エヴェネプールの史上初となるTT4連覇、フォレリングによる悲願の女子エリートロード初優勝、そしてサプライズとも言えるマクナルティの男子エリート初戴冠。カナダ・モントリオールで開催された2026年のロード世界選手権を振り返ります。



男子エリートタイムトライアル:レムコ・エヴェネプール(ベルギー)

優勝:レムコ・エヴェネプール(ベルギー) photo:CorVos

ロード世界選手権2026男子エリートタイムトライアル表彰台:2位ガンナ、1位エヴェネプール、3位セクサス photo:CorVos

9月20日にカナダ・モントリオールで開幕したロード世界選手権。初日の男子エリート個人タイムトライアルはレムコ・エヴェネプール(ベルギー)が2位のフィリッポ・ガンナ(イタリア)に57秒の大差をつけ、史上初となる4連覇を達成した。橋川丈は43位だった。



女子エリートタイムトライアル:マーレン・ロイサー(スイス)

優勝:マーレン・ロイサー(スイス) photo:CorVos

ロード世界選手権2026女子エリートタイムトライアル表彰台:2位バックステッド、1位ロイサー、3位コッホ photo:UCI

男子エリートと同じ39.2kmで争われた女子エリート個人タイムトライアル。マーレン・ロイサー(スイス)が好走したバックステッドのタイムを40秒上回り、35歳の誕生日に大会連覇を決めた。



男子U23タイムトライアル:ライアン・ハル(オランダ)

アルカンシエルを獲得したライアン・ハル(オランダ) photo:CorVos

ロード世界選手権2日目に男子U23個人タイムトライアルが行なわれ、21歳でオランダU23のTT王者であるライアン・ハルが優勝。日本勢では新藤が3分37秒遅れの42位、山里は4分56秒遅れの52位だった。



女子U23タイムトライアル:フェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア)

2代目の女子U23タイムトライアル世界王者に輝いたフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア) photo:CorVos

20.3kmで争われたロード世界選手権女子U23個人タイムトライアル。2023年のジュニアTT世界王者であるフェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア)が優勝し、田中麗奈は46位、水谷彩奈は49位だった。



タイムトライアル・ミックスリレー:イタリア

51分32秒で初優勝し、アルカンシエルを獲得したイタリア photo:CorVos

この種目初参戦となった日本の男子チーム photo:CorVos
女子チームは阿部花梨、田中麗奈、水谷彩奈の3名が出場した photo:CorVos


ロード世界選手権3日目に行なわれたタイムトライアル・ミックスリレーで、フィリッポ・ガンナやエリーザ・ロンゴボルギーニを擁するイタリアが初優勝を飾った。同種目に初出場となった橋川丈ら日本チームは6分43秒遅れの15位だった。



男子ジュニアタイムトライアル:ベンハミン・ノバル(スペイン)
女子ジュニアタイムトライアル:マリア・オクルチンスカ(ポーランド)

2027年からネットカンパニー・イネオスで走るベンハミン・ノバル(スペイン)

女子ジュニアのTT世界王者に輝いたマリア・オクルチンスカ(ポーランド)

ロード世界選手権の男子ジュニアタイムトライアルは、来季ネットカンパニー・イネオスへの加入が決まっているベンハミン・ノバル(スペイン)が優勝。女子はポーランド出身のマリア・オクルチンスカがトップタイムを叩き出した。



男子ジュニアロードレース:ベンハミン・ノバル(スペイン)

TTとロードの2冠を達成したベンハミン・ノバル(スペイン) photo:A.S.O.

ロード世界選手権の男子ジュニアロードレースは、自ら逃げ集団に追いつき、26.8kmを独走したベンハミン・ノバル(スペイン)が優勝。2018年のエヴェネプールに続く史上2人目となる、タイムトライアルとロードの2冠を達成した。



女子U23ロードレース:ヴィクトリア・クラドノヴァ(スロバキア)

アルカンシエルを獲得したヴィクトリア・クラドノヴァ(スロバキア) photo:UCI

ロード世界選手権の女子U23ロードレースは昨年2位だったヴィクトリア・クラドノヴァ(スロバキア)が優勝。イザベラ・ホルムグレンとの一騎打ちを制し、世界王者に輝いた。日本から出場した田中麗奈と水谷彩奈は途中棄権に終わった。



男子U23ロードレース:アシュリン・バリー(アメリカ)

アルカンシエルを手に入れたアシュリン・バリー(アメリカ) photo:UCI

ロード世界選手権の男子U23ロードレースは、逃げ集団から飛び出したアシュリン・バリー(アメリカ)が30km独走。元スカイのマイケル・バリーを父に持つ19歳が、自らの誕生日にアルカンシエルを手に入れた。



女子ジュニアロードレース:アレハンドラ・ネイラ(スペイン)

スペインに今大会3つ目のアルカンシエルをもたらしたアレハンドラ・ネイラ(スペイン) photo:UCI

5名によるスプリントに持ち込まれたロード世界選手権の女子ジュニアロードレース。サバイバルレースをアレハンドラ・ネイラ(スペイン)が制し、スペインに今大会3つ目の金メダルとアルカンシエルをもたらした。



女子エリートロードレース:デミ・フォレリング(オランダ)

スプリントでニエウィアドマを退けたデミ・フォレリング(オランダ) photo:CorVos

念願のアルカンシエルを獲得したデミ・フォレリング(オランダ) photo:UCI

歴代最長距離の180.1kmで争われたロード世界選手権の女子エリートロードレース。単独先頭に立ちながらも追いつかれたデミ・フォレリング(オランダ)が、一騎打ちのスプリントを制して優勝。悲願のアルカンシエルを獲得した。



男子エリートロードレース:ブランドン・マクナルティ(アメリカ)

最終周回はリードを縮められながらも、粘りの走りで独走勝利を決めたブランドン・マクナルティ(アメリカ) photo:CorVos

2位にはマイケル・マシューズ(オーストラリア)、3位にはマチュー・ファンデルプール(オランダ)が入った photo:CorVos

カナダ・モントリオールを舞台にしたロード世界選手権の男子エリートロードレースで、ブランドン・マクナルティ(アメリカ)が32.5kmを独走。昨年のGPモンレアル覇者が、アメリカに1993年以来となるアルカンシエルをもたらした。
ロード世界選手権2026優勝者一覧
男子エリート個人タイムトライアル レムコ・エヴェネプール(ベルギー)
女子エリート個人タイムトライアル マーレン・ロイサー(スイス)
男子U23個人タイムトライアル ライアン・ハル(オランダ)
女子U23個人タイムトライアル フェリシティ・ウィルソン=ハッフェンデン(オーストラリア)
チームタイムトライアル・ミックスリレー イタリア
男子ジュニア個人タイムトライアル ベンハミン・ノバル(スペイン)
女子ジュニア個人タイムトライアル マリア・オクルチンスカ(ポーランド)
男子ジュニアロードレース ベンハミン・ノバル(スペイン)
女子U23ロードレース ヴィクトリア・クラドノヴァ(スロバキア)
男子U23ロードレース アシュリン・バリー(アメリカ)
女子ジュニアロードレース アレハンドラ・ネイラ(スペイン)
女子エリートロードレース デミ・フォレリング(オランダ)
男子エリートロードレース ブランドン・マクナルティ(アメリカ)
photo:CorVos, UCI

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