2024/05/24(金) - 18:30
アムステルゴールド市民レースを完走したキット北村さんは、その翌日にプロレースを観戦。アレッサンドロ・バッランと10年ぶりの再会や、彼の紹介でアレクサンドル・ヴィノクロフGMと初めて対面できた様子をお届けします。
2019年から5大モニュメント制覇を目指しているウィリエールの日本国内担当者“キット北村さん”。無事にアムステルゴールド市民レースを完走し、暖かなオランダの春の陽気に体調は絶好調。市民レースの翌日がプロレースという事で、イギリスの旅行会社スポルティブ・ブレイクス社のクリストフ・スメケンスさんと2人でプロレースの観戦に繰り出した。
ファルケンブルグ駅からマーストリヒト駅へ向かう電車に乗る。ファルケンブルグ駅には有人の切符売り場が無く、自動販売機での購入になるので慣れない自動販売機にちょっと手間取った。スメケンスさんはあんまりチームプレゼンテーションには興味が無さそうで出発が遅くなり、女子チームのプレゼンテーションには間に合わなかった。
マーストリヒトの中心部はアムステルゴールドレースの交通規制で通れない所が多かった。しかし、観客の人達の後ろに付いて行けば、スタート地点には無事に到着するだろうと思い、ぞろぞろと付いて行った。
初めてグルパマFDJのチームカーに遭遇!しかし、もうグルパマFDJは移動を始めており、ファーストコンタクトが取れずただチームカーを見送った。
初めて見るグルパマFDJの選手の実機。“グルパマFDJのバイク=ラピエール”のイメージが強すぎて、実機を見ても未だ違和感がありますね。グルパマFDJの選手は全員フィランテSLRで、ゼロSLRを使っている選手がいないのが印象的です。サドルはプロロゴのディメンションやスクラッチM5ばかりで、新型のナゴR4を使っている選手は1人もいませんでした。
プレゼンテーション会場に向かう道中で、見慣れた顔の2人を発見!昨年のイル・ロンバルディアで大変お世話になったアスタナ・カザクスタンのマッサー:ミケーレ・パリーニさんと2008年にウィリエールのチェント1で世界チャンピオンを獲得したアレッサンドロ・バッランさんでした!バッランさんとはSNSで連絡は取っていましたが、お会いするのは10年ぶりでした。
バッランさんと握手をすると、帽子を脱いで『おいキット見てくれよ、この10年で髪の毛がだいぶ薄くなっちゃったよ!』と嘆いておられました。元世界チャンピオンの思わぬ髪の毛ネタに私とスメケンスさんは爆笑してしまいました。元世界チャンピオンなのに気さくな人柄は昔と全然変わらないですね。どうもバッランさんは選手時代から、良きライバルであり懇意にしていたアレクサンドル・ヴィノクロフGMに会いに来ていたようです。
アスタナ・カザクスタンのチームカーやチームバスはまだ移動を始めていなかったので、見学させてもらいました。チームバスのスタッフからエスプレッソとチョコレートも頂きましたよ。
アスタナ・カザクスタンはもちろんフィランテSLRの選手が多いですが、ゼロSLRの選手も一定数います。サドルはスクラッチM5パス率が異常に高いですね。グルパマFDJチームとは対照的なサドルチョイスです。
アレッサンドロ・バッランさんの紹介で、アレクサンドル・ヴィノクロフGMと初対面!昨年キット北村がイル・ロンバルディアに参戦したために、同時期に開催されたツール・ド・九州で来日されたヴィノクロフGMとはお会い出来ませんでした。カザフスタンの英雄であり、オリンピック金メダリストのヴィノクロフGMは強面だけど、けっこうおちゃめな方でした。
アスタナ・カザクスタンの選手も移動を始めたので、プレゼンテーション会場へと向かいます。肌寒い日でしたが、沢山のロードレースファンや個々の選手の応援団の熱気で会場は暑かったです。
アスタナ・カザクスタンとグルパマFDJのチームプレゼンテーション会場で待っていると、隣の女性から『一緒に写真を撮ってくれませんか?』と声をかけられました。キット北村は人生で一度も女性にナンパされた事が無いので、ウキウキ・ドキドキしてしまいました。“ここオランダに来て、遂に俺にもモテ期が来た~!!!”と心の中で歓喜の声をあげましたが、どうやら新城幸也選手の追っかけファンのようです。
新城幸也選手の追っかけファンの女性は日本語で応援メッセージを作ってくれていましたよ。海外のファンを魅了する新城選手はやはり凄い方ですね。新城選手のようなワールドツアーで活躍する日本人若手選手が近い将来、沢山ヨーロッパで活躍し、日本人選手を応援するヨーロッパ人のファンが増えてくれたら嬉しいですね。
チームプレゼンテーションが終ると、民族大移動の始まりです。スタート地点に向かおうと思いましたが、大変混んでいてもうスタートには間に合いそうに無いので潔く諦めます。マーストリヒト駅から再びファルケンブルグ駅に戻り、カウベルグに向かいます。チームプレゼンテーション会場から電車で移動し、徒歩でカウベルグまでロードレースファンの後を付いて行けば良いので迷う事は一切ありませんね!
