横風分断を警戒したため平均速度54.5km/hの高速レースとなったレネウィ・ツアー第2ステージ。大規模落車で人数の絞られた集団スプリントを、ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)が圧巻のスプリントで制した。

港町であるブランケンベルヘを出発した選手たち photo:CorVos
世界のトップスプリンターが集うレネウィ・ツアー(UCIワールドツアー)の2日目は、ブランケンベルヘからアルドーイエを結ぶ173km。最後はアルドーイエに設定された15.5kmコースを4周するレイアウトで、丘1つない平坦路を舞台に、2日連続となる白熱のスプリントバトルが繰り広げられた。
この日はミッケル・ビョーグ(デンマーク、UAEチームエミレーツXRG)ら3名が逃げをうち、それをスプリンターチームが牽引するメイン集団が追いかける。しかし横風による集団分断の危険性が高く、警戒したプロトンはハイスピードでレースを進めた結果、残り83km地点で逃げを早くも飲み込む。そしてフィニッシュ周回に入ると、プロトンの人数は絞られていった。
残り67km地点ではプロトン前方で大人数を巻き込む落車が発生する。この落車には前日勝者のジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)も巻き込まれ、アモリ・カピオット(ベルギー、ジェイコ・アルウラー)は救急車で搬送されることに。またディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユニベット・ローズ・ロケッツ)も落車の影響で、フィニッシュスプリントに参加することができなかった。

レース中盤の大規模落車に巻き込まれ、スプリントに参加できなかったジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック) photo:CorVos
その後、再び一つの集団に戻って落ち着きを取り戻したプロトンではアタックが繰り返された。しかしいずれも実ることはなく、ミランのいないプロトンは前日2位だったオラフ・コーイ(オランダ)を擁するデカトロンCMA CGMが先頭でコントロールにあたる。そして最終ストレートに入り、真っ先に踏み込んだのはヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)だった。
一方、ティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)はギヤを確認した際に前方の選手の後輪に接触し、番手を下げてしまう。ミランもメルリールもいないスプリントでフィリプセンのトップスピードに並べる選手はおらず、2位以下に3車身以上の差をつけ、悠々とフィニッシュラインを通過した。

圧巻のスプリントを披露したヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) photo:CorVos
「1日中横風による集団分断の可能性がある、慌ただしいレースだった。それでもチームがうまく僕を守ってくれたので、良いスプリントができた。ライバルのレベルが高い中で勝つのはいつだって嬉しいし、自信にもなる。これだけ強いスプリンターが揃っている中でステージ優勝を挙げるのは本当に難しい」とフィリプセンはレースを振り返り、勝利を喜んだ。

世界のトップスプリンターが集うレネウィ・ツアー(UCIワールドツアー)の2日目は、ブランケンベルヘからアルドーイエを結ぶ173km。最後はアルドーイエに設定された15.5kmコースを4周するレイアウトで、丘1つない平坦路を舞台に、2日連続となる白熱のスプリントバトルが繰り広げられた。
この日はミッケル・ビョーグ(デンマーク、UAEチームエミレーツXRG)ら3名が逃げをうち、それをスプリンターチームが牽引するメイン集団が追いかける。しかし横風による集団分断の危険性が高く、警戒したプロトンはハイスピードでレースを進めた結果、残り83km地点で逃げを早くも飲み込む。そしてフィニッシュ周回に入ると、プロトンの人数は絞られていった。
残り67km地点ではプロトン前方で大人数を巻き込む落車が発生する。この落車には前日勝者のジョナタン・ミラン(イタリア、リドル・トレック)も巻き込まれ、アモリ・カピオット(ベルギー、ジェイコ・アルウラー)は救急車で搬送されることに。またディラン・フルーネウェーヘン(オランダ、ユニベット・ローズ・ロケッツ)も落車の影響で、フィニッシュスプリントに参加することができなかった。

その後、再び一つの集団に戻って落ち着きを取り戻したプロトンではアタックが繰り返された。しかしいずれも実ることはなく、ミランのいないプロトンは前日2位だったオラフ・コーイ(オランダ)を擁するデカトロンCMA CGMが先頭でコントロールにあたる。そして最終ストレートに入り、真っ先に踏み込んだのはヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック)だった。
一方、ティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ)はギヤを確認した際に前方の選手の後輪に接触し、番手を下げてしまう。ミランもメルリールもいないスプリントでフィリプセンのトップスピードに並べる選手はおらず、2位以下に3車身以上の差をつけ、悠々とフィニッシュラインを通過した。

「1日中横風による集団分断の可能性がある、慌ただしいレースだった。それでもチームがうまく僕を守ってくれたので、良いスプリントができた。ライバルのレベルが高い中で勝つのはいつだって嬉しいし、自信にもなる。これだけ強いスプリンターが揃っている中でステージ優勝を挙げるのは本当に難しい」とフィリプセンはレースを振り返り、勝利を喜んだ。
レネウィ・ツアー2026第2ステージ結果
| 1位 | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) | 3:11:27 |
| 2位 | ジョシュア・ギディングス(イギリス、ロット・アンテルマルシェ) | |
| 3位 | ソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | |
| 4位 | マッテオ・ミラン(イタリア、グルパマFDJユナイテッド) | |
| 5位 | アーヴィッド・デクライン(オランダ、チューダープロサイクリング) | |
| 6位 | アルネ・マーリッツ(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) | |
| 7位 | ジャック・エルジェン(スロベニア、バーレーン・ヴィクトリアス) | |
| 8位 | フープ・アルツ(オランダ、ロット・アンテルマルシェ) | |
| 9位 | サム・ベネット(アイルランド、ピナレロQ36.5プロサイクリング) | |
| 10位 | ティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) |
個人総合成績
| 1位 | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) | 7:15:35 |
| 2位 | オラフ・コーイ(オランダ、デカトロンCMA CGM) | +0:04 |
| 3位 | ドリース・デボント(ベルギー、ジェイコ・アルウラー) | |
| 4位 | クインテン・ヘルマンス(ベルギー、ピナレロQ36.5プロサイクリング) | +0:05 |
| 5位 | ティム・メルリール(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +0:06 |
| 6位 | ソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | |
| 7位 | マイク・トゥーニッセン(オランダ、XDSアスタナ) | +0:07 |
| 8位 | アルノー・ドゥリー(ベルギー、ロット・アンテルマルシェ) | |
| 9位 | マッテオ・トレンティン(イタリア、チューダープロサイクリング) | |
| 10位 | ティモ・キーリッヒ(ベルギー、ヴィスマ・リースアバイク) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ヤスペル・フィリプセン(ベルギー、アルペシン・プレミアテック) |
| ヤングライダー賞 | フラット・ファンミヘレン(ベルギー、バーレーン・ヴィクトリアス) |
| チーム総合成績 | ロット・アンテルマルシェ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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