スロベニアが舞台となったロードヨーロッパ選手権は、男子エリートのタイムトライアルで締めくくられた。プリモシュ・ログリッチがアルミライユを7秒差で下し、母国スロベニアにこの種目初の欧州タイトルをもたらした。

6秒58差で2位だったブリュノ・アルミライユ(フランス) photo:CorVos
5日間にわたって行なわれたロードヨーロッパ選手権を締めくくったのは、43名が出場した個人タイムトライアル。舞台はスロベニアの首都リュブリャナから北西に25kmほど進んだシェンチュルで、コースはロードレースの周回コースとなった22km。中盤には距離2.1km、平均勾配10.3%のモジュヤンツァが設定されているため、重量級のTTスペシャリストには厳しく、グランツールで総合を争うようなオールラウンダーに有利と見られた。
前年の優勝者であるレムコ・エヴェネプール(ベルギー)は、10月10日のイル・ロンバルディアに専念するために不出場。昨年2位のフィリッポ・ガンナ(イタリア)も脚質が向いていないこともあり出場を見送り、ポール・セクサス(フランス)やイサーク・デルトロ(メキシコ)ら若手の有力選手たちも参戦しなかった。
コソボ出身のアルビオン・カストラティを第1走者として、選手たちが次々と走り出した。前半組で好タイムを出したのは、来年NSNサイクリングチームからUAEチームエミレーツXRGにチームを変えるマルコ・フリーゴ(イタリア)だった。しかし後半組が走り出すと、次々と最速タイムが更新されるなか、ブリュノ・アルミライユ(フランス)が丘の頂上にある第1計測地点(8km)と、下った先の第2計測地点(16.3km)で暫定トップタイムを記録した。

トップタイムを叩き出したプリモシュ・ログリッチ(スロベニア) photo:CorVos
そしてアルミライユは28分23秒でフィニッシュし、平均時速は初めて46km台に乗った。その後、そのタイムを上回ったのはプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)ただ1人だった。
ロード世界選手権ではTTに出場しなかった、母国スロベニアのスター選手であるログリッチは、第1計測でアルミライユのタイムを12秒9上回り、第2計測でも9秒6上回る快走を見せた。フィニッシュタイムは28分16秒。アルミライユを6秒58上回り、母国スロベニアのファンを歓喜させた。
「本当に最高の気分だ。もちろん自分の勝利だが、コース沿道で応援してくれた人たちや、スロベニアでヨーロッパ選手権を開催できるよう尽力してくれたすべての人たちに捧げる勝利でもある。大会を締めくくるには最高の形だ。スタートして間もなく無線が使えなくなったので、あとは自分の走りに集中し、持てる力をすべて出し切った。幸い、勝利には十分だった」と、ログリッチは母国での勝利を喜んだ。

ヨーロッパ王者ジャージに袖を通したプリモシュ・ログリッチ(スロベニア) photo:CorVos
今季のログリッチにとって、6月のスロベニア選手権TTに次ぐ2勝目。この後はエヴェネプールと共にイル・ロンバルディアに出場する予定だ。

5日間にわたって行なわれたロードヨーロッパ選手権を締めくくったのは、43名が出場した個人タイムトライアル。舞台はスロベニアの首都リュブリャナから北西に25kmほど進んだシェンチュルで、コースはロードレースの周回コースとなった22km。中盤には距離2.1km、平均勾配10.3%のモジュヤンツァが設定されているため、重量級のTTスペシャリストには厳しく、グランツールで総合を争うようなオールラウンダーに有利と見られた。
前年の優勝者であるレムコ・エヴェネプール(ベルギー)は、10月10日のイル・ロンバルディアに専念するために不出場。昨年2位のフィリッポ・ガンナ(イタリア)も脚質が向いていないこともあり出場を見送り、ポール・セクサス(フランス)やイサーク・デルトロ(メキシコ)ら若手の有力選手たちも参戦しなかった。
コソボ出身のアルビオン・カストラティを第1走者として、選手たちが次々と走り出した。前半組で好タイムを出したのは、来年NSNサイクリングチームからUAEチームエミレーツXRGにチームを変えるマルコ・フリーゴ(イタリア)だった。しかし後半組が走り出すと、次々と最速タイムが更新されるなか、ブリュノ・アルミライユ(フランス)が丘の頂上にある第1計測地点(8km)と、下った先の第2計測地点(16.3km)で暫定トップタイムを記録した。

そしてアルミライユは28分23秒でフィニッシュし、平均時速は初めて46km台に乗った。その後、そのタイムを上回ったのはプリモシュ・ログリッチ(スロベニア)ただ1人だった。
ロード世界選手権ではTTに出場しなかった、母国スロベニアのスター選手であるログリッチは、第1計測でアルミライユのタイムを12秒9上回り、第2計測でも9秒6上回る快走を見せた。フィニッシュタイムは28分16秒。アルミライユを6秒58上回り、母国スロベニアのファンを歓喜させた。
「本当に最高の気分だ。もちろん自分の勝利だが、コース沿道で応援してくれた人たちや、スロベニアでヨーロッパ選手権を開催できるよう尽力してくれたすべての人たちに捧げる勝利でもある。大会を締めくくるには最高の形だ。スタートして間もなく無線が使えなくなったので、あとは自分の走りに集中し、持てる力をすべて出し切った。幸い、勝利には十分だった」と、ログリッチは母国での勝利を喜んだ。

今季のログリッチにとって、6月のスロベニア選手権TTに次ぐ2勝目。この後はエヴェネプールと共にイル・ロンバルディアに出場する予定だ。
ロードヨーロッパ選手権2026 男子エリートタイムトライアル結果
| 1位 | プリモシュ・ログリッチ(スロベニア) | 28:16 |
| 2位 | ブリュノ・アルミライユ(フランス) | +0:06 |
| 3位 | マキシム・ドゥコンブル(フランス) | +0:28 |
| 4位 | イラン・ファンウィルデル(ベルギー) | +0:33 |
| 5位 | シュテファン・キュング(スイス) | +0:35 |
| 6位 | カスパー・アスグリーン(デンマーク) | +0:44 |
| 7位 | マルコ・フリーゴ(イタリア) | +0:55 |
| 8位 | ヤコブ・セーデルクヴィスト(スウェーデン) | |
| 9位 | カラム・ソーンリー(イギリス) | +0:56 |
| 10位 | イバン・ロメオ(スペイン) | +0:57 |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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