圧巻のチーム力を見せつけ、残り4.6kmからの独走で区間3勝目を飾ったヨナス・ヴィンゲゴーハンセン。2位に入り「現実的には総合表彰台を考えるべき」と語るガル、マリアローザを失ったエウラリオなど、選手たちの言葉でジロ14日目を振り返る。
ステージ優勝&マリアローザ&マリアアッズーラ ヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

残り4.6kmから飛び出し、単独先頭に立ったヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:RCS Sport
レース直後インタビュー
これは長く記憶に残る勝利の1つとなるだろう。今日はスタートからどう走るかプランを立て、レースのコントロールにあたった。素晴らしい走りを見せてくれたチームメイト達を心から誇りに思う。そして僕自身、勝利でその走りに報いることができた。
いつアタックするか具体的なプランがあったわけではなく、より急勾配になる終盤に違いを作りたかった。ピガンゾーリの走りは、僕がアタックする必要がないと思うほど素晴らしかった。なぜなら彼の牽引がほぼ全員を振り落としていたから。明日のフィニッシュ地点であるミランは過去に訪れたことがある素晴らしい街。イタリアでも特別な街にマリアローザを着て向かうことができるのは嬉しいよ。

今大会3度目の区間優勝を飾ったヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
表彰式後インタビュー
マリアローザに袖を通すことができ、もちろん特別な思いがある。自転車ロードレースにおいて特別なジャージだからね。これでグランツールですべてのリーダージャージを着用することができた。それに1日を通して牽引したチームメイトの走りに報いることができた。
総合のライバルたちに約3分差をつけることができた。つまりもうアタックする必要がないということ。もちろん厳しい3週目が待ち受けているが、今後はより保守的に走ることができる。僕らの目標はこのジャージを着てローマにたどり着くことだからね。
ステージ2位&総合3位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)

ピガンゾーリのマークを受けながらも、懸命に追いかけるフェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM) photo:CorVos
暑さもあったなか、決して絶好調とは言えない状態でも、トップレベルの走りができた。だから最終山岳では苦しみ、ラスト数kmでは力を使い果たした状態だった。そんな中、ヨナス(ヴィンゲゴー)を除くライバルたちからはタイム差を奪うことができた。
ヨナスの背後につければよかったのだが、リスクが高すぎると判断し、自分のペースを守った。暑さもあり脚がなかったからね。幸い僕の背後には誰もつけていなかったので、自分の走りに集中した。現時点でヨナスを倒すことよりも、どうやって総合表彰台に上がるかを考える方が現実的な考え方だろう。ここまで3つの山頂フィニッシュをこなし、いずれも勝利に迫ることすらできていないのだからね。だが決して総合優勝を諦めたわけではなく、その日のベストな走りをするのみだ。
ステージ5位&総合6位 ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
ジロはまだ終わっていないし、僕らは引き続き全力を尽くすつもりだ。ジャイ(ヒンドレー)とともに戦えることが嬉しい。今日は自分自身との戦いでもあった。この数日間にわたって助けてくれた人たちがいなければ、僕はリタイアして家に帰っていただろう。僕は立て直し、調子も戻りつつある。
総合2位&マリアビアンカ(ヤングライダー賞) アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)

遅れながらも粘りを見せるアフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス) photo:CorVos
今日、マリアローザを失うことを考えてはいなかった。僕としてはただフィニッシュを目指して走るだけだった。集団から早々と遅れてしまったが、ここまでのようにチームメイトが僕のことを信じてくれた。だから得意ではない長い登りだったが、諦めず踏み続けた。
ステージ4位&総合10位 ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)

高速牽引で集団に人数を絞っていくヴィスマ・リースアバイク photo:CorVos
レース前に立てた作戦を100%実行したまでだ。協力してくれたチームメイトや、マシーンのような強さで勝ったヨナスに感謝し、祝福したい。ラスト2時間は豚のようだった(ひどく苦しんでいた)が、僕らは強いチームなのでやり切ることができると信じていた。今日、僕らが最も強いチームであることを証明できたと思う。僕自身の総合順位については考えていない。目指すのはチームとしてヨナスのマリアローザ獲得のみだ。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, RCS Sport
ステージ優勝&マリアローザ&マリアアッズーラ ヨナス・ヴィンゲゴーハンセン(デンマーク、ヴィスマ・リースアバイク)

