2024/08/23(金) - 23:59
全日本大学対抗選手権自転車競技大会(インカレ)のトラック競技が、千葉県千葉市のTIPSTAR DOME CHIBAで開幕した。初日はタイムトライアル系種目が行われ、女子500mタイムトライアルと男子1kmタイムトライアルで最初の勝者が決まった。チームパーシュート予選では中央大学が1位通過し、個人パーシュート予選ではパリ五輪代表の池田瑞紀が大会新記録を出した。
今年の全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称インカレ)は、トラック競技は千葉県千葉市のTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)、ロードレースは長野県大町市美麻地区の公道コースで開催される。トラックは8月23日から25日までの3日間、ロードレースは1週間後の9月1日に行われる。
国際規格の250m板張りバンクを備える千葉JPFドームは、昨年に続き二度目のインカレ開催。初日は男子チームパーシュート予選、男女スプリント予選、タンデムスプリント予選、男女個人パーシュート予選、女子500mタイムトライアル決勝、男子1kmタイムトライアル決勝が行われた。
男子チームパーシュート予選 中央大学が予選トップ 日本大学は3位決定戦へ
19校が出走した男子チームパーシュート予選は、中央大学が4分7秒491のトップタイムをマーク。鹿屋体育大学が4分9秒台で2位につけ、明後日の1位決定戦で対戦することになった。この種目で昨年学連新記録をマークして優勝した日本大学は4分11秒台の4位となり、3位の早稲田大学との3位決定戦を走る。
男女個人パーシュート パリ五輪代表の池田瑞紀が大会記録を更新
女子3km個人パーシュート予選には、パリ五輪代表の池田瑞紀(早稲田大学)が出場。大会新記録となる3分37秒568を出して予選1位となった。水谷彩奈(日本体育大学)も大会記録を上回る3分42秒台をマークして2位となり、明日の決勝で池田と対戦する。
男子4km個人パーシュート予選では、昨年3位の大仲凜功(早稲田大学)が4分23秒680でトップ。昨年の予選で大会記録を更新した伊藤恭(中央大学)が2位につけ、明日の決勝で対戦する。
スプリント予選 タンデムで大会新記録
スプリント予選の200mフライングタイムトライアルは、男子21名、女子10名が出走した。男子は吉川敬介(日本大学)が今大会唯一の9秒台を出して予選1位。女子は中西美央(鹿屋体育大学)が予選1位となった。
タンデムスプリントの予選は13校が出走。日本大学の井上・町田組が12秒708の大会新記録で予選1位となった。
男子は予選上位8名、女子は4名、タンデムスプリントは上位8校が明後日の決勝トーナメントに進む。
女子500mTTは沢登香里 男子1kmTTは吉川敬介が優勝
女子500mタイムトライアルは12名が出走。沢登香里(順天堂大学)が36秒557をマークし、2位の中西美央(鹿屋体育大学)と約0.2秒上回って優勝。今年のインカレ最初の勝者となった。3位にはパリ五輪代表の垣田真穂(早稲田大学)が入った。
「自分のベストが36秒9だったのでそれを上回ることが出来たが、目標の36秒5を切るには及ばなかった。自分のあとに強い選手が控えていたが、自分の普段通りの走りを出し切ることを考えて、自分の走りに集中するようにした。大学に入ってから自転車競技を始めて、インカレで優勝を目指してきたので嬉しい。明日以降の種目も全力で走り切りたい」
男子1kmタイムトライアルは、今大会唯一の1分2秒台を出した吉川敬介(日本大学)が優勝。2位に山下翔太郎が入り、日本大学が1位と2位を占める結果となった。
「(1分)2秒から1秒台前半を狙っていたので、想定内のタイムをい出せた。チームパーシュートとスプリント予選を走った後で疲労のある中でも後半に向けてスピードを上げていく自分の走りが出来たと思う。明日以降もベストな順位を取って総合成績に貢献したい。自分が入ってから日本大学は総合連覇を続けているので、今年4連覇出来るようにしていきたい」
今年の全日本大学対抗選手権自転車競技大会(通称インカレ)は、トラック競技は千葉県千葉市のTIPSTAR DOME CHIBA(千葉JPFドーム)、ロードレースは長野県大町市美麻地区の公道コースで開催される。トラックは8月23日から25日までの3日間、ロードレースは1週間後の9月1日に行われる。
