2025/03/07(金) - 12:35
3月22日に初開催される「ミラノ〜サンレモ・ドンネ」のコースが明らかになった。ジェノヴァからサンレモを結ぶ160kmコースの終盤には、お馴染みの「チプレッサ」と「ポッジオ」が登場する。

今年は女子選手たちも走る、リグーリア海沿岸 photo:CorVos
毎年モニュメント(5大クラシック)の初戦として行われ、初開催が1907年まで遡るミラノ〜サンレモ。男子レースはパレード走行を含め300kmに及ぶ過酷な大会だが、今年、その女子レースがワールドツアーとして始まる。
1999年から2005年まで「プリマヴェーラ・ローザ」という名前で開催され、20年の時を経てミラノ〜サンレモ・ドンネと新しいレース名のもとに復活。主催するのはジロ・デ・イタリアやストラーデビアンケと同じRCSスポルトだ。

ミラノ〜サンレモ・ドンネ2025 コースプロフィール photo:RCS Sport
コースはリグーリア海に面した港湾都市ジェノヴァからサンレモまでの160km。女子のレース距離としては最長ではないものの、終盤は男子同様に「トレ・カーピ(3つの岬)」と呼ばれるカーポ・メーレ、カーポ・チェルヴォ、カーポ・ベルタの丘が設定されている。
そして残り27.3km地点からレース最大の勝負どころであるチプレッサ(距離5.65km/平均4.1%/最大9%)、そしてポッジオ(距離3.7km/平均3.7%/最大8%)は残り9.3km地点から登場する。
レースの魅力は何といっても、その豊富なフィニッシュの展開にある。男子ではチプレッサやポッジオでの登りアタックや、ポッジオの下りで決まることも。また登りに耐えたスプリンターが集団スプリントを制すなど、毎年モニュメントにふさわしい熱戦が繰り広げられてきた。

優勝選手に与えられるリング状のトロフィー photo:RCS Sport

優勝候補に挙げられる、左からウィーベス、コペッキー、フォレリング photo:CorVos
主催者が出場予定の選手として発表したのは、世界王者であり昨年のストラーデビアンケ覇者ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)、イタリア王者で昨年ジロ・デ・イタリア・ドンネの総合優勝者であるエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)、そして2023年にストラーデビアンケとツール・ド・フランス・ファムを制したデミ・フォレリング(オランダ、FDJスエズ)の3名。その他にも初優勝を狙うべく強豪選手たちが集結する。
レース・ディレクターを務めるジュージー・ヴィレッリ氏は「女子サンレモの復活は、女子自転車競技にとって重要な節目となる。このレースはレベルの高いイベントであるだけではなく、女子自転車競技の重要性と価値を認めてもらうための、決定的な一歩となる」と語った。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos

毎年モニュメント(5大クラシック)の初戦として行われ、初開催が1907年まで遡るミラノ〜サンレモ。男子レースはパレード走行を含め300kmに及ぶ過酷な大会だが、今年、その女子レースがワールドツアーとして始まる。
1999年から2005年まで「プリマヴェーラ・ローザ」という名前で開催され、20年の時を経てミラノ〜サンレモ・ドンネと新しいレース名のもとに復活。主催するのはジロ・デ・イタリアやストラーデビアンケと同じRCSスポルトだ。

コースはリグーリア海に面した港湾都市ジェノヴァからサンレモまでの160km。女子のレース距離としては最長ではないものの、終盤は男子同様に「トレ・カーピ(3つの岬)」と呼ばれるカーポ・メーレ、カーポ・チェルヴォ、カーポ・ベルタの丘が設定されている。
そして残り27.3km地点からレース最大の勝負どころであるチプレッサ(距離5.65km/平均4.1%/最大9%)、そしてポッジオ(距離3.7km/平均3.7%/最大8%)は残り9.3km地点から登場する。
レースの魅力は何といっても、その豊富なフィニッシュの展開にある。男子ではチプレッサやポッジオでの登りアタックや、ポッジオの下りで決まることも。また登りに耐えたスプリンターが集団スプリントを制すなど、毎年モニュメントにふさわしい熱戦が繰り広げられてきた。


主催者が出場予定の選手として発表したのは、世界王者であり昨年のストラーデビアンケ覇者ロッテ・コペッキー(ベルギー、SDワークス・プロタイム)、イタリア王者で昨年ジロ・デ・イタリア・ドンネの総合優勝者であるエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ)、そして2023年にストラーデビアンケとツール・ド・フランス・ファムを制したデミ・フォレリング(オランダ、FDJスエズ)の3名。その他にも初優勝を狙うべく強豪選手たちが集結する。
レース・ディレクターを務めるジュージー・ヴィレッリ氏は「女子サンレモの復活は、女子自転車競技にとって重要な節目となる。このレースはレベルの高いイベントであるだけではなく、女子自転車競技の重要性と価値を認めてもらうための、決定的な一歩となる」と語った。
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos
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