5大クラシックレース”モニュメント”の市民レース全制覇を目指すキット北村さんから新たなレポートが届きました。今回はアルデンヌクラシックのアムステルゴールドレースとリエージュ〜バストーニュ〜リエージュに参戦&観戦した様子を連載で紹介します。まずはアムステルゴールド市民レースから。



2019年から5大モニュメント制覇を目指しているウィリエールの日本国内担当者“キット北村”さん photo:Kitto Kitamura
2019年から5大モニュメント制覇を目指しているウィリエールの日本国内担当者“キット北村さん”。昨年10月のグランフォンド・イル・ロンバルディアを制限時間ギリギリで完走し安堵していたら、アムステルゴールド市民レースの参加申込期間が終了している事に気がつかない失態をやらかした。

後日調べてようやく判明するのだが、“アムステルゴールドの申込期間は1か月、毎年10月だけ(例え申し込みしたとしても参加資格が獲得出来るかどうか分からないくじ引き…)な事が発覚し、2024年度の申し込みを逃してしまう!”&“円安が進行し海外遠征にかかる費用が増大した上に、家庭のやんごとなき事情で1月は広島の実家に長期帰省しなきゃならなかったり…”等々で、残念ながらモチベーションは限りなくゼロに近い!アムステルゴールド市民レースの参加資格の無いキット北村が、如何にしてアムステルゴールドに参戦し、本命のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュを走る事に至ったのか? キット北村のアルデンヌクラシック三連戦編のはじまり~はじまり~。

アムステルゴールド市民レースの申し込みハードルが高い!

ロンバルディアのことで忙しくアムステルゴールドレースのことを考える余裕がなかった photo:Kitto Kitamura

2023年10月中旬~下旬にイル・ロンバルディアの記事を執筆したキット北村。日本国内のイベント出展や記事の執筆活動が忙しくて、2024年のアムステルゴールドの事を考える余裕は全く無かった。11月中旬に入って、ようやく気持ちの余裕が生まれ、アムステルゴールドのホームページを確認した。しかし、参加申し込み方法がよく分からない。『募集しているの?募集していないの?いつから募集を始めているの?』そもそもアムステルゴールドレースのウェブサイトの表記が英語では無いためハードルが高く、全く何も分からずモヤモヤしていました。

そこで、過去アムステルゴールドに出場経験のあるアマチュアクラシックハンターの第一人者:宇賀神善之師匠に相談すると、衝撃の事実が…。『アムステルゴールド市民レースの募集は10月のみで、なおかつ参加できるかどうかはくじ引きです!』私は絶句してしまいました。

諦めきれなかったので、アスタナの監督のステファノ・ザニーニ氏(1996年のアムステルゴールドの覇者で、毎年一般参加者としてアムステルゴールド市民レースを走っているらしい。)やベルギーやオランダの友達にも聞いたがどうも事実のようだ。『来年のアムステルゴールドは諦めろ!再来年に挑戦すれば…』それがベルギーやオランダの友達からのアドバイスだった。

2023年12月には、アムステルゴールドはもう諦めていましたが、広島の実家帰省中にプラダブランドのチェント1に乗っている広島のプロバイクショップ:ハーフライフの松尾正平店長に叱咤激励され、モチベーションを取り戻しました。2024年1月に再び出場できる手立てを探すべく奔走します!

エントリーオンリーで225ポンド(1ポンドあたり約197円) photo:Kitto Kitamura
再度、宇賀神師匠に相談すると、『アムステルゴールドに参加するのに、イギリスのツアー会社が用意したパックツアーがある。私はスポーツツアー・インターナショナルというツアー会社に申し込みましたが、そこに申し込んでみてはどうか?』といった内容だったので早速調べたのですが…。残念ながらスポーツツアー・インターナショナルは2024年のアムステルゴールドの取り扱いをしていませんでした。その代わりにスポルティブ・ブレイクス社という所が代わりにやっているようです。しかし、予想以上にパックツアーの値段が高く、アムステルゴールド市民レース参戦チケットの購入だけで160ポンド!(ただしパックツアーを申し込んだ方の価格、パックツアーを申し込まず参戦チケットの購入だけだとさらに高いのです!)