ゴールするまでまだまだ時間はありますが、カウベルグの登り口は既にこの人だかりです。もちろん皆さん自転車ファンの方々なのですが、どうも自転車レースよりもどちらかと言うとお祭り騒ぎが好きな呑んだくれの人達の割合がだいぶ多い気がします。
私はアムステルゴールドレースの大観衆を舐めていました。人混みが激しすぎて、カウベルグの観戦ポイントに1回目のカウベルグ通過時間までに到着出来ず間近で観戦する事が出来ませんでした!ベビーカーを頭上に掲げて移動するしかないお父さんが目の前におられますが、とても大変そうです。
気を取り直して、2回目のカウベルグ通過をスメケンスさんと一緒に待ちます。アスタナ・カザクスタンの選手は先頭に残っていませんでしたが、グルパマFDJの選手は2人残っています。タデイ・ポガチャル選手は出場していないし、マチュー・ファンデルプール選手は後方に沈んでいるので、ビッグチャンス到来か!
いよいよ2回目のカウベルグを先頭集団が通過します!このアムステルゴールドも最終局面に突入しますが、残念ながらグルパマFDJもアスタナ・カザフスタンの選手も勝てませんでした。それでもグルパマFDJの選手はコンスタントに先頭集団で優勝争いに加わるので夢があります。楽しかったファルケンブルグの生活も終わり、アルデンヌクラシック中盤戦に突入です。
第88回ラ・フレーシュ・ワロンヌ観戦に続く…
Special Thanks to
Cristophe Smekens (Sportive Breaks)
Alexander Vinokourov (Astana Qazaqstan Team)
Michele Pallini (Astana Qazaqstan Team)
Alessandro Ballan
Report:Kitto Kitamura
2019年から5大モニュメント制覇を目指しているウィリエールの日本国内担当者“キット北村さん”。無事にアムステルゴールド市民レースを完走し、暖かなオランダの春の陽気に体調は絶好調。市民レースの翌日がプロレースという事で、イギリスの旅行会社スポルティブ・ブレイクス社のクリストフ・スメケンスさんと2人でプロレースの観戦に繰り出した。
ファルケンブルグ駅からマーストリヒト駅へ向かう電車に乗る。ファルケンブルグ駅には有人の切符売り場が無く、自動販売機での購入になるので慣れない自動販売機にちょっと手間取った。スメケンスさんはあんまりチームプレゼンテーションには興味が無さそうで出発が遅くなり、女子チームのプレゼンテーションには間に合わなかった。
マーストリヒトの中心部はアムステルゴールドレースの交通規制で通れない所が多かった。しかし、観客の人達の後ろに付いて行けば、スタート地点には無事に到着するだろうと思い、ぞろぞろと付いて行った。
初めてグルパマFDJのチームカーに遭遇!しかし、もうグルパマFDJは移動を始めており、ファーストコンタクトが取れずただチームカーを見送った。
初めて見るグルパマFDJの選手の実機。“グルパマFDJのバイク=ラピエール”のイメージが強すぎて、実機を見ても未だ違和感がありますね。グルパマFDJの選手は全員フィランテSLRで、ゼロSLRを使っている選手がいないのが印象的です。サドルはプロロゴのディメンションやスクラッチM5ばかりで、新型のナゴR4を使っている選手は1人もいませんでした。
プレゼンテーション会場に向かう道中で、見慣れた顔の2人を発見!昨年のイル・ロンバルディアで大変お世話になったアスタナ・カザクスタンのマッサー:ミケーレ・パリーニさんと2008年にウィリエールのチェント1で世界チャンピオンを獲得したアレッサンドロ・バッランさんでした!バッランさんとはSNSで連絡は取っていましたが、お会いするのは10年ぶりでした。
バッランさんと握手をすると、帽子を脱いで『おいキット見てくれよ、この10年で髪の毛がだいぶ薄くなっちゃったよ!』と嘆いておられました。元世界チャンピオンの思わぬ髪の毛ネタに私とスメケンスさんは爆笑してしまいました。元世界チャンピオンなのに気さくな人柄は昔と全然変わらないですね。どうもバッランさんは選手時代から、良きライバルであり懇意にしていたアレクサンドル・ヴィノクロフGMに会いに来ていたようです。
