2011/03/22(火) - 11:27
オージーケーカブトからモストロの後継モデルとなる新しいヘルメット MS-2が発売される。今なお人気の高いモストロの軽量さとフィット感を踏襲し、さらに進化を遂げてデビューした。
MS-2はモストロと同じフォルムを持つニューモデル。外見をパッと見ただけだと、モストロに新しいグラフィックとカラーを施しただけにも見える。ところがMS-2は、細かな部分を見直したモストロの進化モデルだ。
「モストロの進化モデル」と聞いて思い出されるのは、昨年デビューしたブランニューモデル「レジモス」。モストロの進化モデルは、そのレジモスでは?と思うかもしれない。
しかし昨年その「レジモス」を発表したとき「レジモスはモストロとはまったく違うニューモデル。モストロは継続して販売する」という発表をしていたオージーケーカブト。じつは多くのファンに愛されたモストロをバージョンアップして真のモストロの進化モデル、このMS-2を用意していたのだ。
MS-2に施された改良は、まず帽体はモストロの形状を流用し、アウターシェルを改良して安全性を強化。ストラップには、レジモスで採用された消臭繊維「MOFF」を採用。また内装パッドも進化を遂げ、虫の侵入防止用に付属されるA.I.ネットにも消臭繊維「MOFF」を採用して不快な匂いを防ぐ工夫をしている。フィットを調整するアジャスターも進化して、レジモスと同じような微調整ができるラチェットのタイプに変更。より細かいフィットの調整が可能となる。
インプレッション
モスロトに似ているが細部が確実に進化している (編集部)
MS-2は「モストロの進化版」ということで、モデルチェンジということでもない。オージーケーカブトのホームページを確認するとモストロも継続されることが確認できる。MS-2の価格は税込み19,950円で、モストロの¥22,050より2100円安い。つまり進化して尚安価になった、と言えるだろう。
基本的にはモストロの金型を流用して製作されているのだろうが、細部をよく確認すると違っている点がいくつかある。全部の内側はアウターシェルがしっかりと回りこみ、強度が上がっているように思える。そしてMOSTROと同様のかぶり心地は変わらず健在だ。重量のデータ上はレジモスと変わらないのだが、心持ち軽い気がするのは気のせいか。
ちなみに重量はレジモスとMS-2がS/Mサイズで205g。モストロが190gと、軽さを優先するならモストロが依然最軽量だ。もっとも、被った安心感はレジモスとMS-2のほうが(頑丈な気がして)が高い。
素材の変わったストラップは、モストロでは汗をかくとべったりしていた(インプレで指摘していた)が、新たにレジモスで採用された消臭繊維「MOFF」を採用したことでさらっとした肌触りになった。汗を多くかいても表面上の素材感でベタつきを感じさせない。また、アジャスターもレジモスと同じような微調整ができるラチェットのタイプに変更して、進化を感じる。操作感に優れるだけでなく、後部のシルエットもスタイリッシュだ。
全体のフォルムはレジモスよりややおとなしくてクセがないので、被りやすいのかも知れない。
レジモス、MS-2、モストロ、モストロACUTO&VIGORと、レース用のハイエンドラインはこれでかなりのバリエーションになった。どのモデルも日本人の頭型にピッタリとフィットする。この被り心地の良さはオージーケーカブトならでは。それは共通だ。
オージーケーカブト MS-2
価格:19,950円(本体価格19,000円)
サイズ:S/M:205g・L:215g・XL/XXL:240g
カラーバリエーション:6種類有り
発売開始日:2011年3月9日発売予定
インプレッション:綾野 真(編集部)
MS-2はモストロと同じフォルムを持つニューモデル。外見をパッと見ただけだと、モストロに新しいグラフィックとカラーを施しただけにも見える。ところがMS-2は、細かな部分を見直したモストロの進化モデルだ。
「モストロの進化モデル」と聞いて思い出されるのは、昨年デビューしたブランニューモデル「レジモス」。モストロの進化モデルは、そのレジモスでは?と思うかもしれない。
しかし昨年その「レジモス」を発表したとき「レジモスはモストロとはまったく違うニューモデル。モストロは継続して販売する」という発表をしていたオージーケーカブト。じつは多くのファンに愛されたモストロをバージョンアップして真のモストロの進化モデル、このMS-2を用意していたのだ。
MS-2に施された改良は、まず帽体はモストロの形状を流用し、アウターシェルを改良して安全性を強化。ストラップには、レジモスで採用された消臭繊維「MOFF」を採用。また内装パッドも進化を遂げ、虫の侵入防止用に付属されるA.I.ネットにも消臭繊維「MOFF」を採用して不快な匂いを防ぐ工夫をしている。フィットを調整するアジャスターも進化して、レジモスと同じような微調整ができるラチェットのタイプに変更。より細かいフィットの調整が可能となる。
インプレッション
モスロトに似ているが細部が確実に進化している (編集部)
MS-2は「モストロの進化版」ということで、モデルチェンジということでもない。オージーケーカブトのホームページを確認するとモストロも継続されることが確認できる。MS-2の価格は税込み19,950円で、モストロの¥22,050より2100円安い。つまり進化して尚安価になった、と言えるだろう。
基本的にはモストロの金型を流用して製作されているのだろうが、細部をよく確認すると違っている点がいくつかある。全部の内側はアウターシェルがしっかりと回りこみ、強度が上がっているように思える。そしてMOSTROと同様のかぶり心地は変わらず健在だ。重量のデータ上はレジモスと変わらないのだが、心持ち軽い気がするのは気のせいか。
ちなみに重量はレジモスとMS-2がS/Mサイズで205g。モストロが190gと、軽さを優先するならモストロが依然最軽量だ。もっとも、被った安心感はレジモスとMS-2のほうが(頑丈な気がして)が高い。
素材の変わったストラップは、モストロでは汗をかくとべったりしていた(インプレで指摘していた)が、新たにレジモスで採用された消臭繊維「MOFF」を採用したことでさらっとした肌触りになった。汗を多くかいても表面上の素材感でベタつきを感じさせない。また、アジャスターもレジモスと同じような微調整ができるラチェットのタイプに変更して、進化を感じる。操作感に優れるだけでなく、後部のシルエットもスタイリッシュだ。
全体のフォルムはレジモスよりややおとなしくてクセがないので、被りやすいのかも知れない。
レジモス、MS-2、モストロ、モストロACUTO&VIGORと、レース用のハイエンドラインはこれでかなりのバリエーションになった。どのモデルも日本人の頭型にピッタリとフィットする。この被り心地の良さはオージーケーカブトならでは。それは共通だ。
オージーケーカブト MS-2
価格:19,950円(本体価格19,000円)
サイズ:S/M:205g・L:215g・XL/XXL:240g
カラーバリエーション:6種類有り
発売開始日:2011年3月9日発売予定
インプレッション:綾野 真(編集部)
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