- アムステルゴールドのパックツアーで、ファルケンブルグのホテル3泊+観戦ガイド 774ポンド(1人部屋)
- アムステルゴールドのアマチュアレースの参戦資格 160ポンド
合計 934ポンド

あまりの値段の高さに3月上旬ぐらいまでアムステルゴールド市民レースにも行くかどうか?悩んだが、家庭の事情もある程度の目途が立ち、また“リエージュ〜バストーニュ〜リエージュと連続して走った方が最終的に、時間も手間もかからないだろう”と思い、勢いでイギリスの旅行会社スポルティブ・ブレイクス社(https://sportivebreaks.com)に申し込みました。

マイ・マリアネッラが完成し、いよいよ参戦へ

イタリアの友達らがマリアネッラをデザインしてくれました photo:Kitto Kitamura
過去の挑戦でもお世話になったウィリエール・ベルギーのレミー&エルナ・オームス夫妻 photo:Kitto Kitamura


ケンピッシュ・トライアスロンチームと軽い運動して、パンケーキパーティー! photo:Kitto Kitamura
レミーさんの紹介で、2024年パリ五輪でベルギー代表のジョリーン・ファーメイレン選手と出会いました photo:Kitto Kitamura



グランフォンド・イル・ロンバルディアではマリアネッラ(栄光の最下位!)を獲得し、イタリアの友達ら(ウィリエールやプロロゴのカタログ等を作っているジョニー・モール氏が中心となって)がデザインしたマリアネッラが出発直前ギリギリの4月上旬に出来上がった。正直、イギリスの旅行会社にアムステルゴールドツアーを申し込んだものの、どんどん円安が進行するのでモチベーションは急降下。しかし、さすがにこのジャージが届いたからにはもう後には引けない!アルデンヌクラシック三連戦に行くしかなくなった!

2019年に続き、2024年も大変お世話になったウィリエール・ベルギーのレミー&エルナ・オームス夫妻です。毎回キット北村の無謀なチャレンジに試乗車を用意してくれます。最近、レミーさんは膝の手術をしたので、今回は一緒には走る機会はありませんでした。2019年にレミーさんから生牡蠣を食べようと提案され、生牡蠣食中毒のため2人で3日間トイレに缶詰めになった事をすっかりと忘れているようです。

ケンピッシュ・トライアスロンチーム(KTT)の子供達やトレーナーと一緒に時差ボケに喝を入れるためにプールで軽い運動をして、パンケーキパーティーです。KTTはウィリエールコンセプトストアのプントロッソ・ベルギーがスポンサーなので、キット北村はパンケーキを焼く手伝いもしました。

レミーさんの紹介で、2024年パリ五輪でベルギー代表のジョリーン・ファーメイレン選手(KTT)と出会いました。ウィリエールのゼロSLRのカスタムカラーに乗っています!(先日トライアスロンの大会で横浜に来たようです。)彼女と写真を撮って、パンケーキパーティーの残骸を片付けた後に、レミーさんの車でファルケンブルグに連れて行ってもらいました。

今回のバイクはフィランテSLRのグルパマFDJ仕様

アルデンヌクラシック三連戦の決戦バイクはフィランテSLRのグルパマFDJカラー photo:Kitto Kitamura

アルデンヌクラシック三連戦の決戦バイクはフィランテSLRのグルパマFDJカラーです。2024年、ウィリエールはアスタナ・カザフスタンチームだけでなく、グルパマFDJチームへのサポートも開始しました。まだスタートしたばかりなので、グルパマFDJのバイク=ウィリエールのイメージはまだ湧きませんね。

今回イタリアのミケ製の新型ホイールのクレオスRDのプロトタイプを投入。数年前にウィリエール・トリエスティーナ社がミケ社を傘下に収め、クレオスRDはミケ社がウィリエールの傘下になってウィリエールの技術を初めて投入する新型ホイールです。今回、ホイールのインプレテストも兼ねてレースに参加しました。

サドルはスクラッチM5 ナックカーボンレール photo:Kitto Kitamura
ハンドルは自分も初めて実戦で使用するフィランテバーの101-42CC サイズ photo:Kitto Kitamura


