2025年6月1日に開催された「第21回 Mt.富士ヒルクライム」(富士ヒル)において、トレックがバイクブランド別使用率で13.2%のシェアを記録し、5年連続で第1位の座を獲得した。そのほか数値とともに見ていきたい。

フィニッシュに向けてスバルラインを駆け上がる参加者たち photo:Mt.富士ヒルクライム実行委員会 @小野口健太
今年の富士ヒルに出走したのは約9,000人。主催者発表によれば、有効回答9,495のうち、シェア率ナンバーワンを誇ったのは男女合計1,261(13.2%)のトレック。1,196(12.5%)で肉薄したスペシャライズドを抑えて5年連続のバイクブランド別使用率トップに輝いた。
レース当日も会場内でサービスブースを展開するなど、ユーザーサポートや体験機会の提供にも注力していたトレック・ジャパン。富士ヒルを通じてライダーの成長を応援するキャンペーン「#ジブン超えチャレンジ」には約2,000人が参加し、競技志向・ファンライド層の双方にポジティブなモチベーションを提供する内容になった。

トレックブースでは特別なProject Oneモデル(非売品)も展示 photo:So Isobe 
トレック・ジャパンが企画した「#ジブン超えチャレンジ」には約2000人が参加したという photo:So Isobe
トレック・ジャパン株式会社 代表取締役社長の坂下純氏は、以下のようにコメントしている。
「トレックが今年も多くのライダーに選ばれたことは、私たちのバイクがあらゆるレベルの挑戦において信頼されている証だと感じています。今後も“ジブン超え”を目指すすべてのライダーとともに走り続けます。」

一般男子総合のタイム分布では今年も1時間15分〜1時間30分がボリュームゾーンとなった photo:Mt.富士ヒルクライム実行委員会 @小野口健太
大会としては、完走率98.8%、女性参加率8.1%、海外参加者506人(エントリー総数のうち5.3%)と、多様なライダーが集う国内最大規模のヒルクライムイベントとなった。もっともエントリー数が多かったのは40代で、それに続く50代、30代も各2,000人以上。一般男子総合のタイム分布では今年も1:15:00〜1:30:00が最多のボリュームゾーンだ。
なお、今年のブランドシェア1位のトレックと2位のスペシャライズドは65票(0.7%)という僅差であり、来年以降のシェア争いにも注目が集まる。トレックの5連覇が続くのか、それとも勢力図に変化が起きるのか——ヒルクライムの頂を目指す戦いは、機材の世界でも続いている。
text:So Isobe

今年の富士ヒルに出走したのは約9,000人。主催者発表によれば、有効回答9,495のうち、シェア率ナンバーワンを誇ったのは男女合計1,261(13.2%)のトレック。1,196(12.5%)で肉薄したスペシャライズドを抑えて5年連続のバイクブランド別使用率トップに輝いた。
レース当日も会場内でサービスブースを展開するなど、ユーザーサポートや体験機会の提供にも注力していたトレック・ジャパン。富士ヒルを通じてライダーの成長を応援するキャンペーン「#ジブン超えチャレンジ」には約2,000人が参加し、競技志向・ファンライド層の双方にポジティブなモチベーションを提供する内容になった。


トレック・ジャパン株式会社 代表取締役社長の坂下純氏は、以下のようにコメントしている。
「トレックが今年も多くのライダーに選ばれたことは、私たちのバイクがあらゆるレベルの挑戦において信頼されている証だと感じています。今後も“ジブン超え”を目指すすべてのライダーとともに走り続けます。」

大会としては、完走率98.8%、女性参加率8.1%、海外参加者506人(エントリー総数のうち5.3%)と、多様なライダーが集う国内最大規模のヒルクライムイベントとなった。もっともエントリー数が多かったのは40代で、それに続く50代、30代も各2,000人以上。一般男子総合のタイム分布では今年も1:15:00〜1:30:00が最多のボリュームゾーンだ。
なお、今年のブランドシェア1位のトレックと2位のスペシャライズドは65票(0.7%)という僅差であり、来年以降のシェア争いにも注目が集まる。トレックの5連覇が続くのか、それとも勢力図に変化が起きるのか——ヒルクライムの頂を目指す戦いは、機材の世界でも続いている。
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