ピレリがハイエンドロードタイヤのアレンジモデル”P ZERO Race Retrò”を発表。レーシングタイヤながらレトロな風合いの装いのサイドウォールとされており、コーディネートパーツとしても活躍する一本だ。



ピレリ P ZERO Race Retrò (c)カワシマサイクルサプライ

イタリアの老舗タイヤブランド”ピレリ”が用意するロードレース向けモデルP ZERO。ピレリがパートナーシップを組むトレック・セガフレードからのフィードバックと、独自の研究開発で生まれたテクノロジーを融合させることで、世界最高峰のレースで選手を支える性能を実現したシリーズだ。

そんなP ZEROシリーズに”P ZERO Race Retrò”が加わる。タイヤとしての基本構造はP ZEROと共通しており、ケーシングが往年のセタ(シルク)のような風合いに彩られたモデルだ。レトロというモデル名が示す通りクラシカルな装いとなっているため、クロモリロードや現代のロードバイクへのアクセントとしてぴったりな一本だ。

ピレリ P ZERO Race Retrò (c)カワシマサイクルサプライ

ラインアップはチューブレスレディとクリンチャーの二種類。チューブレスレディモデルはP ZERO RACE TLR SpeedCOREというモデルは長年のR&Dから導き出された上位モデルをベースとしている。

TLRモデルはSpeedCOREがキーテクノロジーの一つ。これは120tpiのケーシングに加えるアラミド粒子配合の薄いゴム製レイヤーのことで、TLRの空気を保持する性能、耐パンク性能、低転がり抵抗を高めつつ、ラバーによる柔軟性によって従来のP ZERO RACE TLRよりも24%も転がり抵抗が低いタイヤに仕上がっている。

ピレリ P ZERO Race Retròにはチューブレスレディとクリンチャーが用意されている (c)カワシマサイクルサプライ

クリンチャーモデルは120tpiのケーシングとトレッド直下に配されるTECHBELT ROADを組み合わせた構造で、軽量・低転がり性能と耐パンク性を両立させていることが特徴。TLRもクリンチャーも共通してピレリが誇るSMART EVOコンパウンドを採用しており、低転がり抵抗とウェット路面でも信頼できる高いグリップ性を両立していることが特徴だ。



ピレリ P ZERO Race Retrò TLR SPEEDCORE
タイヤタイプ:チューブレスレディ(TLR)
コンパウンド:SmartEVO コンパウンド
コンストラクション:SpeedCORE™, 120tpiナイロンファブリック
サイズ/重量:700x28C(295g)、 30C(315g)
カラー:レトロ
価格:13,000円(税込)

ピレリ P ZERO Race Retrò
タイヤタイプ:クリンチャー
コンパウンド:SmartEVO コンパウンド
コンストラクション:TechBELT ROAD, 120tpiナイロンファブリック
サイズ/重量:700x26C(205g)、 28C(225g)
カラー:レトロ
価格:11,000円(税込)


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