メインコンポは信頼と実績のシマノ・アルテグラDI2、ペダルは25周年記念SPD photo:Kitto Kitamura
ミケ製の新型ホイールのクレオスRDのプロトタイプを投入 photo:Kitto Kitamura



メインコンポは信頼と実績のシマノ・アルテグラDI2です。ペダルはいつもの25周年記念SPDペダル。頻繁に自転車から下りて写真を撮ったりするので、歩きにくいロードシューズは苦手なんです。サドルはイル・ロンバルディアで使用したサドルと同じ超軽量なスクラッチM5 ナックカーボンレールを使用。一応ロンド・ファン・フラーンデレンを制した男なので、フランドルライオンをデザインした特別モデルです。ハンドルは自分も初めて実戦で使用するフィランテバーの101-42CC サイズです。最近腰痛がひどいので、スペーサーを沢山積んでハンドル位置の高い首長族仕様となっています。

アムステルゴールド市民レースのVIPパスがあれば朝食も食べられる。ただしカウベルグを登る必要あり

オリジナルウェアとフォースのヘルメット、プロロゴのグローブで身を包んだ photo:Kitto Kitamura

アムステルゴールド市民レースの天気は週間天気予報通りの快晴で気温は24度。今回、グランフォンド・イル・ロンバルディアのマリアネッラジャージ、プロロゴのエネルグリップグローブと黒須製餡所のクロッサンで市民レースに挑みます!ヘルメットは最近被っていなかったけれど、チェコのウィリエールディストリビューターであるフォース社のヘルメットを使いました。色々なメーカーのヘルメットを試しましたが、頭の形が大きくていびつなせいかフィットするヘルメットが少なくて悩んでおります。私の頭に合うのは日本のOGKカブト社か、チェコのフォース社のヘルメットぐらいなのです。

フォース社のヘルメットはウィリエール・セッレイタリアチームが使っていた時に、ウィリエールを通して入手した物で、自分の頭に合うのでとても気に入っています。ホテルにチェックインした際にイギリスの旅行会社スポルティブ・ブレイクス社がゼッケンとVIPパス(赤いリストバンド)を既に用意してくれていたので、カウベルグの受付に行かなくて済みました。またこの赤いVIPパスのバンドを持っていると、イベント当日にカウベルグの会場で朝食が食べられるらしいです。おかげでスタートする前にカウベルグを一度登らなきゃならない始末。天気が良くて良かったです。

スタート地点から少し離れたゴール地点:カウベルグに朝食会場がある photo:Kitto Kitamura
朝食中に盗まれないよう、しっかりとダブルロックで鍵をかけました photo:Kitto Kitamura


VIPスペースは大きな会場で、ゴール後には大きなビアホールに変貌する事は容易に想像できました photo:Kitto Kitamura
VIPセクションで朝食が振舞われた photo:Kitto Kitamura



過去、宇賀神師匠がアムステルゴールド期間中に自転車盗難にあった記事を読んでいたので、朝食中に盗まれないよう、しっかりとダブルロックで鍵をかけました。アムステルゴールド大会側も『参加受付の時やトイレに行く時に自転車が盗まれないように鍵をかけましょう!』とアナウンスしていた。

VIPパスがスキャンされ、VIPスペースに入場。とても大きな会場だが、アムステルビールのネオンサインから、ゴール後には大きなビアホールに変貌する事は容易に想像できました。クロワッサン、バナナ、ヨーグルト、フレッシュなフルーツジュースを胃袋に入れて、いよいよスタート地点に向かいます。朝食会場は凄い活気がありました。

自分の走るコースのマップステッカーをゲット photo:Kitto Kitamura

VIPスペース入口のレセプションで、自分の走るコースのマップステッカーをゲットし、フレームのトップチューブに貼りつける。渡欧3日目ということもあり、時差ボケがきついだろうと100kmでエントリーしていました。翌週のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ市民レース155kmへの足慣らしにはちょうど良いでしょう。

