2025/02/24(月) - 12:41
マレーシアで開催中のアジア選手権トラック。男子個人パシュートで窪木一茂がアジア&日本新記録となる4分8秒で金メダル獲得。女子スプリントでは佐藤水菜が優勝するなど、日本勢がメダルラッシュに湧いている。
タイでアジア選手権ロードレースが閉幕し、2月21日よりマレーシアのニライで同大会のトラック競技がスタート。日本からは男子スクラッチの世界選手権王者である窪木一茂を筆頭にエリート17名、ジュニア9名がアジア王者を目指すべく出場した。
2月21日(大会1日目)
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チームスプリント女子エリートで銅メダルを獲得した佐藤水菜ら日本チーム photo:JCF 
長迫吉拓、太田海也、中野慎詞の3名で臨んだチームスプリント男子エリート photo:JCF
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チームスプリント男子エリートで6連覇を達成した日本チーム photo:JCF
初日は女子エリートのチームスプリントが行われ、酒井亜樹、佐藤水菜、仲澤春香で臨んだ日本は3−4位決定戦で韓国を打破して、銅メダルを獲得。一方、優勝した昨年からメンバーをガラッと変えた男子エリートの日本代表(長迫吉拓、太田海也、中野慎詞)は決勝に駒を進め、中国を上回る43秒258でフィニッシュ。2019年から6連覇(2021年は不開催)を決めた。
2月22日(大会2日目)
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梶原悠未らで臨んだ女子エリートチームパシュートで金メダル獲得 photo:JCF
2日目の男子ジュニアチームパシュートに臨んだ日本チーム(松田奏太朗、成田光志、中谷友紀、吉田奏太)は、日本新記録をマークしながらも韓国に敗れて銀メダル。しかし、直後に行われた女子エリートのチームパシュートでは、池田瑞紀、内野艶和、梶原悠未、垣田真穂と盤石のメンバーで臨み、韓国を上回り見事3連覇を達成した。
大会5連覇を目指した男子エリートのチームパシュートの1-2位決定戦には、兒島直樹、橋本英也、松田祥位、窪木の4名が出場。見事韓国を下したものの、レース後に山本哲央から窪木へのメンバー変更の申請漏れが発覚し、降着処分が下され銀メダルとなった。
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男子ジュニアのスクラッチで優勝した中谷友紀 photo:JCF
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女子エリートのエリミネーションを制した内野艶和 photo:JCF 
男子エリートのエリミネーションで金メダルを獲得した橋本英也 photo:JCF
続く男子ジュニアのスクラッチでは奈良北高等学校の中谷友紀が金メダルに輝く。そしてロードレースからの連戦となった内野艶和は、女子エリートのエリミネーションで優勝。また同種目の男子エリートは橋本英也が制し、日本がエリートで男女2冠を達成した。
2月23日(大会3日目)
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スプリントの女子エリートで優勝した佐藤水菜 photo:JCF
3日目は佐藤水菜の女子エリートスプリントの金メダル獲得でスタート。男子エリートでは中野慎詞との決勝戦を太田海也が制し、日本が表彰台の1位と2位を独占。男子ジュニアの1kmタイムトライアルでは久貝一心(北中城高等学校)が1分3秒のタイムで銀メダルに輝いた。
女子ジュニアのオムニアムでは西原夕華(北桑田高等学校)が銀メダル、男子ジュニアでは松田奏太朗(松山学院高等学校)が銅メダルを獲得。女子エリートのスクラッチでは水谷彩奈が3位で表彰台に上がった。
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個人パシュートの男子エリートでアジア&日本新記録をマークした窪木一茂 photo:JCF
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金メダルを獲得した窪木一茂 photo:JCF
ディフェンディング王者として臨んだ松田祥位がまさかの予選5位となった男子エリートの個人パシュート。決勝に進出した窪木が松田の持っていたアジア&日本記録(4分10秒521)を大きく上回る4分08秒669でフィニッシュ。新記録と共に新しいアジア王者に輝いた。
窪木は「まさか(新記録が)出るとは思いませんでした。でもまだまだ身体もメンタルも整っていないので、もっと練習します」とコメント。その後世界王者として臨んだ男子エリートのスクラッチで窪木は、ウズベキスタンのドミトリー・ボチャロフに敗れ銀メダルに終わっている。
