区間3勝目のブレナンが「心から感謝している」とチームメイトを称え、最終発射台を務めたファンアールトは「マイヨプントスを獲りたい」と宣言。2日連続で集団スプリントとなったブエルタ第11ステージを、選手たちのコメントで振り返る。
ステージ優勝 マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

今大会3勝目を挙げたマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
今日も僕らから主導権を握って走った。昨日はかなり厳しい1日だったけれど、それでも皆が力の限り牽いてくれたし、今日も最初から最後まで全開だった。
フィニッシュが近づいてからも、自分たちの位置をしっかり守ることができ、望むポジションまで上がっていけるだけの力があると分かっていた。特に最後の10kmではチームメイトたちが本当に素晴らしい走りをして、僕を常に良いポジションに置いてくれた。そして最初にフィニッシュラインを越えることができた。本当に嬉しいよ。

グランツールデビューで好調を見せつけるマシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.
(3勝を挙げたことは)ものすごく大きな意味がある。僕のいるチームには、偉大なチャンピオンたちが揃っている。グランツールで表彰台に上がった選手もいれば、総合優勝した選手もいる。クラシックや大きなレースを勝ってきた選手たちもいる。そんな選手たちが僕のために走ってくれるというのは、本当に素晴らしいことだ。みんなが僕のために全力を尽くしてくれることに、心から感謝している。
ステージ2位に入ったブライアン・コカール(フランス、コフィディス)について語るゴルカ・ゲリカゴイティア監督
風が強く、決して楽なステージではなかった。フィニッシュまで残り30km地点の登りで集団にダメージが出たものの、ヴィスマと協力しながらレースをコントロールすることができた。終盤、ブライアン(コカール)は位置取りのためにエマヌエル(ブッフマン)と2人だけになっていたが、その状況で見せたスプリントには満足している。
ブレナンは本当に速すぎたので、これ以上の結果を望むのは難しかった。それでも、今日のステージには満足できる。
ステージ4位 マグナス・コルト(デンマーク、ウノエックス・モビリティ)
残り10kmからは短い下りを含むテクニカルなコースだったが、残り5kmからは残り500m地点のヘヤピンコーナーを除き、通常のスプリントステージとなった。チームはトレインを組み、良い走りを見せてくれたものの、最後に僕を良い位置まで届けてくれるリードアウト役はいなかった。そこからベストは尽くしたが、勝利には不十分だった。
マイヨプントス ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

自らも5位に入り、マイヨプントスを守ったワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) photo:A.S.O.
本当にマイヨプントスを獲りたい。ブエルタはちょうど半分を過ぎたけれど、(途中リタイアした)2年前の経験から、状況があっという間に変わってしまうことも知っている。だからこそポイント賞にしっかり集中している。その年もいくつかの逃げに乗り、山岳賞ポイントを取ることができた。今日みたいに「タダ同然」でポイントを取れるなら迷わず取りに行く。10秒程度のスプリントなら、いつでも脚に残っているからね。
僕たちの狙いはクリストフ(ラポルト)に僕とマシュー(ブレナン)を連れていってもらい、最終コーナーを1、2番手で抜けることだった。このチャンスを無駄にしたくなかったので最終コーナーにはかなり慎重に入った。そこからは一気に踏み込み、マシューをスピードに乗せることができた。僕から見た限りでは、誰も彼を抜けそうには見えなかった。だから今日は本当にいい仕事ができたと思う。
残り400mにヘヤピンコーナーがあるレイアウトだったので、リードアウト役でも上位でフィニッシュできることは分かっていた。だから僕を最終発射台として使うプランだったんだ。自分のポイントも獲るという意味でも、ミッションは達成できたね。
マイヨロホ エンリク・マス(スペイン、モビスター)

マイヨロホを守ったエンリク・マス(スペイン、モビスター) photo:A.S.O.
主催者は横風分断が起きることを期待してこのステージを設定したんだと思う。でも天候はどうしようもないし、今日は風がそこまで強くなかった。結局、総合争いはスタート前と同じ状況のままフィニッシュできたので満足しているよ。
(翌日の山頂フィニッシュ、カラール・アルトについて)2017年には本当に嫌な思い出がある。あの日は体調を崩していたんだ。今でもマッサージャーを務める元選手のフアンホセ・ロバトとはその話でよく冗談を言い合っている。彼はスプリンターだから、本来なら僕の方が登れるはずなのに、あの日はずっと一緒に走っていた。それを今でも彼に笑われるんだ。
明日は終盤の登りを楽しんで、その頂上でもまだリーダージャージを着ていられたらいいね。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
ステージ優勝 マシュー・ブレナン(イギリス、ヴィスマ・リースアバイク)

