TT世界王者が母国スイスで圧巻の走り。23.7kmの個人タイムトライアルでマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)がバックステッドを退け、勝利を挙げるとともに総合首位に躍り出た。

区間6位:ブローディー・チャップマン(オーストラリア、UAEチームADQ) photo:CorVos
タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)が勝利した男子に先立ち行われたツール・ド・スイス・ウィメン(UCIワールドツアー)第4ステージ。コースは同じ23.7kmの平坦路で、男子とは違い接戦となっていた総合勢には重要な意味を持つ個人タイムトライアルだ。
序盤スタート組で好タイムを出したのは、2025年のオーストラリアTT王者であるブローディー・チャップマン(UAEチームADQ)。しばらく誰もトップタイムを更新できないなか、前日勝者のゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が約1分上回る29分47秒でフィニッシュ。今大会2日連続の区間勝利に向け、強烈なタイムを叩き出した。

区間優勝:マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) photo:CorVos
ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)が43秒遅れでフィニッシュする以外、バックステッドのタイムを脅かす選手は現れず、いよいよ総合上位勢が続々とスタートを切る。そして最後から5番目に、TT世界王者にして前年の総合優勝者であるマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)が登場。ショートスリーブのアルカンシエルで飛び出したロイサーは、第1計測地点でバックステッドの最速タイムを5秒更新した。
その後もペースを落とすことのなかった世界王者は、平均時速を48km台に乗せ、29分36秒でフィニッシュ。バックステッドのタイムを11秒更新し、ホットシートに座った。その後ロイサーのタイムに迫る選手は現れず、最終出走者となったエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)も1分5秒遅れの好タイムでレースを終えた。

区間5位:エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) photo:CorVos

区間優勝とともに総合でも首位に立ったマーレン・ロイサー(スイス、モビスター) photo:CorVos
TTでは今季初勝利となるロイサー。「本当にきつかった。スタートから全力で踏み、かなり苦しかった。このコースは実際以上にスピードを感じるため、結果はフィニッシュまで分からなかった。明日は例外的に厳しい1日になる。ほんの一瞬の弱さが総合成績全体を変えてしまうだろう」と喜びとともに、クイーンステージとなる翌日への意気込みを語った。
この結果、ロイサーが総合でロンゴボルギーニを逆転し、10秒差をつけることに成功。区間10位だったセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が総合7位から3位に順位を上げた。

タデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)が勝利した男子に先立ち行われたツール・ド・スイス・ウィメン(UCIワールドツアー)第4ステージ。コースは同じ23.7kmの平坦路で、男子とは違い接戦となっていた総合勢には重要な意味を持つ個人タイムトライアルだ。
序盤スタート組で好タイムを出したのは、2025年のオーストラリアTT王者であるブローディー・チャップマン(UAEチームADQ)。しばらく誰もトップタイムを更新できないなか、前日勝者のゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)が約1分上回る29分47秒でフィニッシュ。今大会2日連続の区間勝利に向け、強烈なタイムを叩き出した。

ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)が43秒遅れでフィニッシュする以外、バックステッドのタイムを脅かす選手は現れず、いよいよ総合上位勢が続々とスタートを切る。そして最後から5番目に、TT世界王者にして前年の総合優勝者であるマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)が登場。ショートスリーブのアルカンシエルで飛び出したロイサーは、第1計測地点でバックステッドの最速タイムを5秒更新した。
その後もペースを落とすことのなかった世界王者は、平均時速を48km台に乗せ、29分36秒でフィニッシュ。バックステッドのタイムを11秒更新し、ホットシートに座った。その後ロイサーのタイムに迫る選手は現れず、最終出走者となったエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)も1分5秒遅れの好タイムでレースを終えた。


TTでは今季初勝利となるロイサー。「本当にきつかった。スタートから全力で踏み、かなり苦しかった。このコースは実際以上にスピードを感じるため、結果はフィニッシュまで分からなかった。明日は例外的に厳しい1日になる。ほんの一瞬の弱さが総合成績全体を変えてしまうだろう」と喜びとともに、クイーンステージとなる翌日への意気込みを語った。
この結果、ロイサーが総合でロンゴボルギーニを逆転し、10秒差をつけることに成功。区間10位だったセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が総合7位から3位に順位を上げた。
ツール・ド・スイス・ウィメン2026第4ステージ結果
| 1位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | 29:36 |
| 2位 | ゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | +0:11 |
| 3位 | ルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック) | +0:54 |
| 4位 | フランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ) | +1:02 |
| 5位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | +1:05 |
| 6位 | ブローディー・チャップマン(オーストラリア、UAEチームADQ) | +1:09 |
| 7位 | マエヴァ・スキバン(フランス、UAEチームADQ) | +1:11 |
| 8位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 9位 | ローレッタ・ハンソン(オーストラリア、リドル・トレック) | +1:12 |
| 10位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +1:14 |
個人総合成績
| 1位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | 8:51:25 |
| 2位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | +0:10 |
| 3位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +1:20 |
| 4位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +1:35 |
| 5位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | +1:43 |
| 6位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | +1:49 |
| 7位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +2:01 |
| 8位 | シュテフィ・ヘベリン(スイス、SDワークス・プロタイム) | +2:26 |
| 9位 | ヤラ・カステレイン(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | +3:19 |
| 10位 | タリタ・デヨンフ(オランダ、ヒューマンパワードヘルス) | +3:57 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) |
| 山岳賞 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) |
| ヤングライダー賞 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) |
| チーム総合成績 | FDJユナイテッド・スエズ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
photo:CorVos
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