新潟県南魚沼市で開催の全日本選手権ロードレース。土曜のU23に次いでマスターズ各年代別レースが行われ、男子は各年代すべてで前年優勝者が連覇を達成した。
男子マスターズ MM30~39、MM40~49

M30歳台 前年優勝者の木村裕己(Roppongi Express) photo:Makoto AYANO 
M40歳台 前年優勝者の松木健治(VC VELOCE) photo:Makoto AYANO
午前中のU23レースでは雨も降ったがマスターズレースの始まる正午には天候は回復。曇りがちながら安定した天候になった。

スタートするマスターズ男子M30~39+40~49の集団 photo:Makoto AYANO
男子マスターズ30~39歳、40~49歳が同時出走するレースは三国川ダム沿いの一周12kmのコースを6周する72.0km。マスターズというにはまだ若い30歳台と、円熟味を増す40歳台。実力差を感じることがない2クラスの選手が先頭集団を形成した。

登りでペースを上げていくマスターズ男子M30~39+40~49の集団 photo:Makoto AYANO

ダム湖畔道路を行くマスターズ男子M30~39+40~49の集団 photo:Makoto AYANO
細かなアップダウンが繰り返すダム湖沿いの細道と、ポイントとなるのはダムの落差ぶんを上る8kmの登り区間。中盤、3、4周目に積極的にペースを上げたのは田崎友康(F(t)Racingマルシン食品)、そして最終周の6周目に入るタイミングで高岡亮寛(Roppongi Express)がアタックするなど、40歳台の勢いが30歳台の選手たちを圧倒していた。

登りでアタックする田崎友康(F(t)Racingマルシン食品) photo:Makoto AYANO 
ハイペースをつくる市村直生(湾岸ユナイテッド) photo:Makoto AYANO

最終周回に入ると同時にアタックした高岡亮寛(Roppongi Express) photo:Makoto AYANO
しかし高岡のアタックは失敗、終盤までに絞り込まれた6人の先頭グループに捕まった高岡は、一度は脱落し、遅れを喫してしまう。

アタックを潰され、一度は遅れた高岡亮寛(Roppongi Express) photo:Makoto AYANO
6人の先頭グループがダム湖奥を折り返して残り5kmへ。しかし後方から追い上げた4人が合流した10人の集団でダムからのダウンヒルへ。

高岡亮寛(Roppongi Express)が先行、松木健治(VC VELOCE)が迫る photo:Makoto AYANO
ダウンヒル区間で抜け出そうと前に出た市村直生(湾岸サイクリング・ユナイテッド)。市村を追った集団は長く伸び、2クラスが入り混じっての登坂スプリントへ。一度は遅れた高岡が追いつき、そのまま大外からスプリントで先行するが、粘りを見せた松木健治(VC VELOCE)が追い込み、フィニッシュライン直前で差し切って先着した。松木は40歳台の優勝に。

松木健治(VC VELOCE)が高岡亮廣を刺す! photo:Makoto AYANO

松木健治(VC VELOCE)が高岡亮廣を刺してM40歳台の連覇達成 photo:Makoto AYANO
集団スプリントの2位に高岡、3位に30歳台トップの木村裕己(Roppongi Express)、4位に田崎友康(F(t)Racingマルシン食品)が入り、40歳台の3位に。40歳台トップ3は先のツール・ド・ふくしまグランフォンド140・40歳台の表彰台と同じ顔ぶれとなった。

MM30~39表彰 木村裕己(Roppongi Express)が優勝 photo:Makoto AYANO
MM30~39 1位 木村裕己(Roppongi Express)
スタートリストを見たときから40代が強くて日本屈指のレベルで、30代より強いんじゃないかとは薄々思っていました。ですので40代の展開に乗ってオイシイところをとっていけば結果はついてくるだろうと思っていました。
4周目あたりに余裕があればアタックしようと思っていたんですが、そんな余裕も無く、自然と人数が絞れていって最終周回の登りでは30歳台は自分と吉田選手(SDL)しか居なかったので、これは自分が無理に行かなくてもスプリントで勝てると思っていました。しかし先のツール・ド・ふくしまでは負けているので、完全に勝てる自信までは無かったです。無事に勝ちきれて良かった。最後は割り切ってチャンピオンジャージを穫るためのレースをしました。