朝食会場からスタート地点に向かうと、参加者でごった返していた。スタート地点がシマノエクスペリエンスセンターの前らしく、後日そこにお邪魔しようと誓いました。

朝食会場からスタート地点に向かうと、参加者でごった返していた photo:Kitto Kitamura
スタート地点でウロウロしていると、日本からの参加者が珍しかったのか?インタビューされました photo:Kitto Kitamura



アムステルゴールド市民レースの司会はプロレースの司会でも有名なこの2人。白髪のリエン・ファン・ホリックさんと、スキンヘッドのロウレンス・ファン・デ・クルンデルトさんです。スタート地点でウロウロしていると、日本からの参加者が珍しかったのか?インタビューされました。

いよいよ始まるアムステルゴールド市民レース

いよいよアムステルゴールド市民レースがスタート! photo:Kitto Kitamura

いよいよアムステルゴールド市民レースがスタート!グランフォンド・イル・ロンバルディアのように集団がいきなりスタートダッシュを決めることなく、一人一人皆好きなタイミングでスタートしていました。老若男女問わずアムステルゴールドを体感したい参加者がオランダの丘陵地を楽しみながら、各々の距離を選択。コースも色々な距離設定があるので、各々の実力に合わせて距離を選択があるのは良い事ですね。

スタートから5km地点にある第1セクションでゲルヘンメルベルグに到着。道路に書かれた選手の名前や応援に気分が盛り上がる。天気は最高だし、時差ボケがきつい割には脚の調子が良い。第1セクションを終えて、第2セクションへ。マースベルグへと向かう道中。広大な丘陵地に心躍る。日本でこんなに走れる広い丘陵地は北海道くらいではなかろうか?

老若男女問わずオランダの丘陵地を楽しみながら、各々の距離を選択した photo:Kitto Kitamura
道路に書かれた選手の名前や応援に気分が盛り上がる photo:Kitto Kitamura


マースベルグへと向かう道中。広大な丘陵地に心躍る。 photo:Kitto Kitamura
唯一の石畳セクション”マースベルグ” photo:Kitto Kitamura

私が選択した100kmの中で唯一の石畳セクションは、スタート地点から21km地点のこの第2セクション:マースベルグでした。やはり石畳になると地味に登りがきつくなります。

街中の軽い登りが第3セクションだったのか?いつの間にかスタートから34km地点の第1補給ポイントに到着。補給食、ドリンク、トイレ、シマノのメカニックサービスが用意されていました。補給食は定番のワッフルとバナナとエナジーバー。グランフォンド・イル・ロンバルディアの時のようにコースを間違えて、エネルギー切れやドリンク切れを起こさないように、腹ごしらえをしました。

いつの間にかの第1補給ポイントに到着 photo:Kitto Kitamura
補給食は定番のワッフルとバナナとエナジーバー photo:Kitto Kitamura


ブループリントファミリーチームにかなりの距離を引っ張って頂いて感謝感激 photo:Kitto Kitamura
良いペースで距離を消化していきましたが途中で列車の通過に捕まりました photo:Kitto Kitamura



休憩を終えて、比較的大きなグループの後にコバンザメの様にくっついていく作戦を取った。自分のペースにぴったりだったのが、ブループリントファミリーチームでした。かなりの距離を引っ張って頂いて感謝感激です。良いペースで距離を消化していきましたが途中で列車の通過に捕まり、ブループリントファミリーチームのメイングループから遅れてしまいました。

天気も良く暖かいので、調子良くベルグセウェグの丘をダンシング!本当にアムステルゴールドは景色が良くて楽しい!また走りに訪れたいと思いました。せせこましい住宅を抜けるフロムベルグなのだが、ここら辺から徐々に足に疲労が溜まってきました。素敵なお家が立ち並び、“こんなお家に住んでみたいなぁ。”と気を紛らわせながら、キツイ登りを走っていました。

天気も良く暖かいので、調子良くベルグセウェグの丘をダンシング! photo:Kitto Kitamura

せせこましい住宅を抜けるフロムベルグ。素敵なお家が立ち並んでいました photo:Kitto Kitamura

疲労が溜まってきた所で、良い塩梅で第2補給ポイントが現れた。ここ第2補給ポイントは65kmを除く100km、125km、150km、200km、240kmとほぼすべてのカテゴリーの参加者が立ち寄るので大変混んでいました。補給食の内容が第1チェックポイントと全く同じだったのがちょっと残念。