アスタナ・カザクスタンのチームカーやチームバスはまだ移動を始めていなかったので、見学させてもらいました。チームバスのスタッフからエスプレッソとチョコレートも頂きましたよ。
アスタナ・カザクスタンはもちろんフィランテSLRの選手が多いですが、ゼロSLRの選手も一定数います。サドルはスクラッチM5パス率が異常に高いですね。グルパマFDJチームとは対照的なサドルチョイスです。
アレッサンドロ・バッランさんの紹介で、アレクサンドル・ヴィノクロフGMと初対面!昨年キット北村がイル・ロンバルディアに参戦したために、同時期に開催されたツール・ド・九州で来日されたヴィノクロフGMとはお会い出来ませんでした。カザフスタンの英雄であり、オリンピック金メダリストのヴィノクロフGMは強面だけど、けっこうおちゃめな方でした。
アスタナ・カザクスタンの選手も移動を始めたので、プレゼンテーション会場へと向かいます。肌寒い日でしたが、沢山のロードレースファンや個々の選手の応援団の熱気で会場は暑かったです。
アスタナ・カザクスタンとグルパマFDJのチームプレゼンテーション会場で待っていると、隣の女性から『一緒に写真を撮ってくれませんか?』と声をかけられました。キット北村は人生で一度も女性にナンパされた事が無いので、ウキウキ・ドキドキしてしまいました。“ここオランダに来て、遂に俺にもモテ期が来た~!!!”と心の中で歓喜の声をあげましたが、どうやら新城幸也選手の追っかけファンのようです。
新城幸也選手の追っかけファンの女性は日本語で応援メッセージを作ってくれていましたよ。海外のファンを魅了する新城選手はやはり凄い方ですね。新城選手のようなワールドツアーで活躍する日本人若手選手が近い将来、沢山ヨーロッパで活躍し、日本人選手を応援するヨーロッパ人のファンが増えてくれたら嬉しいですね。
チームプレゼンテーションが終ると、民族大移動の始まりです。スタート地点に向かおうと思いましたが、大変混んでいてもうスタートには間に合いそうに無いので潔く諦めます。マーストリヒト駅から再びファルケンブルグ駅に戻り、カウベルグに向かいます。チームプレゼンテーション会場から電車で移動し、徒歩でカウベルグまでロードレースファンの後を付いて行けば良いので迷う事は一切ありませんね!
ゴールするまでまだまだ時間はありますが、カウベルグの登り口は既にこの人だかりです。もちろん皆さん自転車ファンの方々なのですが、どうも自転車レースよりもどちらかと言うとお祭り騒ぎが好きな呑んだくれの人達の割合がだいぶ多い気がします。
私はアムステルゴールドレースの大観衆を舐めていました。人混みが激しすぎて、カウベルグの観戦ポイントに1回目のカウベルグ通過時間までに到着出来ず間近で観戦する事が出来ませんでした!ベビーカーを頭上に掲げて移動するしかないお父さんが目の前におられますが、とても大変そうです。
気を取り直して、2回目のカウベルグ通過をスメケンスさんと一緒に待ちます。アスタナ・カザクスタンの選手は先頭に残っていませんでしたが、グルパマFDJの選手は2人残っています。タデイ・ポガチャル選手は出場していないし、マチュー・ファンデルプール選手は後方に沈んでいるので、ビッグチャンス到来か!
いよいよ2回目のカウベルグを先頭集団が通過します!このアムステルゴールドも最終局面に突入しますが、残念ながらグルパマFDJもアスタナ・カザフスタンの選手も勝てませんでした。それでもグルパマFDJの選手はコンスタントに先頭集団で優勝争いに加わるので夢があります。楽しかったファルケンブルグの生活も終わり、アルデンヌクラシック中盤戦に突入です。
第88回ラ・フレーシュ・ワロンヌ観戦に続く…
Special Thanks to
Cristophe Smekens (Sportive Breaks)
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Alessandro Ballan
Report:Kitto Kitamura
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