MM40~49連覇達成を喜ぶ松木健治(VC VELOCE) photo:Makoto AYANO
MM40~49 1位 松木健治(VC VELOCE)
田崎さん(F(t)Racingマルシン食品)が本当に強くて、登りでガンガン行くから5周目は千切れそうになってギリギリ耐えていました。最終盤は市村さん(湾岸ユナイテッド)がダウンヒルに入る前から捨て身でアタックして行って、後方では僕が前に出ざるを得なくなったことで差を埋めざるを得なかったし、「これはやられちゃったな」と。最後はラスト300mから。登りフィニッシュのスプリントが得意な自分の脚を信じて、踏み切るだけだ、と。フィニッシュ直前で刺せた。冷静に自分の得意な走りで勝てました。

MM40~49 松木健治(VC VELOCE)が優勝 photo:Makoto AYANO
高岡さんのアタックは、皆がペースで差を埋める動きをしてくれたおかげで捕まえられた。最終周回にペースがそれほど上がらなかったのも助かった。アタックを掛けられていたら今日は無理だったと思う。こういうロードレースらしい展開は得意なので、うまく立ち回れたと思います。マスターズは皆が巧いから危険は感じなかった。
ニセコグランフォンドは日本チャンピオンとして走れます。そこで世界チャンピオンを狙って走りたいですね。
MM40~49 2位高岡亮寛(Roppongi Express)
アタックした後に一度遅れてしまったけど、下りで追いついた。追いつけばなんとかなるです。市村君(湾岸ユナイテッド)が下りでアタックしていって、皆が追走に脚を使ったので最後のスプリントは僕に有利に働きました。40代最後のレースだったのに、勝てずに残念です。来年から50のレースは距離が短くなるので勝つのは難しくなるでしょうね。
男子マスターズ50~59、60〜、女子マスターズ

前年M50台覇者の波片鉄平(CR3W) photo:Makoto AYANO 
「W奈良」こと奈良正一(天狗党)と奈良浩(イナーメ信濃山形) photo:Makoto AYANO

レジェンド選手 大原満(Aisan Cycling Club)がM60歳台に初出場 photo:Makoto AYANO 
海外のグランフォンドで優勝したレジェンド、三浦恭資(Tri-X) photo:Makoto AYANO

スタートしていくMM50~59+M60〜の集団 photo:Makoto AYANO
3周回・36.0kmで争われた男子マスターズ50歳台・60歳以上・女子マスターズの、3カテゴリー混走によるレースに。50歳台の選手による17人の先頭数団でのスプリントは、登り口から仕掛けた波片鉄平(CR3W)が伸びて圧勝。

MM50~59を連覇した波片鉄平(CR3W) photo:Makoto AYANO

MM60〜優勝して連覇を達成した奈良正一(天狗党) photo:Makoto AYANO
60歳台は奈良正一(天狗党)と大原満(Aisan Cycling Club)のマッチレースに。50歳台の選手と混じった6人の集団とともに走った2人だが、奈良が登りスプリントで圧勝。ツール・ド・ふくしまメディオフォンド80の60歳台優勝に続き、全日本マスターズ60歳台でも連覇を達成した。
MM50~59 1位 波片鉄平(CR3W)
最後の下りからの勝負になったんですが、自分の得意な展開にうまく持ち込めました。17人の短い登りの勝負で、そこでは自分から決して上げることはなく、得意なゴールスプリントを待ちました。

MM50~59表彰 優勝は波片鉄平(CR3W) photo:Makoto AYANO
ダムの下りではうまく番手をとれたので、ゴールスプリントの前に先頭に出ることができた。下りが巧いと感じた中市さん(Team Kermis Cross)をマークしていたらやっぱりアタックして、それについていけたんです。ロードレースの神様が味方してくれました。ニセコでは日本人が世界チャンピオンになるのを見たいですね。
去年も今年も、ツール・ド・ふくしまも、1分間のスプリントで勝っているんです。ふくしまで体調が弾けて、うまくマネジメントして今日に臨むことができました。この全日本にピークを持ってきたので、ニセコはどうにでもなれ、と。140km走ってからの1分スプリントはまったく違う別物なので、そのための練習も違ってくるでしょうね。
MM60〜1位 奈良正一(天狗党)
50歳台クラスの数人を交えた6人ほどでローテを回して走っていました。大原満(Aisan Cycling Club)さんと常に一緒でした。すると終盤になってMTBが強い酒居良和さん(エキップ ティラン)が合流してきて、下りが上手かった。

