ピクニック・ポストNLは、ファビオ・ヤコブセン(オランダ)が腸骨動脈の血流障害と診断されたと発表した。オランダ屈指のスプリンターは4月2日に手術を予定しており、自転車でのトレーニングへの復帰には最低でも6週間を要するという。



腸骨動脈の血流障害が明らかとなったファビオ・ヤコブセン(オランダ) photo:Team Picnic PostNL

骨盤内を通る腸骨動脈の血流障害が判明したヤコブセン。「冬のトレーニングは上手くいき、自信を持って今シーズンに臨むことができた。だが重要な局面や高強度のスプリントになると、かつてのような脚の動きができないでいた」と、不調の原因が判明するまでの経緯を語った。

チームドクターのカミール・アルデルスホフ氏によると、ヤコブセンの症状は比較的予後が良い種類のものだという。4月2日に手術を受ける予定で、最低でも6週間は自転車でのトレーニングが不可能となり、今シーズンのレーススケジュールには大幅な変更が必要となる見込みだ。

ヤコブセンは今年、2月のUAEツアーで区間6位と5位に入り、パリ〜ニースでは区間9位を記録。しかし得意のスプリントで勝利に絡むことはできておらず、直近に出場した3月26日のクラシック・ブルッヘ〜デパンネも途中棄権した。

「精神的に辛い事実だが、原因が判明した。手術が(不調を)解決してくれることを願っている。2歩前進するには、1歩下がらなければならない時もある」と語ったヤコブセン。2021年のブエルタ・ア・エスパーニャでポイント賞に輝き、翌年にヨーロッパ選手権を制したスプリンターの復帰が待たれる。

text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

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