大会参加者が多いので、シマノテクニカルサービスも大変忙しそうです。チェーンが切れて、ロードシューズのクリートを消耗しながら歩いて何とか第2補給ポイントにたどり着いた参加者もいた。天気も良いので芝生に寝転んで、ここでもゆっくりと長めの休憩を取りました。

第2補給ポイントは各カテゴリーの参加者が立ち寄るので大変混んでいました photo:Kitto Kitamura
シマノテクニカルサービスも大変忙しそうです photo:Kitto Kitamura



第2補給ポイントからいよいよアムステルゴールドの最終盤へと向かいます。本当にアルデンヌ地方はサイクリングに最高な環境だと思います。また来たいですね!思わず海外からの参加者達が足を止めてしまうフーンスブルーク城。オランダはこの規模のこじんまりとしたお城が多い気がします。

高速道路?線路?を越える名も無い緩い坂が地味に足にダメージを与えてきます。一番辛かったカウレンベルグスウェグ。何とか足を着かずに丘を登り切ったものの、登り切った所で足を攣ってしまったので、縁石に座って休憩。攣った足が元に戻るまで、参加者の皆が頑張っている様を撮影しました。

アルデンヌ地方はサイクリングに最高な環境だと思います photo:Kitto Kitamura
名も無い緩い坂が地味に足にダメージを与えてきます photo:Kitto Kitamura


思わず海外からの参加者達が足を止めてしまうフーンスブルーク城 photo:Kitto Kitamura

ここが一番辛かったカウレンベルグスウェグ photo:Kitto Kitamura
ファルケンブルグの見慣れた街並みにようやく到着 photo:Kitto Kitamura



ファルケンブルグの見慣れた街並みにようやく到着。参加者の家族がカウベルグで応援しています。この左コーナーを曲がるといよいよカウベルグが待ち構えています!気分はマチュー・ファンデルプールです!

最後の坂であるカウベルグは朝食の時に一度登っているので、距離も勾配も経験済み。もう余力を残す必要が無いので、最後の坂は全力で乗り越えました。

最後のカウベルグは全力で乗り越えました photo:Kitto Kitamura

スタートした時にはもっと違う決めポーズを考えていましたが、小さなガッツポーズでフィニッシュ photo:Kitto Kitamura

スタートした時にはもっと違う決めポーズを考えていましたが、実際は小さなガッツポーズでフィニッシュラインへとゴール。リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ市民レースに向けて良い調整になりました!

VIPスペースでキンキンに冷えたアムステルビールで乾杯!しかし、キット北村はお酒が飲めないのでノンアルコールタイプのビールとレモンテイストのラドラーというビールを飲んだ。“この調子ならリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ155kmは余裕でしょう!”とこの時は思っていました。

第58回アムステルゴールドレース観戦に続く…

VIPスペースでキンキンに冷えたアムステルビールで乾杯! photo:Kitto Kitamura

Special Thanks to
Remy Ooms (Erlo Sports)
Stefano Zanini (Astana Qazaqstan Team)
Brigitte van Wichelen (Kempisch Triathlon Team Belgium)
Jolien Vermeylen (Kempisch Triathlon Team Belgium & Representative of Belgium for Paris Olympic Games)
Rien van Horik (Amstel Gold M.C.)
Laurens van de Klundert (Amstel Gold M.C.)
Enrico Gastaldello (Wilier Triestina)
Steven Merlini (Wilier Triestina)
Gregory Girard (Miche)
Salvatore Truglio (Prologo)
Jonny Moletta (Jonny Mole)
Dalibor Kmenta (Force CZ.)
Andrea Mrazek Kmentova (Force CZ.)
Akira Nakata (Kapermuur-Wave One)
Kaori Mishima (Kapermuur-Wave One)
Miho Kobayashi (Atelier Anco)
Yoshiyuki Ugajin (Freelance Photographer)
Shohei Matsuo (Half Life Hiroshima)

Report:Kitto Kitamura