レース直後インタビュー
これは長く記憶に残る勝利の1つとなるだろう。今日はスタートからどう走るかプランを立て、レースのコントロールにあたった。素晴らしい走りを見せてくれたチームメイト達を心から誇りに思う。そして僕自身、勝利でその走りに報いることができた。
いつアタックするか具体的なプランがあったわけではなく、より急勾配になる終盤に違いを作りたかった。ピガンゾーリの走りは、僕がアタックする必要がないと思うほど素晴らしかった。なぜなら彼の牽引がほぼ全員を振り落としていたから。明日のフィニッシュ地点であるミランは過去に訪れたことがある素晴らしい街。イタリアでも特別な街にマリアローザを着て向かうことができるのは嬉しいよ。

表彰式後インタビュー
マリアローザに袖を通すことができ、もちろん特別な思いがある。自転車ロードレースにおいて特別なジャージだからね。これでグランツールですべてのリーダージャージを着用することができた。それに1日を通して牽引したチームメイトの走りに報いることができた。
総合のライバルたちに約3分差をつけることができた。つまりもうアタックする必要がないということ。もちろん厳しい3週目が待ち受けているが、今後はより保守的に走ることができる。僕らの目標はこのジャージを着てローマにたどり着くことだからね。
ステージ2位&総合3位 フェリックス・ガル(オーストリア、デカトロンCMA CGM)

暑さもあったなか、決して絶好調とは言えない状態でも、トップレベルの走りができた。だから最終山岳では苦しみ、ラスト数kmでは力を使い果たした状態だった。そんな中、ヨナス(ヴィンゲゴー)を除くライバルたちからはタイム差を奪うことができた。
ヨナスの背後につければよかったのだが、リスクが高すぎると判断し、自分のペースを守った。暑さもあり脚がなかったからね。幸い僕の背後には誰もつけていなかったので、自分の走りに集中した。現時点でヨナスを倒すことよりも、どうやって総合表彰台に上がるかを考える方が現実的な考え方だろう。ここまで3つの山頂フィニッシュをこなし、いずれも勝利に迫ることすらできていないのだからね。だが決して総合優勝を諦めたわけではなく、その日のベストな走りをするのみだ。
ステージ5位&総合6位 ジュリオ・ペリツァーリ(イタリア、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)
ジロはまだ終わっていないし、僕らは引き続き全力を尽くすつもりだ。ジャイ(ヒンドレー)とともに戦えることが嬉しい。今日は自分自身との戦いでもあった。この数日間にわたって助けてくれた人たちがいなければ、僕はリタイアして家に帰っていただろう。僕は立て直し、調子も戻りつつある。
総合2位&マリアビアンカ(ヤングライダー賞) アフォンソ・エウラリオ(ポルトガル、バーレーン・ヴィクトリアス)

今日、マリアローザを失うことを考えてはいなかった。僕としてはただフィニッシュを目指して走るだけだった。集団から早々と遅れてしまったが、ここまでのようにチームメイトが僕のことを信じてくれた。だから得意ではない長い登りだったが、諦めず踏み続けた。
ステージ4位&総合10位 ダヴィデ・ピガンゾーリ(イタリア、ヴィスマ・リースアバイク)

レース前に立てた作戦を100%実行したまでだ。協力してくれたチームメイトや、マシーンのような強さで勝ったヨナスに感謝し、祝福したい。ラスト2時間は豚のようだった(ひどく苦しんでいた)が、僕らは強いチームなのでやり切ることができると信じていた。今日、僕らが最も強いチームであることを証明できたと思う。僕自身の総合順位については考えていない。目指すのはチームとしてヨナスのマリアローザ獲得のみだ。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, RCS Sport
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