タイでアジア選手権ロードレースが閉幕し、2月21日よりマレーシアのニライで同大会のトラック競技がスタート。日本からは男子スクラッチの世界選手権王者である窪木一茂を筆頭にエリート17名、ジュニア9名がアジア王者を目指すべく出場した。
2月21日(大会1日目)
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初日は女子エリートのチームスプリントが行われ、酒井亜樹、佐藤水菜、仲澤春香で臨んだ日本は3−4位決定戦で韓国を打破して、銅メダルを獲得。一方、優勝した昨年からメンバーをガラッと変えた男子エリートの日本代表(長迫吉拓、太田海也、中野慎詞)は決勝に駒を進め、中国を上回る43秒258でフィニッシュ。2019年から6連覇(2021年は不開催)を決めた。
2月22日(大会2日目)
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2日目の男子ジュニアチームパシュートに臨んだ日本チーム(松田奏太朗、成田光志、中谷友紀、吉田奏太)は、日本新記録をマークしながらも韓国に敗れて銀メダル。しかし、直後に行われた女子エリートのチームパシュートでは、池田瑞紀、内野艶和、梶原悠未、垣田真穂と盤石のメンバーで臨み、韓国を上回り見事3連覇を達成した。
大会5連覇を目指した男子エリートのチームパシュートの1-2位決定戦には、兒島直樹、橋本英也、松田祥位、窪木の4名が出場。見事韓国を下したものの、レース後に山本哲央から窪木へのメンバー変更の申請漏れが発覚し、降着処分が下され銀メダルとなった。
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続く男子ジュニアのスクラッチでは奈良北高等学校の中谷友紀が金メダルに輝く。そしてロードレースからの連戦となった内野艶和は、女子エリートのエリミネーションで優勝。また同種目の男子エリートは橋本英也が制し、日本がエリートで男女2冠を達成した。
2月23日(大会3日目)
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3日目は佐藤水菜の女子エリートスプリントの金メダル獲得でスタート。男子エリートでは中野慎詞との決勝戦を太田海也が制し、日本が表彰台の1位と2位を独占。男子ジュニアの1kmタイムトライアルでは久貝一心(北中城高等学校)が1分3秒のタイムで銀メダルに輝いた。
女子ジュニアのオムニアムでは西原夕華(北桑田高等学校)が銀メダル、男子ジュニアでは松田奏太朗(松山学院高等学校)が銅メダルを獲得。女子エリートのスクラッチでは水谷彩奈が3位で表彰台に上がった。
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ディフェンディング王者として臨んだ松田祥位がまさかの予選5位となった男子エリートの個人パシュート。決勝に進出した窪木が松田の持っていたアジア&日本記録(4分10秒521)を大きく上回る4分08秒669でフィニッシュ。新記録と共に新しいアジア王者に輝いた。
窪木は「まさか(新記録が)出るとは思いませんでした。でもまだまだ身体もメンタルも整っていないので、もっと練習します」とコメント。その後世界王者として臨んだ男子エリートのスクラッチで窪木は、ウズベキスタンのドミトリー・ボチャロフに敗れ銀メダルに終わっている。
2月21日(大会1日目)結果
3位 | チームスプリント女子エリート | 日本(酒井亜樹、佐藤水菜、仲澤春香) |
1位 | チームスプリント男子エリート | 日本(長迫吉拓、太田海也、中野慎詞) |
2月22日(大会2日目)結果
2位 | チームパシュート男子ジュニア | 日本(松田奏太朗、成田光志、中谷友紀、吉田奏太) |
2位 | チームパシュート男子エリート | 日本(兒島直樹、橋本英也、松田祥位、窪木一茂) |
1位 | スクラッチ男子ジュニア | 中谷友紀 |
1位 | エリミネーション女子エリート | 内野艶和 |
1位 | エリミネーション男子エリート | 橋本英也 |
2月23日(大会3日目)結果
1位 | スプリント女子エリート | 佐藤水菜 |
1位 | スプリント男子エリート | 太田海也 |
2位 | スプリント男子エリート | 中野慎詞 |
2位 | オムニアム女子ジュニア | 西原夕華 |
3位 | オムニアム男子ジュニア | 松田奏太朗 |
3位 | スクラッチ女子エリート | 水谷彩奈 |
2位 | スクラッチ男子エリート | 窪木一茂 |
1位 | 個人パシュート男子エリート | 窪木一茂 |
photo:JCF
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