第5回ツール・ド・フランス・ファムが8月1日、スイスのローザンヌで開幕した。総合勢も勝負に加わった4級山岳の登りフィニッシュをロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が制し、改めて世界最速を証明した。

デミ・フォレリング(オランダ)を擁するFDJユナイテッド・スエズ photo:A.S.O.
2022年にスタートしたツール・ド・フランス・ファム・アヴェク・ズイフトは今年、5回目を迎えた。今大会はスイスのレマン湖に面するローザンヌをスタートし、途中で「魔の山」モンヴァントゥーなどを越えながら反時計回りに進み、ニースでフィニッシュする9日間の日程。初日は平坦ステージに分類されたものの、カテゴリー山岳が4つ配置され、フィニッシュ地点は4級山岳コート・サン・フランソワ(距離2.6km/平均4.6%)の頂上に設定された、138kmのコースで幕を開けた。
前年、初出場ながら総合優勝に輝いたポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)を先頭に、レースはスタート。直後から逃げを目指すアタック合戦が繰り広げられ、オセアン・マエ(フランス、マ・プティット・アントルプリーズ)など4名がエスケープ。後続からは2023年のパリ〜ルーベ・ファム覇者アリソン・ジャクソン(カナダ、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93)やメキシコ出身のロミナ・イノホサ(ロット・アンテルマルシェレディース)が追走したものの、合流することはできなかった。

スイスのローザンヌで開幕したツール・ド・フランス・ファム photo:A.S.O.

序盤に形成された4名による逃げ集団 photo:A.S.O.
今大会最初の3級山岳をマエが先頭通過し、中間スプリントはイドイア・エラソ(スペイン、ラボラルクチャ・フンダシオンエウスカディ)がトップ通過。続く3級山岳でもマエが最大ポイントを獲得し、マイヨアポワ(山岳賞ジャージ)の着用権を得た。一方、メイン集団では序盤の落車でラウラ・トマージ(イタリア、ウノエックス・モビリティ)が負傷し、リタイア。集団はFDJユナイテッド・スエズがペースを作った。
逃げは残り40km地点でニコラ・ノスコヴァ(チェコ、コフィディス・ウィメン)が単独先頭に立ち、そこに今年限りで現役引退を発表しているアマンダ・スプラット(オーストラリア、リドル・トレック)ら3名が合流し、新たな逃げグループを形成する。その直前のプロトンでは、総合優勝候補の1人であるマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)がチームメイトと共に落車。しかしすぐに立ち上がってプロトンに復帰し、区間10位でフィニッシュした。

逃げを捉え、集団のまま4級山岳に突入する photo:CorVos
逃げは残り6kmで吸収され、集団は4級山岳コート・サン・フランソワ(距離2.6km/平均4.6%)に突入。フランス王者セリア・ジェリー(FDJユナイテッド・スエズ)のアタックなどによって、この日の優勝候補だったマリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)が遅れるなか、スプリンターのロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)は集団前方に位置取った。ラスト1kmからヨーロッパ王者のデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)が加速したものの、決まらない。最終ストレートではウィーベスがスプリントを開始し、先頭でフィニッシュした。

総合勢を退け、スプリント勝利したロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:CorVos

マイヨジョーヌを着用したロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:A.S.O.
初開催だった2022年にも初日を制したウィーベスは、「残り1kmでファンデルブレッヘンが先頭に上がり、ジェリーの加速にも余裕を持ってついていくことができた。チームのサポートがさらなる力を与えてくれた。また『私向きではない』という声もモチベーションにつながったのかもしれない」と語り、マイヨジョーヌに袖を通した。
2位はキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)、3位はフォレリングだった。

2022年にスタートしたツール・ド・フランス・ファム・アヴェク・ズイフトは今年、5回目を迎えた。今大会はスイスのレマン湖に面するローザンヌをスタートし、途中で「魔の山」モンヴァントゥーなどを越えながら反時計回りに進み、ニースでフィニッシュする9日間の日程。初日は平坦ステージに分類されたものの、カテゴリー山岳が4つ配置され、フィニッシュ地点は4級山岳コート・サン・フランソワ(距離2.6km/平均4.6%)の頂上に設定された、138kmのコースで幕を開けた。
前年、初出場ながら総合優勝に輝いたポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク)を先頭に、レースはスタート。直後から逃げを目指すアタック合戦が繰り広げられ、オセアン・マエ(フランス、マ・プティット・アントルプリーズ)など4名がエスケープ。後続からは2023年のパリ〜ルーベ・ファム覇者アリソン・ジャクソン(カナダ、サンミシェル・プレフェランスホーム・オベール93)やメキシコ出身のロミナ・イノホサ(ロット・アンテルマルシェレディース)が追走したものの、合流することはできなかった。


今大会最初の3級山岳をマエが先頭通過し、中間スプリントはイドイア・エラソ(スペイン、ラボラルクチャ・フンダシオンエウスカディ)がトップ通過。続く3級山岳でもマエが最大ポイントを獲得し、マイヨアポワ(山岳賞ジャージ)の着用権を得た。一方、メイン集団では序盤の落車でラウラ・トマージ(イタリア、ウノエックス・モビリティ)が負傷し、リタイア。集団はFDJユナイテッド・スエズがペースを作った。
逃げは残り40km地点でニコラ・ノスコヴァ(チェコ、コフィディス・ウィメン)が単独先頭に立ち、そこに今年限りで現役引退を発表しているアマンダ・スプラット(オーストラリア、リドル・トレック)ら3名が合流し、新たな逃げグループを形成する。その直前のプロトンでは、総合優勝候補の1人であるマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)がチームメイトと共に落車。しかしすぐに立ち上がってプロトンに復帰し、区間10位でフィニッシュした。

逃げは残り6kmで吸収され、集団は4級山岳コート・サン・フランソワ(距離2.6km/平均4.6%)に突入。フランス王者セリア・ジェリー(FDJユナイテッド・スエズ)のアタックなどによって、この日の優勝候補だったマリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)が遅れるなか、スプリンターのロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)は集団前方に位置取った。ラスト1kmからヨーロッパ王者のデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)が加速したものの、決まらない。最終ストレートではウィーベスがスプリントを開始し、先頭でフィニッシュした。


初開催だった2022年にも初日を制したウィーベスは、「残り1kmでファンデルブレッヘンが先頭に上がり、ジェリーの加速にも余裕を持ってついていくことができた。チームのサポートがさらなる力を与えてくれた。また『私向きではない』という声もモチベーションにつながったのかもしれない」と語り、マイヨジョーヌに袖を通した。
2位はキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)、3位はフォレリングだった。
ツール・ド・フランス・ファム2026第1ステージ結果
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 3:29:11 |
| 2位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | |
| 3位 | デミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 4位 | プック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | |
| 5位 | ノエミ・リュエッグ(スイス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 6位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド) | |
| 7位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 8位 | ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 9位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 10位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) |
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 3:29:01 |
| 2位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +0:04 |
| 3位 | デミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:06 |
| 4位 | プック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | +0:10 |
| 5位 | ノエミ・リュエッグ(スイス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 6位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド) | |
| 7位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 8位 | ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 9位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 10位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) |
その他の特別賞
| マイヨヴェール(ポイント賞) | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| マイヨアポワ(山岳賞) | オセアン・マエ(フランス、マ・プティット・アントルプリーズ) |
| マイヨブラン(ヤングライダー賞) | パウラ・ブラジ(スペイン、UAEチーム・リマド) |
| チーム総合成績 | UAEチーム・リマド |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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