M60歳台表彰 優勝した奈良正一(天狗党) photo:Makoto AYANO
そしてやっぱり大原さんが強かった 最終周に入る登りでアタックされたけど、最後のトンネルではフルもがきで追いつきました。
大原さんは「最後のスプリントがないから」と、ラスト500mから仕掛けてきた。それに耐えて、ラスト150mからは前に出れたんです。
大原さんの名前をエントリーリストに見つけた時点で「今年は勝てないなぁ」と思っていたけど、一緒に走れたのは良かった。感動しながら走っていました。やっぱりちょっとオーラがありましたね。
ニセコはしっかりと用意して、美味しいサッポロビールを飲むために行きます。楽しむために走っていますからね。
MM60~ 2位 大原満(Aisan Cycling Club)
ツール・ド・ふくしまにも勝っているディフェンディングチャンピオンの奈良さんをマークする走りでした。奈良さんも登りでは辛そうで、終始お互いをマークし合って走っていました。奈良さんは平坦と下りとコーナーが速いが、登りは互角。僕はリムブレーキだったのもあるかな。
久々のロードレースは楽しくて辛かったですね。普段はロードバイクに乗っていますが淡々とマイペースで走るだけで、レースのようにアタックを掛け合うような走りを普段からしておかないとレースは難しいですね。
WM(女子マスターズ)1位 樫部結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM)

女子マスターズのトップを走る樫部結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM) photo:Makoto AYANO
2位の米田和美(MOPS)に2分差をつけて独走優勝した樫部結香は、まだ勝利がなかったので始めてのタイトル獲得が全日本マスターズであることに驚いていた。
「正直言って自分が上位に入れるとは思っていなくて、できるだけ前方に残って頑張れば3位になれるかもしれないという気持ちで走っていました。まさかの先頭でびっくり。2位以下とは差が開き続けていました。

女子マスターズに優勝した樫部結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM) photo:Makoto AYANO
2周目の登りがすごくキツくて諦めそうになったけど、頑張れば単独になれると思い、男子選手に死に物狂いでついていった。そこで踏ん張ったおかげで後続を引き離すことができた。自分に負けない走りができた」。

女子マスターズ表彰 樫部結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM) photo:Makoto AYANO
VC FUKUOKAの育成チームに所属し、自転車歴は7年。昨年から市民レースに出始めて、Mt.富士ヒルクライムやツール・ド・おきなわに出場。今年からJBCFに参加を始めたという。現在JBCFフェミニンランキング5位、富士ヒルは79分台・年代別9位。ニセコクラシック出場を目指したツール・ド・ふくしまでは19〜34歳クラスで31秒足らず、上位から25%には入れなかったという。
男子マスターズ MM30~39、MM40~49


午前中のU23レースでは雨も降ったがマスターズレースの始まる正午には天候は回復。曇りがちながら安定した天候になった。

男子マスターズ30~39歳、40~49歳が同時出走するレースは三国川ダム沿いの一周12kmのコースを6周する72.0km。マスターズというにはまだ若い30歳台と、円熟味を増す40歳台。実力差を感じることがない2クラスの選手が先頭集団を形成した。


細かなアップダウンが繰り返すダム湖沿いの細道と、ポイントとなるのはダムの落差ぶんを上る8kmの登り区間。中盤、3、4周目に積極的にペースを上げたのは田崎友康(F(t)Racingマルシン食品)、そして最終周の6周目に入るタイミングで高岡亮寛(Roppongi Express)がアタックするなど、40歳台の勢いが30歳台の選手たちを圧倒していた。



しかし高岡のアタックは失敗、終盤までに絞り込まれた6人の先頭グループに捕まった高岡は、一度は脱落し、遅れを喫してしまう。

6人の先頭グループがダム湖奥を折り返して残り5kmへ。しかし後方から追い上げた4人が合流した10人の集団でダムからのダウンヒルへ。

ダウンヒル区間で抜け出そうと前に出た市村直生(湾岸サイクリング・ユナイテッド)。市村を追った集団は長く伸び、2クラスが入り混じっての登坂スプリントへ。一度は遅れた高岡が追いつき、そのまま大外からスプリントで先行するが、粘りを見せた松木健治(VC VELOCE)が追い込み、フィニッシュライン直前で差し切って先着した。松木は40歳台の優勝に。