国際規格の250m板張りバンクを備える千葉JPFドームは、昨年に続き二度目のインカレ開催。初日は男子チームパーシュート予選、男女スプリント予選、タンデムスプリント予選、男女個人パーシュート予選、女子500mタイムトライアル決勝、男子1kmタイムトライアル決勝が行われた。
男子チームパーシュート予選 中央大学が予選トップ 日本大学は3位決定戦へ
19校が出走した男子チームパーシュート予選は、中央大学が4分7秒491のトップタイムをマーク。鹿屋体育大学が4分9秒台で2位につけ、明後日の1位決定戦で対戦することになった。この種目で昨年学連新記録をマークして優勝した日本大学は4分11秒台の4位となり、3位の早稲田大学との3位決定戦を走る。
男女個人パーシュート パリ五輪代表の池田瑞紀が大会記録を更新
女子3km個人パーシュート予選には、パリ五輪代表の池田瑞紀(早稲田大学)が出場。大会新記録となる3分37秒568を出して予選1位となった。水谷彩奈(日本体育大学)も大会記録を上回る3分42秒台をマークして2位となり、明日の決勝で池田と対戦する。
男子4km個人パーシュート予選では、昨年3位の大仲凜功(早稲田大学)が4分23秒680でトップ。昨年の予選で大会記録を更新した伊藤恭(中央大学)が2位につけ、明日の決勝で対戦する。
スプリント予選 タンデムで大会新記録
スプリント予選の200mフライングタイムトライアルは、男子21名、女子10名が出走した。男子は吉川敬介(日本大学)が今大会唯一の9秒台を出して予選1位。女子は中西美央(鹿屋体育大学)が予選1位となった。
タンデムスプリントの予選は13校が出走。日本大学の井上・町田組が12秒708の大会新記録で予選1位となった。
男子は予選上位8名、女子は4名、タンデムスプリントは上位8校が明後日の決勝トーナメントに進む。
女子500mTTは沢登香里 男子1kmTTは吉川敬介が優勝
女子500mタイムトライアルは12名が出走。沢登香里(順天堂大学)が36秒557をマークし、2位の中西美央(鹿屋体育大学)と約0.2秒上回って優勝。今年のインカレ最初の勝者となった。3位にはパリ五輪代表の垣田真穂(早稲田大学)が入った。
「自分のベストが36秒9だったのでそれを上回ることが出来たが、目標の36秒5を切るには及ばなかった。自分のあとに強い選手が控えていたが、自分の普段通りの走りを出し切ることを考えて、自分の走りに集中するようにした。大学に入ってから自転車競技を始めて、インカレで優勝を目指してきたので嬉しい。明日以降の種目も全力で走り切りたい」
男子1kmタイムトライアルは、今大会唯一の1分2秒台を出した吉川敬介(日本大学)が優勝。2位に山下翔太郎が入り、日本大学が1位と2位を占める結果となった。
「(1分)2秒から1秒台前半を狙っていたので、想定内のタイムをい出せた。チームパーシュートとスプリント予選を走った後で疲労のある中でも後半に向けてスピードを上げていく自分の走りが出来たと思う。明日以降もベストな順位を取って総合成績に貢献したい。自分が入ってから日本大学は総合連覇を続けているので、今年4連覇出来るようにしていきたい」
女子500mタイムトライアル 結果
1位 | 沢登香里(順天堂大学) | 36秒557 |
2位 | 中西美央(鹿屋体育大学) | 36秒764 |
3位 | 垣田真穂(早稲田大学) | 37秒134 |
4位 | 大野風貴芽(日本体育大学) | 37秒441 |
5位 | 松下彩也香(八戸学院大学) | 38秒202 |
6位 | 年見穂風(鹿屋体育大学) | 38.274 |
男子1kmタイムトライアル 結果
1位 | 吉川敬介(日本大学) | 1分2秒144 |
2位 | 山下翔太郎(日本大学) | 1分3秒499 |
3位 | 横溝貫太(法政大学) | 1分4秒415 |
4位 | 福地 晶(法政大学) | 1分4秒578 |
5位 | 田村一暉(京都産業大学) | 1分4秒747 |
6位 | 片岡遼真(明治大学) | 1分4秒800 |
その他予選種目の結果は下記リンクへ。
text&photo: Satoru Kato
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