イタリア、ヴァル・ディ・ソーレでMTB世界選手権が開幕。北林力(UNNO FACTORY RACING)と中仙道侑毅(FUKAYA RACING)が参戦する大一番の初日、開催国イタリアがXCチームリレーで一つ目のアルカンシエルを獲得している。



イタリア、ヴァル・ディ・ソーレで開幕したMTB世界選手権 photo:UCI
試走1日目は雨。スリッピーな泥コンディションで練習が行われた photo:UCI



2026年のMTB世界一を決める大一番「UCI MTB世界選手権」の舞台は、イタリア北部トレンティーノ=アルト・アディジェ州にある、アルプスに囲まれた美しい「太陽の谷」という意味を持つ「ヴァル・ディ・ソーレ」。

ワールドシリーズでもお馴染みのスキーリゾート地であり、世界選を迎えるのは2008年、2016年、2021年に続いて4回目。8月26日から30日までの5日間、クロスカントリーオリンピック(XCO)、クロスカントリーリレー(XCR)、クロスカントリーショートトラック(XCC)、Eマウンテンバイク(E-MTB)、ダウンヒル(DHI)の5つの競技形式で、世界最高峰のライダーたちがレインボージャージをかけて競い合う。

日本代表選手団は、先週末に開催されたワールドシリーズを走ったアジア王者、北林力(UNNO FACTORY RACING)と、男子ジュニアの中仙道侑毅(FUKAYA RACING)の2名。小笠原崇裕氏のもとすでに現地入りして2日間の試走をこなしており、中仙道が出場するジュニアXCOは本日現地時間11:15(日本時間18:15)から、北林が出場するエリートXCCは現地時間18:30(22:30)からの開催だ。

小笠原氏によれば、コース中のポイントは、フィジカル重視の登坂区間が2箇所と、木の根が張り出したテクニカルな登坂区間。「伊豆を普通に走れたらここも走れるので、とにかくフィジカルを上げること。勝負の95%はフィジカルで決まる」と言う。

E-MTB男子:ジェローム・ギユー(フランス)5度目の優勝を達成 photo:UCI

E-MTB女子で優勝したアンナ・スピールマン(オーストリア) photo:UCI

大会初日となった8月26日(水)に開催されたのが男女のE-MTBレースと、男女各カテゴリー混成の6名チームによるリレーで戦うXCチームリレー。E-MTBの女子はアンナ・スピールマン(オーストリア)が、男子はジェローム・ギユー(フランス)が5度目のアルカンシエルを成し遂げている。

チームリレーを制したのは地元イタリアだった。ユリ・ザノッティやマルティナ・ベルタら男女エリート選手に導かれた「スクアドラ・アッズーラ」は、ヨランダ・ネフを擁するスイスチームを50秒近く引き離して優勝を遂げている。3位銅メダルを掴んだのはアメリカだった。

XCリームリレーで優勝したイタリアチーム photo:UCI

XCチームリレー表彰台:1位イタリア、2位スイス、3位アメリカ photo:UCI

大会2日目となる本日、8月27日に開催されるのは男女ジュニアのXCO(男子ジュニアに中仙道が出場)と男女U23と男女エリートのXCC。合計6名の世界チャンピオンが選び出される。

text:So Isobe

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