今日も僕らから主導権を握って走った。昨日はかなり厳しい1日だったけれど、それでも皆が力の限り牽いてくれたし、今日も最初から最後まで全開だった。
フィニッシュが近づいてからも、自分たちの位置をしっかり守ることができ、望むポジションまで上がっていけるだけの力があると分かっていた。特に最後の10kmではチームメイトたちが本当に素晴らしい走りをして、僕を常に良いポジションに置いてくれた。そして最初にフィニッシュラインを越えることができた。本当に嬉しいよ。

(3勝を挙げたことは)ものすごく大きな意味がある。僕のいるチームには、偉大なチャンピオンたちが揃っている。グランツールで表彰台に上がった選手もいれば、総合優勝した選手もいる。クラシックや大きなレースを勝ってきた選手たちもいる。そんな選手たちが僕のために走ってくれるというのは、本当に素晴らしいことだ。みんなが僕のために全力を尽くしてくれることに、心から感謝している。
ステージ2位に入ったブライアン・コカール(フランス、コフィディス)について語るゴルカ・ゲリカゴイティア監督
風が強く、決して楽なステージではなかった。フィニッシュまで残り30km地点の登りで集団にダメージが出たものの、ヴィスマと協力しながらレースをコントロールすることができた。終盤、ブライアン(コカール)は位置取りのためにエマヌエル(ブッフマン)と2人だけになっていたが、その状況で見せたスプリントには満足している。
ブレナンは本当に速すぎたので、これ以上の結果を望むのは難しかった。それでも、今日のステージには満足できる。
ステージ4位 マグナス・コルト(デンマーク、ウノエックス・モビリティ)
残り10kmからは短い下りを含むテクニカルなコースだったが、残り5kmからは残り500m地点のヘヤピンコーナーを除き、通常のスプリントステージとなった。チームはトレインを組み、良い走りを見せてくれたものの、最後に僕を良い位置まで届けてくれるリードアウト役はいなかった。そこからベストは尽くしたが、勝利には不十分だった。
マイヨプントス ワウト・ファンアールト(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク)

本当にマイヨプントスを獲りたい。ブエルタはちょうど半分を過ぎたけれど、(途中リタイアした)2年前の経験から、状況があっという間に変わってしまうことも知っている。だからこそポイント賞にしっかり集中している。その年もいくつかの逃げに乗り、山岳賞ポイントを取ることができた。今日みたいに「タダ同然」でポイントを取れるなら迷わず取りに行く。10秒程度のスプリントなら、いつでも脚に残っているからね。
僕たちの狙いはクリストフ(ラポルト)に僕とマシュー(ブレナン)を連れていってもらい、最終コーナーを1、2番手で抜けることだった。このチャンスを無駄にしたくなかったので最終コーナーにはかなり慎重に入った。そこからは一気に踏み込み、マシューをスピードに乗せることができた。僕から見た限りでは、誰も彼を抜けそうには見えなかった。だから今日は本当にいい仕事ができたと思う。
残り400mにヘヤピンコーナーがあるレイアウトだったので、リードアウト役でも上位でフィニッシュできることは分かっていた。だから僕を最終発射台として使うプランだったんだ。自分のポイントも獲るという意味でも、ミッションは達成できたね。
マイヨロホ エンリク・マス(スペイン、モビスター)

主催者は横風分断が起きることを期待してこのステージを設定したんだと思う。でも天候はどうしようもないし、今日は風がそこまで強くなかった。結局、総合争いはスタート前と同じ状況のままフィニッシュできたので満足しているよ。
(翌日の山頂フィニッシュ、カラール・アルトについて)2017年には本当に嫌な思い出がある。あの日は体調を崩していたんだ。今でもマッサージャーを務める元選手のフアンホセ・ロバトとはその話でよく冗談を言い合っている。彼はスプリンターだから、本来なら僕の方が登れるはずなのに、あの日はずっと一緒に走っていた。それを今でも彼に笑われるんだ。
明日は終盤の登りを楽しんで、その頂上でもまだリーダージャージを着ていられたらいいね。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
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