優勝。4連覇が懸かっていた嶌田義明(チームブリヂストン・エスポワール)は5位に終わった。
「今はホッとしています」と、吉田は安堵の表情を見せる。「コースに立つ後輩たちから、無線を通して他の選手のタイムを聞いて走っていました。勝っていると思って走っていたら、終盤になって(郡司昌紀から)10秒遅れていると聞かされたので焦った。すでに限界に近いところで走っていたのに、そこでサドルから腰を上げて、最後まで追い込みました」。
「エリート男子を含めると、全体で8位という成績。得意ではないTTで走れたので、自信になりました。全日本ロードはエリートレースに出場するので、今回の成績はその参考になります」。本人は自分の走りに納得している様子だ。
エリート女子は萩原麻由子(サイクルベースあさひ)が4連覇。今シーズンは低迷していたが、下位を1分近く引き離す力走で復調をアピールした。
萩原は「目標としていた平均スピードを下回ってしまった。43〜44km/hを目指していて、最低でも42km/hだろうと思っていたのですが、実際は41km/h台(41.46km/h)だった。後半の向かい風で一気に進まなくなったんです。風に押し戻されるんじゃないかと思った。もっとモリモリ走りたかったのに、自分の力量が足りなかった」と、相変わらず自分に厳しい。
「でも確実に調子は戻ってきています。2週間後のロードに向けて更に頑張っていきたい」。萩原が目指すのは2年連続全日本ダブルタイトルだ。
今回の全日本TTで際立ったのが、やはりプロチーム・レディオシャックに所属するフミの存在感だ。決してアクセスが良いとは言えないレース会場に、今年は例年より多くの観客が訪れた。
直前までジロを走り、“テレビの中の存在だった”フミは、年下選手にも効果を与えている。エリート3位の西薗は「プロツアーの選手はこれほどまで強いのかと思い知らされました。1分近い差はあまりにも大きい。一歩一歩ステップを踏んで改善していきたい」と上を見る。U23で優勝した吉田も「やはりトップの選手は違いますね。ジロのTTでも速さを見せていた別府選手の走りを見ることができていい刺激になりました」と目を輝かせ、エリート全日本チャンピオンと記念写真におさまっていた。
レースの模様はフォトギャラリーにて!
全日本選手権タイムトライアル2011結果
エリート男子(30km)
1位 別府史之(レディオシャック) 37'39"
2位 佐野淳哉(ダンジェロ&アンティヌッチィ・株式会社NIPPO) +19"
3位 西薗良太(シマノレーシング) +53"
4位 福島晋一(トレンガヌ・プロアジア) +1'22"
5位 阿部嵩之(シマノレーシング) +1'38"
6位 西谷泰治(愛三工業レーシングチーム) +1'42"
7位 盛一大(愛三工業レーシングチーム) +1'51"
8位 村上純平(シマノレーシング) +2'28"
9位 清水良行(チームブリヂストン・アンカー) +2'29"
10位 田中桂太(synerzy) +2'45"
エリート女子(20km)
1位 萩原麻由子(サイクルベースあさひ) 28'56"
2位 上野みなみ(鹿屋体育大学) +59"
3位 井上玲美(スーパーKアスリートラボ) +1'16"
4位 豊岡英子(パナソニックレディース) +1'50"
5位 木村亜美(鹿屋体育大学) +2'00"
6位 智野真央(MUUR ZERO) +2'07"
男子U23(30km)
1位 吉田隼人(鹿屋体育大学) 39'43"
2位 郡司昌紀(中央大学) +02"
3位 澤田賢匠(CIERVO NARA PRO CYCLING TEAM) +44"
4位 椿大志(チームブリヂストン・エスポワール) +1'31"
5位 嶌田義明(チームブリヂストン・エスポワール) +2'09"
6位 一丸尚伍(EQADS) +2'09"
男子ジュニア(20km)
1位 内野直也(湘南ベルマーレ) 27'33"
2位 小石祐馬(京都MASSA FOCUS SUPER-B) +52"
3位 市川貴大(川越工業高校) +1'45"
4位 加賀谷慶治(能代西高校) +1'53"
5位 荒木貴大(川越工業高校) +1'55"
6位 春木道洋(川越工業高校) +1'57"
男子U17(20km)
1位 橋詰丈(EQADS) 29'24"
2位 伊藤舜紀(DOKYU Racing Club) +08"
3位 塩田航平(栄北高校) +33"
4位 猿田匠(栄北高校) +1'12"
5位 小山貴大(EQADS) +1'50"
6位 佐藤智紀(栄北高校) +2'42"
女子U17(15km)
1位 浅田愛理(豊田北高校) 25'00"
2位 細田愛未(川越工業高校) +16"
3位 中村千鶴(アライアンスACポーラー) +20"
text&photo:Kei Tsuji
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