2025/02/04(火) - 08:10
マヨルカチャレンジ最終戦トロフェオ・パルマで、ユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA)がアーリースプリントにより勝利。一方、小山智也(ブルゴスBH)は体調不良で途中棄権となった。

優勝候補と目されたビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ) photo:Challenge Ciclista Mallorca
スペイン・マヨルカ島を舞台に、5つのワンデーレースが連なったチャレンジマヨルカ。第4戦トロフェオ・アンドラッチ・ポレンサが悪天候とレース序盤の落車により、スタート25km地点でキャンセル。しかし翌日のトロフェオ・パルマ(UCI1.1)は予定通り開催された。
スタート地点はマヨルカ島の人口の50%以上が暮らすパルマで、そこから東に向かって戻って来る149.9km。途中4級山岳が2箇所設定されているものの、ラストはパルマ市街地に設定された平坦コースを巡るスプリンターズレース。そのためビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)やフェルナンド・ガビリア(コロンビア、モビスター)などスピード自慢の選手たちが優勝候補に挙がった。

単独逃げを決めたフロリアン・リポヴィッツ(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ) photo:Challenge Ciclista Mallorca
第2戦のトロフェオ・セスサリーナスでプロデビューを飾った小山智也(ブルゴスBH)も出場したレースは、フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が逃げを打つ。一時は4分差を得たリポヴィッツに対し、プロトンはワールドチームやQ36.5プロサイクリングが中心にメイン集団を先導。残り13km地点で逃げを捉えると、勝負はスプリントの様相を呈した。
ヘアピンコーナーを過ぎ、残り1km地点から各チームがポジション争いを始めると、ヨン・バレネチェア(スペイン、モビスター)が先頭でペースメイク。その背後にガビリアの姿はなく、左コーナーを巧みに抜け出したユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA)が勢いよくアタック。フィニッシュスプリントのようなダンシングで虚を突いたレイタオンに対し、ウノエックス・モビリティなどトレインが崩壊する。
最後はスタニスワフ・アニオコウスキ(ポーランド、コフィディス)が迫り、ハンドルを投げたものの、レイタオンには届かない。その結果、ラスト400m地点に飛び出したレイタオンが勝利した。

ハンドルを投げたユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA) photo:Challenge Ciclista Mallorca

アーリーアタックを決めたユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA) photo:Challenge Ciclista Mallorca
「スプリントに向けて準備するチームが多い中、集団の先頭に出ようとした結果、早めに仕掛けることになった。ときにはリスクを冒す必要があるが、今日は幸運にも上手くいった」と、プロ5勝目をレイタオンはそう喜んだ。
3位にはアーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)が入り、小山は体調不良のため途中棄権している。

表彰式で勝利を喜ぶユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA) photo:Challenge Ciclista Mallorca

スペイン・マヨルカ島を舞台に、5つのワンデーレースが連なったチャレンジマヨルカ。第4戦トロフェオ・アンドラッチ・ポレンサが悪天候とレース序盤の落車により、スタート25km地点でキャンセル。しかし翌日のトロフェオ・パルマ(UCI1.1)は予定通り開催された。
スタート地点はマヨルカ島の人口の50%以上が暮らすパルマで、そこから東に向かって戻って来る149.9km。途中4級山岳が2箇所設定されているものの、ラストはパルマ市街地に設定された平坦コースを巡るスプリンターズレース。そのためビニヤム・ギルマイ(エリトリア、アンテルマルシェ・ワンティ)やフェルナンド・ガビリア(コロンビア、モビスター)などスピード自慢の選手たちが優勝候補に挙がった。

第2戦のトロフェオ・セスサリーナスでプロデビューを飾った小山智也(ブルゴスBH)も出場したレースは、フロリアン・リポヴィッツ(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)が逃げを打つ。一時は4分差を得たリポヴィッツに対し、プロトンはワールドチームやQ36.5プロサイクリングが中心にメイン集団を先導。残り13km地点で逃げを捉えると、勝負はスプリントの様相を呈した。
ヘアピンコーナーを過ぎ、残り1km地点から各チームがポジション争いを始めると、ヨン・バレネチェア(スペイン、モビスター)が先頭でペースメイク。その背後にガビリアの姿はなく、左コーナーを巧みに抜け出したユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA)が勢いよくアタック。フィニッシュスプリントのようなダンシングで虚を突いたレイタオンに対し、ウノエックス・モビリティなどトレインが崩壊する。
最後はスタニスワフ・アニオコウスキ(ポーランド、コフィディス)が迫り、ハンドルを投げたものの、レイタオンには届かない。その結果、ラスト400m地点に飛び出したレイタオンが勝利した。


「スプリントに向けて準備するチームが多い中、集団の先頭に出ようとした結果、早めに仕掛けることになった。ときにはリスクを冒す必要があるが、今日は幸運にも上手くいった」と、プロ5勝目をレイタオンはそう喜んだ。
3位にはアーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)が入り、小山は体調不良のため途中棄権している。

トロフェオ・パルマ2025結果
1位 | ユーリ・レイタオン(ポルトガル、カハルラル・セグロスRGA) | 3:08:40 |
2位 | スタニスワフ・アニオコウスキ(ポーランド、コフィディス) | |
3位 | アーランド・ブリクラ(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | |
4位 | マッテオ・マルチェッリ(イタリア、XDSアスタナ) | |
5位 | マックス・カンター(ドイツ、XDSアスタナ) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Challenge Ciclista Mallorca
photo:Challenge Ciclista Mallorca
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