集団スプリントの2位に高岡、3位に30歳台トップの木村裕己(Roppongi Express)、4位に田崎友康(F(t)Racingマルシン食品)が入り、40歳台の3位に。40歳台トップ3は先のツール・ド・ふくしまグランフォンド140・40歳台の表彰台と同じ顔ぶれとなった。

MM30~39 1位 木村裕己(Roppongi Express)
スタートリストを見たときから40代が強くて日本屈指のレベルで、30代より強いんじゃないかとは薄々思っていました。ですので40代の展開に乗ってオイシイところをとっていけば結果はついてくるだろうと思っていました。
4周目あたりに余裕があればアタックしようと思っていたんですが、そんな余裕も無く、自然と人数が絞れていって最終周回の登りでは30歳台は自分と吉田選手(SDL)しか居なかったので、これは自分が無理に行かなくてもスプリントで勝てると思っていました。しかし先のツール・ド・ふくしまでは負けているので、完全に勝てる自信までは無かったです。無事に勝ちきれて良かった。最後は割り切ってチャンピオンジャージを穫るためのレースをしました。

MM40~49 1位 松木健治(VC VELOCE)
田崎さん(F(t)Racingマルシン食品)が本当に強くて、登りでガンガン行くから5周目は千切れそうになってギリギリ耐えていました。最終盤は市村さん(湾岸ユナイテッド)がダウンヒルに入る前から捨て身でアタックして行って、後方では僕が前に出ざるを得なくなったことで差を埋めざるを得なかったし、「これはやられちゃったな」と。最後はラスト300mから。登りフィニッシュのスプリントが得意な自分の脚を信じて、踏み切るだけだ、と。フィニッシュ直前で刺せた。冷静に自分の得意な走りで勝てました。

高岡さんのアタックは、皆がペースで差を埋める動きをしてくれたおかげで捕まえられた。最終周回にペースがそれほど上がらなかったのも助かった。アタックを掛けられていたら今日は無理だったと思う。こういうロードレースらしい展開は得意なので、うまく立ち回れたと思います。マスターズは皆が巧いから危険は感じなかった。
ニセコグランフォンドは日本チャンピオンとして走れます。そこで世界チャンピオンを狙って走りたいですね。
MM40~49 2位高岡亮寛(Roppongi Express)
アタックした後に一度遅れてしまったけど、下りで追いついた。追いつけばなんとかなるです。市村君(湾岸ユナイテッド)が下りでアタックしていって、皆が追走に脚を使ったので最後のスプリントは僕に有利に働きました。40代最後のレースだったのに、勝てずに残念です。来年から50のレースは距離が短くなるので勝つのは難しくなるでしょうね。
男子マスターズ50~59、60〜、女子マスターズ





3周回・36.0kmで争われた男子マスターズ50歳台・60歳以上・女子マスターズの、3カテゴリー混走によるレースに。50歳台の選手による17人の先頭数団でのスプリントは、登り口から仕掛けた波片鉄平(CR3W)が伸びて圧勝。


60歳台は奈良正一(天狗党)と大原満(Aisan Cycling Club)のマッチレースに。50歳台の選手と混じった6人の集団とともに走った2人だが、奈良が登りスプリントで圧勝。ツール・ド・ふくしまメディオフォンド80の60歳台優勝に続き、全日本マスターズ60歳台でも連覇を達成した。
MM50~59 1位 波片鉄平(CR3W)
最後の下りからの勝負になったんですが、自分の得意な展開にうまく持ち込めました。17人の短い登りの勝負で、そこでは自分から決して上げることはなく、得意なゴールスプリントを待ちました。

ダムの下りではうまく番手をとれたので、ゴールスプリントの前に先頭に出ることができた。下りが巧いと感じた中市さん(Team Kermis Cross)をマークしていたらやっぱりアタックして、それについていけたんです。ロードレースの神様が味方してくれました。ニセコでは日本人が世界チャンピオンになるのを見たいですね。
去年も今年も、ツール・ド・ふくしまも、1分間のスプリントで勝っているんです。ふくしまで体調が弾けて、うまくマネジメントして今日に臨むことができました。この全日本にピークを持ってきたので、ニセコはどうにでもなれ、と。140km走ってからの1分スプリントはまったく違う別物なので、そのための練習も違ってくるでしょうね。
MM60〜1位 奈良正一(天狗党)
50歳台クラスの数人を交えた6人ほどでローテを回して走っていました。大原満(Aisan Cycling Club)さんと常に一緒でした。すると終盤になってMTBが強い酒居良和さん(エキップ ティラン)が合流してきて、下りが上手かった。

そしてやっぱり大原さんが強かった 最終周に入る登りでアタックされたけど、最後のトンネルではフルもがきで追いつきました。
大原さんは「最後のスプリントがないから」と、ラスト500mから仕掛けてきた。それに耐えて、ラスト150mからは前に出れたんです。
大原さんの名前をエントリーリストに見つけた時点で「今年は勝てないなぁ」と思っていたけど、一緒に走れたのは良かった。感動しながら走っていました。やっぱりちょっとオーラがありましたね。
ニセコはしっかりと用意して、美味しいサッポロビールを飲むために行きます。楽しむために走っていますからね。
MM60~ 2位 大原満(Aisan Cycling Club)
ツール・ド・ふくしまにも勝っているディフェンディングチャンピオンの奈良さんをマークする走りでした。奈良さんも登りでは辛そうで、終始お互いをマークし合って走っていました。奈良さんは平坦と下りとコーナーが速いが、登りは互角。僕はリムブレーキだったのもあるかな。
久々のロードレースは楽しくて辛かったですね。普段はロードバイクに乗っていますが淡々とマイペースで走るだけで、レースのようにアタックを掛け合うような走りを普段からしておかないとレースは難しいですね。
WM(女子マスターズ)1位 樫部結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM)

2位の米田和美(MOPS)に2分差をつけて独走優勝した樫部結香は、まだ勝利がなかったので始めてのタイトル獲得が全日本マスターズであることに驚いていた。
「正直言って自分が上位に入れるとは思っていなくて、できるだけ前方に残って頑張れば3位になれるかもしれないという気持ちで走っていました。まさかの先頭でびっくり。2位以下とは差が開き続けていました。

2周目の登りがすごくキツくて諦めそうになったけど、頑張れば単独になれると思い、男子選手に死に物狂いでついていった。そこで踏ん張ったおかげで後続を引き離すことができた。自分に負けない走りができた」。

VC FUKUOKAの育成チームに所属し、自転車歴は7年。昨年から市民レースに出始めて、Mt.富士ヒルクライムやツール・ド・おきなわに出場。今年からJBCFに参加を始めたという。現在JBCFフェミニンランキング5位、富士ヒルは79分台・年代別9位。ニセコクラシック出場を目指したツール・ド・ふくしまでは19〜34歳クラスで31秒足らず、上位から25%には入れなかったという。
全日本自転車選手権ロード マスターズ結果
| 男子マスターズ | ||
| MM30~39 | ||
| 1位 | 木村裕己(Roppongi Express) | 1:49:27 |
| 2位 | 吉田貴祐人(SDL) | 1:49:27 |
| 3位 | 安立和貴(だち會) | 1:49:47 |
| MM40~49 | ||
| 1位 | 松木健治(VC VELOCE) | 1:49:27 |
| 2位 | 高岡亮寛(Roppongi Express) | 1:49:27 |
| 3位 | 田崎友康(F(t)Racingマルシン食品) | 1:49:27 |
| MM50~59 | ||
| 1位 | 波片鉄平(CR3W) | 56:45 |
| 2位 | 小林孝臣(ミルキーウェイ和歌山) | 56:47 |
| 3位 | 中市昌樹(Team Kermis Cross) | 56:49 |
| MM60〜 | ||
| 1位 | 奈良正一(天狗党) | 58:10 |
| 2位 | 大原満(Aisan Cycling Club) | 58:17 |
| 3位 | 酒居良和(エキップ ティラン) | 58:33 |
| WM(女子マスターズ) | ||
| 1位 | 樫部結香(VC FUKUOKA DEVELOPMENT TEAM) | 1:02:58 |
| 2位 | 米田和美(MOPS) | 1:04:46 |
| 3位 | 中島深希(EVO Cycling Club) | 1:04:46 |
text&photo:Makoto AYANO
Amazon.co.jp